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Oracle® Hardware Management Pack 2.4 インストールガイド

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更新: 2017 年 4 月
 
 

IPMItool

IPMItool コマンド行ユーティリティーはホスト上で実行され、Oracle ILOM など IPMI プロトコルをサポートするデバイスの管理および構成を行うことができます。IPMItool を使用していた上級者向けに、Oracle Hardware Management Pack にはこのユーティリティーが含まれています。

Oracle Hardware Management Pack 2.4 では、Oracle Hardware Management Pack バージョンの IPMItool (バージョン 1.8.15.1) に、ORCLTLS と呼ばれる新しいセキュアインタフェースの形式でさらにセキュリティーが追加されました。これにより、TLS プロトコルを使用して IPMItool コマンドを実行でき、IPMI 2.0 で使用される LANPLUS プロトコル経由でのセキュリティーが向上します。この新しいインタフェースは、IPMItool に含まれているすべての標準インタフェースに加えて Oracle によって追加されたもので、Oracle ILOM のバージョン 3.2.8.1 以降でサポートされています。

Oracle ILOM でのセキュア IPMItool 機能の使用の詳細については、Oracle ILOM 3.2 ドキュメントライブラリ (http://www.oracle.com/goto/ilom/docs) にある『Oracle ILOM SNMP および IPMI 用プロトコル管理リファレンスファームウェア Release 3.2.x』を参照してください。

Oracle Hardware Management Pack に含まれている IPMItool ユーティリティーの使用方法については、コマンド行のヘルプおよびマニュアルページを参照してください。


注 -  IPMItool で提供されている ipmievd デーモンは、サービスプロセッサのイベントをホストの syslog にコピーするために使用されますが、このリリースの Oracle Hardware Management Pack では非推奨になりました。