/etc/inet/slp.conf ファイルは、SLP デーモンを再起動するたびにすべての SLP 動作を定義して起動します。構成ファイルは次の要素から成ります。
構成プロパティー
コメント行と注釈
net.slp.isDA や net.slp.DAHeartBeat などのすべての基本的な SLP プロパティーは、次の書式で名前が付けられています。
net.slp.<keyword>
SLP の動作は、slp.conf ファイル内のプロパティーの値またはプロパティーの組み合わせによって定義されます。プロパティーは、SLP 構成ファイル内でキーと値の対で構成されています。次の例に示すように、キーと値の対は、プロパティー名とその設定値で構成されています。
<property name>=<value>
各プロパティーのキーはプロパティー名です。値はプロパティーに、数値 (間隔または時間)、真偽の状態、または文字列値のパラメータを設定します。プロパティーの値は次のデータ型の 1 つで構成されます。
真偽設定 (ブール型)
整数
整数のリスト
文字列
文字列のリスト
定義した値が許可されていない場合は、そのプロパティー名のデフォルト値が使用されます。さらに、syslog を使用してエラーメッセージが記録されます。
slp.conf ファイルに、その行の性質および機能を説明するコメントを追加できます。コメント行はファイルに任意に書き込めるので、管理する上で役立ちます。