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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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ASMCAによるOracle ADVMボリュームの管理

注意:

データベース・ファイルの格納を目的としたOracle ACFSファイルシステムのOracle ADVMボリュームを作成する場合は、ASMCAツールではなくASMCMD volcreateコマンドまたはSQL ALTER DISKGROUP ADD VOLUME SQL文を使用して、列のストライプ化が1に設定されていることを確認します。volcreateコマンドの詳細は、volcreateを参照してください。ALTER DISKGROUP ADD VOLUME文の詳細は、ディスク・グループでのOracle ADVMボリュームの管理を参照してください。

Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタントを使用すると、図14-1に示すように、Oracle ADVMボリュームを作成または構成できます。

Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタントの画面で選択したボリュームを右クリックして、構成オプション・メニューを表示します。

メニューには、次を実行するためのオプションがあります。

ボリュームの作成、すべてのボリュームの有効化および無効化のオプションがあります。

図14-1 Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタントの「ASMの構成: ボリューム」ページ

図14-1の説明が続きます
「図14-1 Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタントの「ASMの構成: ボリューム」ページ」の説明

ボリュームを作成するダイアログを表示するには、「作成」をクリックします。ディスク・グループのリストから選択する既存のOracle ASMディスク・グループに、一意のボリューム名を指定する必要があります。また、ボリュームのサイズを指定する必要があります。必要に応じて、冗長性レベルおよびストライプ化の特性を指定できる、ボリュームを作成するための拡張オプションの表示を選択できます。ボリューム作成時の拡張オプションの詳細は、volcreateを参照してください。

Oracle ADVMボリュームを含むディスク・グループの互換性パラメータCOMPATIBLE.ASMおよびCOMPATIBLE.ADVMは、11.2以上に設定する必要があります。Oracle ACFSの暗号化、レプリケーション、セキュリティおよびタグ付けを使用するには、ファイルシステムに作成したボリューム上のディスク・グループのASMおよびADVMの互換性属性が11.2.0.2以上に設定されていることが必要です。ディスク・グループの互換性属性を参照してください。

AIX上にOracle ADVMボリュームを作成する前に、必要なユーザー認証が作成されていることを確認します。詳細は、AIX環境用のOracle ACFSコマンドライン・ツールを参照してください。

図14-2 Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタントのASMボリュームの作成ページ

図14-2の説明が続きます
「図14-2 Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタントのASMボリュームの作成ページ」の説明

ASMCMD volcreateコマンドによるボリュームの作成の詳細は、「ASMCMDによるOracle ADVMの管理」を参照してください。Oracle ACFSの概要は、「Oracle ACFSおよびOracle ADVMの概要」を参照してください。