A 以前のリリースのOracle Databaseの変更点
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)またはOracle Database 12cリリース1 (12.1)間の動作の変更点を確認します。
一般に、Oracle Databaseの変更によってアップグレード後のOracle Databaseで発生する可能性があるリスクを最小限に抑えるためには、詳細な情報を得て決定を行う必要があります。この付録では、Oracle Databaseの各リリースで変更されたすべての動作および新機能については説明していません。
参照:
-
このリリースで導入された新機能の完全なリストについては、『Oracle Database新機能ガイド』を参照してください。
-
新しい初期化パラメータ、新しい静的データ・ディクショナリ・ビューおよび新しい動的パフォーマンス・ビューのリストについては、『Oracle Databaseリファレンス』のこのリリースでの変更に関する説明を参照してください
-
オペレーティング・システム・パラメータの変更の詳細は、ご使用のオペレーティング・システムの『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照してください
-
これらの初期化パラメータの詳細は、使用しているオペレーティング・システム固有のOracleマニュアルを参照してください。
トピック:
- Oracle Database 12cリリース1 (12.1)での動作の変更
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)の変更の説明を参照してください。 - Oracle Database 11gリリース2 (11.2)での動作の変更
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)の変更の説明を参照してください。
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)での動作の変更
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)の変更の説明を参照してください。
これらの項を参照して、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)での動作の変更を確認し、その変更の結果として発生する問題を回避するために実行できる処置に関する情報を入手してください。
- Oracle Databaseの変更点
Oracle Databaseの操作に影響するOracle Database 12cリリース1 (12.1)で導入された変更点を理解するには、これらのトピックを参照してください。 - Oracle Database Securityの変更点
Oracle Database 12cでは、Oracle Database VaultおよびOracle Data Guardのセキュリティ機能とその他の領域が変更されています。 - Oracleグローバリゼーション・サポートの非推奨となった機能またはサポートが終了した機能
Oracle Database 12cでは、Oracleによるグローバリゼーションのサポート方法が変更されています。 - Oracle Multimediaの非推奨となった機能またはサポートが終了した機能
Oracle Database 12cでは、Oracle Multimedia DICOMのORDImageサポートは非推奨です。 - Oracle Net Servicesの非推奨となった機能またはサポートが終了した機能
Oracle Net Servicesでは、ここにリストされている機能、パラメータおよびコマンドは非推奨となったか、またはサポートされなくなりました。 - Oracle Textの非推奨となった機能およびサポートが終了した機能
Oracle Database 12c以上では、Oracle Textで3つのテキスト索引のサポートが終了しました。 - Oracle XML Databaseの変更点
Oracle XML Databaseは、Oracle Databaseとともにインストールされるようになりました。Oracle Database 12cでは、その機能も変更されています。
親トピック: 以前のリリースのOracle Databaseの変更点
Oracle Databaseの変更点
Oracle Databaseの操作に影響するOracle Database 12cリリース1 (12.1)で導入された変更点を理解するには、これらのトピックを参照してください。
- 非CDBアーキテクチャの非推奨
非CDBアーキテクチャはOracle Database 12cでは非推奨で、Oracle Database 12cリリース2より後でサポートされず、使用できない場合があります。 - catupgrd.sqlスクリプトの非推奨およびパラレル・アップグレード・ユーティリティの導入
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)では、catupgrd.sql
のかわりにパラレル・アップグレード・ユーティリティ(catctl.pl
)を使用してパラレル・アップグレードを有効化することをお薦めします。 - catupgrd.sql Run Without PARALLEL=NOに関連したエラー
catctl.pl
を実行するかわりにcatupgrd.sql
スクリプトの実行を選択した場合は、追加の入力パラメータであるPARALLELの情報を提供する必要があります。 - Oracle Enterprise Manager Database Controlのサポート終了
Oracle Database 12c以上では、Oracle Enterprise Manager Database Controlはサポートが終了したため、使用できません。 - Oracleベースの削除およびクリーンアップに関する変更点
削除およびOracleベースのクリーンアップ・スクリプトの変更点を理解するには、これらのトピックを参照してください。 - 非推奨となったパラメータおよびサポートが終了したパラメータの識別
ここに記載されている問合せを使用して、非推奨となったパラメータおよびサポートが終了したパラメータを特定します。 - 非推奨となったOracle Databaseロール
次のOracle Databaseロールは、Oracle Database 12cでは非推奨です。 - 非推奨となったビュー
ここにリストされているビューは、Oracle Database 12cでは非推奨です。 - Oracle Streamsの非推奨
Oracle StreamsはOracle Database 12cでは非推奨となり、今後のOracle Databaseリリースではサポートが終了して使用できない場合があります。 - 非推奨となったアドバンスト・レプリケーション
Oracle Databaseアドバンスト・レプリケーションは、Oracle Database 12cでは非推奨です。 - 1文字SRVCTL CLIオプションの非推奨
Oracle Database 12c以上では、1文字オプションは非推奨で、後続のリリースではサポートが終了する可能性があります。 - Microsoft Windowsプラットフォームでのサポートが終了した機能
Microsoft Windowsで非推奨となったかサポートが終了したOracle Database 12cの機能を理解するには、これらのトピックを参照してください。 - WindowsでのOracle Cluster File System (OCFS)のサポート終了
Oracle Database 12c以上では、Oracle Cluster File System (OCFS)のWindowsでのサポートが終了しました。このサポート終了通知によるLinuxでのOCFS (OCFSおよびOCFS2)のサポートおよび配布に対する影響はありません。 - RAW記憶域デバイスのサポート終了
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)以上では、RAWデバイスのブロック・ファイル記憶域はサポートされていません。 - Oracle Databaseリリース10.2または11.1およびOCFSとRAWデバイスのアップグレードの概要
WindowsまたはRAWデバイスのOCFSにOracle Clusterwareファイルを格納するOracle Databaseリリース10.2.0.5またはリリース11.1.0.7環境をアップグレードする場合、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)へ直接アップグレードすることはできません。 - OCFS用のcluvfy comp cfsのサポート終了
cluvfy comp cfs
コンポーネント検証コマンド・オプションは、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)から削除されました。 - クラスタ管理での管理ユーザーの格納されたリストの非推奨
クラスタ管理は、Oracle Database 12c以上では異なる方法で管理されます。 - QOSCTLサービスのクオリティ(QoS)コマンドの-checkpasswdの非推奨
構文qosctl -checkpasswd username password
は非推奨となりました。 - VARCHAR2、NVARCHAR2およびRAWデータ型の変更点
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)以上のリリースでは、これらのデータ型のMAX_STRING_SIZE値を32767バイトに増加できます。 - Oracle JDBCおよびSQLJの非推奨となった機能とサポートが終了した機能
これは、Oracle Database 12cで非推奨となったかサポートが終了した、データベース(Oracle JVM)のJDBC、UCP、SQLJ、JPublisherおよびJavaに関する機能のリストです。JDBCのJavadocにも非推奨のすべてのAPIのページがあります。 - Oracle Call Interfaceの非推奨となった機能
ここにリストされているOracle Call Interface (OCI)機能はOracle Database 12cでは非推奨となり、将来のリリースでサポートが終了する可能性があります - RESOURCE_LIMITパラメータのデフォルトの変更
RESOURCE_LIMITは、デフォルトでTRUEに設定されます。 - Oracle RACのデフォルトで有効になっているDirect NFS
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)以上のリリースでは、Direct NFS (DNFS)はデフォルトでOracle Real Application Clusters (Oracle RAC)インストールで有効になっています。
非CDBアーキテクチャの非推奨
非CDBアーキテクチャはOracle Database 12cでは非推奨で、Oracle Database 12c リリース2より後でサポートされず、使用できない場合があります。
CDBアーキテクチャの使用をお薦めします。
注意:
CDBアーキテクチャで正常に動作しない機能がいくつか残っています(READMEの第2.2.1項「マルチテナント・コンテナ・データベースで制限される機能または使用できない機能」を参照)。これらの機能を使用する必要がある場合、それらがCDBアーキテクチャで正常に動作するようになるまで、非CDBアーキテクチャを使用してください。
親トピック: Oracle Databaseの変更点
catupgrd.sqlスクリプトの非推奨およびパラレル・アップグレード・ユーティリティの導入
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)では、catupgrd.sql
のかわりにパラレル・アップグレード・ユーティリティ(catctl.pl
)を使用してパラレル・アップグレードを有効化することをお薦めします。
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)では、新しいパラレル・アップグレード・ユーティリティ(catctl.pl
)が導入されました。このユーティリティは、以前のリリースで使用されていたcatupgrd.sql
スクリプトを置き換えます。catupgrd.sql
スクリプトの使用は可能ですが、Oracle Database 12cからは非推奨となります。これは、将来のリリースでは削除される予定です。新しいパラレル・アップグレード・ユーティリティを使用してデータベースのアップグレードを実行することをお薦めします。
PARALLEL=NOなしで実行されたcatupgrd.sqlに関連するエラー
catctl.pl
のかわりにcatupgrd.sql
スクリプトを実行する場合、追加の入力パラメータであるPARALLELの情報を指定する必要があります。
次に例を示します。
SQL> catupgrd.sql PARALLEL=NO
パラメータを使用せずにcatupgrd.sql
を実行した場合、次のエラー・メッセージが表示されます。
NOTE
The catupgrd.sql script is being deprecated in the 12.1 release of
Oracle Database. Customers are encouraged to use catctl.pl as
the replacement for catupgrd.sql when upgrading the database dictionary.
cd $ORACLE_HOME/rdbms/admin
$ORACLE_HOME/perl/bin/perl catctl.pl -n 4 catupgrd.sql
Refer to the Oracle Database Upgrade Guide for more information.
