STA の論理グループ機能を使用すると、ドライブおよびメディアのユーザー定義グループをいくつでも作成できます。論理グループは、STA データのフィルタリングおよびレポート作成を行う際に役立ちます。サイトでオプションの STA メディア検証機能を有効にしている場合、自動メディア検証ポリシーを定義する際に論理グループを使用できます。詳細は、論理グループごとにメディアを検証するを参照してください。
論理グループには、任意の組み合わせのドライブ、メディア、またはその両方を含めることができます。個々のドライブおよびメディアは、一度に複数の論理グループに属することができます。
オペレータ権限または管理者権限を持つすべてのユーザーは、この章で説明しているアクティビティーを実行できます。
この章の内容は次のとおりです。
論理グループを使用することで、STA データの整理およびレポート作成が可能になるいくつかの方法を次に示します。
次の画面で、論理グループを使用してデータをフィルタします。詳細は、論理グループでフィルタリングを参照してください。
「Drives Overview」および「Drives Analysis」
「Media Overview」および「Media Analysis」
選択したダッシュボードポートレット
論理グループでフィルタされた画面のレイアウトをテンプレートとして保存します。フィルタはテンプレートの一部として保存されます。詳細は、テンプレート定義に含まれる画面特性を参照してください。
論理グループでフィルタされたダッシュボードテンプレートに基づいてエグゼクティブレポートを作成します。詳細は、エグゼクティブレポートを参照してください。
ライブラリには 8 つのパーティションがあり、ユーザーは各パーティションのドライブおよびメディアについて STA レポートを作成したいと考えます。それを行うには、ライブラリのパーティションごとに 1 つの論理グループを作成できます。
2 人のライブラリオペレータがあるサイトのライブラリを管理し、別の 3 人のオペレータがもう 1 つのサイトを管理しています。オペレータは、自分たちのサイトのドライブとメディアのみを対象とする STA データを参照したいと考えます。それを行うには、サイトごとに 1 つの論理グループを作成できます。
アーカイブサイトでは、各アーカイブメディアの 2 つのコピーが作成されます。2 セットのメディアを管理しやすくするために、すべてのコピー #1 メディアに対する 1 つの論理グループと、コピー #2 メディアに対する別の論理グループを作成できます。
STA メディア検証機能の一部であるドライブの測定および評価を有効にするよう選択する場合、この目的で使用するメディアの論理グループを定義する必要があります。すべてのドライブの測定および評価アクティビティーはこれらのメディアのみで行い、これらのメディアは本番データには使用しないようにします。詳細は、キャリブレーションメディア論理グループを参照してください。
論理グループを作成するプロセスは次のとおりです。
「Logical Groups」画面から論理グループを作成します。名前を割り当て、手動にするか、動的グループにするかを指定します。詳細は、論理グループのタイプを参照してください。
次のいずれかの方法を使用して、グループにドライブおよびメディアを追加します。
グループが手動の場合は、グループに追加する個々のドライブとメディアを選択します。これは「Drives Overview」および「Media Overview」の各画面から実行します。詳細は、手動論理グループへのドライブおよびメディアの追加を参照してください。
グループが動的な場合、ドライブとメディアをグループに割り当てるための選択条件を定義します。これも「Logical Groups」画面から実行します。これで、STA が自動的にグループを作成するようになります。詳細は、動的論理グループの作成および定義を参照してください。
論理グループは、そのグループを作成した STA ユーザー名によって所有され、所有者を削除した場合を除き所有権は変更できません。論理グループの所有者は「Logical Groups」画面に表示されます。
注:
STA ユーザー名が削除されると、そのユーザー名が所有しているすべての論理グループは、その削除を実行する管理者ユーザーが選択する内容に従って自動的に削除されるか、パブリックにされます。詳細は、STA ユーザー名の削除を参照してください。論理グループを作成する際に、手動か動的かを指定します。グループを一度作成したあとは、そのタイプを変更することができません。
手動論理グループは比較的静的です。ユーザーが直接操作を行う場合を除いてメンバーシップは変更されません。手動論理グループは、選択したドライブおよびメディアを手動でグループに割り当てることで作成します。グループに対するドライブとメディアの追加や削除は、任意の時点で行うことができます。詳細は、手動論理グループの作成を参照してください。
動的論理グループは、ドライブとメディアの属性の変化に応じて、時間の経過とともに変化します。動的論理グループのメンバーシップは、ユーザーが定義する選択条件に基づいています。論理グループの選択条件は STA のフィルタリング機能とほぼ同様に機能し、単純なものから非常に複雑なものにまでできます。詳細は、動的論理グループの作成および定義を参照してください。
