17 製品およびサービス・マスター・データの統合: インポート・バッチの管理

この章の内容は次のとおりです。

品目インポート・バッチの作成

品目バッチ: 概要

製品データ・スチュワードは、品目バッチを使用して、品目と関連エンティティ(構成、梱包、カテゴリ割当および複数の製品ソース・システムから参照する取引先品目など)をインポートできます。

品目バッチには次のオプションを使用できます。

  • インポート・オプションを使用すると、バッチ・ロードのスケジュール、ガバナンス、新規品目要求および製品変更のポリシーの指定が可能になります。

  • バッチ・インポート中にデータが一貫性のあるクリーンなものになるように、品目バッチのデータ品質オプションを使用して、品目を分類し、属性データを標準化して、品目データを照合します。

品目データのバッチへの追加および変更には、スプレッドシート、XML、CSVなどの区切りファイル、または業界標準のオープン・インタフェース表を使用できます。

注意: 品目バッチにスプレッドシートを使用するには、次のものが必要になります。
  • Microsoft Excel 2007以降

  • Excel対応のADFdiアドイン: 「ツール」メニューから「デスクトップ統合インストーラのダウンロード」選択するとダウンロードできます。

品目バッチ: 説明

品目バッチを作成して、複数のソース・システムから、製品構成と梱包階層を含む品目データのセットをインポートします。

品目バッチ定義

新しい品目バッチ定義を作成するときには、ターゲット組織を指定して、製品ソース・システムとデータ品質オプションを指定します。指定されたスポーク・システムに基づいて、ソース・システムの管理時に定義されたオプションが設定されます。特定の品目バッチについて、これらのオプションをオーバーライドできます。また、インポート・バッチ・オプション設定を変更することもできます。

データ品質オプションにより、バッチ・インポート時に製品データをクレンジングするための品目バッチの照合ルールと標準化ルールが決まります。

品目バッチ・オプションを使用すると、バッチ・ロードのスケジュール、製品構成と梱包階層、および新規品目要求と変更オーダーのポリシーの指定が可能になります。

品目バッチへの品目の追加

SQLやCSVなどの区切りファイルまたはFBDIを使用して、定義の保存後に品目を品目バッチに追加できます。

品目データは、次のようにインポートできます。

  • Microsoft Excelスプレッドシート: ダウンロードしたテンプレートに品目情報を入力してアップロードします。

  • インタフェース表: インタフェース表に品目情報を入力してインポートします。インポート・テンプレートを使用する必要があります。

  • インポート・マップ: 「品目バッチの管理」ページで品目バッチを作成し、「処理」「バッチへの品目の追加」「ファイルからアップロード」を選択します。「ファイルからアップロード」ダイアログ・ボックスで、インポート・マップ、ソース・データ・ファイルおよび添付をアップロードする場合は添付する.zipファイルを指定して、「ファイルのアップロード」を選択します。

Microsoft Excelスプレッドシートを使用して、品目を追加できます。このことを実行するには、「品目バッチの管理」または「品目の編集」ページにナビゲートして、「処理」メニューから「バッチへの品目の追加」を選択します。

次のオブジェクトをインポートに使用できます。

  • 品目

  • 構成および梱包

  • 取引先品目関連

  • カテゴリ割当

  • GTIN関係

  • 品目相互参照

  • 関係品目

  • 取引先品目

注意: インポートするオブジェクトとして「品目」を指定した場合は、指定した品目区分によって使用可能なインポート・フォーマットが決まります。

インポート・フォーマットにより、スプレッドシート使用してアプリケーションにインポートする品目区分のベース属性とユーザー定義属性が特定されます。指定したインポート・フォーマットにより、ダウンロードされるスプレッドシートと含まれる列が決まります。

品目バッチ・オプション: 説明

品目バッチ・オプションは、インポートのスケジュールの設定、デフォルトの構成オプションと梱包オプションの定義およびインポートされる品目の新規品目要求と変更オーダーの作成に使用します。

品目バッチオプションは、製品ソース・システム定義によって定義され関連付けられます。品目バッチ定義でソース・システムを指定するときに、ソース・システムに関連付けられたインポート・オプションがデフォルト設定として新規品目バッチ定義に含まれます。

これらの設定は、新規品目バッチの作成時または既存の定義の編集時に変更できます。

インポートする品目のタイプに応じて、次に示す1つ以上の領域で品目バッチ・オプションを指定できます。

  • インポートおよびスケジューリング

  • 構成および梱包

  • 変更オーダー

  • 新規品目要求

  • データ品質

外部バッチの場合、データ品質オプションは、製品ソース・システムが内部ソース・システムであるかどうかによって決まります。内部バッチの場合、データ品質オプションは、製品ソース・システムによって決まります。

品目バッチのデータ品質オプション: 考慮する点

データ品質オプションは、ソース・システムの定義時に指定することも、「アップロード時にデータ品質をチェック」を選択することで、インポート・バッチ定義で指定することもできます。Oracle Fusion Product Hubで作成される品目は、自動的にデータ品質チェックを通過しますが、バッチを使用して更新した品目は手動でデータ品質チェックを開始する必要があります。クレンジング・プロセスにより品目を分類し、属性を標準化して、製品ハブに存在する可能性のある一致または重複を特定します。

