Oracle Warehouse Builderでは、様々なソースからデータにアクセスできます。カスタム、パッケージ済アプリケーションおよびデータベースからメタデータを解析および抽出できます。データ・セットの抽出に先行して、そのメタデータを最初にインポートします。
この章の内容は次のとおりです。
メタデータはデータ・セット内のオブジェクトの内容を表します。たとえば、表のメタデータには、表名、列のデータ型と名前、表および他のオブジェクトとの関係などの情報が含まれます。Oracle Warehouse Builder以外で作成されたデータ・ソース内のオブジェクトで作業する場合、最初にそのデータ・ソースからメタデータをインポートする必要があります。
Oracle Warehouse Builderでは、各種データ・ソース内のオブジェクトのメタデータをグループ化してモジュールにします。モジュールはプロジェクト・ナビゲータに表示されます。作成されるモジュールのタイプは、メタデータをインポートするソースによって異なります。たとえば、Oracleデータベースのメタデータ定義をインポートするには、Oracleモジュールを作成します。フラット・ファイルのメタデータ定義をインポートするには、フラット・ファイル・モジュールを作成します。
表、ファイルまたはアプリケーションからメタデータをインポートしても、一般的なプロセスは同じです。
ソースからメタデータをインポートする手順は、次のとおりです。
サポートされるソースおよびターゲットのリストを「表1-1 Oracle Warehouse Builder 11gリリース2 (11.2)でサポートされるソースおよびターゲット」で確認し、データの抽出元のソースがOracle Warehouse Builderでサポートされているかどうかを判断します。
既存のロケーションを選択するか、または「ロケーションの作成」の説明に従ってロケーションを作成します。
「モジュールの作成」の説明に従って、ソース・メタデータのモジュールを作成します。
モジュールを右クリックし、「インポート」を選択します。
メタデータのインポート元として、データベース・オブジェクト、フラット・ファイル、COBOLコピーブック・ファイルおよびOracle Warehouse Builderメタデータを指定できます。
「インポート・メタデータ・ウィザード」のプロンプトに従います。
ウィザードに従って、選択したソースのタイプに基づいた情報を入力します。詳細は、「インポート・メタデータ・ウィザード」の使用」を参照してください。
後続の手順
ほとんどのデータ・ソースで、データ・オブジェクトのメタデータをインポートした後、これらのオブジェクトに格納されるデータを表示できます。
Oracle Warehouse Builderを使用してデータを移動するために、ソースからデータを抽出し、データを変換してターゲット・スキーマにロードするETLロジックを設計できます。
ソース・メタデータは、一定期間にわたって変更する可能性があります。この場合、Oracle Warehouse Builderを使用して、メタデータの変更による影響を受けて無効になる可能性のあるETLロジックを特定できます。
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関連項目:
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変更したメタデータをOracle Warehouse Builderに取り込むには、目的のモジュールを右クリックして「インポート」を選択します。「定義の再インポート」で説明されているように、ユーザーがメタデータを再インポートしていることはOracle Warehouse Builderで認識されます。
ロケーションを使用すると、Oracle Warehouse Builderでデータを抽出およびロードするためにアクセスする様々なファイル、データベースおよびアプリケーションに対する接続情報を格納できます。同様に、ロケーションには、ETL管理ツールおよびビジネス・インテリジェンス・ツールに対する接続情報も格納されます。詳細なリストは、表1-1を参照してください。
Oracleデータベース・ロケーションおよびファイル・ロケーションは、ソース、ターゲットまたはその両方に使用できます。たとえば、一時表またはステージ表を格納するためのターゲットとしてロケーションを使用できます。後でそのロケーションを、最終的なターゲットを移入するためのソースとして再使用できます。
フラット・ファイル・データがある場合など、与えられたソースのデータおよびメタデータは別々に格納される場合があります。この場合、データとメタデータのそれぞれの接続情報にロケーションを作成します。
自動作成ロケーション
インストール時に、Oracle Warehouse Builderによって、OWB_REPOSITORY_LOCATIONというOracleロケーションが作成されます。このロケーションでは、Oracle Warehouse Builderワークスペースへの接続の詳細が提供されます。
ロケーション・タイプ
デプロイは、いくつかの異なるタイプのロケーションに対して実行できます。ロケーション・ナビゲータのUIで、これらのロケーションを使用できます。各ロケーション・タイプで用途が異なります。
データベース: リレーショナルまたはディメンショナルなシステムが対象です。表やビュー、またはディメンションやキューブなどのオブジェクトも含まれます。これらのオブジェクトの詳細は、『Oracle Warehouse Builderデータ・モデリング、ETLおよびデータ・クオリティ・ガイド』を参照してください。
ファイル: デリミタ付き、固定長またはXML形式でデータを格納することが目的です。
アプリケーション: Oracle E-Business Suite、PeopleSoft、SiebelおよびSAPシステムが対象です。