テープライブラリシステムのサイズによっては、はじめて動的グループを作成する際に時間がかかる場合があります。グループはバックグラウンドで作成されるため、グループの作成中もその他の STA アクティビティーを続行できます。
動的グループメンバーシップは、ライブラリ環境に対してドライブとメディアが追加または削除されたとき、および個々のドライブとメディアの属性が変更されたときに自動的に更新されます。ドライブとメディアは、グループの選択条件を満たすと自動的にグループに追加され、条件を満たさなくなると自動的に削除されます。
グループメンバーシップの更新は 1 時間ごとに行われますが、グループの更新を手動でいつでも開始できます。詳細は、動的論理グループの強制的な更新を参照してください。
個々のドライブとメディアを動的グループから手動で追加または削除することはできません。動的グループのメンバーシップを変更するには、選択条件を修正します。動的論理グループの選択条件の変更を参照してください。
選択条件の作成に使用できるドライブとメディアの属性はさまざまです。ドライブのみに適用される属性もあれば、メディアのみに適用される属性、その両方に適用される属性もあります。次に例を示します。
「Matching on Library Name」ではドライブとメディアの両方が選択されます。
「Matching on Drive Type」ではドライブのみが選択されます。
「Matching on Cleaning Media」ではドメディアのみが選択されます。
表7-1 は、使用可能な条件と、それらの条件がドライブのみに適用されるか、メディアのみか、またはその両方に適用されるかを示しています。
属性 |
ドライブのみ |
メディアのみ |
両方 |
---|---|---|---|
Cleaning Media |
X |
||
Drive Firmware Version |
X |
||
ドライブの健全性インジケータ |
X |
||
ドライブシリアル番号 |
X |
||
ドライブタイプ |
X |
||
ドライブ疑いレベル |
X |
||
HLI アドレス |
X |
||
「Library Complex Name」 |
X |
||
「Library Model」 |
X |
||
ライブラリ名 |
X |
||
ライブラリ番号 |
X |
||
ライブラリシリアル番号 |
X |
||
メディアの健全性インジケータ |
X |
||
メディア疑いレベル |
X |
||
Media Type |
X |
||
「Partition Name」 |
X |
||
パーティション番号 |
X |
||
「Partition Type」 |
X |
||
「Physical Address」 |
X |
||
レール番号 |
X |
||
SCSI 要素 ID |
X |
||
STA スタートトラッキング (日数) |
X |
||
STA スタートトラッキング (日付) |
X |
||
ボリュームシリアル番号 |
X |
論理グループを作成および管理できるのはオペレータ権限または管理者権限を持つユーザーのみですが、ビューア権限を持つユーザーを含むすべてのユーザーが、既存の論理グループを使用して STA データをフィルタできます。論理グループで画面をフィルタリングすると、そのグループのドライブとメディアだけに集中できます。
次の画面上のデータは、論理グループでフィルタできます。
「Drives Overview」および「Drive Analysis」
「Media Overview」および「Media Analysis」
選択したダッシュボードポートレット – ポートレットのリストは、論理グループによるフィルタリングが可能なダッシュボードポートレットを参照してください。
また、次のタイプのポリシーでは、選択条件で論理グループを使用できます。
アラートポリシー – 詳細は、論理グループを使用したアラートポリシーの定義を参照してください。
メディア検証ポリシー – 詳細は、キャリブレーションメディア論理グループおよび論理グループごとにメディアを検証するを参照してください。
ドライブおよびメディアは、一度に複数の論理グループに属することができます。このため、論理グループによるフィルタリングの選択条件を作成する際は、通常、「Filter Data」ダイアログボックスで「Is」および「Isn't」演算子ではなく、「Contains」および「Doesn't Contain」演算子を使用する方が適切です。「Is」および「Isn't」演算子では排他的一致が必要とされるため、フィルタの結果、指定する論理グループに属するレコードが選択されるのではなく、どのレコードも選択されないか、またはすべてのレコードが選択されることになる可能性があります。
これらの演算子の使用例をこの後に示しています。これらの例では、3 つのドライブと 26 のメディアを含む「LTO6-Drives-Media」論理グループを使用しています。
「Media – Overview」画面で、「Is」演算子を使用して「LTO6-Drives-Media」論理グループをフィルタしても、選択されるレコードはありません。これは、LTO6-Drives-Media グループのすべてのメディアが、少なくとももう 1 つのグループにも属しているためです。