This database upgrade procedure must be called with the following
argument when invoking from the SQL prompt:
@catupgrd.sql PARALLEL=NO
親トピック: Oracle Databaseの変更点
Oracle Enterprise Manager Database Controlのサポート終了
Oracle Database 12c以上では、Oracle Enterprise Manager Database Controlはサポートが終了したため、使用できません。
代替として、Oracle Enterprise Manager Database Express (Oracle EM Express)が導入されました。Oracle EM Expressは、Oracle Database 12cにアップグレードするときにインストールされます。
Oracle EM ExpressのHTTPポートの手動構成を実行できます。
-
init.ora/spfile
(デフォルト設定)で次の文字列を検索します。dispatchers=(PROTOCOL=TCP)(SERVICE=sample XDB)
Oracle EM Expressのポート構成を確認します。
SQL> select DBMS_XDB_CONFIG.getHTTPport() from dual; SQL> select DBMS_XDB_CONFIG.getHTTPSport() from dual;
-
新しいポートを設定します。次に例を示します。
SQL> exec DBMS_XDB_CONFIG.setHTTPport(5500); SQL> exec DBMS_XDB_CONFIG.setHTTPSport(8080);
-
ブラウザでOracle EM Expressのホーム・ページにアクセスします。たとえば、指定した設定を使用して、次のパスを確認します(
database
はSID、hostname
は完全修飾ドメイン名、port
は割当て済のポートです)。http://database-hostname:port/em
次に例を示します。
http://localhost:5500/em
-
CDBとすべてのPDBで、異なるポート番号を使用してこの構成ステップを繰り返します。
参照:
-
Oracle EM Expressの概要は『Oracle Database概要』を参照してください。
-
Oracle EM Expressの使用の詳細は、『Oracle Database 2日でデータベース管理者』を参照してください。
-
Oracle Enterprise Manager Cloud Controlの概要は、『Oracle Database概要』を参照してください。
親トピック: Oracle Databaseの変更点
Oracleベースの削除およびクリーンアップに関する変更点
削除およびOracleベースのクリーンアップ・スクリプトの変更点を理解するには、これらのトピックを参照してください。
- スタンドアロン削除ツールの変更点
Oracle Database 12c以上では、削除スタンドアロン・ユーティリティは、Oracle Universal Installer (OUI)を使用した削除オプションに置き換えられました。 - CLEANUP_ORACLE_BASEプロパティのサポート終了
Oracle Database 12cでは、レスポンス・ファイル(サイレント)での削除用のCLEANUP_ORACLE_BASE
プロパティが削除されました。 - -cleanupOBaseの非推奨
削除ツールの-cleanupOBase
フラグは、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)では非推奨です。
親トピック: Oracle Databaseの変更点
スタンドアロン削除ツールの変更点
Oracle Database 12c以上では、削除スタンドアロン・ユーティリティは、Oracle Universal Installer (OUI)を使用した削除オプションに置き換えられました。
削除ツールは、Oracle Database、Oracle Database ClientまたはOracle Grid Infrastructureのインストール・メディアのベース・ディレクトリからも実行できます。
削除ツールを実行する場合、-deinstall
および-home
オプションを指定し、LinuxおよびUNIXではrunInstaller
コマンドを、Windowsではsetup.exe
を使用します。
参照:
-
OUIおよび
runInstaller
の使用の詳細は、ご使用のオペレーティング・システムの『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照してください。 -
ご使用のオペレーティング・システムの『Oracle Grid Infrastructureインストレーション・ガイド』
CLEANUP_ORACLE_BASEプロパティのサポート終了
Oracle Database 12cでは、レスポンス・ファイル(サイレント)での削除用のCLEANUP_ORACLE_BASE
プロパティが削除されました。
CLEANUP_ORACLE_BASEを使用して、サイレントまたはレスポンス・ファイル・モードの削除中にOracleベースを削除することは、サポートされなくなりました。
-cleanupOBaseの非推奨
削除ツールの-cleanupOBase
フラグは、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)では非推奨です。
参照:
ご使用のオペレーティング・システムの『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』
非推奨となったパラメータおよびサポートが終了したパラメータの識別
ここに記載されている問合せを使用して、非推奨となったパラメータおよびサポートが終了したパラメータを特定します。
Oracle Database 12cでは、一部のデータベース・パラメータは非推奨となりサポートが終了したか、削除されました。
現在の非推奨のパラメータのリストを取得するには、SQL*Plusで次の問合せを実行します。
SQL> SELECT name from v$parameter WHERE isdeprecated = 'TRUE' ORDER BY name;
この問合せでは、実行した日時時点の非推奨のパラメータのリストが返されます。次の例は、表示される問合せ結果を示しています。
active_instance_count background_dump_dest buffer_pool_keep buffer_pool_recycle commit_write cursor_space_for_time fast_start_io_target global_context_pool_size instance_groups lock_name_space log_archive_start max_enabled_roles parallel_automatic_tuning parallel_io_cap_enabled parallel_server parallel_server_instances plsql_v2_compatibility remote_os_authent resource_manager_cpu_allocation sec_case_sensitive_logon serial_reuse sql_trace standby_archive_dest user_dump_dest
- 非推奨となったSEC_CASE_SENSITIVE_LOGON初期化パラメータ
SEC_CASE_SENSITIVE_LOGON初期化パラメータは、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)では非推奨です。 - 非推奨となったFILE_MAPPING初期化パラメータ
FILE_MAPPING初期化パラメータは非推奨です。これは、下位互換性を保つためにのみサポートされています。 - 非推奨となったRDBMS_SERVER_DN初期化パラメータ
RDBMS_SERVER_DN初期化パラメータは、Oracle Databaseリリース12.1.0.2では非推奨です。
親トピック: Oracle Databaseの変更点
非推奨となったSEC_CASE_SENSITIVE_LOGON初期化パラメータ
SEC_CASE_SENSITIVE_LOGON初期化パラメータは、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)では非推奨です。
参照:
SEC_CASE_SENSITIVE_LOGON
初期化パラメータの詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。
非推奨となったFILE_MAPPING初期化パラメータ
FILE_MAPPING初期化パラメータは非推奨です。これは、下位互換性を保つためにのみサポートされています。
参照:
FILE_MAPPING初期化パラメータの詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください
非推奨となったRDBMS_SERVER_DN初期化パラメータ
RDBMS_SERVER_DN初期化パラメータは、Oracle Databaseリリース12.1.0.2では非推奨です。
RDBMS_SERVER_DNのかわりにLDAP_DIRECTORY_ACCESSを使用します。
参照:
このパラメータの詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください
非推奨となったOracle Databaseロール
次のOracle Databaseロールは、Oracle Database 12cでは非推奨です。
- 非推奨となったDELETE_CATALOG_ROLE
DELETE_CATALOG_ROLE
データベース・ロールは、Oracle Database 12cでは非推奨です。
親トピック: Oracle Databaseの変更点
非推奨となったDELETE_CATALOG_ROLE
DELETE_CATALOG_ROLE
データベース・ロールは、Oracle Database 12cでは非推奨です。
参照:
このロールおよびディクショナリ・オブジェクトの詳細は、Oracle Databaseリファレンスを参照してください
親トピック: 非推奨となったOracle Databaseロール
非推奨となったビュー
ここにリストされているビューは、Oracle Database 12cでは非推奨です。
次のビューは非推奨です。
-
ALL_SCHEDULER_CREDENTIALS
ビュー。詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。 -
DBA_NETWORK_ACL_PRIVILEGES
ビュー。詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。 -
DBA_NETWORK_ACLS
ビュー。詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。 -
DBA_SCHEDULER_CREDENTIALS
ビュー。詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。 -
USER_NETWORK_ACL_PRIVILEGES
ビュー。詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。 -
USER_SCHEDULER_CREDENTIALS
ビュー。詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。 -
V$OBJECT_USAGE
ビュー。かわりにUSER_OBJECT_USAGE
ビューを使用してください。詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。
参照:
スケジューラのジョブの資格証明の指定の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
親トピック: Oracle Databaseの変更点
Oracle Streamsの非推奨
Oracle StreamsはOracle Database 12cでは非推奨となり、今後のOracle Databaseリリースではサポートが終了して使用できない場合があります。
Oracle GoldenGateを使用して、Oracle Streamsのすべてのレプリケーション機能を置き換えます。
注意:
Oracle Databaseアドバンスト・キューイングはOracle Streamsとは無関係で、今後も機能強化されます。
参照:
詳細は、Oracle GoldenGateのドキュメントを参照してください。
親トピック: Oracle Databaseの変更点
非推奨となったアドバンスト・レプリケーション
Oracle Databaseアドバンスト・レプリケーションは、Oracle Database 12cでは非推奨です。
読取り専用のマテリアライズド・ビューは、引き続き、ベーシック・レプリケーションでサポートされます。
Oracle GoldenGateを使用して、アドバンスト・レプリケーションのすべての機能を置き換えます。このガイダンスには、マルチマスター・レプリケーション、更新可能なマテリアライズド・ビュー、階層マテリアライズド・ビューおよびデプロイメント・テンプレートが含まれます。
親トピック: Oracle Databaseの変更点
1文字SRVCTL CLIオプションの非推奨
Oracle Database 12c以上では、1文字オプションは非推奨で、後続のリリースではサポートが終了する可能性があります。
