Oracle Solaris 11リリース2011.11で仮想マシンを起動すると、ゲストOSがハングアップします。 これは、Solarisの不具合によるもので、Sandy bridgeおよびWestmere CPUに基づくIntelシステムで大量の中断が発生します。 この問題は、Solaris 11 2011.11 SRU 2aで修正されています。
回避策: Oracle VM 3.4.でSolaris 11 2011.11を実行する場合、SRU 2aを使用するか、または次の手動の修正をGAリリースに適用します。
起動時に、grubメニューを編集して、
-kd
カーネル起動パラメータを追加します。 これにより、Solarisカーネル・デバッガが実行します。カーネル・デバッガで、次のコマンドを入力します。
[0]>
::bp pcplusmp`apic_clkinit
[0]>:c
kmdb: stop at pcplusmp`apic_clkinit kmdb: target stopped at: pcplusmp`apic_clkinit: pushq %rbp [0]>apic_timer_preferred_mode/W 0
pcplusmp`apic_timer_preferred_mode: 0x2 = 0x0 [0]>:c
システムの起動順序を続行します。
Solarisをインストールして、正常に起動して、
/etc/system
に次の行を追加して、この修正を保持します。set pcplusmp:apic_timer_preferred_mode = 0x0
詳細は、サポート・ノートID 1372094.1を参照してください。 また、My Oracle Supportにログオンして、ナレッジ・ベースで1372094.1
を検索することで、このドキュメントを検索することもできます。
Oracle Bug#13885097