「Is」演算子は、指定された論理グループのみに属するドライブとメディアを選択します。ドライブとメディアがその他のグループにも属している場合、それらのドライブとメディアはフィルタで選択されません。
フィルタの演算子を「Contains」に変更すると、論理グループ内の 26 個すべてのメディアレコードが選択されます。「Contains」演算子は、指定された論理グループと、その他の任意の数のグループに属するドライブとメディアを選択します。
選択条件の一部としてフィルタに論理グループが含まれている場合、論理グループの定義を変更すると、フィルタの動作に影響を与えます。次の例では、変更によって起こる可能性のある影響をステップごとに示しています。
「Logical Groups」画面で、T10000 のすべてのクリーニングメディアに対する論理グループ「LG-Media-T10K-Clean」が作成されています。このグループの定義は次のとおりです。
この論理グループには 51 個のメディアが含まれています。
「Media – Overview」画面は論理グループでフィルタされています。グループに含まれる 51 個のレコードが表示されています。
「Logical Groups」画面で、論理グループ定義が T10000T2 クリーニングメディアのみを含むように変更されています。
論理グループに含まれるメディアは 11 個のみです。
「Media – Overview」画面は、適用されているフィルタに含まれる新しい論理グループ定義を反映するように自動的に更新されます。
「Logical Groups」画面で、論理グループの名前が「LG-Media-T10KT2-Clean」に変更されています。論理グループの選択条件に変更はなく、グループにはここでも同じ 11 個のメディアが含まれています。
「Media – Overview」画面に適用されているフィルタで古い論理グループ名がそのまま使用されているため、ここでは画面にレコードが表示されていません。フィルタは、現在は存在しない論理グループ名を指定しています。
選択条件に新しい論理グループ名を含むように、または選択条件の範囲を広げるように、フィルタを更新する必要があります。次の例では、論理グループ名の一部のみを照合するように指定することで、選択条件の範囲が広げられています。フィルタがテンプレートに含まれている場合は、テンプレートも更新して保存し直す必要があります。
次のダッシュボードポートレットは、論理グループでフィルタできます。詳細は、ダッシュボードポートレットを参照してください。
グラフポートレット
ドライブの健全性
ドライブ使用率
I/O スループット
ライブラリドライブベイ
ライブラリメディアスロット
最大マウント時間
メディアの健全性
マウント
表ポートレット
1 メートル当たりでもっともクリーニングを必要とするドライブ
ドライブ監視リスト
メディア監視リスト
モニター対象のデバイス傾向
レポートポートレット
データ読み取りレポート
データ書き込みレポート
ドライブの健全性レポート
メディアの健全性レポート
モニター対象のデバイス数
このセクションのすべてのタスクには、オペレータまたは管理者権限が必要です。
手動論理グループのみ
動的論理グループのみ
すべての論理グループ
手動論理グループを作成するには、この手順を使用します。
ナビゲーションバーで、「Setup & Administration」を選択して、「Logical Groups」を選択します。
「Logical Groups」画面が表示されます。
「Defined Logical Groups」ツールバーで「Add Logical Group」をクリックします。
「Create Logical Group」画面に次のように入力します。
「Logical Group Name」フィールドに一意の名前を入力します。
エントリには最大で英数字 249 文字を含めることができます。
「Logical Group Type」フィールドで「Manual」を選択します。
「Save」をクリックします。
グループが作成され、「Defined Logical Groups」表に追加されます。現時点ではグループは空です。グループにリソースを追加する詳細は、手動論理グループへのドライブおよびメディアの追加を参照してください。
ドライブ、メディア、またはその両方を既存の手動論理グループに追加するには、この手順を使用します。ドライブまたはメディアを一度に 1 つずつ追加することも、複数のリソースを選択してそれらすべてを一度に追加することもできます。
注:
論理グループからのドライブおよびメディアの削除は、「Logical Groups」画面で行います。手順については、手動論理グループからのドライブおよびメディアの削除を参照してください。次のようにして、適切な「Overview」画面に移動します。
ドライブを論理グループに追加するには、ナビゲーションバーで「Tape System Hardware」を選択して、「Drives – Overview」を選択します。
メディアを論理グループに追加するには、ナビゲーションバーで「Tape System Hardware」を選択して、「Media – Overview」を選択します。
選択した画面 (この例では「Drives – Overview」) で、論理グループに追加するドライブまたはメディアを選択します。
オプションで画面にフィルタを適用して、選択肢を絞り込むことができます。次の例は、フィルタされたリストから選択した個々のドライブを示しています。