プロセス・フローおよびスケジュール: Oracle Workflowロケーションを示します。
ビジネス・インテリジェンス: データベースまたはOracleモジュールから導出されたメタデータをデプロイする対象です。これはビジネス・インテリジェンス・ツールで使用されます。
URIロケーション: 他のロケーションの定義の一部として、URIロケーションが内部的に使用されます。そのインスタンスを作成する必要はありません。
エージェント: コントロール・センター・エージェントまたはアプリケーション・サーバーのロケーションを指定します。
トランスポータブル・モジュール: トランスポータブル・モジュールのソースおよびターゲットを定義します。
ソースまたはターゲットとして使用する固有のロケーションを作成できます。
ロケーションを作成する手順は、次のとおりです。
ロケーション・ナビゲータで、「ロケーション」ノード、作成するロケーションのタイプを表すノードの順に開きます。
たとえば、Oracleデータベース・ロケーションを作成する場合は、「ロケーション」ノード、「データベース」ノード、「Oracle」ノードの順に開きます。
ロケーションのタイプを右クリックして「新規<オブジェクト>ロケーション」を選択します。
「<オブジェクト>ロケーションの作成」ダイアログ・ボックスが表示されます。
または、「ロケーション」を右クリックして「新規」を選択します。「新規ギャラリ」ダイアログ・ボックスが開きます。アイテムのリストからロケーション・タイプを選択して、「OK」をクリックします。
「<オブジェクト>ロケーションの作成」ダイアログ・ボックスが表示されます。
このダイアログ・ボックスを完了します。詳細は、「ヘルプ」ボタンをクリックしてください。
「詳細」タブで必要な接続詳細を指定します。
SQL*Netを使用したロケーションの作成
SQL*NetタイプのOracleロケーションを作成する場合、これらのロケーションにTransparent Network Substrate(TNS)名エントリを設定する必要があります。このTNS名にOracle Warehouse Builderクライアント・ホームからアクセスできる必要があります。これを行うには、Oracle Warehouse Builderのクライアント・ホームからNet Configuration Assistantを実行します。Net Configuration Assistantの使用の詳細は、Oracle Databaseエンタープライズ・ユーザー・セキュリティ管理者ガイドを参照してください。
TNS名エントリの設定後にコントロール・センター・サービスを起動すると、変更を取得できます。また、Warehouse Builderコントロール・センター・ホームがOracle Databaseホームと異なる場合、同じTNS名エントリをOracle Databaseホームにも定義する必要があります。これを行うには、Oracle DatabaseホームからNet Configuration Assistantを実行し、同じTNS名を指定します。
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注意: コントロール・センター・ホームのTNS名とOracle DatabaseホームのTNS名が異なる場合、デプロイメント中および実行中に接続エラーが発生する場合があります。 |
ロケーション、パスワードおよびセキュリティについて
すべてのOracle Warehouse Builderユーザーがロケーション内の接続情報を表示できるため、パスワードは常に暗号化されています。さらに、Oracle Warehouse Builder管理者は、設計セッション間でロケーションを共有および永続化するかどうかを決定できます。デフォルトではロケーションは共有、または永続化されていません。
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関連項目: パスワードの管理の詳細は、『Oracle Warehouse Builderインストレーションおよび管理ガイド』を参照してください。 |
次のような一部のデプロイメントでは、ターゲット・ロケーションの所有者に、新規ユーザーの作成時に付与された権限よりも強力な権限が必要です。
アップグレード・アクション
End User Layer (EUL)のデプロイメント
権限があるデータベース・ユーザーは、他の権限を付与できます。
ETLの場合、ターゲット・ロケーションの所有者には、ソース・ロケーションからデータを読み込むための十分な権限が必要です。たとえば、ソース・ロケーションがデータベース表の場合、ターゲットの所有者には、この表に対するSELECT権限が必要です。同様に、トランスポータブル・モジュールのソースおよびターゲットに関するロケーションの場合、ユーザーにOracle Warehouse Builderデータ・モデリング、ETLおよびデータ・クオリティ・ガイド11gリリース2(11.2)に示されている追加権限が必要になります。
アップグレード・アクション
GRANT_UPGRADE_PRIVILEGES PL/SQLスクリプトによって、アップグレード・アクションに必要なロールと権限がターゲット・ユーザーに付与されます。次の構文を使用します。
@%OWB_HOME%/owb/rtp/sql/grant_upgrade_privilegesusername
OWB_HOMEは、ターゲット・システムのOracle Warehouse Builderのホーム・ディレクトリです。
usernameは、ターゲット・ロケーションの所有者です。
たとえば、次のコマンドでは、Windowsシステムに対する権限がSALES_TARGETユーザーに付与されます。
@%OWB_HOME%\owb\rtp\sql\grant_upgrade_privilegessales_target
