一部の構成では、128 個を超える専用の vCPU を持つカーネルゾーンの作成時などに、カーネルゾーン内のメモリーを大量に消費する操作によってパニックが発生することがあります。
回復方法
CPU/メモリーを大量に消費するワークロードの実行時に、パニック文字列に WAIT_MBOX_DONE() timeout と記載されたカーネルゾーンのパニックメッセージが表示された場合は、専用の vCPU の数を 128 個未満に減らします。たとえば、ゾーン構成内に専用の vCPU の数を設定するには、次のコマンドを実行します。
# zonecfg -z <your_zone> "select dedicated-cpu;set ncpus=<less_than_128>;end"
あるいは、128 個を超える仮想 CPU を使用する場合は、次のコマンドを実行して専用の vCPU の代わりに仮想 CPU を使用できます。
# zonecfg -z <your_zone> "remove dedicated-cpu" # zonecfg -z <your_zone> "add virtual-cpu; set ncpus=<alternate_value>;end"