ttOptShowJoinOrder
このプロシージャは、現在のトランザクションで最後に準備または実行されたSQL文(
SELECT
、UPDATE
、DELETE
、INSERT SELECT
)の結合順序を返します。結合順序を収集するには、同じトランザクションで、まずttOptSetFlag ('ShowJoinOrder', 1)
を使用するか、ttIsql
のShowJoinOrder
コマンドをON
(1)に設定します。これらのコマンドのいずれかを使用するときは、AUTOCOMMIT
をオフにしておいてください。結合順序は、表の名前の順序によって表されます。
必要な権限
このプロシージャには、権限は必要ありません。
TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用
このプロシージャは、TimesTen Classicでサポートされています。
TimesTen Scaleoutアプリケーションでこの組込みプロシージャをコールできます。
TimesTen Scaleoutの場合、このプロシージャは、コール元の要素に対してローカルに実行されます。
構文
ttOptShowJoinOrder()
パラメータ
ttOptShowJoinOrder
にパラメータはありません。
結果セット
ttOptShowJoinOrder
は次の結果を返します。
列 | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
|
表名(指定されている場合は、所有者名の修飾子および各表の相関名が含まれます)。表名は、カッコで囲まれて返されます。 表名の指定にシノニムは使用できません。 |
例
Command> AUTOCOMMIT 0; CALL ttOptSetFlag ('ShowJoinOrder', 1); PREPARE SELECT * FROM t1; CALL ttOptShowJoinOrder(); ( T1 )
ノート
-
このプロシージャは、ttOptSetFlag
('ShowJoinOrder', 1)
をコールするか、ttIsqlのShowJoinOrder
コマンドをON
(1
)に設定してから使用する必要があります。 -
このプロシージャは、1つのトランザクション内で正しく動作します。複数のトランザクション間では正しく動作しません。