ISP別デリバラビリティ・ダッシュボード

注意: このダッシュボードは、「Eメール分析マネージャ」ロールを持つユーザーのみが表示できます。

このダッシュボードでは、ISPによるデリバラビリティ・パフォーマンスが表形式で示されます。デリバラビリティしきい値を超えるレートは、赤で表示されます。

このダッシュボードには、次の表が含まれます。

ISP別のデリバラビリティ・ダッシュボードを開くには:

  1. サイド・ナビゲーション・バーの「Insight」アイコン「Insight」をクリックし、「インタラクティブ・ダッシュボード」を選択します。
  2. 「ダッシュボード」> 「分析」をクリックします。
  3. 「分析」ページで、「Eメール」タブを選択し、「デリバラビリティ」を展開します。
  4. 「デリバラビリティ・トレンド」をクリックします。
  5. 「レポートをさらに表示」アイコン「レポートをさらに表示」をクリックして、「ISP別デリバラビリティ」を選択します。

ディメンション

ディメンションは、メジャーを分類またはフィルタリングするために使用されるデータ属性です。メジャーは、ディメンションのコンテキストなしで提示されても、それ自体では意味を持ちません。

ディメンション 定義
リージョン リージョン
ISP ISP

メジャー

メジャーは、Oracle Responsysアカウントから算定して、レポートに適用した計測値です。

メジャー 定義
送信済 送信済メッセージの数Eメール・メッセージ・デザイナでのメッセージの作成の詳細を参照してください。
ハード・バウンス ハード・バウンス(配信可能でなく、今後も配信可能になることはないEメール・アドレス。「ユーザーが存在しません」や「ドメインが存在しません」というコードを返すメッセージを含む)に分類されるEメールの数
ハード・バウンス・レート (ハード・バウンス数/送信数) * 100%
ソフト・バウンス ソフト・バウンス(配信不能だが、今後再び実行すれば配信可能となる可能性のあるEメール)に分類されるEメールの数。MTAによるソフト・バウンスの再試行は、追加の送信として記録されません。ただし、ソフト・バウンス・メトリックには再試行による追加のソフト・バウンスが含まれます。
ソフト・バウンス・レート (ソフト・バウンス数/送信数) * 100%
バウンス バウンスされたユニークEメール・アドレス数。バウンス理由によって分類できます: 推定不正アドレス - ハード推定不正アドレス - ソフト潜在的ブロックメール・ボックス容量超過または関連未確定 - ハード未確定 - ソフト。バウンスの詳細を確認するには、ここをクリックしてください。
バウンス・レート (バウンス数/送信数) * 100%
配信済 配信に成功したメッセージの数(送信数 - バウンス数)
配信成功レート (配信数/送信Eメール総数) * 100%
ユニーク開封数

Eメール・ユニーク開封数(応答者が初めてメッセージを開封した場合のみを数える)。

ヒント: Responsysでは、受信者が過去90日において開始のメッセージを初めて開封したことが、ユニーク開封としてカウントされます。たとえば、受信者がメッセージをiPhoneとラップトップで開封した場合、メッセージのユニーク開封は1回としてカウントされます。

注意: トリガーされるキャンペーンのユニーク開封の計算には、トリガーされるキャンペーンがキャンペーンの初回の設定時に1回のみ開始された後で、過去90日に受信者がメッセージを初めて開封したときにユニーク開封がカウントされる、というニュアンスがあります。つまり、1年以上にわたって実行中のトリガーされるキャンペーンについては、90日ごとにユニーク開封が計算されるため、その年のユニーク開封数は、90日ごとのユニーク開封の合計になります。

ユニーク開封率 (ユニーク開封数/配信数) * 100%
ユニーク・クリック数

ユニーク・クリック数(開始ごとに各リンクを応答者が初めてクリックした場合のみを数える)。

ヒント: Responsysでは、ユニーク・クリックは、過去90日間に開始のメッセージのリンクを受信者が初めてクリックしたときにカウントされます。キャンペーンのユニーク・クリック数は、キャンペーンの各リンクのユニーク・クリック数の合計です。

対照的に、応答者は、キャンペーンのユニーク・クリッカ(つまりユニーク個人)を表します。たとえば、単一の受信者に送信されるメッセージに3つのリンクがあり、受信者が各リンクをクリックした場合は、メッセージのユニーク・クリックは3になります。ただし、応答者は1になります。

注意: トリガーされるキャンペーンのユニーク・クリックの計算には、トリガーされるキャンペーンがキャンペーンの初回の設定時に1回のみ開始された後で、過去90日に受信者がメッセージのリンクを初めてクリックしたときにユニーク・クリックがカウントされる、というニュアンスがあります。つまり、1年以上にわたって実行中のトリガーされるキャンペーンについては、(1人当たり) 90日ごとにユニーク・クリックが計算されるため、その年のユニーク・クリック数は、90日ごとのユニーク・クリックの合計になります。

ユニーク・クリックスルー・レート (ユニーク・クリック数/配信数) * 100%
配信停止数 配信停止数。配信停止数は、クリック数として登録されません。キャンペーンのデフォルトの配信停止アクションの設定の詳細を参照してください。
配信停止レート (配信停止数/配信数) * 100%
配信停止数は、クリック数として登録されないため、クリックスルー・レートの計算には関与しません。このため、キャンペーンのクリックスルー・レートはその配信停止レートとは異なる場合があります。キャンペーンのデフォルトの配信停止アクションの設定の詳細を参照してください。
スパム苦情 ISPによってResponsysにレポートされるスパム苦情の総数。このメトリックでは、特定のISPからのスパム苦情のみが考慮されます。
迷惑メール・レート (スパム苦情総数/配信数) * 100%

「ISP別デリバラビリティ」表

トップ・パフォーマンスISPのサマリーが表示されます。バウンス・レートなどのデリバラビリティ・メトリックでトップISPを分析し、リージョン名およびドメイン名にドリルダウンできます。

ISP別デリバラビリティ・ダッシュボードの「ISP別デリバラビリティ」表のイメージ

関連項目