表のツールバーで「Logical Groups」をクリックします。
「Logical Groups」ダイアログボックスが表示されます。
メニューで、選択したドライブまたはメディアの追加先となる論理グループを選択し、「OK」をクリックします。
注:
メニューには手動論理グループのみが表示されます。リソースが論理グループに追加されます。更新の確認については、論理グループに割り当てられているすべてのドライブとメディアの一覧表示を参照してください。
オプションで、次のようにしてさらにリソースをグループに追加できます。
選択したドライブ、メディア、またはその両方を手動論理グループから削除するには、この手順を使用します。
注:
論理グループへのドライブおよびメディアの追加は、それぞれ該当する「Overview」画面で行います。手順については、手動論理グループへのドライブおよびメディアの追加を参照してください。ナビゲーションバーで、「Setup & Administration」を選択して、「Logical Groups」を選択します。
図の説明fg_navbarlg.jpg
「Logical Groups」画面が表示されます。
「Defined Logical Groups」表で、変更する手動論理グループを選択します。
そのグループに割り当てられているドライブとメディアが「Assigned Entities」表に表示されます。
「Drives」表または「Media」表で、グループから削除するリソースを選択し、「Unassign Entities」をクリックします。一度に複数のレコードを選択できますが、それらはすべて同じ表のレコードである必要があります。
注:
「Unassign Entities」ボタンは、動的論理グループに対してはアクティブになりません。ボタンがアクティブでない場合は、必ず手動論理グループを選択していることを確認してください。「Unassign Entities」ダイアログボックスが表示されます。
正しい情報を指定していることを確認し、「Yes」をクリックします。
選択したリソースがグループから削除され、「Assigned Entities」表が更新されます。
グループからさらにドライブまたはメディアを削除する場合は、手順 3 に戻ります。
動的論理グループを作成し、そのグループに割り当てるドライブとメディアを決定する選択条件を定義するには、この手順を使用します。
ナビゲーションバーで、「Setup & Administration」を選択して、「Logical Groups」を選択します。
図の説明fg_navbarlg.jpg
「Logical Groups」画面が表示されます。
「Defined Logical Groups」ツールバーで「Add Logical Group」をクリックします。
「Create Logical Groups」ダイアログボックスに次のように入力します。
「Logical Group Name」フィールドに一意の名前を入力します。
入力には、長さ 250 文字までの英数字を含めることができます。
「Logical Group Type」フィールドで「Dynamic」を選択します。
ダイアログボックスに、「Entity Assignment Policies」が表示されます。
次のようにして選択条件を指定します。
「Filter Matching」フィールドで、指定するいずれかの条件と一致するか、すべての条件と一致するかを示します。
新しい空白の選択条件の行をダイアログボックスに追加するには、「Add New Filter Criteria Row」ボタンをクリックします。
行のメニューとテキストフィールドを使用して、選択条件を指定します。各行の入力の詳細は、属性タイプ別のフィルタ演算子を参照してください。
注:
フィルタリングの属性を選択する際に、選択する属性の名前がわかっている場合は、最初の数文字を入力すると、メニュー内のその項目にカーソルをすばやく移動できます。必要な数の選択条件の行を追加できます。
条件を削除するには、削除する行で「Remove This Filter Criteria Row」ボタンをクリックします。
条件が正しいことを確認して、「Save」をクリックします。
グループが作成され、「Defined Logical Groups」表に追加されて、STA がバックグラウンドでグループの作成を開始します。
最初は、グループのメディア数とドライブ数がゼロとして表示されます。テープライブラリシステムのサイズ、および選択条件の複雑さに応じて、該当するすべてのドライブとメディアがグループに追加されるのに数秒から何十分までかかる場合があります。「Logical Groups」画面から移動しても、このプロセスは中断されません。
論理グループの作成時に「Refresh Table」アイコンをクリックすると、処理中のドライブ数およびメディア数で画面表示を更新できます。
表示が更新されています。
既存の動的論理グループの選択条件を変更するには、この手順を使用します。
ナビゲーションバーで、「Setup & Administration」を選択して、「Logical Groups」を選択します。
図の説明fg_navbarlg.jpg
「Logical Groups」画面が表示されます。
「Defined Logical Groups」表で、変更する動的論理グループを選択して、「Edit Logical Group」をクリックします。
