インポートとロードの違いは何ですか。
インポートとロードはどちらもデータをOracle Fusion Cloud Enterprise Data Managementに取り込みますが、動作方法にはいくつかの重要な違いがあります:
インポート
ロード
その他の違いは、ビューポイント・ロードとインポートの比較を参照してください。
インポートとロードはどのような場合に使用しますか。
ロードとインポートは、どちらもディメンションにデータをロードするという点で似ています。どちらを選択するかは、データをバインドされたビューポイントとプロパティにロードするか、バインドされていないビューポイントとプロパティにロードするか、どのタイプのロード・オプションが必要か(ロードでは「リセット」モードはサポートされていません)、ファイルまたはアプリケーション接続のどちらからデータをロードするかなど、いくつかの要因によって異なります。どのような場合にインポートとロードを使用するかについての一般的なガイドラインを次に示します:
インポートとロードの「リセット」、「置換」および「マージ」モードの違いは何ですか。どれを使用すればよいですか。
Table 30-7 インポートとロードのモード
モード | 説明および主な機能 | 使用例 |
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リセット(インポートのみ) |
ノード、関係、プロパティなどのバインドされたデータを完全にリセットします。
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バインドされたデータを完全にリセットする必要がある場合にのみ使用します。
注意: このインポート・モードは、継続的に使用するとデータベースのサイズが大きくなるため、慎重に使用する必要があります。 |
置換 |
インポートの場合、バインドされた階層セットの完全なリセットが行われ、受信関係に置換されます。インポート前に存在し、インポート・ファイル内にある関係の関係プロパティは保持されます(バインドされていない関係レベルのプロパティの場合も)。 ロードの場合、ターゲット・ビューポイントおよびノード・セットのスコープ内の関係のみがクリアされ、受信関係に置換されます。ロード前に存在し、ロード内にもある関係の関係レベルのプロパティ値は保持されます(バインドされていない関係レベルのプロパティの場合も)。
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外部システムからの定期的な一括変更や、サブスクリプションに依存せずトランザクション履歴が不要な大規模な変更に推奨されます。 |
マージ |
データ・セットはクリアされません。ターゲット・データ・セットを作成して現在のデータと比較し、取り込むインポート・データまたはロード・データを照合するために現在のデータを変換するのに必要な変更を含む要求を生成します。
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外部システムからの定期的な一括変更や、サブスクリプションを処理する必要があり、トランザクション履歴が必要な大規模な変更に推奨されます。 |
インポートとロードで各モードが機能する方法の詳細は、次のトピックで参照できます: