Financial Consolidation and Closeアプリケーションの登録

外部アプリケーション設定、接続URL、ディメンションなどの情報の入力を求めるウィザードを使用してFinancial Consolidation and Closeアプリケーションを登録および変更します。

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Financial Consolidation and Closeアプリケーションの登録について学習します。

ビデオ・グラフィック Financial Consolidation and Closeアプリケーションの登録

開始する前に:

  • アプリケーションを登録するには、「アプリケーション - 作成」ロールを持っていることを確認します。登録後、アプリケーションおよびデフォルト・ビューに対する所有者権限が自動的に付与されます。

    注:

    サービス管理者はロールを割り当てます(アプリケーションのロールと権限の理解を参照)。
  • 登録するディメンションを決定します。勘定科目、エンティティ、増減およびカスタムの4つのディメンション・タイプを登録できます。各ディメンション・タイプが特定のキューブに含められます(次の表を参照)。

    アプリケーションを登録すると、各ディメンションのプロパティが自動的に作成されます。標準プロパティ以外に、アプリケーション設定に応じてFinancial Consolidation and Closeに固有の追加プロパティもいくつか作成されます。Financial Consolidation and Closeアプリケーションの事前定義済プロパティを参照してください

    ディメンション・タイプ 含まれるキューブ 作成された追加プロパティ
    勘定科目
    • CICTA勘定科目である
    • CICTAリダイレクション勘定科目

    会社間が有効である場合:

    • 調整勘定である
    • 調整勘定
    • 会社間勘定
    エンティティ

    会社間が有効である場合: 会社間エンティティ

    増減  
    カスタム

    デフォルトでは、ディメンションはConsolキューブに含められます。アプリケーション設定で、その選択をクリアするか、追加のConsolキューブまたはRatesキューブを選択できます。Financial Consolidation and Closeのアプリケーション設定およびディメンションの登録を参照してください

     
  • 新しいアプリケーションの場合、ConsolキューブおよびRatesキューブのデータ・ストレージ・プロパティ(たとえば、PLN.Data Storage (Consol))は、アプリケーションのデフォルトのデータ・ストレージ・プロパティ(PLN.Data Storage)から派生するように自動的に設定されます。派生プロパティを参照してください。

    注:

    既存のアプリケーションの登録を変更し、既存のキューブを編集すると、アプリケーションのデフォルトから派生するキューブのデータ・ストレージ・プロパティは自動的には設定されません。キューブ・データ・ストレージ・プロパティの値をアプリケーションのデフォルトから派生させる場合は、アプリケーション・オーバーライドを設定する必要があります。プロパティ・パラメータの編集を参照してください。
  • 外部のFinancial Consolidation and Closeアプリケーションで設定できるカスタム・ディメンションの数は、アプリケーション設定によって決まります。
    • 拡張ディメンションを有効にしていない場合、外部アプリケーションでは最大で2つのカスタム・ディメンション(複数GAAPが有効な場合は1つ)がサポートされます。
    • 拡張ディメンションを有効にした場合、外部アプリケーションでは最大で4つのカスタム・ディメンション(複数GAAPが有効な場合は3つ)がサポートされます。

    注:

    Oracle Fusion Cloud Enterprise Data Managementでは、Financial Consolidation and Closeアプリケーションに対して作成できるカスタム・ディメンションの数に制限はありません。

詳細は、アプリケーションの登録の理解を参照してください。

Financial Consolidation and Closeアプリケーションを登録するには:

  1. 「アプリケーション」から「登録」をクリックします。
  2. アプリケーションの名前と、オプションで説明を入力します。

    注:

    アプリケーション・リストにアプリケーション・タイプ、名前および説明が表示されます。
  3. 外部アプリケーションに接続している場合は、「追加」をクリックして接続設定を定義します。複数のアプリケーション接続を追加できます。
    フィールド 有効な値 例: 外部アプリケーションへの接続

    接続名

    このアプリケーションに一意の必須の接続名を入力します。

    US FCCS Cloud接続

    接続の説明

    オプションの説明を入力します。

    この接続を使用して、Financial Consolidation and Closeアプリケーションに接続します。

    インスタンスの場所

    外部アプリケーションへの接続URLを次の形式で入力します。

    https://InstanceName-Cloud_Account_Name.EPM_Cloud_Family.Data_Center_Region.ocs.oraclecloud.com/Context

    管理者用スタート・ガイドサンプルのEPM Cloud URLを参照してください

    プライマリ接続

    これを外部アプリケーションへのインポートまたはエクスポートのデフォルトにする場合は、このチェック・ボックスを選択します。

     
    認証タイプ オプションを選択します:
    • 基本: 提供されたユーザー資格証明を使用して認証します。
    • OAuth: OAuth2 IDとトークンを使用して認証します。(Oracle Cloud Infrastructure (OCI) / Gen 2アーキテクチャの環境でのみ使用できます。)Cloud EPMアプリケーションでのOAuth2の使用を参照してください。
    Basic
    基本:

    アイデンティティ・ドメイン

    外部アプリケーションのアイデンティティ・ドメインを入力します(OCI (Gen 2) URLの場合は必要ありません)。

    注:

    これは、「インスタンスの場所」で使用されるクラウド・アカウント名と同じです。
    epmid

    ユーザー名

    認可されたユーザー名を入力します

    ノート: ユーザーは外部アプリケーションのサービス管理者である必要があり、企業のSSO (アイデンティティ・プロバイダ)資格証明を使用して認証することはできません。

    tom.smith

    パスワード

    パスワードを入力します。

    xxxxxxxx

    OAuth:
    クライアントID アプリケーション接続用に作成したクライアントのクライアントID。  
    アクセス・トークン アプリケーション接続用に作成したクライアントのアクセス・トークン。  
    リフレッシュ・トークン アプリケーション接続用に作成したクライアントのリフレッシュ・トークン。  
  4. アプリケーション要約情報を確認して、「作成」をクリックします。

    注:

    アプリケーションとデフォルト・ビューが作成され、ドラフト・モードに設定されます。デフォルト・ビュー名は、上で指定したアプリケーション名と同じです。
  5. 登録を続行します(Financial Consolidation and Closeのアプリケーション設定およびディメンションの登録を参照)。