分析の統合の理解
次の各項では、分析製品と統合するために製品でサポートされている構成のタイプを説明します。詳細は、Oracle Utilities Analyticsのドキュメントを参照してください。
マスター構成
通常、分析製品との統合を含むエッジ・アプリケーションには、抽出、ロードおよび変換ステップで必要な情報(抽出パラメータなど)を取得するマスター構成レコードが含まれます。これらのレコードは、特定のエッジ製品によって提供され、「マスター構成」ポータルで表示および保守できます。
使用しているエッジ・アプリケーションは、マスター構成レコードおよびその他の分析関連構成からの情報が表示される「分析構成」ポータルを備えている場合があることに注意してください。
バケット構成
分析製品では、範囲セットの定義をサポートしています。各範囲はバケットを表し、抽出された測定を関連するバケットにグループ化して分類できます。フレームワーク製品は、バケットの表示および定義をサポートしています。詳細は、「バケット構成」を参照してください。
ETLベースの特性マッピング
製品には、製品の特性の構成を、分析製品のディメンションのユーザー定義フィールドにマッピングできるオブジェクトが用意されています。このマッピングは、ターゲットのユーザー定義列に、対応する特性データを移入するために抽出プロセスで使用されます。
このタイプのマッピングは、「許可されたターゲット・ディメンション」拡張可能参照の構成に依存します。拡張可能参照を使用して、特性値を移入できる1つ以上のユーザー定義フィールドがある分析製品の各ターゲット表を定義します。また、特性データのソースとして機能できる有効な特性エンティティも定義します。
詳細は、「分析属性マッピングの定義」を参照してください。
同期要求を使用した変更データ取得
使用している特定のエッジ・アプリケーションとバージョンに応じて、変更データ取得ステップの同期要求を使用する統合のコンポーネントが存在する場合があります。その機能を実装に適用する場合は、詳細を次のように確認してください。
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製品統合で変更データ取得機能の同期要求を使用するかどうかを確認するには、Oracle Utilities Analyticsの管理ガイドを参照してください。
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分析の統合用の製品で提供される同期要求ビジネス・オブジェクトを確認してください。
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プロセスの全体像は、「データ同期」を参照してください。