このセクションの手順に示すように、標準のマッピングとカスタムマッピングを使用して N2L サービスを設定できます。
NIS から LDAP への変換の一部として、inityp2l コマンドを実行する必要があります。このコマンドは、対話型で、構成情報を入力するスクリプトを実行します。構成に対して提供する必要のある情報の種類に関する詳細は、ypserv(1M) のマニュアルページを参照してください。この情報には通常、次の内容が含まれます。
作成中の構成ファイルの名前。デフォルトの構成ファイルは /etc/default/ypserv です。
LDAP に構成情報を格納する DN。デフォルト値は ypserv です。
LDAP にデータをマッピングするための優先サーバーリスト。
LDAP からデータをマッピングするための優先サーバーリスト。
LDAP にデータをマッピングするための認証方法。
LDAP からデータをマッピングするための認証方法。
LDAP にデータをマッピングするための TLS 方法。
LDAP からデータをマッピングするための TLS 方法。
LDAP からデータを読み書きするためのプロキシユーザーバインド DN。
LDAP にデータを読み書きするためのプロキシユーザーバインド DN。
LDAP からデータを読み書きするためのプロキシユーザーパスワード。
LDAP にデータを読み書きするためのプロキシユーザーパスワード。
LDAP バインド動作のタイムアウト値 (秒単位)。
LDAP 検索動作のタイムアウト値 (秒単位)。
LDAP 変更動作のタイムアウト値 (秒単位)。
LDAP 追加動作のタイムアウト値 (秒単位)。
LDAP 削除動作のタイムアウト値 (秒単位)。
LDAP サーバーでの検索動作の制限時間 (秒単位)。
LDAP サーバーでの検索動作の制限サイズ (バイト単位)。
N2L が LDAP リフェラルを追跡するかどうか。
LDAP 検索のエラー処理、検索試行回数、および各試行間のタイムアウト (秒単位)。
格納のエラー処理、検索試行回数、および各試行間のタイムアウト (秒単位)。
マッピングファイル名。
auto_direct マップのマッピング情報を生成するかどうか。
スクリプトは、マッピングファイル内の適切な位置にカスタムマップについての情報を配置します。
ネーミングコンテキスト。
パスワードの変更を有効にするかどうか。
任意のマップのデフォルト TTL 値を変更するかどうか。