データ品質のチェック・オプション

「アップロード時にデータ品質をチェック」オプションの選択時に使用可能になるオプションは、データ・ソースによって決まります。

  • サード・パーティのソース・システムから品目が作成または更新される場合は、次に示すオプションが使用可能になります。

    • 単一一致を確認

    • 不一致を新規品目として確認

    • 既存品目で実行

  • Oracle Fusion Product Hubで品目が作成または更新される場合は、次に示すオプションが使用可能になります。

    • 不一致を新規品目として確認

    • 既存品目で実行

「単一一致を確認」オプション

「単一一致を確認」データ品質オプションの動作は、データ・ソースによって決まります。

  • 品目がサード・パーティのソース・システムから作成される場合や手動でインポートされる場合、動作の結果は次のようになります。

    • 「確認」タブに単一一致が表示されます。

    • 「未確認」タブに複数の一致が表示されます(または何も表示されません)。

    • 「単一一致を確認」が選択されていない場合は、すべての品目が「未確認」タブに表示されます。

  • 品目がサード・パーティのソース・システムから作成される場合やデータ・ロード時にインポートされる場合、動作の結果は次のようになります。

    • 「インポート済」タブに単一一致が表示されます。

    • 「未確認」タブに複数の一致が表示されます(または何も表示されません)。

    • 「単一一致を確認」が選択されていない場合は、すべての品目が「未確認」タブに表示されます。

  • 品目がサード・パーティのソース・システムから更新される場合や手動でインポートされる場合、動作の結果は次のようになります。

    • 相互参照が存在する場合、データ品質チェックは実行されず、品目は「確認」タブに表示されます。

    • 「単一一致を確認」が選択されていない場合、相互参照が存在すると、データ品質チェックは実行されず、品目は「確認」タブに表示されます。

  • 品目がサード・パーティのソース・システムから更新される場合やデータ・ロード時にインポートされる場合、動作の結果は次のようになります。

    • 相互参照が存在する場合、データ品質チェックは実行されず、品目は「完了」タブに表示されます。

    • 「単一一致を確認」が選択されていない場合、相互参照が存在すると、データ品質チェックは実行されず、品目は「完了」タブに表示されます。

不一致を新規品目として確認

「不一致を新規品目として確認」データ品質オプションの動作は、データ・ソースによって決まります。

  • 品目がサード・パーティのソース・システムから作成される場合や手動でインポートされる場合、動作の結果は次のようになります。

    • 一致のない品目は「確認」タブに表示されます。

    • 単一または複数の一致がある品目は「未確認」タブに表示されます。

    • 「不一致を新規品目として確認」が選択されていない場合、すべての品目が「未確認」タブに表示されます。

  • 品目がサード・パーティのソース・システムから作成される場合やデータ・ロード時にインポートされる場合、動作の結果は次のようになります。

    • 一致のない品目は「完了」タブに表示されます

    • 単一または複数の一致がある品目は「未確認」タブに表示されます。

    • 「不一致を新規品目として確認」が選択されていない場合、すべての品目が「未確認」タブに表示されます。

  • 品目がサード・パーティのソース・システムから更新される場合や手動でインポートされる場合、動作の結果は次のようになります。

    • 相互参照が存在する場合、データ品質チェックは実行されず、品目は「確認」タブに表示されます。

    • 「不一致を新規品目として確認」が選択されていない場合に相互参照が存在すると、データ品質チェックは実行されず、品目は「確認」タブに表示されます。

  • 品目がサード・パーティのソース・システムから更新される場合やデータ・ロード時にインポートされる場合、動作の結果は次のようになります。

    • 相互参照が存在する場合、データ品質チェックは実行されず、品目は「インポート」タブに表示されます。

    • 「不一致を新規品目として確認」が選択されていない場合に相互参照が存在すると、データ品質チェックは実行されず、品目は「インポート」タブに表示されます。

  • 品目が製品データ・ハブから作成または更新される場合やデータ・ロード時にインポートされる場合、動作の結果は次のようになります。

    • 一致のない品目は「インポート」タブに表示されます。

    • 単一または複数の一致がある品目は「未確認」タブに表示されます。

    • 「不一致を新規品目として確認」が選択されていない場合、すべての品目が「未確認」タブに表示されます。

  • 品目が製品データ・ハブから作成または更新される場合や手動でインポートされる場合、動作の結果は次のようになります。

    • 一致のない品目、単一一致または複数一致のある品目は、「未確認」タブに表示されます。

「既存品目で実行」オプション

「既存品目で実行」オプションでは、新規品目に限らず、既存の品目と品目相互参照のデータ品質もチェックされます。

  • 既存の品目に対してデータ品質がチェックされると、それら品目は「確認済」品目のまま維持されます(更新ケースと見なされるため)。

  • 既存のスポーク・システムで相互参照される品目のデータ品質チェック後の「照合ステータス」は、「相互参照」として維持されます。

  • 「データ品質」サブタブの特定の品目に対応する詳細セクションで、データ品質の結果をレビューします。このサブタブは、進行中の品目のインポートに使用できます。

    • 「分類」リージョンには、カタログまたはカテゴリ分類が表示されます。

    • 「標準」リージョンには、標準化された属性値が表示されます。

    • 「一致」リージョンには、検出された一致が表示されます。

      • 複数の一致が検出された場合、既存の相互参照品目が一致としてデフォルト設定されます。別の製品ハブ品目を一致として選択できます(該当する場合)。

      • 新規一致が選択されると、インポート時に、現在のスポーク・システムの相互参照は期限切れになり、新しい照合済品目でスポーク・システムの相互参照が新規に作成されます。

  • 例: 新規スポーク品目S1が品目P1としてインポートされる場合。相互参照がS1とP1の間に作成されます。次回のアップロードでは、すでにS1が確認されていると見なされます(これは更新ケースになるため)。データ品質はS1に対してチェックされ、結果が表示されます。一致は、品目P1、P2およびP3に対して検出されます。「一致」リージョンでは、P1がデフォルト設定されます。

    • シナリオ1: 一致に変更を加えていない場合、インポート時にP1が更新されます。

    • シナリオ2: P2を選択した場合、インポート時にS1とP1の間の相互参照が期限切れにされて、S1とP2の間の相互参照が作成されます。

  • データ品質チェックの一環として、GTINと取引先品目の照合も実行されます。

  • データ品質チェック後の品目の「照合タイプ」は、品目が基づいているそれぞれの「照合タイプ」になります。

品目バッチ・インポートとスケジューリングのオプション: 説明

品目バッチのインポートとスケジューリングのオプションを使用すると、インポートのスケジュール設定および品目相互参照インポートの指定が可能になります。

相互参照のみ

「品目バッチの作成」ダイアログで「相互参照のみ」を選択すると、ソース・システムのデータはインポートされません。ソース・システム品目の相互参照は、Oracle Fusion Product Hubの照合済品目、新規品目または相互参照品目で作成されます。

注意: 「相互参照のみ」オプションは、品目バッチの作成時にのみ選択できます。品目バッチ定義で指定したソース・システムが、「製品情報管理データ・ハブ」の場合、「相互参照のみ」オプションは選択できません。

「相互参照のみ」を選択すると、新規品目要求および変更オーダーの品目バッチ・オプションは使用できません。ただし、構成と梱包にはオプションを設定できます。

スケジュール

品目バッチで指定されたデータがインポートされるタイミングを決定します。

  • データ・ロード時: インポート・プロセスは、データのアップロード時にすぐに実行されます。

  • 手動(デフォルト): データのインポートを後で実行できます。

  • 日付および時間の指定: 品目バッチで確認済の品目または構成をインポートする日付と時間を指定できます。

品目処理

「品目処理」オプションによって、品目を個別にインポートするか、またはバンドルとしてインポートするかを指定します。バンドル・オプションを選択した場合は、バンドルに含まれる品目の1つでもインポートの検証に失敗した場合、バンドルに含まれるすべての品目がインポートされません。このオプションは通常、GDSNデータ・プールからデータをインポートするときに使用します。

品目バッチの新規品目要求オプション: 説明

品目バッチの新規品目要求のオプションを使用すると、品目または構成のインポート時に、新規品目リクエストの作成または既存の新規品目要求への追加が可能になります。

基本的な新規品目要求オプションは次のとおりです。

  • 品目当たり1つ

  • 品目区分当たり1つ

  • 品目バッチ当たり1つ

  • 品目バンドル当たり1つ

「品目バンドル当たり1つ」を選択すると、結果の新規品目要求には、同一のバンドル(通常は梱包を示します)で特定される品目のみが含まれます。その結果として、梱包に属するすべての品目が1つの新規品目要求に含まれるようになります。

「すべての品目を追加」チェック・ボックスは、インポート・バッチ内のすべての品目をインポートして、それらの品目を新規品目要求にルーティングする(その品目に定義されている品目区分の要件をオーバーライドする)場合に選択できます。

すべての新規品目要求のオプションについて、変更の承認を必要とするルールに関連付けられた品目は、新規品目要求に追加されます。必要な場合は、インポートされるすべての品目を新規品目要求に追加するように指定できます。

「品目区分当たり1つ」を選択する場合は、新規品目要求を作成するか既存の品目要求に追加するかを示します。

新規品目要求の一部としてインポートされる品目が後で拒否された場合は、別の新規品目要求を作成して拒否された品目詳細を1つずつ移動するのではなく、その品目を品目バッチの一部として再送信しできます。インポート・バッチで品目を再送信すると、その品目の「承認ステータス」フィールドには、そのインポートで作成された新規品目要求へのリンクが含まれます。