サーバー制御ユーティリティ(SRVCTL)のコマンドライン・インタフェース(CLI)では、以前のリリースで使用されていた短いCLIオプションに加えて、GNUスタイルの長いオプションもサポートされます。
参照:
SRVCTLの詳細は、『Oracle Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド』を参照してください。
親トピック: Oracle Databaseの変更点
Microsoft Windowsプラットフォームでのサポートが終了した機能
Microsoft Windowsで非推奨となったかサポートが終了したOracle Database 12cの機能を理解するには、これらのトピックを参照してください。
- WindowsでのOracle COM Automationのサポート終了
Oracle Database 12cにはOracle COM Automationは含まれません。 - Oracle Objects for OLEのサポート終了
Oracle Database 12cにはOracle Objects for OLEは含まれません。 - Oracle Counters for Windows Performance Monitorのサポート終了
Oracle Database 12cにはOracle Counters for Windows Performance Monitorは含まれません。 - Oracle Data Provider for .NETのプログラミング・インタフェースの非推奨
ここにリストされているトランザクション・ガード用のOracle Data Provider for .NETアプリケーション・プログラミング・インタフェースは、Oracle Database 12c (12.1.0.2)では非推奨となり、将来のリリースでサポートが終了する可能性があります。
親トピック: Oracle Databaseの変更点
WindowsでのOracle COM Automationのサポート終了
Oracle Database 12cにはOracle COM Automationは含まれません。
この機能は、Oracle Database 11g (データベース・コンポーネントOracle COM Automationを含む最後のデータベース・リリース)で非推奨になりました。ご使用のOracle COMアプリケーションを.NET Frameworkなどの最近のテクノロジに移行することをお薦めします。
Oracle Objects for OLEのサポート終了
Oracle Database 12cにはOracle Objects for OLEは含まれません。
Oracle Objects for OLEは、Oracle Database 11gで非推奨になりました。コードをOLE DBデータ・アクセス標準およびActiveX Data Objects (ADO)に移行するか、アプリケーションを.NET (またはJavaあるいは別のアプリケーション・アーキテクチャ)に移行して別のドライバを使用できます。
Oracle Counters for Windows Performance Monitorのサポート終了
Oracle Database 12cにはOracle Counters for Windows Performance Monitorは含まれません。
Oracle Counters for Windows Performance Monitorは、Oracle Database 11gで非推奨となっていました。以前のリリースでは、カウンタはデフォルトではインストールされず、カウンタはWindows上でのみ動作します。監視には、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlを使用することをお薦めします。
Oracle Data Provider for .NETのプログラミング・インタフェースの非推奨
ここにリストされているトランザクション・ガード用のOracle Data Provider for .NETアプリケーション・プログラミング・インタフェースは、Oracle Database 12c (12.1.0.2)では非推奨となり、将来のリリースでサポートが終了する可能性があります。
-
OracleLogicalTransactionStatus
クラス -
OracleConnection.LogicalTransactionId
プロパティ -
OracleConnection.GetLogicalTransactionStatus
メソッド
WindowsでのOracle Cluster File System (OCFS)のサポート終了
Oracle Database 12c以上では、Oracle Cluster File System (OCFS)のWindowsでのサポートが終了しました。このサポート終了通知によるLinuxでのOCFS (OCFSおよびOCFS2)のサポートおよび配布に対する影響はありません。
現在Windows上で、Oracleクラスタ・ファイル(Oracle Cluster Registryおよび投票ファイル)またはデータベース・ファイル、またはその両方をホストするためにOCFSを使用しているデータベースでは、Oracle Database 12cにアップグレードする前に、これらのファイルをOCFSから移行する必要があります。
参照:
-
Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)を使用するためのデータベースの移行の詳細は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。
-
https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&id=1392280.1
親トピック: Oracle Databaseの変更点
RAW記憶域デバイスのサポート終了
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)以上では、RAWデバイスのブロック・ファイル記憶域はサポートされていません。
RAWデバイス上に格納されているすべてのデータファイルを、Oracle ASM、クラスタ・ファイル・システムまたはネットワーク・ファイル・システム(NFS)に移行する必要があります。
このサポート終了のガイドラインは、Oracle ClusterwareのOCRおよび投票ディスク・ファイルにも適用されます。OCRまたは投票ディスク・ファイルをRAWデバイスに格納することはできません。アップグレードを開始する前に、Oracle ClusterwareファイルをRAWデバイスからサポートされている記憶域オプションに移動する必要があります。
親トピック: Oracle Databaseの変更点
Oracle Databaseリリース10.2または11.1およびOCFSとRAWデバイスのアップグレードの概要
WindowsまたはRAWデバイスのOCFSにOracle Clusterwareファイルを格納するOracle Databaseリリース10.2.0.5またはリリース11.1.0.7環境をアップグレードする場合、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)へ直接アップグレードすることはできません。
まず、Oracle Databaseリリース11.2への中間アップグレードを実行し、その後にOracle ClusterwareファイルをOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)に移行する必要があります。その後、リリース11.2からOracle Database 12cリリース1 (12.1)にアップグレードできます。
参照:
-
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)用の『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』を取得するには、http://www.oracle.com/technetwork/documentation/index.htmlを参照してください
-
Oracle Databaseソフトウェアのインストールの手順は、ご使用のオペレーティング・システムの『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照してください
-
Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)を使用するためのデータベースの移行の詳細は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。
親トピック: Oracle Databaseの変更点
OCFS用のcluvfy comp cfsのサポート終了
cluvfy comp cfs
コンポーネント検証コマンド・オプションは、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)から削除されました。
クラスタ検証ユーティリティ(cluvfy
)のオプションcomp cfs
は、Oracle Cluster File System (OCFS)のサポートが終了したため、Oracle Database 12.1で削除されました。
参照:
クラスタ管理の詳細は、『Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド』を参照してください。
親トピック: Oracle Databaseの変更点
クラスタ管理での管理ユーザーの格納されたリストの非推奨
クラスタ管理は、Oracle Database 12c以上では異なる方法で管理されます。
Oracle Database 12c以上では、管理ユーザーの格納されたリストを使用したクラスタの管理方法は、ポリシー・セットのアクセス制御リストを構成することによる管理ユーザー・ロールのより包括的な管理によって置き換えられています。
参照:
クラスタ管理の詳細は、『Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド』を参照してください。
親トピック: Oracle Databaseの変更点
QOSCTLサービスのクオリティ(QoS)コマンドの-checkpasswdの非推奨
構文qosctl -checkpasswd username password
は非推奨となりました。
参照:
QOSCTL構文とコマンドの詳細は、『Oracle Database Quality of Service Managementユーザーズ・ガイド』を参照してください
親トピック: Oracle Databaseの変更点
VARCHAR2、NVARCHAR2およびRAWデータ型の変更点
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)以上のリリースでは、これらのデータ型のMAX_STRING_SIZE値を32767バイトに増加できます。
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)以上では、VARCHAR2、NVARCHAR2およびRAWデータ型の最大サイズを32767バイトに増加できます。このサイズの増加が可能になるのは、COMPATIBLE初期化パラメータが12.0以上に設定され、MAX_STRING_SIZE初期化パラメータがEXTENDEDに設定されている場合です。このサイズの増加は、非CDB Oracle Databaseインスタンスと、マルチテナント・アーキテクチャのPDBで使用できます。
この変更を行う場合、UPGRADEモードでutl32k.sql
スクリプトを実行する必要があります。スクリプトの実行後、MAX_STRING_SIZEをEXTENDEDに設定できます。
注意:
COMPATIBLE初期化を12.0以上に増加すると、その変更は元に戻すことができません。
参照:
MAX_STRING_SIZEの詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。
親トピック: Oracle Databaseの変更点
Oracle JDBCおよびSQLJの非推奨となった機能とサポートが終了した機能
これは、Oracle Database 12cで非推奨となったかサポートが終了した、データベース(Oracle JVM)のJDBC、UCP、SQLJ、JPublisherおよびJavaに関する機能のリストです。JDBCのJavadocにも非推奨のすべてのAPIのページがあります。
- サーバー内部SQLJの非推奨
データベース・サーバー内部でのSQLJの使用は、このリリースでは非推奨です。 - 非推奨となったOracleバッチ更新
Oracleバッチ更新APIは、Oracle Database 12cでは非推奨です。 - 非推奨となったEndToEndMetrics関連のAPI
EndToEndMetrics関連のAPIは、Oracle Database 12cでは非推奨です。かわりに、ユニバーサル接続プールを使用してください。 - 非推奨となったストアド・アウトライン
ストアド・アウトラインは、Oracle Database 12cでは非推奨です。 - 非推奨となったoracle.sqlパッケージの具象クラス
oracle.sql
パッケージの具象クラスは、Oracle Database 12cでは非推奨です。 - 非推奨となったdefineColumnTypeメソッド
JDBCメソッドdefineColumnType
は、Oracle Database 12cリリース1では非推奨です。 - 非推奨となったCONNECTION_PROPERTY_STREAM_CHUNK_SIZEプロパティ
JDBCプロパティCONNECTION_PROPERTY_STREAM_CHUNK_SIZEは、このリリースでは非推奨です。 - 暗黙的接続キャッシュのサポート終了
暗黙的接続キャッシュは、Oracle Database 12cではサポートが終了しました。
親トピック: Oracle Databaseの変更点
サーバー内部SQLJの非推奨
