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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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ASMCAによるOracle ACFSのセキュリティおよび暗号化の管理

Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタントを使用すると、図14-5に示すように、Oracle ACFSファイルシステムにセキュリティおよび暗号化を構成できます。

図14-5 Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタントの「セキュリティおよび暗号化の構成」ダイアログ

図14-5の説明が続きます
「図14-5 Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタントの「セキュリティおよび暗号化の構成」ダイアログ」の説明

Oracle ACFSファイルシステムのセキュリティの構成の最初の手順として、セキュリティ・システムを初期化する必要があります。Oracle ACFSファイルシステムの暗号化の最初の手順として、暗号化システムを初期化する必要があります。同じファイルシステムでOracle ACFSのセキュリティと暗号化の両方を使用する必要はありません。セキュリティと暗号化の両方を使用する場合は、暗号化を初期化して設定してから、セキュリティ・レルムで暗号化を有効にする必要があります。

図14-5に示すダイアログで、セキュリティ管理者およびセキュリティ管理者のオペレーティング・システム・グループを指定するための情報を入力します。パスワードで保護されたウォレットを作成することを選択できます。ダイアログの入力フィールドへの入力が完了したら、「コマンドの表示」をクリックして、オペレーティング・システム・プロンプトでrootまたはAdministratorユーザーとして実行する必要のあるコマンドを表示します。次に例を示します。

# /sbin/acfsutil sec init -u grid -g asmadmin
# /sbin/acfsutil encr init

acfsutil sec initおよびacfsutil encr initコマンドの詳細は、「acfsutil sec init」および「acfsutil encr init」を参照してください。

セキュリティが初期化されると、図14-6に示すように、メニュー・オプションを使用してOracle ACFSファイルシステムのセキュリティおよび暗号化を管理できます。

メニューには、次を実行するためのオプションがあります。

図14-6 Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタントのOracle ACFSセキュリティ・メニュー・オプション

図14-6の説明が続きます
「図14-6 Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタントのOracle ACFSセキュリティ・メニュー・オプション」の説明

Oracle ACFSセキュリティの詳細は、Oracle ACFSセキュリティを参照してください。Oracle ACFSファイルシステムのセキュリティを設定するための基本手順の概要は、Oracle ACFSファイルシステムのセキュリティ保護を参照してください。

Oracle ACFS暗号化の詳細は、Oracle ACFS暗号化を参照してください。Oracle ACFSファイルシステムの暗号化を設定するための基本手順の概要は、Oracle ACFSファイルシステムの暗号化を参照してください。

acfsutil encrおよびacfsutil secコマンドの詳細は、Oracle ACFSコマンドライン・ユーティリティを参照してください。