注意: 品目バッチの作成時に「相互参照のみ」オプションを選択すると、新規品目要求のオプションは使用できなくなります。

品目バッチの変更オーダー・オプション: 説明

品目バッチの変更オーダーのオプションを使用すると、変更オーダーの作成または既存の変更オーダーへの追加が可能になります。

「変更オーダー」オプションを使用すると、バッチ・インポートで生成する新規変更オーダーの数を制御できます。

  • 品目当たり1つ

  • 品目区分当たり1つ

  • 品目バッチ当たり1つ

  • 品目バンドル当たり1つ

「品目バンドル当たり1つ」を選択すると、結果の変更オーダーには、同一のバンドル(通常は梱包を示します)で特定される費目のみが含まれます。その結果として、梱包に属するすべての品目が1つのへ校オーダーに含まれるようになります。

品目バッチの作成時に「相互参照のみ」オプションを選択すると、変更オーダーのオプションが使用できなくなります。

「すべての品目を追加」チェック・ボックスは、インポート・バッチ内のすべての品目をインポートして、それらの品目を変更オーダーにルーティングする(品目に定義された承認ルールをオーバーライドする)場合に選択できます。

すべての変更オーダーのオプションについて、変更の承認を必要とするルールに関連付けられた品目は、変更オーダーに追加されます。必要な場合は、インポートされるすべての品目を変更オーダーに追加するように指定できます。

「品目バッチ当たり1つ」を選択する場合は、新規変更オーダー作成するか、既存の変更オーダーに追加するかを指定します。

品目バッチの変更オーダー・オプション: 考慮する点

次の表に、新規または既存の変更オーダーに品目または構成をインポートする際に適用される条件を示します。

変更オーダー・タイプ(新規または既存の変更オーダー) 追加可能 追加不可

商業化変更オーダー

  • 製品ハブで作成された品目。

  • 製品開発で作成され、プリプロダクションまたはプロトタイプおよび生産ライフサイクル・フェーズにある品目。

  • NIRに存在する品目。

  • 未承認品目。

  • 設計ライフサイクル・フェーズにある品目。

設計変更オーダーおよび改訂管理のない変更オーダー

  • 製品開発で作成された品目。

  • 設計ライフサイクル・フェーズにある品目。

  • 未承認品目。

  • NIRに存在する品目。

品目バッチの構成および梱包オプション: 説明

品目バッチの構成オプションを使用すると、定義済の品目構成、構成の有効性の制御方法、更新する構成コンポーネントの指定が可能になります。品目バッチの梱包オプションを使用すると、更新する梱包コンポーネントを指定できます。

構成有効性管理

次に示すコントロールにより、製品構成コンポーネントが有効に変更される時期を決定します。

  • 日付: 有効性は指定した日付に基づきます

  • モデル・ユニット番号: 有効性はユニット番号に基づきます

  • シリアル: 有効性は品目の各ユニットに割り当てたシリアル番号に基づきます

更新オプション

変更された梱包コンポーネントまたは構成コンポーネントのみの更新を選択することも、すべてを更新することもできます。

品目バッチ詳細の管理

品目バッチのバッチ内品目: 説明

データ品質チェック・プロセスの一部として、ソース品目からアップロードされている重複品目が識別されます。これらの重複品目は、類似のソース・システム品目のグループに編成された「内部バッチ」ページに表示されます。

各グループの品目を比較し、次のいずれかの処理を実行します。

  • 含む: 品目をOracle Fusion Product Hubに含めます。

  • 除く: 品目をこのインポートおよび後続のすべてのインポートから除外します。

    次にバッチ内の同じ品目データをアップロードするときに、そのバッチの「除外」タブに表示されます。

  • 相互参照相互参照: ソース・システム品目の間に相互参照を設定します。このソース品目は「相互参照」タブに表示されます。

  • 切替: ソース・システム品目の上位ノードを選択した子ノードに置換します。

品目バッチ内の内部バッチ品目と相互参照: 例

この例では、内部バッチ品目として識別されるインポート対象の品目間の関係性、それらの品目と新しく作成される品目が相互に参照される方法を示します。

シナリオ

品目A、品目Bおよび品目Cという3つの新規品目が、スポーク・システムから品目バッチにアップロードされます。今回、このスポーク・システムから初めて品目がアップロードされます。

データ品質チェック・プロセスの一部として、ソース品目からアップロードされている重複品目が識別されます。これらの重複品目は、類似のソース・システム品目のグループに表示されるため、品目A、品目Bおよび品目Cは1つにグループ化されます。

バッチの送信前に、品目Aを含めて、品目Bを相互参照し、品目Cを除外するように処理を実行できます。

バッチが処理されると、一致が検出されなくなります。品目がインポートされる前の「進行中」タブには、次の情報が含まれています。

品目Aには「確認済」と表示されます。これは、一致なしを「新規」として確認するようにバッチ・オプションが設定されているためです。

品目Bには、データ品質チェックの結果として、品目Bから品目Aへの相互参照が表示されます

品目Cは除外されます。

インポート時に、品目Aソース・システム品目のために品目Dという名前でOracle Fusion Product Hubに新規品目が作成され、相互参照が設定されます。

「相互参照」タブには、品目Dから品目Aへの相互参照と、品目Dから品目Bへの相互参照が示されます。

品目Bから品目Aへの内部バッチ相互参照は、製品ハブの新規品目Dに対して再計算されます。

品目バッチ内の未確認品目: 説明

バッチ内の品目に実行されるデータ品質チェックと品目照合チェックの結果を管理し、適切な処理を実行します。

データ品質チェックの結果

各品目のデータ品質チェックの結果は次のようになります。

  • 分類: 品目を分類すると同時にカタログ・カテゴリに割り当てます。

  • 標準: 品目の属性値を標準化します。

  • 一致: Oracle Fusion Product Hub内の重複をチェックします。

照合結果

次に示す3つの一致結果タイプがあります。

  • 複数一致: Oracle Fusion Product Hub内のソース品目に対して検出された複数の一致があります。

  • 単一一致: Oracle Fusion Product Hub内ソース品目に対して検出された1つのみの一致があります。

  • 一致なし: Oracle Fusion Product Hub内のソース品目に対して検出された一致はありません。

照合処理

未確認品目ごとに、照合処理をレビューおよび指定できます。

  • 確認: Oracle Fusion Product Hub内の既存の品目とソース品目を照合します。

  • 除く: 品目をこのインポートおよび後続のすべてのインポートから除外します。

    次回、同じ品目データがバッチ内でアップロードされると、そのバッチの「除外」タブに品目データが表示されます。

  • 無視: この品目を一時的にインポートから除外します。

    次回、同じ品目データがバッチ内でアップロードされると、そのバッチの「除外」タブに品目データが表示されます。

  • 新規品目: Oracle Fusion Product Hub内のこのソース品目のインポート時に、新規品目を作成する必要があることを確認します。

未確認品目の管理

「未確認」タブでは、次に示すタスクも実行できます。

  • 「未確認」タブに表示される品目情報は変更することも、別の品目を追加することもできます。そのためには、「処理」メニューから「スプレッドシートでの管理」を選択するか、「スプレッドシートでの管理」アイコンをクリックして、品目情報スプレッドシートをダウンロードします。