データベース・サーバー内部でSQLJを使用することは、このリリースで非推奨です。
データベース内部でSQLJアプリケーションを翻訳して実行する機能は、これらかのリリースでは使用できません。SQLJは、Oracle Databaseに接続し、クライアントとして実行するために使用するアプリケーションの翻訳用クライアント・ツールとしてのみ使用できます。SQLJはストアド・プロシージャ、ストアド・ファンクションまたはストアド・トリガー内部では使用できません。
非推奨となったOracleバッチ更新
Oracleバッチ更新APIは、Oracle Database 12cでは非推奨です。
次のAPIは非推奨となり、JDBCのJavadocでは非推奨とマークされます。
-
OraclePreparedStatement.setExecuteBatch()
-
OraclePreparedStatement.getExecuteBatch()
-
OracleCallableStatement.setExecuteBatch()
かわりに標準バッチ更新を使用してください。
参照:
Oracleバッチ更新の詳細は、『Oracle Database JDBC開発者ガイド』を参照してください。
非推奨となったEndToEndMetrics関連のAPI
EndToEndMetrics関連のAPIは、Oracle Database 12cでは非推奨です。かわりに、ユニバーサル接続プールを使用してください。
次のAPIは非推奨となり、JDBCのJavadocでは非推奨とマークされます。
-
getEndToEndMetrics
-
getEndToEndECIDSequenceNumber
-
setEndToEndMetrics
-
setApplicationContext
-
clearAllApplicationContext
参照:
JDBCユニバーサル接続プールの詳細は、『Oracle Database JDBC開発者ガイド』およびJDBCのJavadocを参照してください。
非推奨となったストアド・アウトライン
ストアド・アウトラインは、Oracle Database 12cでは非推奨です。
かわりに、計画ベースラインを使用してください。
参照:
ストアド・アウトラインの計画ベースラインへの移行の詳細は、『Oracle Database SQLチューニング・ガイド』を参照してください
非推奨となったoracle.sqlパッケージの具象クラス
oracle.sql
パッケージの具象クラスは、Oracle Database 12cでは非推奨です。
これらのクラスは、oracle.jdbc
パッケージの新しいインタフェースで置き換えられます。
参照:
oracle.jdbc
の新しいインタフェースの詳細は、『Oracle Database JDBC開発者ガイド』を参照してください
非推奨となったCONNECTION_PROPERTY_STREAM_CHUNK_SIZEプロパティ
JDBCプロパティCONNECTION_PROPERTY_STREAM_CHUNK_SIZEは、このリリースでは非推奨になりました。
暗黙的接続キャッシュのサポート終了
暗黙的接続キャッシュは、Oracle Database 12cではサポートが終了しました。
かわりに、ユニバーサル接続プールを使用してください。
参照:
詳細は、『Oracle Universal Connection Pool for JDBC開発者ガイド』を参照してください。
Oracle Call Interfaceの非推奨となった機能
ここにリストされているOracle Call Interface (OCI)機能はOracle Database 12cでは非推奨となり、将来のリリースでサポートが終了する可能性があります
-
sqlnet.oraのOCIデプロイ・パラメータは非推奨です。これらには次のパラメータが含まれます。
-
OCIのクライアント結果キャッシュ・パラメータ:
OCI_RESULT_CACHE_MAX_SIZE
、OCI_RESULT_CACHE_MAX_RSET_SIZE
およびOCI_RESULT_CACHE_MAX_RSET_ROWS
-
親トピック: Oracle Databaseの変更点
RESOURCE_LIMITパラメータのデフォルトの変更
RESOURCE_LIMITは、デフォルトでTRUEに設定されます。
Oracle DatabaseのRESOURCE_LIMIT
パラメータは、リソース制限がデータベース・プロファイルで施行されるかどうかを判断します。このリリースでは、RESOURCE_LIMIT
パラメータはデフォルトでTRUE
に設定されます。Oracleのリソース制限が無効化された場合、定義されたプロファイル制限は無視されます。この動作は、パスワード・リソースには適用されません。
次のSQL*Plusコマンドを入力して、resource_limitパラメータの設定を確認します。
SQL> select value from v$parameter where name = 'resource_limit';
親トピック: Oracle Databaseの変更点
Oracle RACのデフォルトで有効になっているDirect NFS
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)以上のリリースでは、Direct NFS (DNFS)はデフォルトでOracle Real Application Clusters (Oracle RAC)インストールで有効になっています。
デフォルトでは、Oracle RACのインストール時にDirect NFSクライアントが有効な状態でインストールされます。これは、Direct NFSを有効にする必要があるOracle Database単一インスタンスのインストールとは異なります。Direct NFSクライアントはデフォルトでインストールの一部として無効になっています。Oracle RAC Oracle Databaseリリースをリリース12.1以上にアップグレードし、ソース・データベースでDirect NFSを有効にしていない場合、エラー・メッセージORA-17500: 「ODMエラー:操作は許可されていません。」
が発生します。
この変更の詳細およびアップグレードの準備のオプションを確認するには、My Oracle Supportノート954425.1および1966267.1を参照してください
Oracle Database Securityの変更点
Oracle Database 12cでは、Oracle Database VaultおよびOracle Data Guardのセキュリティ機能とその他の領域が変更されています。
- Oracleビジネス・インテリジェンスおよびデータ・ウェアハウスの変更点
Oracle Database 12cのビジネス・インテリジェンスおよびデータ・ウェアハウスのアプリケーションと機能の変更のリストを参照してください。 - セキュリティ監査機能の変更点
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)以上のリリースでは、監査機能のフル・セットが自動的に使用可能になります。 - Oracle Label Securityで非推奨となった機能とパラメータ
Oracle Database 12cリリース1では、9個のOracle Label Securityの機能が非推奨になりました。 - 非推奨となったDBMS_NETWORK_ACL_ADMIN PL/SQLパッケージのプロシージャ
ここにリストされているDBMS_NETWORK_ACL_ADMIN
PL/SQLパッケージのプロシージャは、Oracle Database 12cでは非推奨です。 - IGNORECASEおよびSEC_CASE_SENSITIVE_LOGONの非推奨
ORAPWD
のIGNORECASE
引数およびSEC_CASE_SENSITIVE_LOGON
システム・パラメータは、Oracle Database 12cでは非推奨です。 - SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSIONパラメータの非推奨
SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSIONパラメータはOracle Database 12cでは非推奨です。 - SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSIONパラメータが設定されていないシステムのアップグレード
SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION_SERVERのパラメータ設定を参照して、アップグレードしたデータベースのセキュリティおよびクライアント接続に対する影響を確認してください。 - NTLMプロトコルを使用したWindows NTS認証の非推奨
セキュリティ脆弱性の理由から、NTLMは、Oracle Database 12cでは非推奨です。 - 透過的データ暗号化に対する公開キー・インフラストラクチャの非推奨
透過的データ暗号化(TDE)に対する公開キー・インフラストラクチャ(PKI)は、Oracle Database 12cでは非推奨です。 - Secure Sockets Layer (SSL)の暗号スイートのサポート終了
Oracle Advanced Securityを使用する場合、サポートが終了した暗号スイートのこのリストを参照してください。 - データベースのRules Manager (RUL)およびExpression Filter (EXF)のサポート終了
Oracle Database 12cリリース1以上では、Expression Filter (EXF)およびデータベースのRules Manager (RUL)機能のサポートが終了しました。 - Oracle Data Guard Brokerの非推奨となった機能またはサポートが終了した機能
Oracle Data Guard Brokerを使用する場合、これらの非推奨を参照してください。 - Oracle Data Pumpエクスポート・ユーティリティの非推奨となった機能またはサポートが終了した機能
Oracle Data PumpエクスポートのDATA_OPTIONSパラメータのXML_CLOBS
オプションは非推奨です。 - Oracle Database Vaultの非推奨となった機能またはサポートが終了した機能
Oracle Database 12c以上では、ここにリストされているOracle Database Vaultの機能およびルール・セットは、非推奨となったか、サポートが終了しました。 - Oracle Databaseのセマンティク・テクノロジの非推奨となった機能またはサポートが終了した機能
ここにリストされているOracle Databaseのセマンティク・テクノロジの機能は、Oracle Database 12c (12.1)では非推奨です。
Oracleビジネス・インテリジェンスおよびデータ・ウェアハウスの変更点
Oracle Database 12cのビジネス・インテリジェンスおよびデータ・ウェアハウスのアプリケーションと機能の変更のリストを参照してください。
- チェンジ・データ・キャプチャのサポート終了
Oracleチェンジ・データ・キャプチャは、Oracle Database 12cに含まれておらず、Oracle GoldenGateに置き換えられました。 - Oracle Data Miningのサポートが終了した機能
これらのOracle Data Mining機能は、Oracle Database 12cでサポートが終了しました。 - Oracle Data MiningのアップグレードでのABNモデルのサポート終了
Oracle Database 12c以上では、Data Mining Java APIおよびAdaptive Bayes Network (ABN)アルゴリズムは、サポートが終了しました。 - OLAPカタログ(AMD)のサポート終了
Oracle Database 12c以上では、共通ウェアハウス・メタモデル(CWM)標準のOLAPカタログ(AMD)に対するサポートが終了しました。
親トピック: Oracle Database Securityの変更点
チェンジ・データ・キャプチャのサポート終了
Oracleチェンジ・データ・キャプチャは、Oracle Database 12cに含まれておらず、Oracle GoldenGateに置き換えられました。
参照:
詳細は、Oracle GoldenGateのドキュメントを参照してください。
Oracle Data Miningのサポートが終了した機能
これらのOracle Data Mining機能は、Oracle Database 12cでサポートが終了しました。
-
Oracle Data Mining Java APIは使用できません。Oracle Data Mining 12cに対するプログラム・インタフェースは、
DBMS_DATA_MINING
およびDBMS_DATA_MINING_TRANSFORM
の2つのPL/SQLパッケージと、データのスコアリング用のSQL言語の関数ファミリで構成されます。参照:
Data Mining PL/SQLパッケージの詳細は、Oracle Data Miningユーザー・ガイドを参照してください。
-
Adaptive Bayes Network (ABN)アルゴリズムは使用できません。Oracle Data Mining 12cでは、ディシジョン・ツリーアルゴリズムはABNを置き換えます。
参照:
ディシジョン・ツリー・アルゴリズムの詳細は、Oracle Data Mining概要を参照してください。
Oracle Data MiningのアップグレードでのABNモデルのサポート終了
Oracle Database 12c以上では、Data Mining Java APIおよびAdaptive Bayes Network (ABN)アルゴリズムは、サポートが終了しました。
