このドキュメントで説明されているソフトウェアはサポートされなくなったか、または拡張サポートされています。
Oracleでは、現在サポートされているリリースにアップグレードすることをお薦めします。

1.2.3 ソフトウェア・チャネルの同期化

ソフトウェア・チャネルの構成後、即時手動同期化を実行するか、定期同期化ジョブをスケジューリングすることで、ソフトウェアを同期化できます。

少なくとも、Oracle Linuxの最新チャネルを毎日更新することをお薦めします。

Oracle Linuxチャネルの初回の同期化は、完了までに数日かかる場合があります。 初回の手動同期化を実行してチャネルに移入してから、定期ジョブを構成して更新された状態を維持することをお薦めします。

Spacewalk Webインタフェースを使用したソフトウェア・チャネルの同期化

  1. 「Channels」、続いて「Manage Software Channels」に移動し、必要なチャネルを選択します。

  2. 「Repositories」、続いて「Sync」を選択します。

  3. ソフトウェアを同期化します。

    即時手動同期を実行するには、「Sync now」ボタンをクリックします。

    定期同期化ジョブをスケジューリングするには、優先スケジュールを選択し、「Schedule」ボタンをクリックします。

コマンドラインを使用したソフトウェア・チャネルの同期化

spacewalk-repo-syncツールを使用して、ソフトウェア・チャネルを同期します。 このツールを使用するには、rootであることが必要です。 ツールは手動またはcronジョブで実行できます。 cronジョブでツールを実行する場合は、必ず-qオプションまたは--quietオプションを含めてください。 詳細は、spacewalk-repo-sync(8)のマニュアル・ページを参照してください。

-pオプションを使用すると、親チャネルとすべての子を1回の操作で同期させることができます:

# spacewalk-repo-sync -p parent_channel

次に例を示します。

# spacewalk-repo-sync -p oraclelinux7-x86_64

さらに--latestオプションを指定すると、サーバーは使用可能な最新のパッケージのみを同期させます。

 spacewalk-repo-sync -p oraclelinux7-x86_64 --latest

リポジトリが割り当てられている単一のチャネルを同期するには、-cオプションを使用してチャネルを指定します:

# spacewalk-repo-sync -p channel

ここでも--latestオプションを使用することができます。たとえば、次のようにします:

# spacewalk-repo-sync -p oraclelinux7-x86_64-uek-r4 --latest

指定されたULNリポジトリとチャネルを同期させるには:

# spacewalk-repo-sync -c <Spacewalk channel label> -u uln:///<ULN channel label> 

次に例を示します。

# spacewalk-repo-sync -c oraclelinux6_x86_64_latest -u uln:///ol6_x86_64_latest 

指定したOracle Linux yumサーバー・リポジトリとチャネルを同期するには:

# spacewalk-repo-sync -c <Spacewalk channel label> -u http://<repo URL> 

次に例を示します。

# spacewalk-repo-sync -c oraclelinux6_x86_64_latest \
  -u https://yum.oracle.com/repo/OracleLinux/OL6/latest/x86_64/ \