  • 未確認品目が構成または梱包に関連付けられている場合は、構成または梱包列のアイコンをクリックすると構成とバッチ詳細を表示できます。

    構成または梱包を変更するには、「スプレッドシートでの管理」をクリックして、ダウンロードする適切なテンプレートを選択します。

スプレッドシートを更新してからアップロードして、変更を実施します。

「データ品質のチェック」をクリックして、未確認の品目に変更を加えた後で、追加のデータ品質チェックを実行します。

品目バッチ内の確認済品目: 説明

「進行中」タブでは、照合ルールを使用して照合および確認した品目をバッチ内の新規品目とともに管理します。

一致タイプ

一致タイプは次のとおりです。

  • 単一一致: ソース品目に対して検出された一致が1つのみあります。

  • 複数一致: ソース品目に対して検出された複数の一致があります。

  • 一致なし: ソース品目に対して検出された一致はありません。

照合処理

確認済品目ごとに新規照合処理をレビューおよび指定できます。

  • 未確認: さらに更新するには、品目を「未確認」タブに移動します。

    注意: 相互参照を未確認にすることもできます。このようにすると、品目は照合なしで「未確認」タブに移動されます。未確認品目に対する新しい一致を検出すると、その照合済品目のステータスは単一一致になります。インポート時に、既存の相互参照は期限切れにされ、新規相互参照がインポート日と同じ有効開始日で作成されます。
  • 確認: 製品ハブ内の既存のソース品目と照合します。

  • 除く: 品目をこのインポートおよび後続のすべてのインポートから除外します。

    次にバッチ内の同じ品目データをアップロードするときに、そのバッチの「除外」タブに表示されます。

  • 無視: この品目を一時的にインポートから除外します。

    次にバッチ内の同じ品目データをアップロードするときに、そのバッチの「除外」タブに表示されます。

確認済品目の詳細

強調表示された確認済品目について、次に示す詳細な情報が表示されます。

  • 構成

  • 梱包

  • カテゴリ割当

  • 関係

確認済品目のインポート

「インポート」を選択すると、すべての品目が製品ハブにインポートされます。

品目バッチ内の関係性: 説明

「関係」タブで、「進行中」タブの各品目について、インポートされる関係性をレビューします(該当する場合)。

データに応じて、確認済品目の関係性は、最大4つの領域に編成されます。

  • 関連品目

  • 取引先品目

  • グローバル取引識別番号相互参照

  • 相互参照

関連品目

確認済の関係性は、代替品目、代替、優待品目などの事前定義済関係タイプとユーザー定義関係タイプに基づいてレビューできます。追加の品目属性によって関係性をさらに限定し、それらの関係性を段階的に導入または廃止する時期を有効日によって示します。

取引先品目

確認済品目の取引先品目との関係性をレビューできます。

GTIN相互参照

GTIN相互参照は、業界標準を使用して確認済品目を関連付けて、取引先品目のトラッキングと識別を可能にします。

相互参照

相互参照により、複数のソース・システムから単一のマスター品目に統合された品目を識別します。

品目バッチ内のカテゴリ割当: 説明

「カテゴリ割当」タブでは、「進行中」タブの各品目に対するカタログ・カテゴリ割当をレビューできます。

このタブに表示された品目のカテゴリ割当は、2つの方法のいずれかで導出されます。

  • データ品質により品目を分類し、その品目は代替カタログ・カテゴリに割り当てることもできます。

  • カテゴリ割当は、品目をバッチに追加するときに、「品目カテゴリ割当」を選択することで、品目に応じてインポートされます。

品目バッチ内のインポート済品目: 説明

「完了」タブには、Oracle Fusion Product Hubにインポートされた品目がすべて表示されます。

インポート済品目の詳細

インポート済品目の各明細について表示される詳細とともに、品目コンポーネントについて次に示す別の詳細にもアクセスできます。

  • 新規品目要求: 新規品目要求の名前をクリックして、「新規品目要求」サマリー・ページに移動します。

  • 変更オーダー: 変更オーダーの名前をクリックして、「変更オーダー」サマリー・ページに移動します。

品目インポート・ステータス

インポート済品目ごとに、次に示すインポート・ステータスのいずれかが設定されています。

  • 成功: 品目とそれに関連するすべてのエンティティは正常にインポートされています。

  • 部分: 品目は正常にインポートされていますが、そのエンティティの一部にインポート時のエラーが発生しました。

  • エラー: インポート時に、品目自体にエラーが発生しました。これらの品目は「エラー」タブに表示されます。

インポート・ステータスが「部分」または「エラー」の品目を強調表示にして、詳細を表示します。

エラーが発生したインポート済品目の更新

「エラー」タブに表示される品目を変更するには、「処理」メニューから「エクスポート」を選択するか、「スプレッドシートでの管理」アイコンをクリックします。データを修正し、スプレッドシートの「アップロード」をクリックして変更内容を適用します。

品目バッチ内の除外済品目: 説明

バッチ内の品目に対して実行されたデータ品質チェックと品目照合チェックの結果として、Oracle Fusion Product Hubにインポートされていない品目を管理できます。

  • 除外済ステータスは将来のバッチ・インポートの品目に対して維持され、その品目は自動的に「除外」タブに配置されます。

  • 「無視」のマークが付いた品目は、そのバッチでのみ製品ハブにインポートされません。

  • 「除外」および「無視」のステータスは、「未確認」または「確認」に変更できます。これらの品目は、それぞれ「未確認」タブまたは「確認」タブに移動されます。

品目バッチ内の相互参照: 説明

「関係」タブでは、ソース・システムおよび内部バッチ品目の相互参照をレビューできます。

このタブに表示される品目の相互参照は、次に示すいずれかの方法で特定されます。

  • 品目バッチのインポートとスケジューリングのオプションを使用すると、品目相互参照のインポートの指定が可能になります

    「相互参照のみ」を選択すると、ソース・システムのデータはインポートされません。ソース・システム品目の相互参照は、Oracle Fusion Product Hubの照合済品目、新規品目または相互参照品目で作成されます。

  • アップロードするソース品目の重複に関するデータ品質チェック。これらの重複品目は、類似のソース・システム品目のグループに編成された「内部バッチ」ページに表示されます。このページで選択した品目とソース・システムの品目の間に相互参照を設定できます。

    バッチが処理されるときに、内部バッチ相互参照は、Oracle Fusion Product Hubの新規品目に対する通常の相互参照に変換され、「相互参照」タブに表示されます。

    これは、そうした品目が別の品目バッチに含まれている場合、その品目は更新と見なされ「確認済」タブに配置されることを意味します。

注意: 相互参照を未確認にすることもできます。このようにすると、品目は照合なしで「未確認」タブに移動されます。未確認品目に対する新しい一致を検出すると、その照合済品目のステータスは単一一致になります。インポート時に、既存の相互参照は期限切れにされ、新規相互参照がインポート日と同じ有効開始日で作成されます。

