3.1.3 概要: 管理サービスUI
管理サービスの主要ページには「管理サービス」、「インスタンスの管理」および「ワークスペースの管理」が含まれます。
- 管理サービスのホームページ
すべてのOracle APEXインスタンスの管理は、「管理サービス」ホームページから始めます。 - 「インスタンスの管理」ページ
インスタンス管理者は「インスタンスの管理」ページを使用してAPEXインスタンスの主要な機能を制御および構成します。これらのリンクの多くは、「管理サービス」ホームページにも表示されます。 - 「ワークスペースの管理」ページ
インスタンス管理者は「ワークスペースの管理」ページを使用してAPEXインスタンスのワークスペースを管理します。ワークスペースは、複数の開発者がアプリケーションを作成できる作業用の共有領域です。各ワークスペースには、1つ以上のデータベース・スキーマとして解析する権限があります。
親トピック: 管理サービスの理解
3.1.3.1 管理サービスのホームページ
すべてのOracle APEXインスタンスの管理は、「管理サービス」ホームページから始めます。
ノート:
開発環境のセキュリティとパフォーマンスを確保するために、一部の管理機能はOracle Cloudで実行されているOracle APEXインスタンスでは使用できません。「管理サービス」ホームページの上部には、4つのアイコンがあります。
- リクエストの管理。ワークスペース・サービス・リクエストおよび変更リクエストを承認および拒否します。リクエストの管理を参照してください。
- インスタンスの管理。APEXインスタンスの主要な機能を制御および構成します。「「インスタンスの管理」ページ」を参照してください。
- ワークスペースの管理ワークスペースの作成、削除およびロック、ワークスペース・スキーマ割当ての管理、開発者とユーザーの管理、ワークスペース・レポートの表示、ワークスペースのインポートとエクスポート、アプリケーションの動作の管理を行います。「「ワークスペースの管理」ページ」を参照してください。
- アクティビティのモニター。アプリケーション、開発者、セッション・アクティビティに関する様々なサポートを表示します。「インスタンス間のアクティビティの監視」を参照してください。
「システム・メッセージ」リージョン
「システム・メッセージ」リージョンはページの中央に表示されます。管理者は、インスタンス内の他のユーザーとやり取りするためのシステム・メッセージを作成できます。「システム・メッセージの定義」を参照してください。
インスタンス・タスク
「インスタンス・タスク」リージョンはページの右側に表示され、次のリンクが表示されます。
-
ワークスペースに移動ワークスペース名を入力して、「ワークスペース情報の編集」ページにすばやくアクセスします。「既存のワークスペースの管理」を参照してください。
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アプリケーションに移動。アプリケーション名または識別番号(ID)を入力して、「ワークスペースの管理」、「アプリケーション属性」にすばやくアクセスします。「「アプリケーション属性」レポートの表示」を参照してください。
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ユーザーに移動。ユーザー名を入力して、「ワークスペースの管理」、「開発者とユーザーの管理」にすばやくアクセスします。Oracle APEXインスタンス全体のユーザーの管理を参照してください。
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機能構成。APEXインスタンス全体に適用する構成設定を管理します。「機能構成の管理」を参照してください。
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セキュリティ。APEXインスタンス全体に適用するセキュリティ設定を管理します。セキュリティの構成を参照してください。
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インスタンスの設定。ワークスペース作成時のプロビジョニング方法の選択、記憶域の構成、電子メール、ウォレット、レポート出力に対するサポートの構成など、APEXインスタンス全体に適用する設定を管理します。「インスタンス設定の構成」を参照してください。
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ワークスペースのパージ設定。アクティブでないワークスペースのパージ動作を構成します。「アクティブではないワークスペースの消去」を参照してください。
ワークスペース・タスク
「ワークスペース・タスク」リージョンもページの右側に表示され、次のリンクが表示されます。
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ワークスペースの作成ワークスペースの作成ウィザードにリンクします。「「管理サービス」でのワークスペースの作成」を参照してください。
ノート:
ページ上部の「ワークスペースの作成」ボタンをクリックして「ワークスペースの作成」ウィザードにアクセスすることもできます。 -
複数のワークスペースの作成。複数のワークスペースの作成ウィザードにリンクします。「複数のワークスペースの作成」を参照してください。
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ワークスペースの検索。すべてのワークスペースの検索可能なレポートを表示します。「ワークスペースの検索の実行」を参照してください。
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ワークスペースの管理「ワークスペースの管理」ページにリンクします。「既存のワークスペースの管理」を参照してください。
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ユーザーの作成。新規ユーザーを作成できます。「管理サービスでの新しいユーザー・アカウントの作成」を参照してください。
