Oracle® Solaris 11.2 システムのインストール

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更新: 2014 年 7 月
 
 

AI マニフェストの更新

指定された AI マニフェストまたは派生マニフェストスクリプトファイルの内容を、指定されたインストールサービスのマニフェストまたはスクリプトファイルの内容で置き換えるには、installadm update-manifest コマンドを使用します。更新の結果として、条件、デフォルトのステータス、およびマニフェスト名は変更されません。

update-manifest サブコマンドは、XML マニフェストファイルを検証してから、それらをインストールサービスに追加します。

マニフェストは指定されたサービスにすでに存在しなければなりません。Example 8–38 に示すように、確認するには installadm list コマンドを使用します。

    マニフェストが指定されなかった場合は、置き換えられるマニフェストが次のいずれかの方法で特定されます。

  • 指定されたマニフェスト内の ai_instance 要素の name 属性 (この属性が指定され、この属性の値がこのインストールサービスの既存のマニフェストの名前に一致する場合)。

  • 指定されたファイル名のベース名 (この名前がこのインストールサービスの既存のマニフェストの名前に一致する場合)。

この例は、solaris11_2-sparc サービスの sparc-ent マニフェストの内容を、./mymanifests/manifest-new-sparc-ent.xml の内容で更新します。installadm list でのマニフェストの名前は引き続き sparc-ent です。

# installadm update-manifest -n solaris11_2-sparc \
-f ./mymanifests/manifest-new-sparc-ent.xml -m sparc-ent