Oracleではこれらの機能のサポートが終了しているため、Oracle Data Mining Java APIによって作成されたモデルをOracle Databaseリリース11gからOracle Database 12cにアップグレードすることはできません。その他のすべてのモデルおよびメタデータは、Oracle Database 11gからOracle Database 12cへのアップグレード時に自動的にアップグレードされます。ABNモデルのアップグレードは可能ですが、Oracle Database 12cデータベースでそれらを使用することはできません。アップグレードの前または後にABNモデルを削除する必要があります。ABNモデルは、Oracle Database 12cデータベースで新しい分類モデルを作成することによって置き換えが可能です。
参照:
Data Mining APIおよびデータ・マイニング・モデルの詳細は、Oracle Data Miningユーザー・ガイドを参照してください。
OLAPカタログ(AMD)のサポート終了
Oracle Database 12c以上では、共通ウェアハウス・メタモデル(CWM)標準のOLAPカタログ(AMD)に対するサポートが終了しました。
CWM標準のサポートは、Oracle Database 11gリリース2 (11.2)で非推奨となりました。既存のデータベースでOLAPカタログにCWMメタデータがあり、Oracle Database 12cにアップグレードした場合は、アップグレードしたデータベースにはAMDコンポーネントがあります。アップグレードしたデータベースにAMDコンポーネントがない場合は、新しいOracle Database 12cインストールにAMDが含まれていないため、アップグレードしたOracle Database 12cデータベースにもAMDコンポーネントがありません。データベースにAMDコンポーネントがあり、それを削除する場合は、パスORACLE_HOME
/olap/admin/catnoamd.sql
にあるcatnoamd.sql
スクリプトを実行します。このスクリプトは、アップグレードが完了する前または後のどちらでも実行できます。
注意:
アップグレードするデータベースにOLAPカタログが存在する場合、AMD OLAP Catalog OPTION OFF
および無効なCWM OLAPオブジェクトが表示されることがあります。無効なOLAPオブジェクトは不要なため、無視しても問題ありません。
参照:
-
OLAP Java APIメタデータの詳細は、『Oracle OLAP Java API開発者ガイド』を参照してください。
-
Oracle DatabaseのOLAPオプションおよびオンライン分析処理の詳細は、『Oracle OLAPユーザーズ・ガイド』を参照してください。
セキュリティ監査機能の変更点
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)以上のリリースでは、監査機能のフル・セットが自動的に使用可能になります。
監査機能は、Oracle Database 12cで再設計されました。Oracle Database 12cで新しいデータベースを作成すると、監査の拡張機能のフル・セットが自動的に使用可能になります。以前のリリースからアップグレードした場合は、新しい監査機能の一部およびアップグレード元のリリースからの監査機能を使用するためのオプションが提供されます。最新の監査機能のフル・セットに移行することを強くお薦めします。
参照:
新しい監査機能およびセキュリティの変更の詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください。
親トピック: Oracle Database Securityの変更点
Oracle Label Securityで非推奨となった機能とパラメータ
Oracle Database 12cリリース1では、9個のOracle Label Securityの機能が非推奨になりました。
ここにリストされたOracle Label Securityの機能は、Oracle Database 12cリリース1では非推奨になりました。これらは、今後のリリースでサポートが終了する可能性があります。次に示す代替機能を使用することをお薦めします。
- LEAST_UBOUND。かわりにOLS_GREATEST_LBOUNDを使用します。
-
LUBD。かわりにOLS_GLBDを使用します。
-
DOMINATES。かわりにOLS_DOMINATESを使用します。
-
DOM。かわりにOLS_STRICTLY_DOMINATESを使用します。
-
STRICTLY_DOMINATES。かわりにOLS_STRICTLY_DOMINATESを使用します。
-
S_DOM。かわりにOLS_STRICTLY_DOMINATESを使用します。
-
DOMINATED_BY。かわりにOLS_DOMINATED_BYを使用します。
-
DOM_BY。かわりにOLS_DOMINATED_BYを使用します。
-
STRICTLY_DOMINATED_BY。かわりにOLS_STRICTLY_DOMINATED_BYを使用します。
-
S_DOM_BY。かわりにOLS_STRICTLY_DOMINATED_BYを使用します。
参照:
-
GREATEST_LBOUNDでの下限の最大値の検索の詳細は、Oracle Label Security管理者ガイドを参照してください
-
OLS_GLBDの詳細は、Oracle Label Security管理者ガイドを参照してください
-
OLS_DOMINATESのスタンドアロン機能の詳細は、Oracle Label Security管理者ガイドを参照してください
-
OLS_STRICTLY_DOMINATESのスタンドアロン機能の詳細は、Oracle Label Security管理者ガイドを参照してください
-
OLS_DOMINATED_BYのスタンドアロン機能の詳細は、Oracle Label Security管理者ガイドを参照してください
-
OLS_STRICTLY_DOMINATED_BYのスタンドアロン機能の詳細は、Oracle Label Security管理者ガイドを参照してください
親トピック: Oracle Database Securityの変更点
非推奨となったDBMS_NETWORK_ACL_ADMIN PL/SQLパッケージのプロシージャ
ここにリストされているDBMS_NETWORK_ACL_ADMIN
PL/SQLパッケージのプロシージャは、Oracle Database 12cでは非推奨です。
-
CREATE_ACL
-
ADD_PRIVILEGE
-
DELETE_PRIVILEGE
-
ASSIGN_ACL
-
UNASSIGN_ACL
-
DROP_ACL
-
ASSIGN_WALLET_ACL
-
UNASSIGN_WALLET_ACL
-
CHECK_PRIVILEGE
-
CHECK_PRIVILEGE_ACLID
参照:
PL/SQLパッケージおよびタイプでのファイングレイン・アクセスの管理の詳細は、Oracle Databaseセキュリティ・ガイドを参照してください。
親トピック: Oracle Database Securityの変更点
IGNORECASEおよびSEC_CASE_SENSITIVE_LOGONの非推奨
ORAPWD
のIGNORECASE
引数およびSEC_CASE_SENSITIVE_LOGON
システム・パラメータは、Oracle Database 12cでは非推奨です。
デフォルトでは、Oracle Database 12cのパスワードは大文字と小文字が区別されます。
参照:
認証およびパスワード保護の構成の詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください。
親トピック: Oracle Database Securityの変更点
SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSIONパラメータの非推奨
SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSIONパラメータはOracle Database 12cでは非推奨です。
SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSIONは、2つの新しいOracle Net Servicesパラメータに置き換えられました。
-
SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION_SERVER
-
SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION_CLIENT
参照:
SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION_SERVERの詳細は、『Oracle Database Net Servicesリファレンス』を参照してください
SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION_CLIENTの詳細は、『Oracle Database Net Servicesリファレンス』を参照してください
この非推奨の詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください
親トピック: Oracle Database Securityの変更点
SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSIONパラメータが設定されていないシステムのアップグレード
SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION_SERVERのパラメータ設定を参照して、アップグレードしたデータベースのセキュリティおよびクライアント接続に対する影響を確認してください。
SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSIONパラメータが設定されていないシステム(デフォルトのSQLNet設定の8
を使用しているシステム)をアップグレードする場合、ログイン・ベリファイアの新しいデフォルト値は11
に設定され、それによりOracle Database 12cでは11gパスワード・ベリファイア(11G
)が設定されます。この値によって、Oracle Database 10gおよび11gクライアントは、データベースとOracle Database 12cクライアントに接続できます。
アップグレードしたOracle Database 12cサーバーでSQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION_SERVER (または非推奨となったSQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION)に対してパラメータ設定を指定しない場合、新しいOracle Database 12cのデフォルトは 11
になります。この設定によって、クリティカル・パッチ・アップデートCPU Oct 2012以上のパッチが適用されていない、接続のために10gベリファイア(10G
)を使用する必要のあるOracle Databaseリリース11.2.0.3より前のリリースを使用するクライアントからの接続が可能になります。
設定を高くすると、ベリファイアの使用がさらに制限されます。8
に設定すると、ほとんどのベリファイア(つまり、10G
、11G
および12C
ベリファイア)がすべて許可され、12a
に設定すると、12Cベリファイアのみが許可されます。セキュリティを強化するために、12aへのSQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION_SERVERの設定を検討してください。12に設定すると、11Gおよび12Cベリファイアが認証に使用されます。
参照:
『Oracle Databaseプラットフォーム共通日本語README』のパスワード推測攻撃に対する防御に関する説明を参照してください。
SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION_SERVER
の詳細は、『Oracle Database Net Servicesリファレンス』を参照してください
ベリファイア設定およびクライアント・アクセスの詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください
親トピック: Oracle Database Securityの変更点
NTLMプロトコルを使用したWindows NTS認証の非推奨
セキュリティ脆弱性の理由から、NTLMは、Oracle Database 12cでは非推奨です。
Windowsユーザーは、NT Lan Manager (NTLM)プロトコルが必要なWindowsクライアントおよびサーバー上でNTSアダプタを使用して認証することはできません。WindowsユーザーはKerberosは使用できます。NTLMは、ローカル・ユーザーの認証、およびデータベース・サービスがローカル・ユーザーで実行されている場合にはまだ使用できます。
新しいクライアント側sqlnet.ora
のブール・パラメータNO_NTLM (デフォルト値はFALSE)を使用すると、NTS認証でNTLMを使用できるかどうかを制御できます。NO_NTLMをTRUEに設定すると、このパラメータ値により、NTLMがWindows NTS認証で使用されなくなります。
参照:
このリリースでのWindowsプラットフォームに影響する変更の詳細は、Oracle Databaseプラットフォーム・ガイドfor Microsoft Windowsを参照してください。
親トピック: Oracle Database Securityの変更点
透過的データ暗号化に対する公開キー・インフラストラクチャの非推奨
透過的データ暗号化(TDE)に対する公開キー・インフラストラクチャ(PKI)は、Oracle Database 12cでは非推奨です。
TDEを構成するには、ADMINISTER KEY MANAGEMENT SQL文を使用します。その他のPKIの実装に影響はありません。
参照:
