Fusion Middleware ControlとOracle Forms

Fusion Middleware Controlは、Webブラウザから起動されるWebベースのツールです。

Fusion Middleware ControlのデフォルトのURLは、http://<example.com>:7001/emです

WebベースのOracle Fusion Middleware Controlを使用して、次の操作を実行できます。

Fusion Middleware ControlによるForms Servicesへのアクセス

Fusion Middleware Controlを使用してFormsインスタンスの大部分の管理タスクを実行するには、最初にFusion Middleware Controlで「Forms」ホームページにナビゲートします。

Fusion Middleware Controlの使用方法については、『Oracle Fusion Middleware管理者』ガイドのOracle Fusion Middleware管理ツールの概要に関する項を参照してください。

Fusion Middleware Controlで「Formsホーム」ページにナビゲートするには:

  1. 管理するFormsインスタンスが含まれるFusion Middleware Controlホームページにナビゲートします。
  2. ナビゲーション側のパネルを開き、Formsノードを開きます。アクセスするFormsインスタンスのリンクをクリックします。

    図-7 「Forms」ホームページ

    図-7の説明が続きます
    「図-7 「Forms」ホームページ」の説明
  3. 「Forms」ホームページには、FormsインスタンスにデプロイされているFormsアプリケーションに関する情報があります。

表13で、「Forms」ホームページに表示される情報について説明します。

表-13 「Formsデプロイメント」のフィールド

フィールド 説明
Formsアプリケーション Oracle WebLogic Serverインスタンスに配布されているFormsアプリケーションの名前をリストします。この名前をクリックすると、「Formsアプリケーション」ホームページが表示されます。
WLSインスタンス アプリケーションが配布されているOracle WebLogic Serverインスタンスの名前。
ステータス Formsアプリケーションのステータスを示します。緑色の上矢印は、アプリケーションが実行中であることを示します。赤色の下矢印は、アプリケーションが起動されていないことを示します。
Formsセッションの数 アクティブなFormsセッションの数を表示します。
サーブレットURL FormsサーブレットのURLを表示します。
新規接続 新規接続が有効かどうかを示します。
Web構成 「Web構成」ページへのリンク。
環境構成 「環境構成」ページへのリンク。
フォントとアイコンのマッピング 「フォントとアイコンのマッピング」ページへのリンク。
サーブレット・ログ 「サーブレット・ログ」へのリンク。
事前開始スケジューリング 事前開始スケジューリング・ページへのリンク。
拡張 「拡張構成」ページへのリンク。

Fusion Middleware Controlの「Forms」メニューにアクセスするには:

  1. Fusion Middleware Controlで「Forms」ホームページにナビゲートします。
  2. 左上にある「Forms」をクリックします。これにより、「Forms」メニューが表示されます。表-14に、「Forms」メニューで使用可能なメニュー選択を示します。

表-14 「Forms」メニューのオプション

選択 表示するページ
ホーム 「Forms」ホームページ。このページには、Formsデプロイメントのリストとその詳細が表示されます。また、レスポンスと負荷の統計およびリソース・センターにある有用な一連のリンクもこのページに表示されます。
モニタリング - パフォーマンス・サマリー 「パフォーマンス・サマリー」ページ。このページには、特定のパフォーマンス・メトリック値を示す、デフォルトのパフォーマンス・グラフのセットが表示されます(『Oracle Fusion Middlewareの管理』「Oracle Fusion Middlewareのモニタリング」を参照)。
モニタリング - サーブレット・ログ 「ログ・メッセージ」ページ。Oracle Fusion Middlewareのコンポーネントは、すべてのタイプのイベントを記録するメッセージを含むログ・ファイルを作成します。
JVMコントローラ 「JVMコントローラ」ページ。このページで、FormsインスタンスのJVMコントローラを管理します。
スケジュール事前開始 事前開始スケジューリング・ページ。このページで、Forms事前開始スケジューリングを管理します。
ユーザー・セッション 「ユーザー・セッション」ページ。このページで、Formsインスタンスにあるユーザー・セッションを監視およびトレースします。
Web構成 「Web構成」ページ。このページで、Formsアプリケーションのデプロイメントを構成し、formsweb.cfgの構成セクションと構成パラメータを管理します。
トレース構成 「トレース構成」ページ。このページで、ユーザー・セッションのトレースに使用する設定を管理します。
JVM構成 「JVM構成」ページ。このページで、Formsインスタンス向けとして作成できるJVMコントローラを変更します。
環境構成 「環境構成」ページ。このページで、Formsランタイムの環境設定を定義する環境変数を管理します。
拡張構成 「拡張構成」ページ。このページで、Formsの構成またはテンプレート・ファイルを編集して設定を適用できます。
フォントとアイコンのマッピング 「フォントとアイコンのマッピング」ページ。このページにより、Registry.datファイルのパラメータを変更、追加または削除できます。
セキュリティ

次に関する情報を表示します。

  • FormsのOPSSリソース管理: このページで、Oracle Platform Security Services (OPSS)リソースを管理します。
  • FormsのLDAPアソシエーション: このページで、Forms LDAPリソースを管理します。
  • Forms RuntimeのLDAPアソシエーション: このページにより、FormsデプロイメントとOracle Internet Directoryホストとの関連付けを設定および解除して、シングル・サインオン機能を有効にできます。
  • リソース移行: このページにより、リソースをLDAPからOPSSに移行します。
一般情報 「ターゲット名」、「バージョン」、「Oracleホーム」および「ホスト」の情報を表示します。

ノート:

「ヘルプ」アイコンのあるページでは、「ヘルプ」アイコンをクリックしてページレベルのヘルプにアクセスできます。ページレベルのヘルプでは、そのページにある各要素を説明しています。