ブート・ボリューム

Oracle提供のイメージまたはカスタム・イメージに基づいて仮想マシン(VM)またはベア・メタル・インスタンスを起動すると、そのインスタンスに対する新しいブート・ボリュームが同じコンパートメント内に作成されます。そのブート・ボリュームは、インスタンスを終了するまで、そのインスタンスに関連付けられます。インスタンスを終了するときに、ブート・ボリュームとそのデータを保持できます。詳細は、インスタンスの終了を参照してください。この機能により、コンピュート・インスタンス・ブート・ボリュームに対する追加の制御および管理オプションが提供され、次のことが可能になります:

  • インスタンスのスケーリング: インスタンスを終了するときに、関連付けられたブート・ボリュームを保存し、それを使用して別のインスタンス・タイプやシェイプで新しいインスタンスを起動できます。ブート・ボリュームに基づいてインスタンスを起動するステップについては、インスタンスの作成を参照してください。これにより、ベアメタル・インスタンスからVMインスタンスへの切替え、またはその逆を簡単に行い、インスタンスのコア数を拡大または縮小することができます。
  • トラブルシューティングおよび修復: ブート・ボリュームの問題がコンピュート・インスタンスの問題を引き起こしていると考えられる場合は、インスタンスを停止し、ブート・ボリュームをデタッチできます。その後、それをデータ・ボリュームとして別のインスタンスにアタッチすることにより、トラブルシューティングを実行できます。問題を解決した後は、それを元のインスタンスに再アタッチするか、それを使用して新しいインスタンスを起動することができます。

他のブロック・ストレージ・ボリュームと同様に、ブート・ボリュームもデフォルトで暗号化されます。詳細は、ブロック・ボリュームの暗号化を参照してください。

重要 ブート・ボリュームとブロック・ボリュームの

転送中暗号化は、Oracle提供のイメージから起動された仮想マシン(VM)インスタンスに対してのみ使用できます。ベア・メタル・インスタンスに対してはサポートされていません。また、"bring your own image" (BYOI)のシナリオでインポートされたカスタム・イメージから起動されたインスタンスに対しても、ほとんどの場合はサポートされません。特定のLinuxベース・カスタム・イメージのサポートを確認する場合、および詳細は、Oracleサポートに問い合せてください(ヘルプの入手とサポートへの問合せを参照)。

ブート・ボリュームとブロック・ボリュームを同じボリューム・グループ内にまとめると、システム・ディスクとストレージ・ディスクの両方を同時に含む、グループ・ボリューム・バックアップまたはインスタンス全体のクローンを作成することが容易になります。詳細は、ボリューム・グループを参照してください。

ブート・ボリュームやブート・ボリューム・バックアップなどのブロック・ボリューム・リソースは、コンパーメント間で移動できます。詳細は、コンパートメント間でのブロック・ボリューム・リソースの移動を参照してください。

ブロック・ボリューム・サービスおよびブート・ボリュームの詳細は、ブロック・ボリュームに関するFAQを参照してください。

カスタム・ブート・ボリューム・サイズ

インスタンスの起動時に、選択したイメージのデフォルトのブート・ボリューム・サイズを使用するか、最大32 TBのカスタム・サイズを指定するかを選択できます。この機能は、次のイメージ・ソース・オプションで使用できます:

  • Oracle提供のイメージ

  • カスタム・イメージ

  • イメージOCID

詳細は、インスタンスの作成を参照してください。

Linuxベースのイメージの場合、カスタム・ブート・ボリューム・サイズは、イメージのデフォルトのブート・ボリューム・サイズまたは50 GBより大きい値である必要があります。

Windowsベースのイメージの場合、カスタム・ブート・ボリューム・サイズは、イメージのデフォルトのブート・ボリューム・サイズ(256 GB)より大きい値である必要があります。Windowsイメージの最小サイズ要件は、大量の領域を必要とし、パフォーマンスを向上させ、適切なページ・ファイルを設定するための十分な領域を提供するWindowsパッチおよび更新に使用できる十分な領域があることを確認することです(Windows Server 2012 R2でのページ・ファイル設定については、このMicrosoftの既知の問題を参照)。

インスタンスを起動した後は、ブート・ボリューム・サイズを変更できません。

カスタム・ブート・ボリューム・サイズを指定する場合、より大きいサイズを使用できるようにボリュームを拡張する必要があります。ステップについては、ブート・ボリュームのパーティションの拡張を参照してください。

ブート・ボリューム・パフォーマンス

ブート・ボリューム・パフォーマンスは、ボリューム・サイズによって異なります。詳細は、ブロック・ボリューム・パフォーマンスを参照してください。

ブロック・ボリューム・サービスのエラスティック・パフォーマンス機能を使用すると、ブート・ボリュームのボリューム・パフォーマンスを動的に変更できます。インスタンスの作成後、ブート・ボリュームのボリューム・パフォーマンスを次のいずれかのパフォーマンス・オプションに変更できます:

  • バランス

  • より高いパフォーマンス

この機能およびパフォーマンス・オプションの詳細は、ブロック・ボリュームのエラスティック・パフォーマンスおよびボリュームのパフォーマンスの変更を参照してください

必要なIAMサービス・ポリシー

Oracle Cloud Infrastructureを使用するには、管理者が記述するポリシー で、コンソールまたはSDK、CLIまたはその他のツールを使用したREST APIのどれを使用しているかにかかわらず、必要なアクセスのタイプを付与されている必要があります。アクションを実行しようとしたときに、権限がない、または認可されていないというメッセージが表示された場合は、付与されているアクセスのタイプと作業するコンパートメントを管理者に確認してください。

管理者用: ユーザーがコンピュート・インスタンスを起動するのポリシーで、ブート・ボリュームをリストできることが指定されています。ボリューム管理者がブロック・ボリューム、バックアップおよびボリューム・グループを管理するのポリシーを使用すると、指定したグループはブロック・ボリューム、ブート・ボリュームおよびバックアップに関するすべての操作を実行できますが、インスタンスを起動することはできません。

ポリシーを初めて使用する場合は、ポリシーの開始共通ポリシーを参照してください。インスタンス、クラウド・ネットワークまたは他のCore Services APIリソースのポリシーの記述に関する参照資料については、Core Servicesの詳細を参照してください。

APIの使用

APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKの詳細は、ソフトウェア開発キットとコマンドライン・インタフェースを参照してください。

ブート・ボリュームを管理するには、次のAPI操作を使用します: