5.1 RMANのリカバリ・カタログ・ビューの概要
RMANリカバリ・カタログ・ビューは、リカバリ・カタログに登録されているすべてのデータベースのバックアップに関する情報を格納します。
次の表にRMANのリカバリ・カタログ・ビューの機能の概要を示します。
ノート:
リカバリ・カタログ・ビューの一部の列のデータ型が、VARCHAR2(4000)としてリストされます。VARCHAR2列のこの長さは、初期化パラメータVARCHAR2_MAX_SIZEがLEGACYに設定されている場合に適用されます。VARCHAR2_MAX_SIZEの値を32767に設定した場合、VARCHAR2(4000)としてリストされたデータ型の列はVARCHAR2(32767)になります。
                     
表5-1 リカバリ・カタログ・ビュー
| リカバリ・カタログ・ビュー | 対応するV$ビュー | カタログ・ビューの説明 | 
|---|---|---|
| アーカイブREDOログ・ファイルとアーカイブされていないREDOログ・ファイル。 | ||
| Enterprise ManagerのアーカイブREDOログ・バックアップに関する詳細。 | ||
| Enterprise ManagerのアーカイブREDOログ・バックアップに関する情報のサマリー。 | ||
| バックアップ・セットにバックアップされた制御ファイル。 | ||
| Enterprise Managerの制御ファイルのバックアップに関する詳細。 | ||
| Enterprise Managerの制御ファイルのバックアップに関する情報のサマリー。 | ||
| Enterprise Managerのデータファイルのイメージ・コピーのバックアップに関する詳細。 | ||
| Enterprise Managerのデータファイルのイメージ・コピーのバックアップに関する情報のサマリー。 | ||
| データファイル・バックアップ内の破損ブロック範囲。 | ||
| バックアップ・セット内のデータファイル。 | ||
| Enterprise Managerのデータファイルのバックアップに関する詳細。 | ||
| Enterprise Managerのデータファイルのバックアップに関する情報のサマリー。 | ||
| リポジトリで認識されるRMANのバックアップおよびコピー。 | ||
| バックアップ・ピース | ||
| Enterprise Managerのバックアップ・ピースに関する詳細。 | ||
| バックアップ・セット内のアーカイブREDOログ・ファイル。 | ||
| カタログに登録されたデータベースのすべてのインカネーションのバックアップ・セット。 | ||
| Enterprise Managerのバックアップ・セットに関する詳細。 | ||
| Enterprise Managerのバックアップ・セットに関する情報のサマリー。 | ||
| バックアップ内のサーバー・パラメータ・ファイル。 | ||
| Enterprise Managerのサーバー・パラメータ・ファイルのバックアップに関する詳細。 | ||
| Enterprise Managerのサーバー・パラメータ・ファイルのバックアップに関する情報のサマリー。 | ||
| N/A | RC_RESYNCにより、非推奨になりました。 | |
| ディスク上の制御ファイルのコピー。 | ||
| データファイル・コピー内の破損ブロック範囲。 | ||
| リカバリ・カタログに登録されているデータベース。 | ||
| 最新のRMANバックアップまたはコピーで破損としてマークされたデータベース・ブロック。 | ||
| リカバリ・カタログに登録されているデータベース・インカネーション。 | ||
| リカバリ・カタログに登録されているデータファイル。 | ||
| ディスク上のデータファイル・コピー。 | ||
| 
 | ディスクに格納されているバックアップ・データに対するデータベースのリストア範囲の詳細。 | |
| ログ・スイッチの発生時刻を示すオンラインREDOログの履歴。 | ||
| データファイルのオフライン範囲。 | ||
| リカバリ・カタログに登録されているプラガブル・データベース(PDB) | ||
| リカバリ・カタログに登録されているPDBインカネーション | ||
| プロキシ・コピー機能を使用して作成されたアーカイブ・ログのバックアップ。 | ||
| Enterprise Managerのプロキシ・アーカイブREDOログ・ファイルに関する詳細。 | ||
| Enterprise Managerのプロキシ・アーカイブREDOログ・ファイルに関する情報のサマリー。 | ||
| プロキシ・コピー機能を使用して作成された制御ファイルのバックアップ。 | ||
| Enterprise Managerのデータファイルのプロキシ・コピーに関する詳細。 | ||
| Enterprise Managerのデータファイルのプロキシ・コピーに関する情報のサマリー。 | ||
| プロキシ・コピー機能を使用して作成されたデータファイルのバックアップ。 | ||
| 前回のカタログ再同期化以降の、データベースのすべてのインカネーションのオンラインREDOログ。 | ||
| 前回のカタログ再同期化以降の、データベースのすべてのインカネーションの全REDOスレッド。 | ||
| 前回のカタログ再同期化以降の、データベースのすべてのインカネーションの全リストア・ポイント。 | ||
| 
 | リカバリ・カタログに登録されているデータベースのリストア範囲の詳細。 | |
| N/A | リカバリ・カタログの再同期化 | |
| Enterprise Managerのバックアップ・ジョブに関する詳細。 | ||
| Enterprise Managerのバックアップ・サブジョブに関する詳細。 | ||
| Enterprise Manager内部で使用。 | ||
| RMAN構成の設定 | ||
| Enterprise Managerで使用するRMANコマンドからの出力。 | ||
| RMAN操作に関する履歴のステータス情報。 | ||
| 
 | テープに格納されているバックアップ・データに対するデータベースのリストア範囲の詳細。 | |
| N/A | Data Guard環境のデータベース | |
| N/A | リカバリ・カタログに格納されているスクリプトの名前。 | |
| N/A | リカバリ・カタログに格納されているスクリプトの内容。 | |
| リカバリ・カタログに登録されているすべての表領域、すべての削除済表領域および古いインカネーションに属している表領域。 | ||
| リカバリ・カタログに登録されているすべての一時ファイル。 | ||
| リカバリ・カタログに登録されている使用不可能なバックアップ・ファイル。 |