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Oracle VM Managerユーザーズ・ガイド
リリース2.2
B57074-01
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Oracle VM Managerの新機能

ここでは、初期のリリース2.1以降のOracle VM Managerリリース2.xの新機能および拡張機能の概要を示します。 この情報は、以前のリリースのOracle VM Managerの使用経験があるユーザーにとって有効です。

リリース2.2.0の新機能

Oracle VM Managerリリース2.2.0の新機能および拡張機能は次のとおりです。

HAでのサーバー・プール・マスターのフェイルオーバー

高可用性設定でサーバー・プール・マスターに障害が発生した場合、別のOracle VM Serverがサーバー・プールから自動的に選択されて、サーバー・プール・マスターとして動作します。 詳細は、第3.5項「高可用性(HA)の有効化」を参照してください。

VHD(仮想ハード・ディスク)形式での仮想マシンのインポート

仮想マシンをVHD(仮想ハード・ディスク)形式でインポートできます。 詳細は、第5.2項「仮想マシン・イメージの管理」を参照してください。

共有仮想ディスクのインポート

共有仮想ディスクをインポートできます。 詳細は、第5.4.4項「共有仮想ディスクのインポート」を参照してください。

共有仮想ディスクとしてのマルチパス・デバイスのインポート

共有仮想ディスクとしてマルチパス・デバイスをインポートできます。 詳細は、第5.4項「共有仮想ディスクの管理」を参照してください。

仮想CPUのスケジューリング優先度

仮想マシンの仮想CPUに対してスケジューリング優先度を設定して、仮想CPUで受け取ることができるスケジューリングされた時間の割合(%)を制限できます。 詳細は、第6.7.4項「ポリシー」を参照してください。

サーバーのメンテナンス・モードの設定

「サーバー」ページの「メンテナンスの設定」ボタンを使用すると、Oracle VM Serverをメンテナンス・モードに設定して使用できないようにすることができます。 詳細は、第4.7項「サーバーのメンテナンス・モードの設定」を参照してください。

仮想マシンのツリー表示

「仮想マシン」ページでは、仮想マシンに対して新しい新しいツリー表示を使用できます。 このツリー表示を使用すると、次のものを表示できます。

仮想マシンの再設定

仮想マシンの起動、停止、または他のいくつかのアクションの実行に問題がある場合は、Oracle VM Managerのユーザー・インタフェース内から仮想マシンを再設定できます。 以前、仮想マシンの再設定は、コマンドラインでSQLコマンドを使用してのみ実行できました。 詳細は、第6.4.5項「仮想マシンの再設定」を参照してください。

仮想マシンが属するグループの変更

仮想マシンの編集時に、「一般」ページの「グループ・リスト」ドロップダウンリストを使用して、仮想マシンが属するグループを変更できます。 詳細は、第6.7.1項「一般」を参照してください。

ロギングの改善

監視およびトラブルシューティングに役立つように、アクティビティ、警告、およびエラーのロギングが改善されました。 詳細は、第4.9項「サーバー・ログの表示」第6.1.4項「仮想マシンのログの表示」および第7.4項「ログの表示」を参照してください。

リリース2.1.5の新機能

Oracle VM Managerリリース2.1.5の新機能および拡張機能は次のとおりです。

WebサービスAPI

WebサービスのApplication Programming Interface(API)を使用すると、サード・パーティ製品とOracle VM Managerと統合できます。 詳細は、付録C「WebサービスAPI」を参照してください。

サーバー・プール管理UIの拡張機能

ユーザー・インタフェースのサーバー・プール管理のページが改善されています。 詳細は、第3章「サーバー・プールの管理」を参照してください。

リリース2.1.2の新機能

Oracle VM Managerリリース2.1.2の新機能および拡張機能は次のとおりです。

サーバー・プール・ウィザード

インストール後に初めてOracle VM Managerにログインすると、ウィザードに従って1つの物理サーバーのみを含むサーバー・プールを作成するように求められます。この物理サーバーがサーバー・プール・マスター、仮想マシン・サーバーおよびユーティリティ・サーバーとして動作します。 詳細は、第2.3項「ウィザードを使用したサーバー・プールの作成」を参照してください。

サーバー・プールおよび仮想マシン・サーバーの高可用性(HA)

