Oracle Solaris 10 および Linux プラットフォームのインストーラ、アンインストーラ、install_patches ユーティリティーのコマンド行オプション
この付録では、パッケージインストーラとアンインストーラのすべてのオプションについて説明します。
グラフィカルインストーラのコマンド行オプション
次のコマンド行オプションは、グラフィカルインストーラを起動するときに有効です。
--current-zone-only
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現在のゾーンのみにインストールします。インストーラを大域ゾーンで実行する場合、このオプションを使用すると、インストールする製品はそのゾーンでのみ使用可能になります。
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--help
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オプションに関する情報を表示します。
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--ignore-arch
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システムアーキテクチャーの確認を無効にします (Oracle Solaris システムのみ)
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--javahome directory
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インストーラを実行するときに directory 内の JDK を使用します。インストーラがシステムの標準の場所で JDK を見つけられない場合に、このオプションを使用して JDK の場所を示す必要があります。
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--libraries-only
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実行時ライブラリのみをインストールします。
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--locale locale
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指定した locale を使用して、インストーラのデフォルトロケールをオーバーライドします。有効なロケールは、en (英語)、ja (日本語)、zh (簡体字中国語) です。
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--nfs-server
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NFS サーバーインストールモードを使用します。インストーラはサーバーに必要な Oracle Solaris パッチが存在しているかどうかを確認せず、/usr/bin ディレクトリにシンボリックリンクを作成しません。
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--output output_file
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インストーラのすべての出力を、指定したファイルに書き込みます。
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--record state_file.xml
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コマンド行インストーラを使用して別のシステムでインストールを繰り返せるように、グラフィカルインストーラにインストーラセッションを記録します。このオプションは、製品コンポーネントのサブセットを複数システムにインストールする場合に特に役立ちます。
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--tempdir directory
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デフォルトで、インストーラは一時データを /tmp ディレクトリに抽出します。十分な空き容量がシステムの /tmp ディレクトリにない場合、インストーラ用の別のディレクトリを指定できます。
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--verbose
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詳細な出力をコンソールに書き込みます。
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