EULデプロイメント
Oracle BI Discovererロケーションでは、EULユーザーにCREATE DATABASE LINK権限が必要です。
設計プロセス中にロケーションを作成する必要があります。すべてのモジュールは、そのソース・オブジェクトとターゲット・オブジェクトも含めて、デプロイする前にロケーションに関連付けられている必要があります。関連付けられたモジュールに定義されたロケーションがないと、ソース・データの表示やターゲット・オブジェクトのデプロイは実行できません。
ロケーションを登録すると、ワークスペースとソース・データおよびデプロイ済オブジェクトのロケーションの間にリンクが設定されます。複数のコントロール・センターでロケーションを登録できます。コントロール・センターの詳細は、Oracle Warehouse Builder概要を参照してください。
登録する前に、ロケーションの定義を変更できます。ただし、ロケーションの登録後はパスワードのみ変更できます。ロケーションの他の詳細またはそのコネクタの1つを編集するには、最初に登録されているすべてのコントロール・センターからそのロケーションの登録を解除する必要があります。ロケーションの登録を解除すると、ロケーションのデプロイメント履歴が削除されます。
ロケーションは、デプロイメントによって自動的に登録されます。または、コントロール・センターでロケーションを明示的に登録することもできます。
ロケーションを登録する手順は、次のとおりです。
必要なプロジェクトを選択します。
「ツール」、「コントロール・センター・マネージャ」の順に選択して、コントロール・センター・マネージャを開きます。
ロケーションを右クリックし、「登録」をクリックします。
「ロケーション」ダイアログ・ボックスが表示されます。
ロケーション詳細を慎重に確認します。
詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。
「接続テスト」をクリックして、接続詳細を確認します。
「OK」をクリックします。
ロケーションの登録を解除する手順は、次のとおりです。
「ツール」、「コントロール・センター・マネージャ」の順に選択して、コントロール・センター・マネージャを開きます。
ロケーションを右クリックし、「登録解除」をクリックします。
「OK」をクリックして、処理を確定します。
ロケーションを削除する手順は、次のとおりです。
ロケーション・ナビゲータのロケーションを右クリックし、「削除」を選択します。
ここで「削除」オプションを使用できない場合は、ロケーションがコントロール・センターに登録されていて、利用されている可能性があります。詳細は、「複数のコントロール・センターに登録されたロケーション」を参照してください。
ロケーションが使用中でないことを確認し、コントロール・センター・マネージャでロケーションの登録を解除して、ロケーション・ナビゲータからロケーションを削除します。
コントロール・センターにロケーションを登録した後、ロケーションの接続の詳細がロックされます。コントロール・センターから登録を解除した後にのみ、接続の詳細の編集やロケーションの削除を実行できます。
また、プロジェクト要件の一部として、複数のコントロール・センターでのロケーションの登録が必要になることもあります。このような場合、登録されているすべてのコントロール・センターのロケーションの登録を解除しないかぎり、ロケーションの接続の詳細の編集やロケーションの削除は実行できません。
ロケーションが登録されているすべてのコントロール・センターの詳細を確認する手順は、次のとおりです。
ロケーション・ナビゲータで、ロケーションを右クリックして「開く」をクリックします。
「場所の編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。
「登録」をクリックして、ロケーションが登録されているコントロール・センターのリストを表示します。
DBコネクタまたはディレクトリは、ソース・ロケーションとターゲット・ロケーション間の論理リンクです。2つの異なるOracleデータベースのスキーマ間のコネクタがデータベース・リンクとして実装されており、スキーマとオペレーティング・システム・ディレクトリ間のコネクタがデータベース・ディレクトリとして実装されています。
データベース・ディレクトリを作成するには、ユーザーにCREATE DIRECTORYおよびDROP DIRECTORY権限が必要になります。Oracle Warehouse Builderユーザーを作成しても、これらの権限はユーザーに自動的に付与されません。したがって、データベース管理者は、これらの権限をOracle Warehouse Builderユーザーに明示的に付与する必要があります。次に例を示します。
GRANT CREATE ANY DIRECTORY TO OWB_USER; GRANT DROP ANY DIRECTORY TO OWB_USER;
OWB_USERは、デプロイメントを実行するOracle Warehouse Builderユーザーです。
または、これらの権限を持つユーザーがリンク・コネクタを作成し、これらを使用するアクセス権を付与する必要があります。その後、コネクタを手動で作成して、リストからデータベース・リンクまたはディレクトリを選択できます。
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注意: データベース・リンクを作成するには、ユーザーにCREATE DATABASE LINK権限が必要です。Oracle Warehouse Builderユーザーが作成されると、この権限が自動的に付与されます。 |
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関連項目:
