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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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SGA_TARGET

プロパティ 説明
パラメータ・タイプ 大整数
構文 SGA_TARGET = integer [K | M | G]
デフォルト値 0 (SGA自動チューニングは、DEFERREDモードの自動チューニング要求では使用禁止、IMMEDIATEモードの自動チューニング要求では使用可能である。)
変更の可/不可 ALTER SYSTEM
値の範囲 64MB以上。上限は、オペレーティング・システム依存
基本/基本以外 基本

SGA_TARGETには、すべてのSGAコンポーネントの合計サイズを指定します。SGA_TARGETが指定されている場合、次のメモリー・プールのサイズが自動的に設定されます。

これらの自動チューニングされたメモリー・プールがゼロ以外の値に設定されている場合、その値は自動共有メモリー管理で最小レベルとして使用されます。アプリケーション・コンポーネントが正しく機能するために、一定容量以上のメモリーを必要とする場合は、その値を設定します。

次のプールはサイズが手動で設定され、自動共有メモリー管理の影響を受けません。

これらのプールに割り当てられたメモリーは、自動共有メモリー管理で、自動的にチューニングするメモリー・プールの値を計算する際に、SGA_TARGETに使用可能な総量から差し引かれます。

デフォルト値のフィールドでは、ORA-04031エラーを避けるためにIMMEDIATEモードの自動チューニング要求が必要です。DEFERREDモードおよびIMMEDIATEモードは、V$MEMORY_RESIZE_OPSビューのOPER_MODE列に反映されます。

自動メモリー管理が有効で(MEMORY_TARGETが正の値に設定され)、SGA_TARGETも正の値に設定されている場合、SGA_TARGETの値がSGAのサイズの最小値として動作します。


関連項目: