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Oracle® Solaris 11.4 ご使用にあたって

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更新: 2018 年 8 月
 
 

更新前の確認

システムを更新する前に、次の確認を実行してください。

setterm

system/locale/setterm パッケージがいずれかのネイティブゾーンにインストールされているが大域ゾーンにはインストールされていない場合は、次のいずれかを実行します。

  • system/locale/setterm パッケージを大域ゾーンにインストールします。

  • system/locale/setterm パッケージをすべてのネイティブゾーンからアンインストールします。

システムにこの問題がある場合は、pkg update で次のようなエラーが表示されます。

Reason:  No version matching 'incorporate' dependency
system/locale/setterm@0.5.11-0.175.3.27.0.4.0 can be installed
    ----------------------------------------
Reject:  pkg://solaris/system/locale/setterm@0.5.11-0.175.3.27.0.4.0
Reason:  Package system/locale/setterm is not installed in global zone.
Java 8

使用している java の調停されたリンクの値がバージョン 1.8 でない場合は、Java 8 の使用を参照してください。java の調停されたリンクの値を確認するには、次のコマンドを使用します。

$ pkg mediator java
MySQL 5.1

MySQL 5.1 がインストールされている場合は、システムを Oracle Solaris 11.4 に更新する前に MySQL 5.5 に更新する方法を参照してください。

OpenLDAP 2.4

OpenLDAP サーバーを実行しているシステムでは、新しく更新されたシステムにデータを移行するために LDAP データベースを LDAP データ交換フォーマット (LDIF) にエクスポートしてください。手順については、Working With Oracle Solaris 11.4 Directory and Naming Services: LDAP の How to Migrate Existing OpenLDAP Server Configurationを参照してください。OpenLDAP サーバーを実行しているシステムでは、svc:/network/ldap/server:openldap が有効で online になっています。

更新前チェッカー

Oracle では、Oracle Solaris 11.3 SRU 35 以降を実行しているシステムで Oracle Solaris 11.4 への更新準備ができているかどうかを確認するために役立つ、更新前チェッカーを提供しています。このチェッカーで生成されるレポートでは、置き換えられるソフトウェアバージョンおよびサポートされないハードウェアが特定されます。このチェッカーは Enterprise Health Check (EHC) ツールの一部です。更新前チェッカーのインストール方法および使用方法については、Oracle Solaris 12 への更新を参照してください。