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データベース・コネクタを手動で作成する手順は、次のとおりです。
ロケーション・ナビゲータで、「ロケーション」フォルダとターゲット・ロケーションのサブフォルダを拡張します。
「DBコネクタ」を右クリックし、「新規DBコネクタ」を選択します。
コネクタの作成ウィザードの手順を実行します。
ディレクトリ・コネクタを手動で作成する手順は、次のとおりです。
ロケーション・ナビゲータで、「ロケーション」フォルダとターゲット・ロケーションのサブフォルダを拡張します。
「ディレクトリ」を右クリックし、「新規ディレクトリ」を選択します。
コネクタの作成ウィザードが開きます。
手順を実行して、ディレクトリ・コネクタを作成します。
モジュールは、ロケーション・ナビゲータのロケーションに対応するプロジェクト・ナビゲータをグループ化するためのメカニズムです。1つのロケーションは1つ以上のモジュールに対応できます。ただし、特定のモジュールは一度に1つのメタデータ・ロケーションおよびデータ・ロケーションにのみ対応します。
モジュールをロケーションに関連付けることによって、Oracle Warehouse Builderでの特定のアクションの実行が容易になります。たとえば、モジュールの選択時にコンテキスト・メニューのアクションを選択して、スナップショットの作成、コピー、検証、生成、デプロイなどのグループ・アクションをモジュールのすべてのオブジェクトで実行できます。
プロジェクト・ナビゲータからモジュールを作成できます。
モジュールを作成する手順は、次のとおりです。
適切なメタデータ・タイプのノードを検出するまで、プロジェクト・ナビゲータを開きます。
たとえば、ソース・データがOracle Databaseに格納されている場合は、「データベース」ノードを開いて「Oracle」ノードを表示します。ソース・データがSAP R/3システムにある場合は、「アプリケーション」ノードを開いてSAPノードを表示します。
目的のノードを右クリックして「新規<モジュール・タイプ>」を選択します。
モジュールの作成ウィザードが開きます。
目的のノードを右クリックして「新規」を選択することもできます。「新規ギャラリ」ダイアログ・ボックスが開きます。作成するアイテム(モジュール)を選択して、「OK」をクリックできます。
モジュールの作成ウィザードが開きます。
名前と説明ページに、モジュールの名前と説明(オプション)を入力します。Oracle以外のソースおよびアプリケーションの場合、アクセス方法を選択する必要はありません。「ネイティブ・データベース接続」および「Oracle Gateway」を選択します。
「次へ」をクリックします。
接続情報ページが表示されます。
このモジュールに関連付けられているロケーションの詳細を入力します。
接続情報ページの内容は、作成するモジュールのタイプによって異なります。このページでの情報の入力の詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。
「次へ」をクリックして、サマリー・ページを表示します。
入力した情報を確認して、「戻る」をクリックし、入力した値を変更します。
「終了」をクリックします。
Oracle Warehouse Builderの使用中に、モジュールを新規のロケーションに関連付ける必要はありません。たとえば、本番環境と開発環境で異なるロケーションを使用する場合、本番環境から開発環境にコードを移動してモジュールの関連付けを変更する必要があります。
モジュールに関連付けられているロケーションを変更するには、モジュールの構成プロパティを編集する必要があります。構成プロパティは、メタデータに関する物理的な情報を定義します。
モジュールに関連付けられたロケーションを変更する手順は、次のとおりです。
プロジェクト・ナビゲータで、モジュールを右クリックして、「構成」を選択します。
構成プロパティ・エディタが表示されます。
「識別」ノードで、ロケーション・プロパティに対する新規の値を選択します。目的のロケーションがリストにない場合、モジュールを編集してロケーションを追加します。
データ・オブジェクトの構成の詳細は、『Oracle Warehouse Builderデータ・モデリング、ETLおよびデータ・クオリティ・ガイド』を参照してください。
Oracleデータベースなどの特定のオブジェクトのモジュールを作成した後、マッピング、変換、表などのデータベースに関連付けられたすべてのオブジェクトを表示できます。
また、モジュールにユーザー・フォルダという固有のフォルダを作成できます。その後、フォルダ内に必要なオブジェクトを定義できます。たとえば、生成またはデプロイをまとめて行う必要がある、関連のある表やビューを共通のフォルダに配置できます。ユーザー・フォルダを使用すると、モジュール内のオブジェクトをより柔軟に編成できます。
ユーザー・フォルダを作成する手順は、次のとおりです。
モジュールを右クリックして、「新規」をクリックします。
「新規ギャラリ」ダイアログ・ボックスが表示されます。
アイテムのリストから「ユーザー・フォルダ」を選択して、「OK」をクリックします。
「ユーザー・フォルダの作成」ダイアログ・ボックスが表示されます。
名前および説明(オプション)を入力して、「OK」をクリックします。
新しく作成したユーザー・フォルダをモジュールで使用できます。フォルダは空で、下位にノードはありません。モジュールに追加できるすべてのオブジェクトは、新しく作成したユーザー・フォルダにも追加できます。次に例を示します。
表を追加する手順は、次のとおりです。
フォルダを右クリックして、「新規」をクリックします。
「新規ギャラリ」ダイアログ・ボックスが表示されます。
アイテムのリストから「表」を選択して、「OK」をクリックします。
「表の作成」ダイアログ・ボックスが表示されます。
名前および説明(オプション)を入力して、「OK」をクリックします。
