Oracle® Developer Studio 12.5: インストールガイド

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更新: 2016 年 7 月
 
 

グラフィカルインストーラを使用した Oracle Solaris 10 または Linux へのインストール方法

グラフィカルインストーラを使用すると、インストールディレクトリと、インストールする Oracle Developer Studio 12.5 ソフトウェアのコンポーネントを選択できます。グラフィカルインストーラを起動するときの有効なコマンド行オプションの一覧については、グラフィカルインストーラのコマンド行オプションを参照してください。

始める前に

インストール前に準備タスクを済ませていることを確認します。Oracle Solaris 10 および Linux でのインストールタスクを参照してください。

  1. スーパーユーザー (ルート) または権限のあるユーザーになります。
    su
    Password: root-password
  2. 次のコマンドのいずれかを使用して、ダウンロードしたディストリビューションを保存したディレクトリに変更します。
    # cd download-directory/OracleDeveloperStudio12.5-solaris-sparc-pkg
    # cd download-directory/OracleDeveloperStudio12.5-solaris-x86-pkg
    # cd download-directory/OracleDeveloperStudio12.5-linux-x86-rpm
  3. インストーラスクリプトを起動します。
    # ./developerstudio.sh

    インストーラは、システムを分析して、Java バージョンが正しいことを確認します。パス上で見つかった Java バージョンが 1.7.0_25 以降の Java バージョンでない場合、警告が表示されますが、インストーラはまだ作業を続行できることがあります。ただし、IDE やパフォーマンスアナライザなどの Java ベースのツールを使用するには、1.7.0_25 以降の Java バージョンが必要です。64 ビットシステムの場合、インストーラが正しく動作するためには、64 ビットの Java を使用する必要があります。


    ヒント  -  適切な Java バージョンが利用可能であってもパス上にない場合は、「取消し」をクリックし、developerstudio.sh --javahome path-to-java のオプションを付けて再起動すると、警告を回避できます。
  4. 「次へ」をクリックして続行します。

    Oracle Developer Studio インストーラには、インストールするソフトウェアのコンポーネントを選択してインストールをカスタマイズするオプションが用意されています。

  5. インストールする個々のコンポーネントを選択するかすべてのコンポーネントを選択して、「次へ」をクリックして続行します。
  6. ソフトウェアをインストールするディレクトリパスを入力するか参照します。

    デフォルトのインストールディレクトリは /opt です。

  7. (オプション) リンクを作成しない場合は、「/usr/bin にシンボリックリンクを作成」オプションを選択解除します。

    /usr/bin はデフォルトですべてのユーザーのパスにあるので、リンクにより、コンパイラとツールは簡単に見つかります。

  8. (オプション) すべてのゾーンにソフトウェアをインストールする場合は、オプション「Oracle Developer Studio ソフトウェアを現在のゾーンにのみインストール」の選択を解除します。

    このオプションは、ゾーンを含むシステムでインストーラを実行しているときに表示されます。デフォルトで、ソフトウェアは現在のゾーンにのみインストールされます。大域ゾーンでインストーラを実行する場合、現在のゾーンでインストールを実行すると、インストールされた製品は大域ゾーンのみに表示されます。

  9. (オプション) デスクトップオペレーティングシステム用に構成された IDE、dbxtool、およびコードアナライザの zip ファイルディストリビューションを生成する場合、「インストール時にデスクトップ配布を生成」を選択してください。

    生成された zip ファイル desktop-distribution.zip は、Oracle Developer Studio インストールの lib ディレクトリに置かれます。

  10. 「次へ」をクリックして「サマリー」ページに進みます。

    「サマリー」ページで、インストールするコンポーネントの一覧が正しいこと、およびシステムにインストールのための十分な空き容量があることを確認します。

  11. 「インストール」をクリックしてインストールを開始します。

    インストーラは、インストールの進捗状況を表示し、インストールが完了すると通知します。

  12. 「完了」をクリックしてインストーラを終了します。

次のステップ

パッチのインストールの詳細は、必要な Oracle Solaris 10 パッチのインストールを参照してください。