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Oracle® Solaris 11.3 でのサービスロケーションプロトコルサービスの管理

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更新: 2015 年 10 月
 
 

SLP 構成の変更方法

SLP 構成ファイルのプロパティー設定を変更するには、次の手順を実行します。SLP を使用できるクライアントまたはサービスソフトウェアは、SLP API を使用して、SLP 構成も変更できます。API については、Internet Engineering Task Force (IETF) 発行の『An API for Service Location, RFC 2614』を参照してください。[http://www.ietf.org/rfc/rfc2614.txt ]

  1. 管理者になります。

    詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。

  2. ホスト上の slpd とすべての SLP 動作を停止します。
    # svcadm disable network/slp
  3. 構成の設定を変更する前に、デフォルトの /etc/inet/slp.conf ファイルのバックアップをとります。
  4. 必要に応じて、/etc/inet/slp.conf ファイルのプロパティー設定を編集します。

    SLP プロパティーの設定については、構成プロパティーを参照してください。slp.conf プロパティーを変更する可能性がある別のシナリオの例については、この手順のあとの各セクションを参照してください。slp.conf(4)を参照してください。

  5. 変更を保存し、ファイルを閉じます。
  6. 変更を反映するには、slpd を再起動します。
    # svcadm enable network/slp

    注 - slpd を停止または起動するとき、SLP デーモンは構成ファイルから情報を取得します。
使用例 1  slpd が DA サーバーとして動作するように設定する

slpd.conf ファイルの net.slp.isDA プロパティーに Trueを設定して、slpd が DA サーバーとして動作するように SA サーバーのデフォルトを変更できます。

net.slp.isDA=True

各領域で、各種のプロパティーが構成の異なる場合を制御します。以降の各セクションでは、SLP 構成で使用するデフォルトのプロパティー設定を変更するさまざまなシナリオについて説明します。