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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース18.1
E98591-01
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10.2 フォームの作成

開発者は、アプリケーションの作成ウィザード、ページの作成ウィザード、リージョンの作成ウィザードなど、多数のウィザードを使用してフォームを作成できます。

10.2.1 ページの作成ウィザードを使用したフォームの作成

ページの作成ウィザードを使用して、広範な種類のフォームを作成します。

ページの作成ウィザードを使用してフォームを作成するには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. アプリケーションを選択します。
  3. 「ページの作成」をクリックします。
  4. 「ページの作成」で、次のステップを実行します。
    1. ユーザー・インタフェース: ページのユーザー・インタフェースを選択します。
      この属性は、古いテーマを使用し、デスクトップおよびモバイル・ユーザー・インタフェースでそのテーマが定義されているアプリケーションに対してのみ表示されます。
    2. ページ・タイプ: 「コンポーネント」「フォーム」を選択します。

      ヒント:

      コンポーネント・ページは、ページ・レベルの機能を提供し、指定されたアプリケーション内でレポート、フォーム、チャート、カレンダなどを複数回追加できます。機能ページは、アプリケーション・レベルの機能を提供し、アプリケーションごとに1回のみ追加できます。

    3. フォーム・タイプを選択します。オプションは次のとおりです。
      • 表のフォーム付きレポート

      • 表のリスト・ビュー付きのレポート(モバイル・アプリケーション用に最適化)

      • 編集可能対話グリッド

      • 1ページのマスター・ディテール

      • 2ページのマスター・ディテール

      • 表のフォーム

      • プロシージャのフォーム

      • SQL問合せのフォーム

      • Webサービスのフォーム

      • SQL問合せのフォーム

      • Webサービスのフォーム

      • Webサービスのレポートとフォーム

      ヒント:

      各レポート・タイプの詳細は、ページの作成ウィザード実行時のフォーム・オプションを参照してください。

    4. 「次へ」をクリックします。
  5. 次に何が表示されるかは、選択したフォームによって異なります。画面に表示されるステップに従います。
    属性の詳細は、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。

10.2.2 ページの作成ウィザード実行時のフォーム・オプション

ページの作成ウィザード実行時のフォーム・オプションについて学習します。

ヒント:

ユニバーサル・テーマ - 42は、モバイルまたはデスクトップのいずれの環境でも同等に正しく動作するよう最適化されています。以前のリリースおよび以前のテーマでは、モバイル・ユーザー・インタフェースはjQuery Mobileに基づいています。できるだけ早く既存のモバイル・アプリケーションをユニバーサル・テーマに移行することをお薦めします。

ページの作成ウィザードで使用可能なフォーム

ページの作成ウィザードでは、次のフォームがサポートされています。

表10-1 ページの作成ウィザード - 使用可能なフォーム

フォーム・タイプ 説明 詳細情報

表のフォーム付きレポート

選択した表でレポートおよびフォームを作成します。レポート・タイプ(対話モード・レポート対話グリッドまたはクラシック・レポート)を選択します。1つのページは、対話グリッドとして表示されます。各行にフォームへのリンクが提供され、これを使用して各レコードを更新できます。

注意: このウィザードでは、127列を超える列が含まれている表はサポートされていません。127列を超える列を選択すると、エラーが発生します。

適用されません。

表のリスト・ビュー付きのレポート

モバイル・アプリケーション用に最適化されています。

データベース表の単一行を更新できるフォームおよびリスト・ビューを作成します。フォームを構築する表を選択し、リスト・ビューのテキスト表示に使用する列を選択します。

該当なし

編集可能対話グリッド

選択した表またはSQL問合せに基づいて編集可能対話グリッドを作成します。

対話グリッドでは、検索およびカスタマイズ可能なレポートのデータのセットがユーザーに表示されます。編集可能対話グリッドでは、ユーザーはページ上で直接データ・セットを追加、変更およびリフレッシュすることもできます。機能面では、対話グリッドには、対話モード・レポートで使用可能な多くのカスタマイズ機能と、マウスを使用して対話的にレポートを再配置する機能が含まれています。

対話グリッドの管理および既存の対話グリッドを編集可能にするを参照してください。

1ページのマスター・ディテール

編集可能対話グリッドを含む1ページのマスター・ディテールを作成します。このページを使用すると、関連する2つの表またはビューに対し、値の問合せ、挿入、更新および削除を行うことができます。マスター・リージョンおよびディテール・リージョンを構築する表を選択します。

マスター・ディテール・フォームの管理を参照してください。

2ページのマスター・ディテール

2ページのマスター・ディテールでは、マスター表の最初のページに1つの対話グリッドが作成され、2ページ目に(マスター用の)標準フォームおよびディテール用の対話グリッドが作成されます。

マスター・ディテール・フォームの管理を参照してください。

表のフォーム

データベース表の単一行を更新できるフォームを作成します。フォームを構築する表を選択できます。

適用されません。

プロシージャのフォーム

ストアド・プロシージャの引数に基づくフォームを構築します。ストアド・プロシージャまたはパッケージに実装済のロジックまたはデータ操作言語(DML)が存在する場合は、この方法を使用します。

適用されません。

SQL問合せのフォーム

EQUIJOINなどのSQL問合せによって戻される列に基づくフォームを作成します。

適用されません。

Webサービスのフォーム

Webサービスの定義に基づいて、アイテムを含むページを作成します。このウィザードでは、ユーザー入力フォーム、Webサービスをコールするプロセスおよび送信ボタンを作成します。

Webサービスでのフォームの作成を参照してください。

Webサービスのレポートとフォーム

Webサービスの定義に基づいて、アイテムを含むページを作成します。このウィザードでは、ユーザー入力フォーム、Webサービスをコールするプロセスおよび送信ボタンを作成し、レポートに結果を表示します。