TDEの構成の詳細は、『Oracle Database Advanced Securityガイド』を参照してください。
親トピック: Oracle Database Securityの変更点
Secure Sockets Layer (SSL)の暗号スイートのサポート終了
Oracle Advanced Securityを使用する場合、サポートが終了した暗号スイートのこのリストを参照してください。
Oracle Advanced Securityでは、Oracle Database 12cの次の暗号スイートのサポートが終了しました。
-
SSL_DH_anon_WITH_DES_CBC_SHA
-
SSL_RSA_EXPORT_WITH_DES40_CBC_SHA
-
SSL_RSA_EXPORT_WITH_RC4_40_MD5
-
SSL_RSA_WITH_DES_CBC_SHA
参照:
サポートされるSSL暗号スイートの詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください
親トピック: Oracle Database Securityの変更点
データベースのRules Manager (RUL)およびExpression Filter (EXF)のサポート終了
Oracle Database 12cリリース1以上では、Expression Filter (EXF)およびデータベースのRules Manager (RUL)機能のサポートが終了しました。
Rules Managerを使用している場合、Oracle Fusion MiddlewareのコンポーネントであるOracle Business Rulesに移行することをお薦めします。Oracle DatabaseのExpression Filter機能は、Continuous Query Notificationに置き換えられました。
このスクリプトはアップグレード・プロセスによって実行されます。アップグレード前にこれらのコンポーネントを削除するには、アップグレード前にcatnoexf.sql
スクリプトを実行します。catnoexf.sql
スクリプトは、ORACLE_HOME/rdbms/admin/
の下にあります。
親トピック: Oracle Database Securityの変更点
Oracle Data Guard Brokerの非推奨となった機能またはサポートが終了した機能
Oracle Data Guard Brokerを使用する場合、これらの非推奨を参照してください。
義務の分離機能に対するOracle Data Guard Brokerのサポートの一部として、Oracle Database 12cでは、次のブローカ・プロパティは非推奨です。
-
LsbyASkipCfgPr
-
LsbyASkipErrorCfgPr
-
LsbyASkipTxnCfgPr
-
LsbyDSkipCfgPr
-
LsbyDSkipErrorCfgPr
-
LsbyDSkipTxnCfgPr
-
LsbySkipTable
-
LsbySkipTxnTable
代替となるものはありません。
親トピック: Oracle Database Securityの変更点
Oracle Data Pumpエクスポート・ユーティリティの非推奨となった機能またはサポートが終了した機能
Oracle Data PumpエクスポートのDATA_OPTIONSパラメータのXML_CLOBS
オプションは非推奨です。
参照:
エクスポートのDATA_OPTIONSパラメータの詳細は、『Oracle Databaseユーティリティ』を参照してください。
親トピック: Oracle Database Securityの変更点
Oracle Database Vaultの非推奨となった機能またはサポートが終了した機能
Oracle Database 12c以上では、ここにリストされているOracle Database Vaultの機能およびルール・セットは、非推奨となったか、サポートが終了しました。
Oracle Database 12c以上では、Database Vaultコンフィギュレーション・アシスタント(DVCA)およびDatabase Vault Administrator (DVA)は非推奨になっています。Oracle Database Vaultの構成および管理にOracle Enterprise Manager Cloud Controlを使用します。
- 非推奨となったOracle Database Vaultのデフォルトのルール・セット
ここにリストされているルール・セットは、Oracle Database 12cリリース1では非推奨です。 - 非推奨となったOracle Database Vaultのデフォルトのレルム
Oracleデータ・ディクショナリのレルムおよびOracle Enterprise Managerのレルムは、このリリースでは非推奨になりました。 - 非推奨となったOracle Database VaultのAPI
DVSYS.DBMS_MACADM.SYNC_RULESプロシージャは、その機能がルール作成機能に組み込まれたため、非推奨になりました。
親トピック: Oracle Database Securityの変更点
非推奨となったOracle Database Vaultのデフォルトのルール・セット
ここにリストされているルール・セットは、Oracle Database 12cリリース1では非推奨です。
次のルール・セットは、このリリースでは非推奨です。
-
「Oracle Data Pump操作を許可」ルール・セット
-
「スケジューラ・ジョブの許可」ルール・セット
参照:
デフォルトのルール・セットの詳細は、『Oracle Database Vault管理者ガイド』を参照してください
非推奨となったOracle Database Vaultのデフォルトのレルム
Oracleデータ・ディクショナリのレルムおよびOracle Enterprise Managerのレルムは、このリリースでは非推奨になりました。
以前Oracleデータ・ディクショナリのレルムで保護されていたオブジェクトは、新しいレルムに移行されています。
参照:
新しいレルムおよびデフォルトのレルムの詳細は、『Oracle Database Vault管理者ガイド』を参照してください。
非推奨となったOracle Database VaultのAPI
DVSYS.DBMS_MACADM.SYNC_RULESプロシージャは、その機能がルール作成機能に組み込まれたため、非推奨になりました。
参照:
ルール作成の詳細は、『Oracle Database Vault管理者ガイド』を参照してください。
Oracle Databaseのセマンティク・テクノロジの非推奨となった機能またはサポートが終了した機能
ここにリストされているOracle Databaseのセマンティク・テクノロジの機能は、Oracle Database 12c (12.1)では非推奨です。
- Oracle Databaseのセマンティク・テクノロジのVPDサポート
仮想プライベート・データベース(VPD)に依存する既存のセマンティク・テクノロジ・アプリケーションを、Oracle Label Security (OLS)をかわりに使用するように移行します。 - Oracle Databaseのセマンティク・テクノロジのバージョン対応モデルのサポート
セマンティク・データでのWorkspace Managerの使用に対する具体的な代替手段は、アプリケーションの用途に応じて異なります。
親トピック: Oracle Database Securityの変更点
Oracle Databaseのセマンティク・テクノロジのVPDサポート
仮想プライベート・データベース(VPD)に依存する既存のセマンティク・テクノロジ・アプリケーションを、Oracle Label Security (OLS)をかわりに使用するように移行します。
参照:
RDFデータに対するファイングレインなアクセス制御の詳細は、Oracle Databaseのセマンティク・テクノロジ開発者ガイドを参照してください。
Oracle Databaseのセマンティク・テクノロジのバージョン対応モデルのサポート
セマンティク・データでのWorkspace Managerの使用に対する具体的な代替手段は、アプリケーションの用途に応じて異なります。
参照:
RDFデータに対するワークスペース・マネージャのサポートの詳細は、Oracle Databaseのセマンティク・テクノロジ開発者ガイドを参照してください。
使用例および推奨される代替手段の詳細は、https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&id=1468273.1を参照してください
Oracleグローバリゼーション・サポートの非推奨となった機能またはサポートが終了した機能
Oracle Database 12cでは、グローバリゼーションのサポート方法が変更されています。
- OracleグローバリゼーションのCSSCANおよびCSALTERのサポート終了
Oracle Database 12cには、Oracle Database Migration Assistant for Unicode (DMU)が含まれており、レガシー・データベース・ツールのCSSCANおよびCSALTERのサポートは終了しました。
OracleグローバリゼーションのCSSCANおよびCSALTERのサポート終了
Oracle Database 12cには、Oracle Database Migration Assistant for Unicode (DMU)が含まれており、レガシー・データベース・ツールのCSSCANおよびCSALTERのサポートは終了しました。
DMUでは、データベース管理者に対する包括的なエンドツーエンドのユニコード移行ソリューションが提供されます。Oracle Database 12c以上では、Oracle DatabaseにDMUが含まれます。CSSCANおよびCSALTERツールは、含まれないか、サポートされなくなりました。
Oracle Multimediaの非推奨となった機能またはサポートが終了した機能
Oracle Database 12cでは、Oracle Multimedia DICOMのORDImageサポートは非推奨です。
参照:
ORDImageの詳細は、Oracle Multimediaリファレンスを参照してください。
Oracle Net Servicesの非推奨となった機能またはサポートが終了した機能
Oracle Net Servicesでは、ここにリストされている機能、パラメータおよびコマンドは非推奨となったか、またはサポートされなくなりました。
- Oracle Netの接続プーリングのサポート終了
Oracle Database 12cでは、Oracle Netの接続プーリングはサポートされません。 - Oracle Namesのサポート終了
Oracle Namesは、Oracle Database 11gでネーミング・メソッドとしてのサポートが終了しました。ディレクトリ・ネーミングに移行する必要があります。 - Oracle Net Listenerパスワードのサポート終了
Oracle Database 12cでは、Oracle Net Listenerのパスワード機能はサポートされません。 - Oracle Net ServicesのSQLNET.KERBEROS5_CONF_MITパラメータのサポート終了
SQLNET.KERBEROS5_CONF_MITネットワーク・パラメータは、不要になったためsqlnet.ora
ではサポートされません。 - Oracle Net ServicesのOracle Names制御ユーティリティのサポート終了
Oracle Names制御ユーティリティはサポートが終了しました。Oracle Database 10g以上では、これは使用できません。 - 非推奨となったOracle Net Services用のNT LAN Manager (NTLM)プロトコル
ドメイン認証用のNT LAN Manager (NTLM)プロトコルは、Oracle Windowsアダプタでは非推奨となっています。
Oracle Netの接続プーリングのサポート終了
Oracle Database 12cでは、Oracle Netの接続プーリングはサポートされません。
Oracle Netの接続プーリングはOracle Database 11gで非推奨となりました。この非推奨には、DISPATCHERS
属性のTICKS
、SESSIONS
およびCONNECTIONS
が含まれていました。
参照:
ディスパッチャの構成の詳細は、『Oracle Database Net Services管理者ガイド』を参照してください
Oracle Connection Managerパラメータ(cman.ora)の詳細は、『Oracle Database Net Services管理者ガイド』を参照してください
Oracle Namesのサポート終了
Oracle Namesは、Oracle Database 11gでネーミング・メソッドとしてのサポートが終了しました。ディレクトリ・ネーミングに移行する必要があります。
参照:
ディレクトリ・ネーミングへの移行方法の詳細は、『Oracle Database Net Services管理者ガイド』を参照してください。
Oracle Net Listenerパスワードのサポート終了
Oracle Database 12cでは、Oracle Net Listenerのパスワード機能はサポートされません。
Oracle Databaseではローカル・オペレーティング・システム認証によって認証が実施されるため、この変更によってセキュリティが低下することはありません。
参照:
Oracle Net Listenerのセキュリティの詳細は、『Oracle Database Net Servicesリファレンス』を参照してください。
Oracle Net ServicesのSQLNET.KERBEROS5_CONF_MITパラメータのサポート終了
SQLNET.KERBEROS5_CONF_MITネットワーク・パラメータは、不要になったためsqlnet.ora
ではサポートされません。