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ユーザーの検索。現行インスタンスのすべてのユーザーの検索可能なレポートを表示します。Oracle APEXインスタンス全体のユーザーの管理を参照してください。
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ユーザー・パスワードの再設定。「開発者とユーザーの管理」ページにリンクします。ユーザーをリセットするには、ユーザーをクリックし、「パスワード」で属性を編集して「変更の適用」をクリックします。「管理サービスでの既存ユーザー・アカウントの編集」を参照してください。
使用可能な更新
「使用可能な更新」リージョンには、APEXおよびOracle REST Data Servicesの更新が使用可能かどうかが示されます。インストールが最新の場合は、次のメッセージが表示されます。
System is up-to-date
更新を構成するには、歯車に似た「使用可能な更新のプリファレンスの設定」アイコンをクリックします。これは、「使用可能な更新」リージョンのタイトルの右側に表示されます。「使用可能な更新」ダイアログが表示されます。「使用可能な更新の確認」から「はい」または「いいえ」を選択して、更新を有効または無効にできます。さらに学習するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
ヒント:
この確認を実行するために、APEXはAPEXおよびその他のシステム・コンポーネントのバージョン番号をオラクル社に送信します。継続的に製品を改善するために、オラクル社は製品の使用状況に関する情報を求めています。そのために、使用中の製品機能を記述した統計が時折オラクル社に送信される場合があります。個人情報は送信されません。オラクル社のプライバシ・ポリシーを確認するには、次を参照してください。
親トピック: 概要: 管理サービスUI
3.1.3.2 インスタンスの管理ページ
インスタンス管理者は「インスタンスの管理」ページを使用して、APEXインスタンスの主要な機能を制御および構成します。これらのリンクの多くは、「管理サービス」ホームページにも表示されます。
ノート:
開発環境のセキュリティとパフォーマンスを確保するために、一部の管理機能はOracle Cloudで実行されているOracle APEXインスタンスでは使用できません。インスタンスの設定
「インスタンスの設定」には、次のリンクがあります。
-
機能構成。APEXインスタンス全体に適用する構成設定を管理します。「機能構成の管理」を参照してください。
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セキュリティ。APEXインスタンス全体に適用するセキュリティ設定を管理します。セキュリティの構成を参照してください。
-
インスタンスの設定。ワークスペース作成時のプロビジョニング方法の選択、記憶域の構成、電子メール、ウォレット、レポート出力に対するサポートの構成など、APEXインスタンス全体に適用する設定を管理します。「インスタンス設定の構成」を参照してください。
-
ワークスペースのパージ設定。アクティブでないワークスペースのパージ動作を構成します。「アクティブではないワークスペースの消去」を参照してください。
共有コンポーネントの管理
「共有コンポーネントの管理」には、次のリンクがあります。
-
パブリック・テーマ。インスタンスのパブリック・テーマを作成および管理します。「パブリック・テーマの管理」を参照してください。
メタデータの管理
「メタデータの管理」には、次のリンクがあります。
- セッション状態。セッション・ステート・リポジトリを監視および管理します。「インスタンスのセッション・ステートの管理」を参照してください。
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メール・キュー。メール・キュー内の電子メールメッセージを監視します。「メール・キューの管理」を参照してください。
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インストール済の翻訳。APEXインスタンスにロードされた翻訳を示す、インストール済の翻訳レポートにリンクします。「インストール済の翻訳の表示」を参照してください。
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対話モード・レポートのサブスクリプション。インスタンスの対話モード・レポートを使用してエンドユーザーが作成したサブスクリプションを表示および管理します。「対話モード・レポートのサブスクリプションの削除」を参照してください。
メッセージ
「メッセージ」には、次のリンクがあります。
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環境バナーの定義。インスタンスの環境バナーを構成します。「「管理サービス」での環境バナーの構成」を参照してください。
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ログイン・メッセージの定義。インスタンス管理者はログイン・メッセージを作成および管理できます。「ログイン・メッセージの定義」を参照してください。
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システム・メッセージの定義。インスタンス管理者はシステム・メッセージを作成および管理できます。「システム・メッセージの定義」を参照してください。
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サイト固有のリソースの管理サイト固有のリソース・リストを作成および管理します。これらのリンクは「ワークスペース」ホームページと「ワークスペース・ログイン」ページに表示されます。「サイト固有のリソース」リストの管理を参照してください。
ログおよびファイルの管理
「ログとファイルの管理」には、次のリンクがあります。
