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コンフィギュレーション・ファイルの MACHINES セクションの作成方法

コンフィギュレーション・ファイルの 2 番目のセクションには、必ず MACHINES セクションを指定します。MACHINES セクションでは、アプリケーション内の各マシンに対するパラメータを定義します。これらのパラメータは、次の情報を指定します。

注記 (UIDGIDPERMMAXACCESSERSMAXOBJECTSMAXCONV、および MAXGTT) は、上書きできます。MAXGTT 以外のパラメータについては、RESOURCES セクションを参照してください。

次の表では、MACHINES セクションの各パラメータを説明し、参照先へのリンクやその他の情報を示します。

MACHINES セクションで指定する情報

パラメータ (必須/オプション)

参照先 (クリックするとリンク先にジャンプ)

SECURITYACL または MANDATORY_ACL に設定されている場合のキャッシュ内の ACL 用エントリ数

MAXACLCACHE (オプション)

キャッシュ内の ACL 用エントリ

このマシンから別のマシンにサービス要求を送信するコストを計算するときに追加する負荷

NETLOAD (オプション)

負荷の追加

アドレス (物理プロセッサの名前) とコンピュータの論理名。ほかのすべてのエントリは、このアドレスに指定されたマシンに関する情報を指定します。コンピュータの論理名は、LMID パラメータで指定します。

LMID (必須)

アドレスおよびマシン ID

UNIX セマフォ上のプロセスをブロックするまでに実行する、ユーザ・レベルでの掲示板のロック回数

SPINCOUNT (オプション)

掲示板のロックの上限値

マシンをクラスにグループ化するときに使用する値

TYPE (オプション)

クラスごとのグループ化の値

バイナリ形式の TUXCONFIG ファイルが置かれているマシン上のファイルまたはデバイスの絶対パス名

注記 このパラメータに指定するパス名は、TUXCONFIG 環境変数に指定したパス名 (大文字小文字の区別も含む) と完全に一致しなければなりません。一致しない場合は、tmloadcf(1) を正しく実行できません。

TUXCONFIG (必須)

コンフィギュレーション・ファイルのロケーション

特定のマシン上のプロセスが同時に参加できる会話の最大数

MAXCONV (オプション)

会話数の上限値

このマシンの DTP トランザクション・ログのサイズ(ページ単位)

TLOGSIZE (オプション)

DTP TLOG のサイズ

このマシンの DTP トランザクション・ログの名前

TLOGNAME (オプション)

DTP トランザクション・ログの名前

マシン上のすべてのクライアントとサーバを、指定したファイルの環境で実行する値

ENVFILE (オプション)

環境変数の設定

このマシンの DTP トランザクション・ログ (TLOG) を格納する BEA Tuxedo のファイルシステム

TLOGDEVICE (オプション)

TLOG を格納するファイルシステム

このプロセッサ上で、掲示板に同時にアクセスできるプロセスの最大数

MAXACCESSERS (オプション)

IPC 資源の上限値

CORBA 環境で、このプロセッサのアクティブ・オブジェクト・テーブルに同時に対応できる CORBA オブジェクトの最大数

MAXOBJECTS (オプション)

IPC 資源の上限値

特定のマシンが同時に関与できるグローバル・トランザクションの最大数

MAXGTT (オプション)

同時に関与できるグローバル・トランザクションの上限値

ワークステーション・クライアント用に予約されている、このプロセッサのアクセサのエントリ数。このパラメータは、BEA Tuxedo システムのワークステーション・コンポーネントが使用される場合のみ指定されます。

MAXWSCLIENTS (オプション)

ワークステーション・アクセサのエントリの上限値

ブリッジ・プロセスで送信されるのを待つメッセージに対して割り当てられる領域の上限

MAXPENDINGBYTES (オプション)

メッセージ領域の制限

デバイスの先頭から BEA Tuxedo ファイルシステムの開始点 (このマシンの DTP トランザクション・ログを格納) までのページ単位の数値のオフセット

TLOGOFFSET (オプション)

DTP TLOG を含む数値のオフセット

デバイスの先頭から BEA Tuxedo ファイルシステムの開始点 (このマシンの TUXCONFIG ファイルを格納) までのページ単位の数値のオフセット

TUXOFFSET (オプション)

TUXCONFIG を含む数値のオフセット

掲示板用に作成された IPC 構造体に関連付けるグループ ID の数値。有効な値は 0 〜 2147483647 です。値を指定しない場合、デフォルトで RESOURCES セクションの値が指定されます。

GID (オプション)

