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Oracle® Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71323-07
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add

srvctl addコマンドは、クラスタ・データベース、指定したインスタンス、指定したサービスまたは指定したノード用に、OCRに対して構成およびOracle Clusterwareアプリケーションを追加します。srvctl add操作を実行するには、LinuxシステムおよびUNIXシステムでは、データベース管理者としてログインし、Oracleアカウント所有者である必要があり、Windowsシステムでは、管理者権限を持つユーザーとしてログオンする必要があります。

インスタンスを追加する場合、-instanceで指定する名前は、ORACLE_SIDパラメータと一致している必要があります。-database db_unique_nameで指定するデータベース名は、DB_UNIQUE_NAME初期化パラメータの設定と一致している必要があります。DB_UNIQUE_NAMEが指定されていない場合は、DB_NAME初期化パラメータ設定と一致させます。DB_UNIQUE_NAMEのデフォルト設定には、DB_NAMEに対する設定が使用されます。また、-domain db_domainで指定するドメイン名は、DB_DOMAIN設定と一致している必要があります。

表A-6 srvctl addコマンドのサマリー

コマンド 説明

srvctl add cvu

Oracle Clusterware構成へのクラスタ検証ユーティリティ・リソースの追加

srvctl add database

データベースおよび構成の追加

srvctl add havip

クラスタへの高可用性VIPの追加。

srvctl add instance

1つ以上のインスタンスおよび構成の追加

srvctl add listener

ノードへのリスナーの追加

srvctl add network

DHCPまたは静的ネットワークの追加

srvctl add nodeapps

ノード・アプリケーションの追加

srvctl add oc4j

OC4Jインスタンスの追加

srvctl add ons

Oracle Notification Serviceデーモンの追加

srvctl add scan

SCAN VIPの追加

srvctl add scan_listener

SCANリスナーの追加

srvctl add service

サービスの追加

srvctl add srvpool

クラスタへのサーバー・プールの追加

srvctl add vip

ノードへのVIPの追加