新しく作成した表は、フォルダ内の「表」ノードで使用できます。
ユーザー・フォルダ内で、次の操作を実行できます。
他のユーザー・フォルダの作成。
他のユーザー・フォルダからの有効なオブジェクトのコピー。
他の互換性のあるモジュール・タイプからの有効なオブジェクトのコピー。
メタデータ定義をモジュールにインポートするには、インポート・メタデータ・ウィザードを使用します。
インポート・メタデータ・ウィザードでは、表、ビュー、マテリアライズド・ビュー、ディメンション、キューブ、外部表、順序、ユーザー定義型およびPL/SQL変換の直接のインポート、またはシノニムを使用してオブジェクトを参照したインポートをサポートしています。
表のインポートには、第2表のインポートを可能にする列、主キー、一意キーおよび外部キーのインポートが含まれます。外部表をインポートすると、Oracle Warehouse Builderにより関連フラット・ファイルの関連ロケーションおよびディレクトリ情報もインポートされます。
Oracle DatabaseカタログまたはDesigner/2000(Oracle Designer)のいずれかからメタデータ定義をインポートできます。
Oracleモジュールを作成して、インポートされたメタデータを格納します。
Oracleモジュールを作成する手順は、次のとおりです。
プロジェクト・ナビゲータの「データベース」ノードの「Oracle」を右クリックして、「新規Oracleモジュール」を選択します。
モジュールの作成ウィザードが表示されます。
名前と説明ページに、モジュールの名前と説明(オプション)を入力します。「次へ」をクリックして、接続情報ページを開きます。
接続情報ページを使用して、モジュールのデータベース・ロケーションを選択します。新規ロケーションを定義するには、「編集」をクリックします。「Oracleデータベースのロケーションの編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。このダイアログ・ボックスに入力する接続パラメータは、「「Oracleデータベースのロケーションの編集」ダイアログ・ボックス」を参照してください。
「OK」をクリックして、サマリー・ページを開きます。
サマリー・ページで指定した詳細を確認して、「終了」をクリックします。
新しく作成したOracleモジュールをプロジェクト・ナビゲータの「Oracle」ノードで使用できます。
このダイアログ・ボックスを使用して、Oracleロケーションのロケーション詳細を指定します。
名前
ロケーションの名前。
説明
オプションの説明。
接続タイプ
データベース・ロケーションのアクセスに使用できる接続をリストします。ロケーションを作成した後、タイプは変更できません。「HOST:PORT:SERVICE」、「データベース・リンク」、「SQL*NET接続」および「OCI」の4つの接続タイプを使用できます。
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注意: ソースおよびターゲット・ロケーションが同じホストにある場合、同じ方法で確認してください。そうしないと、個別のロケーションとして処理され、ロケーション間にデータベース・リンクが作成されます。データベース・リンクにより、データのロードが遅くなる場合があります。このタイプのよくある間違いとして、次のものがあります。
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HOST:PORT:SERVICE: 簡易接続ネーミング方法を使用して接続します。事前の設定は必要ありません。
ユーザー名: スキーマ・ロケーションにアクセスする権限を含むデータベース・ユーザー資格証明。
ユーザー名を使用しないデータベースに接続する場合、仮のユーザー名の文字を入力します。
パスワード: ユーザー名に関連付けられたパスワード。
パスワードを必要としないデータベースに接続する場合、仮のパスワードの文字を入力します。
ホスト: データベースがインストールされるシステムの名前。
Oracle Warehouse BuilderがOracleデータベースと同じシステムにインストールされる場合、コンピュータ名のかわりにlocalhostを入力できます。データベースがリモート・システムにある場合、リモート・システムのInternet Protocol(IP)アドレスを入力します。
ポート: データベースのSQLポート番号。
サービス名: データベースのサービス名。
グローバル名の使用: database_name.database_domain形式のデータベース名およびドメインで構成されるデータベースの一意の名前。たとえば、orcl.us.example.comは、us.example.comドメインのorclデータベースを識別します。異なるネットワークのデータベースに接続する場合、このオプションを選択します。
データベース・リンク: 既存のデータベース・リンクを使用して別のデータベースに接続します。直接接続する権限がない場合にのみ、この方法を選択します。データベース・リンクを使用するロケーションにはデプロイできません。Oracle Business IntelligenceまたはDiscovererロケーションには使用できません。
データベース・リンクは、リモート・データベースに接続する情報を含むスキーマ・オブジェクトです。データベース・リンクは分散データベース環境に使用され、クライアントは1つの論理データベースとして2つの物理データベースにアクセスできます。
元ロケーション: データベース・リンクが定義される既存のロケーション。
データベース・リンク: データベース・リンクのオブジェクト名。
SQL*NET接続: Oracle Net Configuration Assistantなどのツールで以前に定義したネット・サービス名を使用して接続します。ネット・サービス名は、接続情報の便利な別名です。この接続方法は、Oracle RACインストールに最適です。