Webサービスでの入力フォームとレポートの作成を参照してください。

モバイル・アプリケーションに使用可能なフォーム

以前のリリースでは、開発者がモバイル・ユーザー・インタフェースを選択して、モバイル環境用にアプリケーションを最適化していました。モバイル・ユーザー・インタフェースは、jQuery Mobileに基づいています。アプリケーションで古いテーマおよびモバイル・ユーザー・インタフェースを使用している場合、ページの作成ウィザードでは次のフォームがサポートされています。

表10-2 ページの作成ウィザード: モバイル・アプリケーション用のフォーム

フォーム・タイプ 説明 詳細情報

表のリスト・ビュー付きのレポート

データベース表の単一行を更新できるフォームおよびリスト・ビューを作成します。フォームを構築する表を選択し、リスト・ビューのテキスト表示に使用する列を選択します。

該当なし

表のフォーム

データベース表の単一行を更新できるフォームを作成します。フォームを構築する表を選択できます。

該当なし

プロシージャのフォーム

ストアド・プロシージャの引数に基づくフォームを構築します。ストアド・プロシージャまたはパッケージに実装済のロジックまたはデータ操作言語(DML)が存在する場合は、この方法を使用します。

該当なし

SQL問合せのフォーム

EQUIJOINなどのSQL問合せによって戻される列に基づくフォームを作成します。

該当なし

Webサービスのフォーム

Webサービスの定義に基づいて、アイテムを含むページを作成します。このウィザードでは、ユーザー入力フォーム、Webサービスをコールするプロセスおよび送信ボタンを作成します。

Webサービスでのフォームの作成を参照してください。

Webサービスのレポートとフォーム

Webサービスの定義に基づいて、アイテムを含むページを作成します。このウィザードでは、ユーザー入力フォーム、Webサービスをコールするプロセスおよび送信ボタンを作成し、レポートに結果を表示します。

Webサービスでの入力フォームとレポートの作成を参照してください。

10.2.3 アプリケーションの作成ウィザードを使用したフォームの作成

アプリケーションの作成ウィザードを使用してフォームを作成します。

アプリケーションの作成ウィザードを使用してフォームを作成するには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. 作成」ボタンをクリックします。
  3. 「新規アプリケーション」をクリックします。
  4. 「名前」で、開発者がアプリケーションを識別するための名前を入力します。
  5. 「外観」で、デフォルトのテーマ・スタイルおよびメニュー・レイアウト(「Vita」、「サイド・メニュー」)をそのまま使用するか、「外観」フィールドの横にある「外観の設定」アイコンをクリックして変更します。
  6. フォームを追加するには、「ページの追加」をクリックして「フォーム」を選択します。
  7. 「フォーム・ページの作成」で、次の項目を指定します。
    1. ページ名: このページの名前を入力します。
    2. アイコンの設定: このページのナビゲーション・メニューに表示するアイコンを選択します。
    3. 表: フォームの表を選択します。
    4. レポートを含める: 「レポートを含める」を選択して、レポートおよびフォームを作成します。最初のページは、対話モード・レポートです。それぞれの行は、ユーザーがレコードを更新できるフォームへのリンクを提供します。
    5. 詳細: 「詳細」を展開します。
      • ページのヘルプ: ユーザーが「ページのヘルプ」を選択したときに表示するテキストを入力します。

        ヒント:

        この設定では、「情報ページ」機能を選択する必要があります。「情報ページ」機能を選択した場合は、ページ・ヘルプのエントリを含むナビゲーション・バーにヘルプ・アイコンが生成されます。

    6. 「ページの追加」をクリックします。
  8. 「機能」で、アプリケーションに含める機能を選択します。「機能」は、アプリケーション・レベルの機能を提供し、アプリケーションごとに1回のみ追加できます。詳細は、「機能」の横にある「ヘルプ」アイコンをクリックします。

    ヒント:

    「すべてをチェック」ボタンをクリックしてすべての機能を選択します。

  9. 「設定」で、このアプリケーションの生成に使用する設定を指定します。属性の詳細は、「設定」の横にある「ヘルプ」アイコンをクリックします。
  10. 「アプリケーションの作成」をクリックします。

10.2.4 フォーム・リージョンの作成

フォーム・リージョンの作成ウィザードを使用して、複数のフォーム・アイテムおよびプロセスを含む複合フォーム・リージョンを作成します。

ヒント:

フォーム・リージョンの作成ウィザードを使用すると、複数のフォーム・アイテムおよびプロセスを含む複合フォーム・リージョンが作成されます。「レンダリング」ツリーでリージョンを直接作成することも、「ギャラリ」からリージョンをドラッグすることもできますが、このような方法では、これらの追加のコンポーネントは作成されません。

フォーム・リージョンの作成ウィザードを使用してフォームを作成するには、次のステップを実行します。

  1. ページ・デザイナでページを表示します。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. ページを選択します。
    ページ・デザイナが表示されます。
  2. ページ上部のページ・デザイナ・ツールバーに移動します。
  3. ページ・デザイナ・ツールバーで、「作成」メニューをクリックし、「フォーム・リージョン」を選択します。

    「リージョンの作成」ウィザードが表示されます。

  4. 「フォーム・リージョンの作成」で、次を実行します。
    オプションは次のとおりです。
    1. 作成するフォームのタイプを選択します。オプションは次のとおりです。
      • 表のフォーム

      • SQL問合せのフォーム

      • プロシージャのフォーム

      • Webサービスのフォーム

    2. 「次へ」をクリックします。
  5. 次に何が表示されるかは、フォーム・リージョンによって異なります。画面に表示されるステップに従います。