品目バッチの拒否: 説明

品目バッチは、次に示すいずれかの方法で拒否できます。

  • 「品目バッチの管理」ページの検索結果表で品目バッチを強調表示して、検索結果表の「処理」メニューから「拒否」を選択します。

  • 「品目バッチの編集」ページにアクセスして、「処理」メニューから「拒否」を選択します。

注意: ステータスが「完了済」の品目バッチは拒否できません。

品目バッチの再割当: 説明

品目バッチは、次に示すいずれかの方法で別のユーザーに再割当できます。

  • 「品目バッチの管理」ページの検索結果表で品目バッチを強調表示して、検索結果表の「処理」メニューから「再割当」を選択します。

  • 「品目バッチの編集」ページにアクセスして、「処理」メニューから「再割当」を選択します。

注意: ステータスが「完了済」の品目バッチは再割当できません。
注意: 品目は、自分に割り当てられた品目バッチにのみ追加できます。

品目バッチの完了: 説明

品目バッチは、次に示すいずれかのページに移動して、「処理」メニューから「完了」を選択することで完了できます。

  • 「品目バッチの管理」ページ: 完了する品目バッチを検索して、強調表示にします。

  • 「品目バッチの編集」ページ: 品目バッチを検索して、編集用にアクセスします。

注意: ステータスが「完了済」の品目バッチは再割当または拒否できません。

インポート・バッチに関するFAQ

バッチが自分に割り当てられていない場合、品目をバッチに追加できますか。

いいえ。品目は、自分に割り当てられた品目バッチにのみ追加できます。

影響分析はどのように実行しますか。

分析を実行するには、「ドラフト」ステータスのものも含めて、すべてのルールを適用することで条件をシミュレートします。「製品情報管理」作業領域で、「品目ルール・セットの管理」タスクを選択します。

インポート・マップを使用した品目インポート

インポート・マップを使用した品目インポート: 説明

小売業者はADFdi Excel形式を使用せずにデータをアップロードする必要がある場合があります。サプライヤは、製品およびカタログ・データをカンマ区切り値(CSV)またはExtensible Markup Language (XML)ファイルとして送信できます。サプライヤは、BMECat、eClassなどの業界標準の形式を使用できます。ユーザーはサプライヤが提供するデータをOracle Fusion Product Hubに提供またはアップロードする必要があります。

インポート・マップを使用して品目をインポートするときに実行できる機能の概要を次に示します。

データを再フォーマットせずに、インポート・バッチを通じて直接XML形式で取り込みます。

  • 品目データをXML形式で直接インポート・バッチにアップロードします。データはOracle Fusion Product Hubにインポートされる前にインタフェース表で処理され、表に配置されます。

  • XMLファイルをアップロードする場合、インタフェース表へのデータの移動が容易になるように、XMLファイルの要素をProduct Hubデータ列にマップします。

  • XML要素をProduct Hubデータ列にマップした後、XMLファイルからデータをプレビューします。

  • 後で別のデータ・アップロードに再利用するために、マップされたデータ列を保存します。

  • 必要に応じて、関連するマップのみがサプライヤで使用されるように、保存されたマップをサプライヤにリンクします。

  • データ・マップは親の品目区分から継承できます。

  • インポート・マップは、任意のソース・システムの品目バッチにデータをアップロードする際に使用できます。

  • XMLファイルのアップロード中にデータ・エラーが発生した場合は、データはアップロードされません。データ・エラーはエラーのタイプとともに識別され、ユーザーにレポートで表示されます。

  • ユーザーがバッチ詳細にナビゲートしてインタフェース表のデータを参照できるように、XMLファイルのアップロードではすべてのデータ・レコードも前処理されます。

製品データを再フォーマットせずに、インポート・バッチを通じて直接CSVファイルで取り込みます。

  • 品目データをCSV形式で直接インポート・バッチにアップロードします。データはOracle Fusion Product Hubにインポートされる前にインタフェース表で処理され、表に配置されます。

  • CSVファイルをアップロードする場合、インタフェース表へのデータのプッシュが容易になるように、CSVファイルのメタデータ(列)をProduct Hubのデータ列にマップします。

  • CSVの列を製品ハブのデータ列にマッピングした後で、CSVファイルからのデータをプレビューします。

  • 後で別のデータ・アップロードに再利用するために、マップされたデータ列を保存します。

  • 必要に応じて、関連するマップのみがサプライヤで使用されるように、保存されたマップをサプライヤにリンクします。

  • インポート・マップは、任意のソース・システムの品目バッチにデータをアップロードする際に使用できます。

  • CSVファイルのアップロード中にデータ・エラーが発生した場合は、データはアップロードされません。データ・エラーはエラーのタイプとともに識別され、ユーザーにサンプル・データ行とともに表示されます。これを使用して、データ・エラーを修正し、CSVを再びアップロードします。

  • ユーザーがバッチ詳細にナビゲートしてインタフェース表のデータを参照できるように、CSVファイルのアップロードではすべてのデータ・レコードも前処理されます。

品目バッチを管理します。

  • 「品目バッチの管理」ページからソース・ファイル・データを品目バッチにインポートするときに、インポート・マップを作成します。

  • また、「インポート・マップの管理」ページからインポート・マップを作成します。

  • 「インポート・マップの管理」ページからインポート・マップを編集および削除します。

品目、梱包および構成のソース・データをマップします。

  • 「ソース・ファイル」リージョン内のコントロールを使用して、CSVファイルまたはXMLファイルをアップロードします。

  • CSV列またはXML要素を「マスター・データ」表のエンティティにマップします。

    • データ・ソースは、「ソース・データ」表からドラッグして、「マスター・データ」表の対応するエンティティにドロップすることでマップします。

    • データ・ソースは、「ソース・データ」表の「処理」メニューから「ソース列のマップ」を選択して、「マスター列の選択」ダイアログ内の対応するエンティティを選択することでマップします。

  • 「マスター・データ」表の「梱包」ノードと「構成」ノードを開いて、梱包と構成の属性を公開します。これらの属性にマッピングすることで、梱包と構成の階層をインポートできます。

  • ソース・データを「マスター・データ」表の品目属性にマップして、品目が梱包または構成とともにインポートされるようにします。

  • インポート・マップでは、品目、品目関係性、添付、付加フレックスフィールドおよび取引先品目で使用可能なすべての属性のマッピングおよびインポートがサポートされます。

  • 「インポート・エンティティ」フィルタを使用して、「マスター・データ」表に表示されるエンティティのタイプを制限します。品目、梱包または構成にフィルタを適用することも、すべてのエンティティを表示することもできます。

  • 複数の言語で値を格納しているソース・データの列は、複数の言語をサポートする属性にマップできます。ソース列の言語は、その行の言語コード列の値によって特定されます。「マスター・データ」表の「言語」フィルタを使用して、特定の言語コード(たとえば、米国英語の場合はUS)の属性を表示およびマップします。

インポート・バッチを通じてインポートする前に、複雑な式を使用してソース・データを変換します。

  • ソース・データをインポートする前に、SplitやConcat (連結)のような関数を使用した基本的な変換式を作成します。

  • データのアップロードに使用されるファイル・タイプとは無関係の関数を作成します。

  • 入力として1つのソース・データ値を受け取るSplit関数と、値を分割するデリミタを使用して式を作成します。Split関数は、分割する値、デリミタおよび返される部品番号を受け取ります。Split関数は、部品に指定されたデリミタに従って入力値を分割し、指定された部品番号に関する入力値の一部を返します。