ユーザー名: スキーマ・ロケーションにアクセスする権限を含むデータベース・ユーザー資格証明。
ユーザー名を使用しないデータベースに接続する場合、仮のユーザー名の文字を入力します。
パスワード: ユーザー名に関連付けられたパスワード。
パスワードを必要としないデータベースに接続する場合、仮のパスワードの文字を入力します。
ネット・サービス名: 事前に定義された接続の名前。
グローバル名の使用: database_name.database_domain形式のデータベース名およびドメインで構成されるデータベースの一意の名前。たとえば、orcl.us.example.comは、us.example.comドメインのorclデータベースを識別します。異なるネットワークのデータベースに接続する場合、このオプションを選択します。
OCI: Oracleデータベースと対話するOracle Call Interface(OCI)を使用して接続します。この接続タイプは、Oracleデータベースのバージョンおよびプラットフォームに固有のJDBC OCIドライバを使用します。以前のリリースのOracleとの高度な互換性を必要とする場合、この方法を使用します。JDBC OCIドライバを使用すると、Javaから直接OCIをコールできます。
ユーザー名: スキーマ・ロケーションにアクセスする権限を含むデータベース・ユーザー資格証明。
ユーザー名を使用しないデータベースに接続する場合、仮のユーザー名の文字を入力します。
パスワード: ユーザー名に関連付けられたパスワード。
パスワードを必要としないデータベースに接続する場合、仮のパスワードの文字を入力します。
ネット・サービス名: 事前に定義されたOCI接続の名前。
グローバル名の使用: database_name.database_domain形式のデータベース名およびドメインで構成されるデータベースの一意の名前。たとえば、orcl.us.example.comは、us.example.comドメインのorclデータベースを識別します。異なるネットワークのデータベースに接続する場合、このオプションを選択します。
スキーマ
ソース・データが格納されるスキーマまたはターゲット・オブジェクトがデプロイされるスキーマ。スキーマは登録する必要があります。デフォルトでは、ユーザー名スキーマです。
スキーマを使用しないデータベースのタイプに接続する場合、このフィールドに値を入力しないでください。
バージョン
Oracle Databaseのバージョン番号。Oracle以外のデータベース・ロケーションには使用できません。
接続テスト
このページの値を使用して、接続を試行します。
テスト結果
接続テストが成功または失敗かどうかをレポートするメッセージ。
Oracleデータベースからモジュールにメタデータをインポートするには、インポート・メタデータ・ウィザードを使用します。
Oracleデータベースからメタデータ定義をインポートする手順は、次のとおりです。
新しく作成したOracleモジュールを右クリックし、「インポート」、「データベース・オブジェクト」の順に選択します。
インポート・メタデータ・ウィザードのようこそページが表示されます。このページには、オブジェクト・メタデータのインポート・ステップが表示されます。「次へ」をクリックしてインポートに進みます。
次のページを完了します。
次のいずれかの方法で検索を制限するには、フィルタ情報ページを使用します。
オブジェクト・タイプの選択 「オブジェクト・タイプ」セクションに、インポート可能なデータベース・オブジェクトのタイプが表示されます。オブジェクトには、表、ディメンション、外部表、順序、マテリアライズド・ビュー、キューブ、ビュー、PL/SQL変換およびユーザー定義タイプが含まれます。インポートするオブジェクトのタイプを選択します。たとえば、表とビューをインポートするには、「表」および「ビュー」を選択します。
オブジェクト名に基づく検索 「パターンに一致するオブジェクトのみを選択」オプションを使用して検索パターンを指定します。Oracle Warehouse Builderによって、指定したパターンと一致する名前のオブジェクトが検索されます。複数の文字のワイルドカード一致にはパーセント記号(%)を使用し、単一の文字のワイルドカード一致にはアンダースコア(_)を使用します。たとえば、ウェアハウス・プロジェクト名に続けてパーセント記号(%)を入力すると、そのプロジェクト名で始まるオブジェクトをインポートできます。
「次へ」をクリックすると、フィルタ条件と一致する名前がデータ・ディクショナリから取り出されます。Oracle Warehouse Builderで「オブジェクト選択」ページが表示されます。
インポートするアイテムを「使用可能」リストから選択し、右矢印をクリックして「選択済」リストに移動します。定義を再インポートする場合は、前にインポートしたオブジェクトが太字で表示されます。
特定のアイテムを名前順で検索するには、懐中電灯のような「オブジェクトの検索」アイコンをクリックします。
すべてのアイテムを「選択したオブジェクト」リストに移動するには、「すべて移動」をクリックします。
依存オブジェクトのインポート インポート・メタデータ・ウィザードを使用すると、インポート対象となるオブジェクトの依存オブジェクトをインポートできます。
次のいずれかのオプションを選択して、依存オブジェクトをインポートの対象とするかどうかを指定します。
なし: 選択したオブジェクトのみが「選択済」リストに移動します。このオプションを選択すると、依存オブジェクトはインポートされません。
1レベル: 選択したオブジェクトとその参照先オブジェクトが「選択済」リストに移動します。これはデフォルト選択です。
すべてのレベル: 選択したオブジェクトとその直接参照または間接参照がすべて「選択済」リストに移動します。
