このサーバーに Oracle VM Server for SPARC を構成する予定がある場合は、次のガイドラインに従ってください。
Oracle Solaris 10 OS を制御ドメイン、ルートドメイン、I/O ドメイン、またはサービスドメインで構成しないでください。
ゲストドメインで Oracle Solaris 10 OS を構成する場合は、制御ドメインで次のコマンドを実行して Oracle Solaris 10 の各ゲストドメインの検証済みブートを無効にしてから、ゲストドメインをリブートする必要があります。
# ldm ls -l <domain> | grep boot-policy boot-policy=warning # ldm set-domain boot-policy=none <domain> The domain must be rebooted to make the boot-policy change effective. # ldm ls -l <domain> | grep boot-policy boot-policy=none
1 つのゲストドメインに含まれる Oracle Solaris 10 と必須のパッチおよびパッケージのインスタンスは、1024 個の仮想 CPU および 4T バイトのメモリーに制限されます。
物理ドメインのメモリーの大半を論理ドメインに割り当てることができます。ただし、PDomain のメモリーのごく一部は、ソフトウェアコンポーネント、ハイパーバイザ、および特定の I/O デバイスに事前に割り当てられています。論理ドメインで使用できないメモリーの部分を特定するには、PDomain にログインして、次のコマンドを入力します。
# ldm ls-devices -a mem
コマンド出力の「BOUND」列で、_sys_ を含む行を見つけます。これらのメモリーの部分は論理ドメインで使用できません。
Oracle VM Server for SPARC の詳細は、Oracle VM Server for SPARC のドキュメントを参照してください。