ユーザー・インタフェースの推奨事項

  • パフォーマンスを向上させるために、ユーザー・インタフェース・ゾーンは、90%以上のビジネス・プロセスで不要な最初の段階では縮小しておくようにします。ゾーンの初期状態(縮小するかどうか)は、「ユーザー」ポータルの「ポータル作業環境」タブで制御できます。
  • 大規模なトランザクション表に対してカスタム・ゾーンを構築している場合は、ゾーンのユーザー・インタフェースに返されるレコードの数を50行に制限するようにします。
  • UIマップ・スキーマは、表示されるデータに特有になるようにします。これにより、アプリケーションは表示に不要な要素のすべてにアクセスしなくなります。
  • ユーザー・インタフェースの画面をトラブルシューティングする最適な方法は、アプリケーションの右上隅にある「作業環境」に移動し、「ポータル作業環境」タブを選択することです。該当するポータルを選択し、すべてのゾーンを「初期縮小表示」に設定します。次に、パフォーマンスに問題がある画面に移動し、ゾーンを1つずつ展開して、各ゾーンの実行時間を測定します。これは、全画面実行の順を追った正確な表示である必要があります。このテストは特にカスタム・ユーザー・インタフェースに重要です。
  • 最適なユーザー・インタフェース・パフォーマンスを得るには、Oracle Utilities Meter Data Managementユーザーは、コンピュータを高パフォーマンス・モードに設定して、すべてのCPUリソースが使用されるようにする必要があります。また、ブラウザのデフォルト設定による追加メモリーの割当がパフォーマンスの向上に役立っているかどうかもチェックしてください。