リリース2.1.2では、様々なレベルの高可用性が実装されています。

サーバー・プールおよび仮想マシンの作成時にそれらに対して高可用性を有効にできます。 詳細は、第3.5項「高可用性(HA)の有効化」および第6.3項「仮想マシンの作成」を参照してください。

また、仮想マシンのテンプレートおよびイメージのインポート時にも高可用性を有効にできます。 詳細は、第5.1項「仮想マシン・テンプレートの管理」および第5.2項「仮想マシン・イメージの管理」を参照してください。

Oracle VM Serverの再起動、停止または削除時に、実行している仮想マシンの移行を選択できます。 詳細は、第4.6項「サーバーの再起動」第4.5項「サーバーの停止」、および第4.8項「サーバーの削除」を参照してください。

仮想マシンの変換: V2VおよびP2V

Oracle VMでは、VMware仮想マシンをOracle VM仮想マシンに変換(V2V)したり、LinuxホストをOracle VM仮想マシンまたはテンプレートに変換(P2V)することができます。

VMware仮想マシンをOracle VM仮想マシンに変換(V2V)する方法については、第5.2.1項「仮想マシン・イメージのインポート」を参照してください。

LinuxホストをOracle VM仮想マシンまたはテンプレートに変換(P2V)する方法については、第5.1.1.3項「仮想マシン・テンプレートへのLinuxホストまたはWindowsホストの変換(P2V)」および第5.2.1.3項「仮想マシンへのLinuxホストまたはWindowsホストの変換(P2V)」を参照してください。

キーボード・レイアウトの選択

Oracle VM Managerでは、インストール・メディアからの仮想マシンの作成時、仮想マシンの構成の変更時にキーボードを選択することができます。 詳細は、第6.3.2項「インストール・メディアからの仮想マシンの作成」および第6.7.5項「プロファイル」を参照してください。

仮想ネットワーク・インタフェース(VIF)の速度制限

仮想ネットワーク・インタフェース(VIF)の速度制限を設定してネットワーク・トラフィックのしきい値をカスタマイズできます。 詳細は、第6.7.2項「ネットワーク」を参照してください。

仮想ディスクの優先クラス

仮想ディスクの拡張機能によって、仮想ディスクの優先クラスを設定できます。 詳細は、第6.7.3項「記憶域」を参照してください。

リリース2.1.1の新機能

Oracle VM Managerリリース2.1.1の新機能および拡張機能は次のとおりです。

ネットワーク・ブータブル(PXEブート)仮想マシン

Oracle VM Managerリリース2.1.1では、新しい方法で仮想マシンを作成することができます。テンプレートおよびインストール・メディアから仮想マシンを作成するのみでなく、ネットワーク・ブータブル(PXEブート)仮想マシンも作成できます。 詳細は、第6.3.3項「ネットワーク・ブータブル(PXEブート)仮想マシンの作成」を参照してください。

ホット・プラグ・メモリー、仮想ネットワーク・インタフェース(VIF)および仮想ディスク

仮想マシンの構成に対する変更には、仮想マシンを再起動することなく即座に有効になるものもあります。 詳細は、第6.7項「仮想マシンの編集」を参照してください。

仮想ネットワーク・インタフェース(VIF)のタイプ

仮想マシンの仮想ネットワーク・インタフェース(VIF)を選択できます。 詳細は、第6.7.2項「ネットワーク」を参照してください。

優先サーバー

仮想マシンの作成時に、仮想マシンの優先サーバーを選択できます。 詳細は、第6.3.1項「テンプレートからの仮想マシンの作成」の手順3を参照してください。

ブート・ソース

仮想マシンの作成後、ハード・ディスク(HDD)、CD-ROMまたはPreboot Execution Environment(PXE)によって仮想マシンを起動することを選択できます。 詳細は、第6.7.3項「記憶域」を参照してください。

自動リフレッシュ

「仮想マシン」ページで、Webページの手動リフレッシュまたは30秒ごとの自動リフレッシュのいずれかを選択できます。 詳細は、第6.4.1項「仮想マシンの起動」を参照してください。

関連ディレクトリの削除

サーバー・プールの削除時に、関連ディレクトリの削除または保存のいずれかを選択できます。 詳細は、第3.6項「サーバー・プールの削除」を参照してください。