「次へ」をクリックして、サマリーとインポート・ページを表示します。
ディメンションのインポート リレーショナル実装を使用するディメンションをインポートすると、ディメンション・データが格納されている実装表はインポートされません。この表は、オブジェクト選択ページで「使用可能」リストから「選択済」リストに移動して明示的にインポートする必要があります。また表のインポート後に、ディメンションを実装表にバインドする必要もあります。バインドの実行方法の詳細は、Oracle Warehouse Builderデータ・モデリング、ETLおよびデータ・クオリティ・ガイドを参照してください。
このページには、名前、オブジェクトのタイプ、オブジェクトが再インポートされるか作成されるかを示す選択内容がスプレッドシート形式で要約されます。このページの内容を確認し、必要に応じて各オブジェクトの説明を追加します。
モジュールにインポートされたオブジェクトに追加プロパティを指定できます。「拡張インポート・オプション」をクリックして、これらのプロパティを指定します。「拡張インポート・オプション」ダイアログ・ボックスが表示されます。このダイアログ・ボックスの内容の詳細は、「拡張インポート・オプション」を参照してください。定義の再インポートの詳細は、「定義の再インポート」を参照してください。
「終了」をクリックすると、選択したオブジェクトがインポートされます。「インポートの進行状況」ダイアログ・ボックスに、インポート・アクティビティの進行状況が表示されます。インポートが完了すると、インポート結果ページが表示されます。
このページには、インポート結果とオブジェクト・リスト、およびオブジェクトが作成されたか同期化されたかの詳細が表示されます。
「OK」をクリックすると、結果が確定されます。このインポートに関連付けられたメタデータ・ローダー(MDL)ファイルを保存するには、「保存」をクリックします。Oracle Warehouse Builderにより、インポートの実行に使用したデータベース・モジュールに定義が格納されます。
ソース・データベース定義を再インポートすると、前回のインポート以降にソース・メタデータに対して行われた変更内容をインポートできます。元の定義をワークスペースから削除する必要はありません。Oracle Warehouse Builderには、前回のインポート・アクティビティ以降に定義に行った変更も保持できるようにするオプションが用意されています。これには、Oracle Warehouse Builderで作成した新規のオブジェクト、外部キー、関係および説明が含まれます。
定義を再インポートする手順は、次のとおりです。
データ・ソース・モジュール名を右クリックして「インポート」を選択します。
インポート・メタデータ・ウィザードのようこそページが表示されます。
「次へ」をクリックします。
フィルタ情報ページが表示されます。
同じオブジェクトが再インポートされるように、当初インポートに使用したのと同じ設定を選択して、「フィルタ情報」ページと「オブジェクト選択」ページを完了します。
サマリーとインポート・ページが表示されます。
再インポートするオブジェクトに関連した新規オブジェクトがソースに含まれている場合は、新規オブジェクトも同時にインポートするように要求されます。
「拡張インポート・オプション」をクリックして選択します。(オプション)。
「終了」をクリックします。
Oracle Warehouse Builderによってオブジェクトが調整され、作成されます。これが完了すると、「インポート結果」ダイアログ・ボックスが表示されます。
このレポートには、Oracle Warehouse Builderにより各オブジェクトに対して実行されたアクションが表示されます。再インポートされたオブジェクトの「アクション」列に「同期化」と表示されます。オブジェクトを拡張して変更された要素を確認することもできます。たとえば、最後のインポートから変更された表の列を確認できます。
「保存」をクリックしてレポートを保存します。再インポート固有のネーミング規則を使用する必要があります。
「OK」をクリックして次に進みます。ワークスペースの変更内容をすべて元に戻すには、「元に戻す」をクリックします。
「拡張インポート・オプション」ダイアログ・ボックスには、オブジェクトのインポート中にユーザーが構成できるオプションが表示されます。このダイアログ・ボックスでは、Oracle Warehouse Builderワークスペース内のオブジェクト定義の編集および追加を保存できます。
デフォルトでは、このダイアログ・ボックスのオプションがすべて選択されています。これらのオブジェクトを保持せずに置換させるには、これらのオプションの選択を解除します。
たとえば、表やビューを初めてインポートした後、その表またはビューの定義に記述を手動で追加します。この記述が表またはビュー定義の再インポート中に上書きされないようにするには、既存の定義を保持するオプションを選択する必要があります。
このダイアログ・ボックスの内容は、インポートするオブジェクトのタイプに応じて異なります。各種オブジェクトの「拡張インポート・オプション」の詳細は、次の各項を参照してください。
次のオプションを選択して、ビューまたは外部表を調整します。
記述のインポート: ビューまたは外部表の記述がインポートされます。既存の記述は保持されません。
ワークスペースの追加列を保持: ワークスペース内のオブジェクトに追加した列が保持されます。
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関連項目: ワークスペースの詳細は、『Oracle Warehouse Builder概要』を参照してください。 |
次のオプションを選択して、表を調整します。
ワークスペースの追加列を保持: ワークスペース内の表に追加した列を保持します。