  • 複数のソース・データ値を入力として受け取り、1つの値に統合するConcat関数を作成します。

  • 「ソース・データ」表で行を選択します。

  • 式の評価された値がアップロードされる「マスター・データ列」を選択します。

  • 目的の関数を選択します。

  • 「ソース・データ」列を選択して式を作成します。

  • 必要に応じて、式を検証します。

複数のサプライヤをインポート・マップに関連付けます。

  • 「外部」チェック・ボックスを選択して、すべてのサプライヤがOracle Fusion Product Hubポータルでテンプレートとしてインポート・マップにアクセスできるようにします。

  • 外部サプライヤを有効にすると、どのサプライがインポート・マップにアクセスできるかを指定できます。「サプライヤの管理」ボタンをクリックし、「サプライヤの管理」ダイアログを使用して目的のサプライヤのみを追加します。

品目を複数の組織にインポートします。

  • 品目の組織を特定するソース・データ列を、マスター・データ属性Item.Main.Organizationにマップします。

  • インポート時に、ソース品目がソース・データで特定される組織に割り当てられます。

インポート・マップを使用した品目データのインポート: 手順

インポート・マップを使用して、ADFdi Excel形式以外の形式で品目データをOracle Fusion Product Hubにアップロードできます。

カンマ区切り値(CSV)およびExtensible Markup Language (XML)ファイルからマスター・データにソース・データをマップできます。

「インポート・マップの管理」ページでのインポート・マップの作成時または編集時にCSVまたはXMLソース・データ・ファイルを指定した場合、ファイル・データは製品情報管理にアップロードされません。ソース・データは、インポート・マップを使用して「品目バッチの管理」ページからアップロードできます。

次の手順を使用して、インポート・マップを作成するか、既存のインポート・マップを編集できます。

インポート・マップの作成

次のようにしてインポート・マップを作成します。

  1. 「製品情報管理」作業領域で、パネル・ドロワーから「インポート・マップの管理」タスクを選択します。

  2. ツールバーで「作成」アイコンをクリックするか、メニューから「処理」「作成」を選択します。「インポート・マップの作成」ページが表示されます。

    注意: または、既存のマップを編集する場合は、マップを検索して選択し、ツールバーで「編集」アイコンをクリックするか、メニューから「処理」「編集」を選択します。「インポート・マップの編集」ページが表示されます。
  3. 次の表に示すインポート・マップ情報を指定します。

    UI要素 摘要

    インポート・マップ

    インポート・マップの名前を入力します。このフィールドは必須です。

    摘要

    インポート・マップの摘要を入力します。

    品目区分

    インポート・マップの品目区分を選択します。

    インポートのために品目バッチにアップロードされるデータ・ファイルで品目区分が指定されていない場合、この品目区分が品目に設定されます。「外部」チェック・ボックスを選択している場合は、Oracle Fusion Product Hubポータルでこのインポート・マップを表示するためにも、この品目区分が使用されます。

    ソース・マップ

    インポート・マップ詳細の継承元とするソース・マップを選択します。

    「データ・マップ」セクションに、継承された品目マッピング情報が入力されます。追加のソース・データをマップすることはできますが、継承された品目マッピング詳細を編集または削除することはできません。

    外部

    サード・パーティの外部サプライヤに対してマッピングを使用できることを指定する場合に選択します。

    サプライヤ

    このオプションは、「外部」を選択している場合に表示されます。

    「サプライヤの管理」アイコンをクリックして「サプライヤの管理」ダイアログ・ボックスを表示し、インポート・マップを定義するサプライヤおよびインポート・マップを表示できるサプライヤを選択します。

    複数のサプライヤを指定できます。サプライヤを指定しない場合、インポート・マップはすべてのサプライヤに表示されます。

    アクティブ

    インポート・マップを使用可能にする場合に選択します。

ソース・ファイル情報の指定

次の表に示す情報を「ソース・ファイル」セクションに指定します。

UI要素 摘要

ファイル・タイプ

データをアップロードするために使用するソース・ファイル・タイプを指定します。オプションは、「テキスト」および「XML」です。

デリミタ

ソース・データ・ファイルで使用するデリミタのタイプを指定します。オプションは、「カンマ」、「タブ」、「コロン」、「セミコロン」、「パイプ」、「スペース」、「その他」です。

日付書式

日付の書式を選択します。

タイム・スタンプ書式

タイムスタンプの書式を選択します。

エンコーディング・タイプ

ファイル・エンコーディング形式を指定するオプションを選択します。オプションは、US-ASCII、ISO-8859-1、UTF-8、UTF-16BE、UTF-16LE、UTF-16となります。

アップロード元

ソース・データのアップロード元として、「デスクトップ」「URL」または「ネットワーク」を選択します。

ソース・データ・ファイルの場所を指定します。

  • デスクトップ: 「参照」をクリックして、ソース・データ・ファイルを選択します。

  • URL: ソース・データのURLを入力します。

  • ネットワーク: ファイルが最新ファイルまたは特定のファイルのいずれなのかを指定します。ソース・データ・ファイルのパスを入力します。

テンプレート

インポート・マップに対して生成されるMicrosoft Excelテンプレートを表示します。

ソース・データおよびマスター・データ属性のマップ

ソース・ファイルのデータ列が「ソース・データ」表に表示されます。「マスター・データ」表には、Oracle Fusion Product Hubで使用可能な品目属性が表示されます。単一のインポート・マップで、複数の異なる品目区分からの属性をマップできます。1つのソース・マップ属性を複数のマスター・データ属性にマップすることはできますが、逆はできません。ソース・データ属性に対して、複数のソース・データ属性を組み合せるための式を作成して、その式をマスター・データ属性にマップできます。

  1. 「マスター・データ」表で、「品目区分」フィールドでオプションを選択して、マスター・データ属性を表示およびマップする品目区分を指定します。定義しない場合、デフォルトの品目区分として「ルート品目区分」が設定されます。

  2. 「ソース・データ」表のデータ列を「マスター・データ」表の属性にドラッグ・アンド・ドロップして、これらをマップします。または、「ソース・データ」表のデータ列を選択し、「処理」「ソース列のマップ」を選択して、「マスター列の選択」ダイアログ・ボックスでマスター・データ属性を選択し、「OK」をクリックします。

  3. ソース・データ列を選択し、ツールバーで「式の作成」をクリックします。「式の作成」ページが表示されます。

  4. 「選択」をクリックして、式をマップするマスター・データ列を指定します。「マスター列の選択」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  5. マスター・データ列を検索して選択し、「OK」をクリックします。

  6. 「関数」タブで関数を選択し、「挿入」をクリックします。「式の作成」ページの下部にあるペインに、式の書式が表示されます。

  7. 式の書式で、属性を追加する位置にカーソルを置き、「ソース列」タブでソース属性を選択して、「挿入」をクリックします。列が式に追加されます。

  8. 式の書式に必要な列を挿入して、必要な式を作成します。式の書式からプレースホルダ・テキストを削除できます。

  9. 「OK」をクリックして、式を作成し、マスター・データ属性にマップします。「式の作成」ページが閉じ、「インポート・マップの作成」ページの「ソース・データ」表の「式」列に作成した式が表示されます。

