Oracle® Solaris 11.2 システムのインストール

印刷ビューの終了

更新: 2014 年 7 月
 
 

SCI ツールを使用したシステム構成プロファイルの作成

SCI Tool を実行して、SCI Tool パネルで入力された構成仕様に基づいて新しいシステム構成プロファイルを生成できます。新しいプロファイルのデフォルトの場所は /system/volatile/profile/sc_profile.xml です。

新しいシステム構成プロファイルを作成するには、sysconfig create-profile コマンドを使用します。プロファイルは作成されますが、構成はシステムに適用されません。


注 -  そのプロファイルを再構成に正しく使用するためには、プロファイルに .xml 拡張子を含める必要があります。

詳細は、sysconfig(1M) のマニュアルページを参照してください。Chapter 11, クライアントシステムの構成も参照してください。


使用例 6-6  デフォルトプロファイルの使用

SCI Tool は、SCI Tool パネルで入力された仕様に基づいて新しいシステム構成プロファイルを作成します。新しいプロファイルはデフォルトの場所に格納されます。次の例に示すように、その新しいプロファイルを使用してシステムを構成できます。

# sysconfig configure -g system -c /etc/system/profile/sysconfig/sc_profile.xml
使用例 6-7  プロファイルの作成と使用

–g オプションは、構成される特定の機能グループを指定するために使用します。この例では、システム全体が構成されます。機能グループの一覧については、Table 6–1 を参照してください。次の例は、プロファイルを作成し、そのプロファイルを使用して非対話形式でシステムを再構成しています。

# sysconfig create-profile -o /tmp/myprofile.xml
# sysconfig configure -g system -c /tmp/myprofile.xml
使用例 6-8  プロファイルを作成および使用して機能グループを構成する

次の例は、network および naming_services 機能グループのプロファイルを作成しています。その後、プロファイルを使用して機能グループを非対話形式で再構成しています。

# sysconfig create-profile -g network,naming_services -o /tmp/myprofile.xml
# sysconfig configure -g network,naming_services -c /tmp/myprofile.xml