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ログ間隔の管理。「ログ間隔の管理」ページを使用して、ログ・ファイルのログ情報を保持する最小日数を設定します。「ログ間隔の管理」を参照してください。
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アーカイブ・アクティビティ・ログ。Oracle APEXのアクティビティ・ログが取得されて要約され、その結果がアーカイブ済のアクティビティ・ログに書き込まれます。「アクティビティ・ログのアーカイブ」を参照してください。
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SQLワークショップ・ログ。SQLワークショップ・ログの表示およびログ・エントリの削除を行います。「SQLワークショップ・ログの削除」を参照してください。
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ページ・ビュー・アクティビティ・ログ。ユーザー・アクティビティ・ログのエントリを表示および削除します。「ページ・ビュー・アクティビティ・ログのエントリの削除」を参照してください。
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開発者アクティビティ・ログ。開発者アクティビティ・ログのエントリを表示および削除します。「開発者アクティビティ・ログのエントリの削除」を参照してください。
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外部アクセス・カウント・ログ。外部アクセス・カウント・ログのエントリを表示および削除します。「アクセス・カウント・ログのエントリの削除」を参照してください。
-
ログイン・アクセス・ログ。ログイン・アクセス・ログのエントリを表示および削除します。「ログイン・アクセス・ログの削除」を参照してください。
-
ログ間隔の管理。ログ・ファイルのログ情報を保持する最小日数を設定します。「ログ間隔の管理」を参照してください。
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アーカイブ・アクティビティ・ログ。APEXアクティビティ・ログのアーカイブを作成します。「アクティビティ・ログのアーカイブ」を参照してください。
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Webサービス・アクティビティ・ログ。Webサービス・アクティビティのアーカイブを作成します。
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RESTソース同期ログ。エントリがパージされるタイミングを構成するか、RESTソース同期ログを削除します。「RESTソース同期ログの構成または削除」を参照してください。
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自動化ログ。エントリがパージされるタイミングを構成するか、自動化ログを削除します。「自動化ログの構成または削除」を参照してください。
セルフ・サービス・サインアップ
「セルフ・サービス・サインアップ」には、次のリンクがあります。
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新規サービス・サインアップ・ウィザードの管理。新規サービス・サインアップ・ウィザードを作成および管理します。新規サービス・サインアップ・ウィザードがリクエストを送信する前に、ユーザーが正当性を入力して同意書を受け入れ、オプションでアンケートの質問に答えるように要求できます。「サービス・サインアップ・ウィザードの作成」を参照してください。
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新規サービス・サインアップ・ウィザードの実行。新規サービス・サインアップ・ウィザードを実行します。「新規サービス・サインアップ・ウィザードの実行」を参照してください。
親トピック: 概要: 管理サービスUI
3.1.3.3 ワークスペースの管理ページ
インスタンス管理者はワークスペースの管理ページを使用してAPEXインスタンスのワークスペースを管理します。ワークスペースは、複数の開発者がアプリケーションを作成できる作業用の共有領域です。各ワークスペースには、1つ以上のデータベース・スキーマとして解析する権限があります。
ワークスペース・アクション
「ワークスペース・アクション」の下に表示されるリンク:
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ワークスペースの作成ワークスペースの作成ウィザードを使用して、新規ワークスペースを作成します。「「管理サービス」でのワークスペースの作成」を参照してください。
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複数のワークスペースの作成。複数のワークスペースの作成ウィザードを使用して、複数のワークスペースを作成します。「複数のワークスペースの作成」を参照してください。
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ワークスペースの削除ワークスペースを削除します。「ワークスペースの削除」を参照してください。
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ワークスペースのロック。ワークスペースをロックします。ワークスペースをロックすると、ワークスペース内のすべてのワークスペース管理者、開発者およびユーザー・アカウントが無効になり、すべてのアプリケーションが使用不可になります。「ワークスペースのロック」を参照してください。