    注意: または、式を保存し、同じソース・データ列で別の式を作成するには、「式の作成」ページで「適用して別の作成」をクリックします。
  10. 「データのプレビュー」セクションで、「リフレッシュ」アイコンをクリックするか、メニューから「処理」「リフレッシュ」を選択します。マップされたデータが表に移入されます。マッピングの結果をプレビューし、必要に応じて変更できます。

  11. インポート・マップのMicrosoft Excelテンプレート(スマート・スプレッドシートとも呼ばれます)を作成する場合は、「テンプレートの生成」をクリックします。

  12. 「保存」をクリックします。

製品データ管理インポート・マップ式の関数

1つ以上のソース・データ列を使用して式を作成し、その式をマスター・データ属性にマップできます。たとえば、マスター・データの「詳細摘要」属性には、ソース・データの「品目および摘要」列からの情報を含めることができます。

式の作成に使用する関数は、文字列、数学、汎用およびカレンダのいずれかのタイプになります。

文字列関数

式の作成に使用できる文字列関数を次の表に示します。

名前 摘要

toDate

文字列値を、コンテキスト内の日付書式と一致する日付書式の日付値に変換します。

toDate(expression)

Attribute1 = 10-31-1997、書式= MM-dd-yyyyの場合

ロケールに応じて、次のようになります。toDate([Attribute1]) = 10-31-1997または1997-10-31

toDateTime

文字列値を、インポート・マップのタイムスタンプ書式と一致するタイムスタンプ書式のタイムスタンプ値に変換します。

toDateTime(expression)

Attribute1 = 2000.01.31 12:01:01、書式= yyyy.MM.dd hh:mm:ssの場合

ロケールに応じて、次のようになります。toDate([Attribute1]) = 10-31-1997または1997-10-31

concat

指定された文字列を連結します。

concat(expression1, expression2,.....expression30)

Attribute1 = Item、Attribute2 = Descriptionの場合

concat([Attribute1],[Attribute2]) = ItemDescription

length

指定された文字列の長さを文字数で返します。長さには空白文字は含まれません。

length(expression)

Attribute1 = Itemの場合

length([Attribute1]) = 4

split

指定されたデリミタで文字列を分割し、文字列の指定された部分を返します。デリミタには、任意の正規表現または特殊文字を使用できます。

split(expression, delimiter, partNumber)

Attribute1 = Item#Descriptionの場合

split([Attribute1],#,2) = Description

substring

元の文字列の指定された文字数から始まる、指定された長さの新規文字列を作成します。

substring(expression, startPosition, length)

Attribute1 = ItemDescriptionの場合

substring([Attribute1],0,4) = Item

insert

指定された文字列を、別の文字列の指定された場所に挿入します。

insert(expression1, integer1, expression2)

Attribute1 = ItemDescription、Attribute2 = Longの場合

insert([Attribute1],5,[Attribute2]) = ItemLongDescription

newLine

指定された文字列の末尾に改行文字を挿入します。

newLine()

Attribute1 = Item、Attribute2 = Descriptionの場合

concat([Attribute1],newLine(),[Attribute2]) =

Item

Description

uppercase

文字列を大文字に変換します。

uppercase(expression)

Attribute1 = itemの場合

uppercase([Attribute1]) = ITEM

lowercase

文字列を小文字に変換します。

lowercase(expression)

Attribute1 = ITEMの場合

lowercase([Attribute1]) = item

数学関数

式の作成に使用できる数学関数を次の表に示します。

名前 摘要

random

0から1までの疑似乱数を返します。

random()

Attribute1 = 25の場合

random()*([Attribute1]) = random number

round

数式をn桁の精度に端数処理します。

round(expression, integer)

Attribute1 = 10.45の場合

round([Attribute1],0) = 10

汎用関数

式の作成に使用できる汎用関数を次の表に示します。

名前 摘要

nvl

expression1の値が空白の場合はexpression2の値を返し、そうでない場合はexpression1の値を返します。

nvl(expression1,expression2)

Attribute1 =空白、Attribute2 = Item、Attribute3 = Descriptionの場合

nvl([Attribute1],concat([Attribute2],[Attribute3])) = ItemDescription

decode

expression1の値がexpression2の値と等しい場合はexpression3の値を返し、そうでない場合はexpression4の値を返します。

decode(expression1,expression2,expression3,expressiosn4)

Attribute1 = Item、Attribute2 = Item、Attribute3 = Match、Attribute4 = No Matchの場合

decode([Attribute1],[Attribute2],[Attribute3],[Attribute4]) = Match

toString

オブジェクトを文字列表示に変換します。

toString(expression)

Attribute1 = 4の場合

toString([Attribute1]) = 4

getCustomObjectValue

指定されたカスタム・オブジェクト属性および式に対応するカスタム・オブジェクト属性の値を返します。

getCustomObjectValue(customObjectApiName,customObjectReturnAttributeApiName,customObjectQueryAttributeApiName1,expression1,...customObjectQueryAttributeApiNameN,expressionN)

CustomObject = Manufacturer DetailsCustomObjectAttribute1 = Media Inc.CustomObjectAttribute2 = MICSV Column1 = MIの場合

getCustomObjectValue("CustomObject","CustomObjectAttribute1","CustomObjectAttribute2",[CSV Column1]) = Media Inc.

getCategory

特定のカタログ・マッピングの指定された自カテゴリに対応するカテゴリを返します。

getCategory(catalogMappingName,fromCategoryCode)

If Attribute1 = Spoke Mapping, Attribute2 = Ceramic_Faucets

getCategory([Attribute1],[Attribute2]) = Faucets

ここで、Faucetsは、カタログ・マッピングSpoke Mappingの自カテゴリCeramic_Faucetsに対応する至カテゴリ・セットです。

getItemClass

特定のカタログ・マッピングの指定された自カテゴリに対応する品目区分を返します。

getItemClass(catalogMappingName,fromCategoryCode)

If Attribute1 = Supplier Mapping, Attribute2 = Peripheral_Devicesおよび

getItemClass([Attribute1],[Attribute2]) = Electronics

ここで、Electronicsは、カタログ・マッピングSupplier Mappingの自カテゴリPeripheral_Devicesに対応する品目区分セットです。

カレンダ関数

式の作成に使用できるカレンダ関数を次の表に示します。

名前 摘要

currentDate

現在の日付を返します。

currentDate()

01/17/2017

currentTime

現在の日付と時刻を返します。

currentTime()

01/17/2017 10:30:45 AM

dayName

指定された日付の曜日の名前を返します。

dayName(expression)

Attribute1 = 01/17/2000の場合

dayName([Attribute1]) = Monday

dayOfMonth

指定された日付の月初からの日数を返します。

dayOfMonth (expression)

Attribute1 = 01/17/2017の場合

dayOfMonth([Attribute1]) = 17

dayOfWeek

指定された日付の週の始まりからの日数を返します。

dayOfWeek (expression)

Attribute1 = 01/17/2017の場合

dayOfWeek([Attribute1]) = 2

dayOfYear

指定された日付の年初からの日数を返します。

dayOfYear (expression)

Attribute1 = 01/17/2017の場合

dayOfYear([Attribute1]) = 17

month

指定された日付の月を数値で返します。

month(expression)

Attribute1 = 01/17/2017の場合

month([Attribute1]) = 1

year

指定された日付の年を返します。

year(expression)