デフォルトでは、SQLNET.KERBEROS5_CONF_MITの値はFALSE
に設定されます。このパラメータ設定は、Kerberos構成に影響を与えません。以前のリリースでは、SQLNET.KERBEROS5_CONF_MITがTRUEに設定されると、このパラメータによってMIT Kerberos 5で指定された形式で解析が設定されました。ただし、このパラメータ設定は、現在は不要になりました。Oracle Database 12c以上では、MIT Kerberos 5構成のみがサポートされます。
参照:
sqlnet.ora
ファイルのKerberosパラメータの詳細は、『Oracle Database Net Servicesリファレンス』を参照してください
Oracle Net ServicesのOracle Names制御ユーティリティのサポート終了
Oracle Names制御ユーティリティはサポートが終了しました。Oracle Database 10g以上では、これは使用できません。
Oracle Names制御ユーティリティのサポート終了により、関連するすべての制御ユーティリティ・コマンドのサポートも終了しました。Oracle Databaseクライアントは、接続文字列の解決にNames Serverを使用できません。アプリケーションをOracle Internet DirectoryにLDAPディレクトリ・ネーミングを使用して移行します。
参照:
ディレクトリ・ネーミング・メソッドの構成の詳細は、『Oracle Database Net Servicesリファレンス』を参照してください。
非推奨となったOracle Net Services用のNT LAN Manager (NTLM)プロトコル
ドメイン認証用のNT LAN Manager (NTLM)プロトコルは、Oracle Windowsアダプタでは非推奨となっています。
NTSアダプタには、Kerberos認証のみが使用されます。
参照:
sqlnet.ora
ファイルのKerberosパラメータの詳細は、『Oracle Database Net Servicesリファレンス』を参照してください。
Oracle Textの非推奨となった機能およびサポートが終了した機能
Oracle Database 12c以上では、Oracle Textで3つのテキスト索引のサポートが終了しました。
- Oracle TextおよびOracle XML DBでのCTXXPATHのサポート終了
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)以上では、CTXSYS.CTXXPATH索引はサポートが終了しました。 - テキスト索引のALTER INDEX OPTIMIZEのサポート終了
ALTER INDEX OPTIMIZE[token index_token | fast | full [maxtime (time | unlimited)]
操作は、Oracle Database 12cではサポートされません。 - テキスト索引のSYNC [MEMORY memsize]のサポート終了
SYNC [MEMORY memsize]
操作は、Oracle Database 12cではサポートされません
Oracle TextおよびOracle XML DBでのCTXXPATHのサポート終了
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)以上では、CTXSYS.CTXXPATH索引はサポートが終了しました。
CTXSYS.CTXXPATHのサポート終了は、CTXCATに影響しません。かわりにXMLIndex
索引を使用します。
参照:
XMLIndex
の詳細は、『Oracle XML DB開発者ガイド』を参照してください。
テキスト索引のALTER INDEX OPTIMIZEのサポート終了
ALTER INDEX OPTIMIZE [token index_token | fast | full [maxtime (time | unlimited)]
操作は、Oracle Database 12cではサポートされません。
索引を最適化するには、CTX_DDL.OPTIMIZE_INDEXを使用してください。
参照:
OPTIMIZE_INDEXの詳細は、『Oracle Textリファレンス』を参照してください。
テキスト索引のSYNC [MEMORY memsize]のサポート終了
SYNC [MEMORY memsize]
操作は、Oracle Database 12cではサポートされません。
. 索引を同期化するには、CTX_DDL.SYNC_INDEX
を使用してください。
参照:
SYNC_INDEX
の詳細は、『Oracle Textリファレンス』を参照してください。
Oracle XML Databaseの変更点
Oracle XML Databaseは、Oracle Databaseとともにインストールされるようになりました。Oracle Database 12cでは、その機能も変更されています。
- Oracle XML DBは必須でアンインストールできない
Oracle Database 12c以上では、Oracle XML DBは、Oracle Databaseの必須コンポーネントです。 - Oracle XML Databaseの非推奨となった機能
これらの機能は、Oracle Database 12cリリース1では非推奨となり、将来のリリースでサポートが終了する可能性があります。
Oracle XML DBは必須でアンインストールできない
Oracle Database 12c以上では、Oracle XML DBは、Oracle Databaseの必須コンポーネントです。
Oracle XML DBをアンインストールすることはできず、Oracle Databaseの作成時にそれを除外するためのオプションはありません。Oracle XML DBは、既存のOracle DatabaseをOracle Database 12cにアップグレードするときに自動的にインストールまたはアップグレードされます。
親トピック: Oracle XML Databaseの変更点
Oracle XML Databaseの非推奨となった機能
これらの機能は、Oracle Database 12cリリース1では非推奨となり、将来のリリースでサポートが終了する可能性があります。
-
XMLType
のCLOB
記憶域(非構造化記憶域とも呼ばれる)は非推奨になりました。かわりにXMLType
のバイナリXML記憶域を使用してください。XMLファイルで空白を保持するには、元のXML文書の2つのコピーを格納します。一方のファイルは、データベースでの使用やXML処理のための
XMLType
インスタンスとして使用し、他方のファイルは、文書の忠実性を実現するためのCLOB
インスタンスとして使用します。 -
オブジェクト・リレーショナル
XMLType
データに埋め込まれているCLOB
インスタンスとして格納されたXMLフラグメントに対するXMLIndex
索引の作成は、非推奨になりました。このようなフラグメントのデータを索引付けする必要がある場合は、オブジェクト・リレーショナル記憶域のかわりに、バイナリXML記憶域を使用して文書を格納します。 -
次に示す、パッケージ
DBMS_XMLSCHEMA
内のPL/SQLサブプログラムは非推奨になりました。-
generateSchema
-
generateSchemas
これらの構造体の代用はなく、この変更に対する回避策はありません。
-
-
DBMS_XDB_CONFIG
は新しいPL/SQLパッケージです。Oracle XML DBのすべての構成関数、プロシージャおよび定数は、パッケージDBMS_XDB
からDBMS_XDB_CONFIG
に移動されています。これらの関数、プロシージャおよび定数は、パッケージDBMS_XDB
では非推奨になりました。かわりにパッケージDBMS_XDB_CONFIG
でこれらを使用してください。次に、パッケージ
DBMS_XDB
で非推奨となったサブプログラムのリストを示します。-
ADDHTTPEXPIREMAPPING
-
ADDMIMEMAPPING
-
ADDSCHEMALOCMAPPING
-
ADDSERVLET
-
ADDSERVLETMAPPING
-
ADDSERVLETSECROLE
-
ADDXMLEXTENSION
-
CFG_GET
-
CFG_REFRESH
-
CFG_UPDATE
-
DELETEHTTPEXPIREMAPPING
-
DELETEMIMEMAPPING
-
DELETESCHEMALOCMAPPING
-
DELETESERVLET
-
DELETESERVLETMAPPING
-
DELETESERVLETSECROLE
-
DELETEXMLEXTENSION
-
GETFTPPORT
-
GETHTTPPORT
-
GETLISTENERENDPOINT
-
SETFTPPORT
-
SETHTTPPORT
-
SETLISTENERENDPOINT
-
SETLISTENERLOCALACCESS
次に、パッケージ
DBMS_XDB
で非推奨となった定数のリストを示します。-
XDB_ENDPOINT_HTTP
-
XDB_ENDPOINT_HTTP2
-
XDB_PROTOCOL_TCP
-
XDB_PROTOCOL_TCPS
参照:
『Oracle Database PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンス』の「DBMS_XDB_CONFIG」
-
-
XMLデータを更新するためのOracle SQL関数はすべて非推奨になっています。これらの関数のかわりにXQuery Updateを使用してください。次に、非推奨となったXML更新関数のリストを示します。
-
updateXML
-
insertChildXML
-
insertChildXMLbefore
-
insertChildXMLafter
-
insertXMLbefore
-
insertXMLafter
-
appendChildXML
-
deleteXML
参照:
非推奨になったXMLデータの更新および置換に関する推奨については、『Oracle XML DB管理者ガイド』のOracle SQL関数を説明した付録を参照してください。
-
-
Oracle SQL関数
sys_xmlgen
は非推奨になりました。かわりにSQL/XML生成関数を使用してください。参照:
XMLデータを作成するために使用できるSQL関数の詳細は、『Oracle XML DB管理者ガイド』を参照してください。
-
次のOracle XQuery関数は非推奨になりました。かわりに、対応する標準のXQuery関数(同じ名前に名前空間接頭辞
fn
の付いた関数)を使用してください。-
ora:matches
: かわりにfn:matches
を使用 -
ora:replace
: かわりにfn:replace
を使用
-
-
XML変換をサポートする次のOracle構造体は非推奨になりました。
-
PL/SQLパッケージ
DBMS_XMLTRANSLATIONS
-
Oracle XPath関数
ora:translate
-
XML Schema注釈
xdb:maxOccurs
、xdb:srclang
およびxdb:translate
これらの構造体の代用はなく、この変更に対する回避策はありません。
参照:
詳細は、『Oracle XML DB開発者ガイド』を参照してください。
-
-
次のXML Schema注釈は非推奨になりました。
-
xdb:defaultTableSchema
-
xdb:maintainOrder
-
xdb:mapUnboundedStringToLob
-
xdb:maxOccurs
-
xdb:SQLCollSchema
-
xdb:SQLSchema
-
xdb:srclang
-
xdb:storeVarrayAsTable
-
xdb:translate
これらの構造体の代用はなく、この変更に対する回避策はありません。
-
-
エクスポート・パラメータdata_optionsの値
xml_clobs
は、Oracle Database 12cから非推奨になりました。参照:
XMLType表のエクスポートおよびインポートの情報については、『Oracle XML DB開発者ガイド』を参照してください。
参照:
このリリースでの変更点の完全なリストと、変更点の詳細は、『Oracle XML DB開発者ガイド』を参照してください
親トピック: Oracle XML Databaseの変更点
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)での動作の変更
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)の変更の説明を参照してください。
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)では、互換性および相互運用性に影響を与える新機能および変更が導入されており、アップグレードに影響する可能性があります。
- Oracle Database 11gリリース2 (11.2)でのOracle Net ListenerのSNMPサポートの非推奨
Oracle Net ListenerのSNMPサポートは、Oracle Databaseリリース11.2.0.3で非推奨となりました。 - Oracle Database 11gリリース2 (11.2)でのPL/SQLプロシージャの変更
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)では、ここにリストされているPL/SQLプロシージャは、パッケージDBMS_XDB
からパッケージDBMS_XDB_ADMIN
に移動されています。 - Oracle Database 11gリリース2 (11.2)でのJOB_QUEUE_PROCESSESパラメータおよびジョブのスケジューリング
JOB_QUEUE_PROCESSOR設定は、現在、DBMS_SCHEDULERに影響します。 - Oracle Database 11gリリース2 (11.2)で非推奨となったXML DB構成メンバー
