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Oracle MiniCluster S7-2 セキュリティーガイド

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更新: 2016 年 10 月
 
 

セキュアな仮想マシン

MiniCluster コンピュートノード内のセキュリティーは複数のレベルで提供されます。コンピュートノードのセキュアな検証済みのブート、分離された仮想マシンとして実行する強化された最小限の OS から始めて、承認されていないユーザーやシステムによってワークロードとデータがアクセスされないように防ぎます。MiniCluster では、Oracle Solaris Zones テクノロジを仮想マシンとして使用して、分離されたコンピュート環境をホストし、同じオペレーティングシステムで実行されているさまざまなアプリケーションを効果的かつ効率的にサンドボックス化して、ほかの仮想マシンで発生した意図しないまたは悪意のあるアクティビティーからそれらを保護します。同じカーネル上で実行していても、各 Solaris ゾーンには、それぞれ固有の識別情報、およびリソース、名前空間、プロセス分離があります。基本的に、Solaris ゾーンは、Type 1 ハイパーバイザーで実行している従来の仮想マシンよりも小さな CPU およびメモリーフットプリントで強力な分離と柔軟なリソースコントロールを含む組み込みの仮想化を提供します。各仮想マシンは、インストールプロセスで自動的に適用される包括的な一連のセキュリティーコントロールとポリシーを定義するセキュリティープロファイルで構成されます。ZFS プールおよびデータセットの使用により、ストレージを仮想マシンのさらに細かいユニットに切り分け、分離して、それぞれ独自のセキュリティーポリシーを持つことができます。