「Edit Logical Group」ダイアログボックスが表示され、グループの選択条件が表示されます。
必要に応じて、選択条件を追加、削除および変更できます。手順については、動的論理グループの作成および定義を参照してください。
動的論理グループの即時更新を開始して、該当するドライブまたはメディアのすべての変更が反映されるようにするには、この手順を使用します。動的グループは 1 時間に 1 回、自動的に更新されますが、この手順を使用すれば、更新サイクルの間にグループを更新できます。
ナビゲーションバーで、「Setup & Administration」を選択して、「Logical Groups」を選択します。
図の説明fg_navbarlg.jpg
「Logical Groups」画面が表示されます。
「Defined Logical Groups」表で、更新する動的論理グループを選択して、「Refresh Dynamic Group」をクリックします。
STA はバックグラウンドで、グループの更新を開始します。テープライブラリシステムのサイズ、および選択条件の複雑さに応じて、更新が完了するのに数秒から何十分までかかる場合があります。「Logical Groups」画面から移動しても、このプロセスは中断されません。
グループの更新時に「Refresh Table」ボタンをクリックすると、処理中のドライブ数およびメディア数で画面表示を更新できます。
選択したドライブまたはメディアが割り当てられている論理グループを表示するには、この手順を使用します。
表示するレコードを「Drives – Overview」または「Media – Overview」画面から選択し、「Detail View」をクリックします。
選択した各レコードの詳細ビューの、表示下方にある「User-Provided Information」セクションに、論理グループの割り当てが一覧表示されます。リソースが割り当てられているすべてのグループが一覧表示されます。
選択した論理グループに割り当てられているすべてのドライブとメディアのリストを表示するには、この手順を使用します。
ナビゲーションバーで、「Setup & Administration」を選択して、「Logical Groups」を選択します。
図の説明fg_navbarlg.jpg
「Logical Groups」画面が表示されます。
「Defined Logical Groups」表で、表示する論理グループを選択します。
割り当てられているすべてのドライブとメディアが、「Assigned Entities」表に表示されます。
既存の手動論理グループまたは動的論理グループの名前を変更するには、この手順を使用します。
ナビゲーションバーで、「Setup & Administration」を選択して、「Logical Groups」を選択します。
図の説明fg_navbarlg.jpg
「Logical Groups」画面が表示されます。
「Defined Logical Groups」表で名前を変更するグループを選択して、「Edit Logical Group」をクリックします。
「Edit Logical Groups」ダイアログボックスが表示されます。
新しい名前を「Logical Group Name」フィールドに入力して、「Save」をクリックします。動的論理グループの場合、その他のフィールドは変更しないでください。手動論理グループの場合、使用可能なフィールドはこれだけです。
「Defined Logical Groups」表が新しい名前で更新されます。
注:
「Assigned Entities」表に、グループにはドライブもメディアも含まれていないと示されています。これは、表の表示の単なる時間差です。「Assigned Entities」表の表示を更新するには、「Defined Logical Groups」表で論理グループの選択を解除してから、再選択します。表示内容が、割り当てられたドライブおよびメディアで更新されます。
選択した手動論理グループまたは動的論理グループを削除するには、この手順を使用します。一度に削除できるのは 1 つの論理グループのみです。
注:
この手順では、論理グループ全体が削除されます。選択したドライブまたはメディアのみを手動グループから削除する場合は、手動論理グループからのドライブおよびメディアの削除を参照してください。ナビゲーションバーで、「Setup & Administration」を選択して、「Logical Groups」を選択します。
図の説明fg_navbarlg.jpg
「Logical Groups」画面が表示されます。
「Defined Logical Groups」表で、削除するグループを選択して、「Delete Logical Group」をクリックします。
「Delete Logical Group」ダイアログボックスが表示されます。
正しい論理グループを選択していることを確認し、「Yes」をクリックして削除します。
グループは「Logical Groups」画面から削除および移動されます。
これで、グループでフィルタされたすべての画面、ダッシュボードポートレット、またはテンプレートに、「No data to display」または「No data available」が表示されます。