ワークスペースの追加制約を保持: Oracle Warehouse Builder内の表に追加した制約が保持されます。
索引のインポート: 索引のインポート方法の追加の詳細を指定します。索引のインポートは、次のオプションで構成されます。
ワークスペースの追加索引を保持: ワークスペース表に追加した索引を保持します。
索引の物理プロパティのインポート: 索引のインポート方法を指定します。このオプションの下にある「ワークスペースで追加された索引の物理プロパティを保持」オプションを選択し、索引に追加された物理プロパティを保持するように指定します。
索引パーティションのインポート: 索引パーティションのインポート方法を指定します。「リポジトリの追加索引パーティションを保持」オプションを選択して、ワークスペース表に追加された索引パーティションを保持するように指定します。
パーティションのインポート: パーティションのインポート方法の追加の詳細を指定します。パーティションのインポートには、次のオプションがあります。
ワークスペースの追加パーティションを保持: ワークスペース表に追加したすべてのパーティションを保持します。
パーティションの物理プロパティのインポート: このオプションを使用すると、パーティションの物理プロパティのインポート方法を指定できます。「ワークスペースで追加されたパーティションの物理プロパティを保持」を選択して、ワークスペース表のパーティションの物理プロパティをすべて保持するように指定します。
物理プロパティのインポート: 表の物理プロパティのインポート方法を指定します。「ワークスペースの追加物理プロパティを保持」オプションを選択して、ワークスペース表に追加されたすべての物理プロパティを保持するように指定します。
記述のインポート: 表の記述をインポートします。
次のオプションを選択して、オブジェクト・タイプを調整します。
記述のインポート: オブジェクト・タイプの記述をインポートします。
ワークスペースの追加属性を保持: ワークスペース内のオブジェクト・タイプに追加した属性を保持します。
「モジュールの編集」ダイアログ・ボックスでは、ソース・モジュールの名前、メタデータのロケーションおよびデータのロケーションを編集できます。
Oracleモジュールのデータベース定義を更新する手順は、次のとおりです。
モジュールを右クリックし、「開く」を選択します。
「モジュールの編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。
メタデータのロケーションを編集するには、「メタデータのロケーション」タブをクリックして次の情報を指定します。
ソース・タイプ: メタデータのロケーションを識別します。「Oracleデータ・ディクショナリ」または「Oracle Designerリポジトリ」を選択できます。メタデータがOracle Databaseのデフォルト・ワークスペースに格納されている場合は、「Oracleデータ・ディクショナリ」を選択します。Oracle Designerリポジトリに格納されている場合は、「Oracle Designerリポジトリ」を選択します。
ロケーション: モジュールのメタデータ・ロケーションを識別します。リストからロケーションを選択できます。
データのロケーションを編集するには、「データのロケーション」タブをクリックします。デフォルトでは、モジュールの作成中に指定したロケーション名が選択されます。ロケーションを変更するには、他の既存のロケーションから選択するか、新規ロケーションを作成できます。新規ロケーションを作成するには、「新規」をクリックします。「Oracleデータベースのロケーションの編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。ここでデータのロケーション詳細を指定します。
この章では、Oracleデータベースおよび他のデータ・ソース・タイプで同一の一般的なメタデータのインポートについて説明します。Oracleデータベースを使用する場合、次の手順を実行します。
Oracle以外のデータベースおよび他のアプリケーションからのメタデータ定義のインポートの詳細は、次の各項を参照してください。
フラット・ファイルおよびCOBOLコピーブックのメタデータ定義のインポートは、第3章「ソースまたはターゲットとしてのフラット・ファイルの使用」を参照してください。
Oracle Gatewayを使用したDB2やSQL ServerなどのOracle以外のデータベースのメタデータの接続およびインポートは、第4章「ゲートウェイを使用したOracle以外のデータ・ソースへの接続」を参照してください。
JDBC接続性を使用したDB2やSQL ServerなどのOracle以外のデータベースの接続は、第6章「JDBCによるデータ・ソースへの接続」を参照してください。
Oracle E-Business Suite、PeopleSoftおよびSiebelアプリケーションを含むOracleアプリケーションのメタデータのインポートの詳細は、第8章「Oracle ERPアプリケーションとの統合」を参照してください。
SAPアプリケーションへの接続およびデータの抽出の詳細は、第7章「SAPアプリケーションからのデータの抽出」を参照してください。
ビジネス・インテリジェンス・オブジェクトの導出およびOracle Business Intelligence Suite Enterprise EditionとOracle BI Discovererへのこれらのオブジェクトのデプロイの詳細は、第9章「ビジネス・インテリジェンス・アプリケーションへのOracle Warehouse Builderデータのインポート」を参照してください。
Oracle Designerアプリケーションの設計定義のインポートの詳細は、第10章「Oracle Designerからの設計定義のインポート」を参照してください。