Attribute 1 = 01/17/2017の場合

Year([Attribute 1]) = 2017

品目添付のインポート

品目添付のインポート: 説明

品目に加えて、品目に関連する添付も「製品情報管理」にインポートおよびアップロードできます。品目添付は、ソース・データ・ファイルのアップロード・プロセスの一環としてアップロードされます。添付には、イメージ、PDFファイルおよびビデオなどのデジタル資産を含めることができます。

次の方法により、品目添付を圧縮ファイルでインポートできます。

  • CSVファイルを使用した添付のインポート

  • インポート・マップを使用した添付のインポート

  • Microsoft Excelファイルを使用した添付のインポート

  • Webサービスを使用した添付のインポート

品目添付をアップロードするには、まずソース・データ・ファイル添付属性をマスター・データ添付属性に関連付ける必要があります。

次の表に、インポートできる添付のタイプを示します。

添付エンティティ CSVファイル インポート・マップ Microsoft Excelファイル Webサービス

品目イメージ

「カテゴリ」列に「イメージ」と入力します。

「カテゴリ」列に「イメージ」と入力します。

「カテゴリ」列に「イメージ」と入力します。

サポートされる

改訂

「改訂」列に「品目改訂」と入力し、「エンティティ・タイプ」列でITEM_REVISIONを指定します。

ソースの「改訂」列をマスター・データの「品目改訂」「改訂」列にマップします。ソースの「添付エンティティ」列をマスターの「添付」「添付エンティティ」列にマップします。ソースの「ITEM_REVISION」列をマスターの「添付」「添付エンティティ」属性にマップします。

サポートされない

サポートされる

リポジトリ・ファイル/フォルダ

ファイル・タイプ名列でリポジトリ・ファイルまたはフォルダを指定し、「ファイルURLテキスト」列でファイルまたはフォルダのソースの場所をフルパスで指定します。

ソースのリポジトリ・ファイルまたはフォルダをマスターの「添付」「ファイル・タイプ」属性にマップします。ファイルまたはフォルダのソースの場所のフルパスをマスターの「添付」「ファイル名」にマップします。

サポートされない

サポートされる

取引先品目

取引先品目番号列および「取引先番号」列に取引先品目データを入力し、「エンティティ・タイプ」列でCUSTOMER_ITEM、COMPETITOR_ITEM、SUPPLIER_ITEMまたはMANUFACTURER_PART_NUMBERを指定します。

ソースの「TPI」列をマスターの「取引先品目」「TPI」属性にマップします。ソースの「添付エンティティ」列をマスターの「添付」「添付エンティティ」列にマップします。ソース列で、マスターの「添付」「添付エンティティ」属性にマップするCUSTOMER_ITEMCOMPETITOR_ITEMSUPPLIER_ITEMまたはMANUFACTURER_PART_NUMBERを指定します。

サポートされない

サポートされる

付加フレックスフィールド

添付の「付加フレックスフィールド」列に付加フレックスフィールド値を入力します。

ソースの「付加フレックスフィールド」列を、「添付」「追加属性」の下にあるマスターの「付加フレックスフィールド」属性にマップします。

サポートされない

サポートされる

CSVファイルを使用した添付のインポート

CSVファイルを使用して、次のように添付をインポートできます。

  • Microsoft ExcelテンプレートのEGP_ITEM_ATTACHMENTS_INTFシートで、品目添付データを指定します。

  • テンプレートから.csvファイルを生成します。

  • パネル・ドロワーで「ファイル・インポートおよびエクスポート」をクリックして、「ファイル・インポートおよびエクスポート」ページを開きます。

  • 添付を含む.csvファイルおよび圧縮ファイルをscm/item/importにアップロードします。

  • 「スケジュール済プロセス」ページで、「インポートのためのインタフェース・ファイルのロード」をクリックしてから「品目インポート」をクリックして、添付をインポートします。

インポート・マップを使用した添付のインポート

インポート・マップを使用して、次のように添付をインポートできます。

  • インポート・マップを作成し、インポート・マップの「マスター・データ」リージョンで「添付」ノードの下にある添付属性にソース・データ・ファイルの列をマップします。

  • 品目バッチを作成し、「ファイルからアップロード」処理を選択します。

  • インポートする品目添付を含む品目データ・ファイルおよび圧縮ファイルをアップロードします。

  • 「品目添付のインポート」にバッチを送信します。

Microsoft Excelファイルを使用した添付のインポート

スプレッドシートを使用して、次のように添付をインポートできます。

  • 品目バッチを作成し、「バッチへの品目の追加」「スプレッドシートからアップロード」をクリックします。

  • インポート・エンティティとして「添付」を選択します。

  • 「ダウンロード」をクリックして、「添付」スプレッドシートをダウンロードして開きます。

  • スプレッドシートで「添付ファイルの選択」をクリックして、圧縮された品目添付ファイルを選択してアップロードします。

  • 品目および添付情報を入力し、インポートするデータを送信します。

Webサービスを使用した添付のインポート

「品目バッチ保守」Webサービスで使用可能なprocessAttachmentInterface操作を使用して、添付をアップロードできます。この操作を使用して、添付インタフェース・レコードに対する一括作成操作および一括削除操作を実行することもできます。

次の方法で、品目、改訂および取引先品目添付をインポートできます。

  • 圧縮された添付ファイルを、再構成されたOracle UCMの場所であるscm/item/importにアップロードします。この場所は、CSVデータ・ファイルのアップロード用にも定義されています。「品目バッチ保守」Webサービスを使用して、インタフェース表に品目および添付データを移入します。圧縮された添付ファイルの名前が、添付インタフェース表のバッチ文書名列に移入されます。

  • 添付を直接Oracle UCMにアップロードし、添付インタフェースの「ファイルURLテキスト」列に場所をフルパスで指定します。新しい操作を使用して、添付インタフェースの「ファイルURLテキスト」列にOracle UCMのパスが移入されます。

付加フレックスフィールドのインポート

付加フレックスフィールド・データのインポート: 説明

品目、品目改訂、品目関係性、取引先品目、添付および構成に関する付加フレックスフィールド・データをインポートできます。

付加フレックスフィールド属性にアクセスするには、「インポート・マップの作成」ページまたは「インポート・マップの編集」ページの「マスター・データ」表で「追加属性」ノードをクリックします。必要に応じてこれらの属性をマップして、インポート・マップを作成し、データをインポートできます。

品目関係性、取引先品目および構成の場合は、「エンティティ」という追加の属性を使用できます。この属性を使用して、付加フレックスフィールド属性が属する品目関係性、取引先品目または構成エンティティのタイプを指定できます。

品目インポートに関するFAQ

1つのインポート・マップで複数の品目区分の属性をマップできますか。

はい。「インポート・マップの作成」ページまたは「インポート・マップの編集」ページで属性をマップするときに、「マスター・データ」リージョンの「品目区分」フィールドから品目区分を選択して、品目区分固有の属性をマップできます。続けて、「品目区分」フィールドで別の品目区分を選択し、その属性をマップできます。

インポート・マップを使用したインポート中に、品目の品目区分を変更できますか。

はい。インポート・マップの作成または編集時に、ソース・データ・ファイル列で品目区分の新しい名前を指定し、「マスター・データ」リージョンの「品目」ノードの下にある「メイン」属性グループの「新規品目区分名」属性にソース列をマップできます。