「一意の作成」プログラムの作成

Oracle Eloquaのプログラム・キャンバスを使用して、手動で「一意の作成」プログラムを構成するか、デフォルト・アセットを選択して自動的にプログラムを作成できます。

デフォルトの「一意の作成」プログラム:

このプログラムでは、Oracle Sales Cloudに同じEメール・アドレスを持つコンタクトおよびリード・レコードが存在しない場合にのみ、Oracle Sales Cloudで新規リード・レコードが作成されます。既存のコンタクト・レコードがある場合は、「コンタクトの更新」処理で定義されているコンタクト情報によってそのコンタクト・レコードが更新されます。

注意: Oracle Sales Cloudのコンタクトまたはリードが存在するかどうかの判別は、適切なレコードIDでOracle Sales Cloudのリードおよびコンタクト両方のインポートを構成しているかどうかに依存します。詳細は、推奨されるコンタクトおよびアカウント・フィールドを参照してください。

Oracle Sales Cloudの「一意の作成」プログラムを作成する手順は、次のとおりです。

  1. 「オーケストレーション」 「オーケストレーション」アイコンのイメージです。 にナビゲートし、「プログラム」をクリックします。
  2. 「コンタクト・プログラムの作成」をクリックします
  3. 空白のテンプレートを選択します。
  4. プログラムの基本情報を構成します。
    1. キャンバスの左側の「情報」 「キャンペーン設定」アイコンのイメージです。 をクリックし、プログラムの「名前」および「摘要」を追加します。
    2. コンタクトにプログラムへの複数回エントリを許可するには、「キャンバス内の複数のステップにコンタクトが存在することを許可します。」を選択します。このオプションを選択しない場合は、コンタクトがプログラムにエントリすると、別のエントリ・ポイントから再度このプログラムにエントリできません。
    3. 「X」をクリックし、「情報」ウィンドウをクローズします。
  5. リスナー・ステップをキャンバスに追加します。
    • ステップにStart - Create Uniqueという名前を付けます。
    • リスナー・ステップを使用してデータを登録するには、リスナー・ステップ・アイコン リスナー・ステップをダブルクリックします。 詳細は、「プログラム・キャンバス」を参照してください。
    • リード・フローに含まれる任意のデータ・ソースを追加します。たとえば、フォーム提出や、リードを生成するリード促進プログラムまたはキャンペーンです。
  6. 「更新ルール」処理ステップを追加します。ステップにLead Sourceという名前を付けます。「ルール・セット」オプションを「リード・ソース - 当初」に構成します。
  7. 「コンタクト・フィールドの比較」決定ステップを追加します。ステップにUpdate Contact?という名前を付けますこのステップでは、選択したコンタクト・フィールドで指定された値に基づいて、コンタクトが評価およびルーティングされます。コンタクトがOracle Sales Cloud担当者登録IDを持っているかどうかに基づいてコンタクトをルーティングするようにステップを設定します。
    1. 「はい」パスには、「Oracle Sales Cloud統合」処理を追加して、既存のOracle Sales Cloudコンタクトの情報を更新します。このステップにUpdate Contactという名前を付けます。
    2. 「いいえ」パスには、「コンタクト・フィールドの比較」決定を追加して、コンタクトがOracle Sales CloudリードIDを持っているかどうかに基づいて、コンタクトをルーティングします。このステップにUpdate Lead?という名前を付けます
  8. Update Lead?ステップに、次のパスを追加します。
    1. 「はい」パスには、「共有フィルタのメンバー状況」処理を追加します。このステップにRequired Fields Populated?という名前を付けます。このステップでは、共有フィルタ・メンバーに必要なコンタクト・フィールド(名前や会社など)があるかどうかが評価されます。「Oracle Sales Cloud統合」処理をCreate Leadsという名前で追加し、これを「はい」パスに関連付けて、必要なコンタクト・フィールドを持つフィルタ・メンバーのリードを作成します。
    2. 「いいえ」パスには、「Oracle Sales Cloud統合」処理を追加して、既存のOracle Sales Cloudリードの情報を更新します。このステップにUpdate Leadという名前を付けます。
  9. ワークフローに示されているように、任意の必要な待機ステップ、エラー・フロー、共有リスト処理およびSales Cloudアプリケーション処理を追加します。
  10. 「保存」をクリックします。
  11. プログラムをアクティブ化します
  12. オペレーショナル・レポート を使用して、プログラムのパフォーマンスをモニターします。プログラムを変更する必要がある場合は、プログラムを無効化する必要があります。

次のキャンバスの例は、手動で構成された「一意の作成」プログラムを示しています。

関連項目

「重要ポイント」プログラムの作成

サンプル・プログラム

Oracle Sales Cloud統合アプリケーション

プログラム・キャンバス