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Oracle® Solaris 11.4 でのシステムおよび接続されたデバイスのセキュリティー保護

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更新: 2018 年 8 月
 
 

ユーザーによるデバイス割り当ての承認

システム管理者は、ユーザーによるデバイスの割り当てを有効にできます。

ユーザーによるデバイス割り当てを承認する方法

始める前に

User Security 権利プロファイルが割り当てられている管理者になる必要があります。権利プロファイルには、solaris.auth.delegate 承認が含まれている必要があります。詳細は、Securing Users and Processes in Oracle Solaris 11.4 の Using Your Assigned Administrative Rightsを参照してください。

  1. 適切な承認とコマンドが入った権利プロファイルを作成します。

      一般には、solaris.device.allocate 承認を含む権利プロファイルを作成します。Securing Users and Processes in Oracle Solaris 11.4 の How to Create a Rights Profileの指示に従います。権利プロファイルに、次に示すような適切なプロパティーを指定します。

    • 権利プロファイル名: Device Allocation

    • 付与される承認: solaris.device.allocate

    • 特権を持つコマンド: sys_mount 特権を持つ mount、および sys_mount 特権を持つ umount

  2. (オプション) 権利プロファイルの役割を作成します。

      Securing Users and Processes in Oracle Solaris 11.4 の Assigning Rights to Usersの指示に従います。次に示す役割プロパティーを参考にしてください。

    • 役割名: devicealloc

    • 役割の完全名: Device Allocator

    • 役割の説明: Allocates and mounts allocated devices

    • 権利プロファイル: Device Allocation

      この権利プロファイルは、この役割に含まれているプロファイルのリストの先頭に存在する必要があります。

  3. 権利プロファイルを承認されたユーザーまたは承認された役割に割り当てます。

次のステップ

これらのユーザーにデバイス割り当ての方法を教えます。

リムーバブルメディアの割り当て例は、デバイスを割り当てる方法を参照してください。