6 ttIsqlユーティリティの使用方法
TimesTenのttIsqlユーティリティは、TimesTenデータソースを処理するための一般的なツールです。
ttIsqlコマンドライン・インタフェースを使用して、SQL文および組込みttIsqlコマンドを発行し、様々な操作を実行します。通常ttIsqlを使用して行う処理は次のとおりです。
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データベースの設定およびメンテナンス。表と索引の作成、既存の表の変更および表統計の更新は、
ttIsqlを使用して迅速かつ簡単に実行できます。 -
データベースの構造に関する情報の検索。表、索引、およびキャッシュ・グループの定義は、組込み
ttIsqlコマンドを使用して検索できます。また、データベースの現在のサイズおよび状態を表示することもできます。 -
データベース処理の最適化。
ttIsqlユーティリティを使用して、SQL操作をチューニングするために問合せオプティマイザ計画を変更または表示できます。また、様々なODBC関数コールの実行に必要な時間も表示できます。
次の項では、ttIsqlユーティリティを使用してこれらのタスクを実行する方法について説明します。
ttIsqlコマンドの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』のttIsqlの項を参照してください。