ここにリストされているXML DB構成メンバーは、リリース11.2.0.3では非推奨です。 - Oracle Database 11gリリース2 (11.2)で非推奨となったCURSOR_SHARING=SIMILAR
CURSOR_SHARING=SIMILARパラメータは、Oracle Databaseリリース11.2.0.3では非推奨です。かわりに、適応カーソル共有を使用してください。 - Oracle Database 11gリリース2 (11.2)でのチェンジ・データ・キャプチャのサポート終了予定
Oracleチェンジ・データ・キャプチャは、Oracle GoldenGateに置き換えられています。 - Oracle Database 11gリリース2 (11.2)でのData Mining Java APIの非推奨
Oracle Databaseのリリース11.2.0.3以上では、Data Mining Java APIは非推奨です。 - Oracle Database 11gリリース2 (11.2)で非推奨の初期化パラメータの識別
ここに記載されている問合せを使用して、非推奨となったパラメータを特定します。 - Oracle Database 11gリリース2 (11.2)で非推奨の初期化パラメータ
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)で非推奨となったパラメータを確認するには、このトピックを参照してください。 - Oracle Database 11gリリース2 (11.2)でサポート終了の初期化パラメータ
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)でサポートが終了したパラメータを確認するには、このトピックを参照してください。 - Oracle Database 11gリリース2 (11.2)で非推奨の静的データ・ディクショナリ・ビュー
ここにリストされている静的データ・ディクショナリ・ビューは、Oracle Database 11gリリース2 (11.2)では非推奨です。 - Oracle Database 11gリリース2 (11.2)で非推奨の動的パフォーマンス・ビュー
V$FLASH_RECOVERY_AREA_USAGE
動的パフォーマンス・ビューは、Oracle Database 11gリリース2 (11.2)では非推奨です。 - Oracle Database 11gリリース2 (11.2)で非推奨となった機能
ここにリストされている非推奨となった機能は、Oracle Database 11gリリース2 (11.2)では、下位互換性を確保するためにサポートされています。非推奨となった機能から推奨される代替手段に移行することをお薦めします。 - Oracle Database 11gリリース2 (11.2)でのLOG_ARCHIVE_DEST_nパラメータの変更
サポートされる宛先が10から31に増加しました。
親トピック: 以前のリリースのOracle Databaseの変更点
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)でのOracle Net ListenerのSNMPサポートの非推奨
Oracle Net ListenerのSNMPサポートは、Oracle Databaseリリース11.2.0.3で非推奨となりました。
新しい実装ではSNMPを使用しないことをお薦めします。
参照:
https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&id=1341834.1の「Planned end of support for SNMP in Oracle Net Listener」
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)でのPL/SQLプロシージャの変更
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)では、ここにリストされているPL/SQLプロシージャは、パッケージDBMS_XDB
からパッケージDBMS_XDB_ADMIN
に移動されています。
DBMS_XDB_ADMIN
に移動されたプロシージャは、次のとおりです。
-
moveXDB_tablespace
-
rebuildHierarchicalIndex
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)でのJOB_QUEUE_PROCESSESパラメータおよびジョブのスケジューリング
JOB_QUEUE_PROCESSOR設定は、現在、DBMS_SCHEDULERに影響します。
Oracle Database 11gリリース2(11.2)以上では、JOB_QUEUE_PROCESSES
を0
に設定すると、DBMS_SCHEDULER
およびDBMS_JOB
ジョブが実行されません。以前は、JOB_QUEUE_PROCESSES
を0
に設定すると、DBMS_JOB
ジョブは実行されませんでしたが、DBMS_SCHEDULER
ジョブは影響を受けることなく実行されました。デフォルト値は1000
です。
Oracle Databaseによって、ジョブ・キューの設定が上書きされ、アップグレード・モード中にスケジューラ・ジョブが無効化されます。したがって、Oracle Databaseのアップグレード時にこの設定を無視できます。データベースがUPGRADEモードでオープンされると、ジョブが実行できないようにDBMS_JOBまたはDBMS_SCHEDULERで内部的に強制されます。UPGRADEモードでJOB_QUEUE_PROCESSES
が何に設定されているかは問題ではありません。
参照:
このパラメータの詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)で非推奨となったXML DB構成メンバー
ここにリストされているXML DB構成メンバーは、リリース11.2.0.3では非推奨です。
-
PL/SQLプロシージャ
DBMS_XDB_ADMIN.createRepositoryXMLIndex
-
PL/SQLプロシージャ
DBMS_XDB_ADMIN.XMLIndexAddPath
-
PL/SQLプロシージャ
DBMS_XDB_ADMIN.XMLIndexRemovePath
-
PL/SQLプロシージャ
DBMS_XDB_ADMIN.dropRepositoryXMLIndex
-
XMLスキーマの注釈(属性)
csx:encodingType
-
ハイブリッド
XMLType
記憶域のCLOB部分(オブジェクト・リレーショナル記憶域内に埋込みのCLOBデータ)上のXMLIndex
索引
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)で非推奨となったCURSOR_SHARING=SIMILAR
CURSOR_SHARING=SIMILARパラメータは、Oracle Databaseリリース11.2.0.3では非推奨です。かわりに、適応カーソル共有を使用してください。
参照:
適応カーソル共有の詳細は、Oracle Database SQLチューニング・ガイドを参照してください
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)でのチェンジ・データ・キャプチャのサポート終了予定
Oracleチェンジ・データ・キャプチャは、Oracle GoldenGateに置き換えられています。
新しいアプリケーションでは、Oracle GoldenGateを使用することを強くお薦めします。
Oracle Database 11gリリース2(11.2)では、チェンジ・データ・キャプチャは旧リリースと同様に機能します。チェンジ・データ・キャプチャを現在使用している場合、当分は引き続き使用できます。ただし、チェンジ・データ・キャプチャは今後、拡張はされません。
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)でのData Mining Java APIの非推奨
Oracle Databaseのリリース11.2.0.3以上では、データ・マイニング Java APIは非推奨です。
現在Oracle Data Miningでは、Oracle Data Minerの新しいリリースがサポートされています。以前のリリース(Oracle Data Miner Classic)は、Oracle Technology Network (OTN)からダウンロードして入手できますが、開発は終了しています。
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)で非推奨の初期化パラメータの識別
ここに記載されている問合せを使用して、非推奨となったパラメータを特定します。
非推奨のパラメータは通常のパラメータと同様に動作しますが、非推奨のパラメータをパラメータ・ファイルに指定した場合、インスタンスの起動時に警告メッセージが表示されます。また、非推奨のすべてのパラメータは、インスタンスの起動時にアラート・ログに記録されます。
現行データベースで非推奨に指定されているすべての初期化パラメータのリストを取得するには、次のSQL文を発行します。
SQL> SELECT name FROM v$parameter WHERE isdeprecated = 'TRUE';
Oracle Database 11gリリース2(11.2)で非推奨の初期化パラメータ
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)で非推奨となったパラメータを確認するには、このトピックを参照してください。
次の初期化パラメータは非推奨です。
-
ACTIVE_INSTANCE_COUNT
-
PARALLEL_IO_CAP_ENABLED
すべての非推奨の初期化パラメータのリストを取得するには、次のSQL文を発行します。
SQL> SELECT name FROM v$parameter
WHERE isdeprecated = 'TRUE';
非推奨のパラメータは通常のパラメータと同様に動作しますが、非推奨のパラメータをパラメータ・ファイルに指定した場合、インスタンスの起動時に警告メッセージが表示されます。また、非推奨のすべてのパラメータは、インスタンスの起動時にアラート・ログに記録されます。
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)でサポート終了の初期化パラメータ
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)でサポートが終了したパラメータを確認するには、このトピックを参照してください。
次の初期化パラメータはサポートが終了しました。
DRS_START
GC_FILES_TO_LOCKS
MAX_COMMIT_PROPAGATION_DELAY
PLSQL_NATIVE_LIBRARY_DIR
PLSQL_NATIVE_LIBRARY_SUBDIR_COUNT
SQL_VERSION
注意:
サポートが終了した1つ以上の初期化パラメータを使用してデータベースを開始することはできますが、警告が返され、アラート・ログに記録されます。
Oracle Database 11gリリース2(11.2)で非推奨の静的データ・ディクショナリ・ビュー
ここにリストされている静的データ・ディクショナリ・ビューは、Oracle Database 11gリリース2 (11.2)では非推奨です。
次の静的ディクショナリ・ビューは非推奨です。
-
ALL_STREAMS_STMTS
(DBA_STREAMS_STMTS
に置換え) -
DBA_COMPARISON_SCAN_SUMMARY
(DBA_COMPARISON_SCAN
に置換) -
USER_COMPARISON_SCAN_SUMMARY
(USER_COMPARISON_SCAN
に置換)
Oracle Database 11gリリース2(11.2)で非推奨の動的パフォーマンス・ビュー
V$FLASH_RECOVERY_AREA_USAGE
動的パフォーマンス・ビューは、Oracle Database 11gリリース2 (11.2)では非推奨です。
動的パフォーマンス・ビューV$FLASH_RECOVERY_AREA_USAGE
は、V$RECOVERY_AREA_USAGE
に置き換えられました
Oracle Database 11gリリース2(11.2)で非推奨となった機能
ここにリストされている非推奨となった機能は、Oracle Database 11gリリース2 (11.2)では、下位互換性を確保するためにサポートされています。非推奨となった機能から推奨される代替手段に移行することをお薦めします。
ディクショナリ管理表領域
ローカル管理表領域を作成することをお薦めします。ローカル管理表領域は、ディクショナリ管理表領域より非常に効率的に管理されます。
MAX_JOB_SLAVE_PROCESSES
MAX_JOB_SLAVE_PROCESSES
は非推奨です。かわりにJOB_QUEUE_PROCESSES
を使用してください。
Oracle Database 11gリリース2 (11.2)でのLOG_ARCHIVE_DEST_nパラメータの変更
サポートされる宛先が10から31に増加しました。
Oracle Database 11gリリース2(11.2)以上では、LOG_ARCHIVE_DEST_
n
およびLOG_ARCHIVE_DEST_STATE_
n
パラメータでサポートされる宛先の数が10から31に増えました。宛先LOG_ARCHIVE_DEST_11
からLOG_ARCHIVE_DEST_31
は、SYNC
、ARCH
、LOCATION
、MANDATORY
、ALTERNATE
またはDEPENDENCY
属性をサポートしておらず、また、ALTERNATE
またはDEPENDENCY
属性のターゲットとして指定することもできません。
LOG_ARCHIVE_DEST_11
からLOG_ARCHIVE_DEST_31
を使用できるのは、COMPATIBLE
初期化パラメータを11.2.0
以上に設定した場合のみです。