ttOptShowJoinOrder

このプロシージャは、現在のトランザクションで最後に準備または実行されたSQL文(SELECTUPDATEDELETEINSERT SELECT)の結合順序を返します。結合順序を収集するには、同じトランザクションで、まずttOptSetFlag ('ShowJoinOrder', 1)を使用するか、ttIsqlShowJoinOrderコマンドをON (1)に設定します。これらのコマンドのいずれかを使用するときは、AUTOCOMMITをオフにしておいてください。結合順序は、表の名前の順序によって表されます。

必要な権限

このプロシージャには、権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このプロシージャは、TimesTen Classicでサポートされています。

TimesTen Scaleoutアプリケーションでこの組込みプロシージャをコールできます。

TimesTen Scaleoutの場合、このプロシージャは、コール元の要素に対してローカルに実行されます。

関連ビュー

このプロシージャには、次の関連ビューがあります。

SYS.GV$OPT_JOIN_ORDER

SYS.V$OPT_JOIN_ORDER

構文

ttOptShowJoinOrder()

パラメータ

ttOptShowJoinOrderにパラメータはありません。

結果セット

ttOptShowJoinOrderは次の結果を返します。

説明

joinOrder

TT VARCHAR (4096) NOT NULL

表名(指定されている場合は、所有者名の修飾子および各表の相関名が含まれます)。表名は、カッコで囲まれて返されます。

表名の指定にシノニムは使用できません。

Command> AUTOCOMMIT 0;
         CALL ttOptSetFlag ('ShowJoinOrder', 1);
         PREPARE SELECT * FROM t1;
         CALL ttOptShowJoinOrder();
         ( T1 )

ノート

  • このプロシージャは、ttOptSetFlag ('ShowJoinOrder', 1)をコールするか、ttIsqlShowJoinOrderコマンドをON (1)に設定してから使用する必要があります。

  • このプロシージャは、1つのトランザクション内で正しく動作します。複数のトランザクション間では正しく動作しません。