このセクションでは、コンパイルや実行時環境の制御を可能にする環境変数について説明します。
OpenMP および自動並列化に関連した環境変数については、Oracle Developer Studio 12.5: OpenMP API ユーザーズガイドも参照してください。
-xprofile=collect コマンドが実行頻度のデータを格納しているファイルの名前を制御します。
-xprofile=collect コマンドが実行頻度データファイルをどのディレクトリ内に配置するかを制御します。
cc は通常 /tmp ディレクトリに一時ファイルを作成します。環境変数 TMPDIR を設定すると、別のディレクトリを指定することができます。TMPDIR が有効なディレクトリ名でない場合は、/tmp が使用されます。–xtemp オプションは、TMPDIR 環境変数より優先されます。
Bourne シェル:
$ TMPDIR=dir; export TMPDIR
C シェル:
% setenv TMPDIR dir