このドキュメントで説明されているソフトウェアはサポートされなくなったか、または拡張サポートされています。
Oracleでは、現在サポートされているリリースにアップグレードすることをお薦めします。

1.3.2 Spacewalkクライアント・ソフトウェアを最初にインストールしないでSpacewalkクライアントを登録

この手順では、登録するシステムがOracle Linux 7更新1以降でインストールされている必要があります。

Spacewalkにまだ接続されていないOracle Linuxサーバーの場合は、次のようにサーバーを登録します:

  1. rhnreg_ksコマンドを使用して、Spacewalkにサーバーを登録します。

    第1.2.4項「Spacewalkクライアントのアクティブ化キーの作成」で説明しているように、サーバーを登録する前にクライアントのアクティブ化キーを作成しておく必要があります。 有効な場合、汎用デフォルト・キーを使用できます。 ただし、固有のアクティブ化キーの使用をお薦めします。

    次のステップでは、SSLを使用して、クライアントとSpacewalkサーバー間のすべての通信を暗号化します(推奨構成)。

    1. CA証明書ファイルRHN-ORG-TRUSTED-SSL-CERTをサーバーにダウンロードします。

      ブラウザのタブで、http://swksvr_FQDN/pub (swksvr_FQDNは、Spacewalkサーバーの完全修飾ドメイン名)にナビゲートし、CA証明書ファイルRHN-ORG-TRUSTED-SSL-CERT/usr/share/rhn/にダウンロードします。

      または、次のようにコマンドラインからwgetを使用します。

      # wget -q -O /usr/share/rhn/RHN-ORG-TRUSTED-SSL-CERT \
        http://swksvr_FQDN/pub/RHN-ORG-TRUSTED-SSL-CERT
    2. rhnreg_ksコマンドを使用してSpacewalkにシステムを登録し、--sslCACertオプションを使用して証明書を指定します。

      # rhnreg_ks --sslCACert=/usr/share/rhn/RHN-ORG-TRUSTED-SSL-CERT \
        --serverUrl=https://swksvr_FQDN/XMLRPC --activationkey=activation_key

      Spacewalkサーバーまたはプロキシを完全修飾ドメイン名で指定します。

      SpacewalkクライアントをSpacewalkサーバーに再登録する必要がある場合は、追加で--forceオプションを指定します。

  2. プロビジョニングと監査を含むSpacewalkによって提供されるすべての機能をサポートするために、登録後にSpacewalkクライアント・ソフトウェア全体をインストールすることをお薦めします。

    登録後にSpacewalkクライアント・ソフトウェアをインストールするには、サーバーをSpacewalk Client 2.4ソフトウェア・チャネルにサブスクライブし、yumを使用してパッケージをインストールします:

    # yum install rhn-client-tools rhn-check rhn-setup rhnsd m2crypto yum-rhn-plugin