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ワークスペースとスキーマの割当ての管理:特定のワークスペースをビルドできるスキーマをリストするレポートを表示します。新しいアプリケーションを作成する際、開発者はワークスペースに割り当てられているスキーマのリストからスキーマを選択する必要があります。スキーマへのワークスペースの割当ての管理を参照してください。
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開発者とユーザーの管理:APEX開発環境にアクセスするには、ユーザーはワークスペースという作業用の共有領域にサインインします。「開発者とユーザーの管理」ページを使用して、ユーザーを作成、編集、削除します。Oracle APEXインスタンス全体のユーザーの管理を参照してください。
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コンポーネントの可用性の管理。ワークスペース別のワークスペースの設定のレポートを表示します。現在の設定を上書きするには、ワークスペース名をクリックし、「ワークスペースの設定」ページで設定を編集します。「インスタンスのコンポーネントの可用性の管理」を参照してください。
ワークスペース・レポート
「ワークスペース・レポート」の下に表示されるリンク:
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既存のワークスペース。プロビジョニングされたワークスペースのレポートを表示します。ワークスペース名をクリックして、特定のワークスペースの詳細を表示します。アクション列の「削除」をクリックすると、ワークスペースの削除ウィザードが起動します。「既存のワークスペースの管理」を参照してください。
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ワークスペースの詳細。ワークスペースを選択し、「編集」、「スキーマ割当て」、「ユーザーの管理」の順にクリックして、ワークスペースに関するキー属性を表示します。「ワークスペースの詳細レポートの表示」を参照してください。
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ワークスペース・データベース権限。ワークスペース・データベース権限の詳細のレポートを表示します。ワークスペースを編集するには、そのワークスペース名をクリックします。「ワークスペース・データベース権限の表示」を参照してください。
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ファイルの使用状況の管理。ワークスペース別のファイル使用率レポートを表示します。このレポートには、ワークスペース名、ファイル・サイズ合計、ファイル数、最も新しいファイルと最も古いファイルの相対的な経過期間が表示されます。このレポートを使用して、ワークスペース・アクティビティを評価します。「ワークスペース別のファイル・サイズおよびファイル数の表示」を参照してください。
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検索および電子メール・ワークスペース・サマリー。ワークスペース検索レポートを表示します。ワークスペース名をクリックしてワークスペースの詳細を表示し、レポートをメール送信します。「ワークスペースの検索の実行」を参照してください。
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データ・ディクショナリ・キャッシュ「データ・ディクショナリ・キャッシュ」レポートを表示して、データ・ディクショナリ・キャッシュを手動でリフレッシュします。新規のアプリケーションおよびページを作成するときに、この情報がウィザードで使用されます。「データ・ディクショナリ・キャッシュの表示またはリフレッシュ」を参照してください。
エクスポート/インポート
「エクスポート/インポート」の下に表示されるリンク:
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ワークスペースのインポート。ワークスペースのインポート・ウィザードにリンクします。このウィザードを使用して、ワークスペースをエクスポート・リポジトリにインポートします。「管理サービスでのワークスペースのインポート」を参照してください。
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ワークスペースのエクスポート。「ワークスペースのエクスポート」ページにリンクします。このページで、ワークスペースを選択してワークスペースのエクスポート・ウィザードにアクセスします。「管理サービスでのワークスペースのエクスポート」を参照してください。
アプリケーションの管理
「アプリケーションの管理」の下に表示されるリンク:
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アプリケーション属性。ワークスペース名とID、アプリケーションID、解析対象スキーマ、アプリケーションのページ数、ロギング・ステータス、ビルド・ステータス、アプリケーション・ステータス、アプリケーション別名など、「アプリケーション属性」ページの主要なアプリケーション属性にリンクします。「「アプリケーション属性」レポートの表示」を参照してください。
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ビルド・ステータス。ビルド・ステータス・レポートを表示します。このレポートを使用して、ワークスペース内の任意のアプリケーションのビルド・ステータス属性を確認および変更します。「管理サービスでのアプリケーション・ビルド・ステータスの変更」を参照してください。
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解析対象スキーマ。「解析対象スキーマ」レポートを表示します。このレポートを使用して、任意のワークスペース内の各アプリケーションの現在の解析スキーマを識別します。 「「解析対象スキーマ」レポートの表示」を参照してください。
親トピック: 概要: 管理サービスUI