セキュリティ・アクセス

掲示板をインプリメントする IPC 構造体に関連付けるパーミッションを示す数値。このパラメータは、通常の UNIX システムの規則に従って (8 進数の 0600 など)、プロセスの読み取り権または書き込み権を指定します。値は 0001 以上 0777 以下の範囲で指定できます。値を指定しない場合、デフォルトで RESOURCES セクションの値が指定されます。

PERM (オプション)

セキュリティ・アクセス

掲示板用に作成された IPC 構造体に関連付けるユーザ ID の数値。有効な値は 0 〜 2147483647 です。値を指定しない場合、デフォルトで RESOURCES セクションの値が指定されます。

UID (オプション)

セキュリティ・アクセス

ID 確認のためのプロセスのプリンシパル名、プリンシパル・ユーザの秘密鍵の場所、およびパスワードを格納する環境変数

SEC_PRINCIPAL_NAMESEC_PRINCIPAL_LOCATIONSEC_PRINCIPAL_PASSVAR

セキュリティ属性

アプリケーション・ディレクトリ (APPDIR) の絶対パス名。このディレクトリは、このマシンで起動するすべてのアプリケーションおよび管理サーバのカレント・ディレクトリになります。また、BEA Tuxedo システム・ソフトウェアのインストール先ディレクトリの絶対パス名でもあります。

TUXDIR (必須)

システム・ソフトウェアおよびアプリケーション・ソフトウェアのロケーション

リモート・プロセス (string_value1) およびローカル・プロセス (string_value2) に送信される、自動圧縮の対象となるメッセージのしきい値。このしきい値を超えると、メッセージは圧縮されます。

CMPLIMIT (オプション)

メッセージ・サイズのしきい値

このマシンの userlog(3c) メッセージ・ファイル名の接頭辞として使用される絶対パス名。

ULOGPFX (オプション)

ULOG のパス名


 

MACHINES セクションの例

以下は、ATMI 環境のコンフィギュレーション・ファイルの MACHINES セクションの例です。

*MACHINES
gumby LMID=SITE1
TUXDIR="/tuxdir"
APPDIR="/home/apps/mortgage"
TUXCONFIG="/home/apps/mortgage/tuxconfig"
ENVFILE="/home/apps/mortgage/ENVFILE"
ULOGPFX="/home/apps/mortgage/logs/ULOG"
MAXACCESSERS=100
MAXCONV=15

以下は、CORBA 環境のコンフィギュレーション・ファイルの MACHINES セクションの例です。

*MACHINES
gumby LMID=SITE1
TUXDIR="/tuxdir"
APPDIR="/home/apps/mortgage"
TUXCONFIG="/home/apps/mortgage/tuxconfig"
ENVFILE="/home/apps/mortgage/ENVFILE"
MAXOBJECTS=700
ULOGPFX="/home/apps/mortgage/logs/ULOG"
MAXACCESSERS=100

MACHINES セクションの例のパラメータ

上の MACHINES セクションの例では、以下のパラメータと値が指定されています。

パラメータ

説明

gumby

UNIX システムで uname -n コマンドを実行すると返されるマシン名。Windows 2000 システムの場合は、[コントロール パネル] の [ネットワーク] にある [コンピュータ名] で指定します。名前はすべて大文字で指定します。

LMID=SITE1

マシン gumby の論理マシン識別子。

TUXDIR

インストールされている BEA Tuxedo ソフトウェアへの絶対パス。二重引用符で囲みます。

APPDIR

アプリケーション・ディレクトリへの絶対パス。二重引用符で囲みます。

TUXCONFIG

コンフィギュレーション・ファイルの絶対パス名。二重引用符で囲みます。

注記 このパラメータに指定するパス名は、TUXCONFIG 環境変数に指定したパス名 (大文字小文字の区別も含む) と完全に一致しなければなりません。パス名が一致していない場合、tmloadcf(1) は正常に実行されません。

ENVFILE

環境情報を含むファイルの絶対パス名。二重引用符で囲みます。

ULOGPFX

ログ・ファイルの接頭辞として使用する名前の絶対パス名。二重引用符で囲みます。

MAXACCESSERS

このマシンに対し、システム全体にわたる値 (RESOURCES セクションで定義済み) を 100 に上書きします。

MAXOBJECTS

CORBA サンプルで使用。このマシンに対し、システム全体にわたる値 (RESOURCES セクションで定義済み) を 700 に上書きします。

MAXCONV

このマシンに対し、システム全体にわたる値 (RESOURCES セクションで定義済み) を 15 に上書きします。


 

MACHINES セクションの例のカスタマイズ方法

MACHINES セクションをカスタマイズするには、以下を指定します。

注記 Windows 2000 システムの場合、マシン名は大文字で指定する必要があります。

関連項目

 

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