この節では、メインコンソールのタスクについて説明します。アラームとデータプロパティの操作方法については、第 16 章「Web コンソールを使用したアラームの管理」および 第 17 章「Web コンソールを使用したデータプロパティの属性の管理」を参照してください。
ご使用の Web ブラウザを起動します。
ご使用の Web ブラウザから Sun Management Center を実行する場合、スーパーユーザである必要はありません。
Sun Management Center の Web サーバhttp:// server-name:8080にアクセスします。
Sun Management Center のサーバと Web サーバは同一ホスト上にあります。デフォルトでは、サーバはポート 8080 で動作します。ただし、セキュリティを確保すると、セキュリティ保護されたポート 8443 に変わります。
「Sun Management Center ログイン」ページが表示されます。
有効な UNIX アカウントのユーザ ID とパスワードを入力して、「ログイン」ボタンをクリックします。
UNIX アカウントは、Sun Management Center サーバ上の /var/opt/SUNWsymon/cfg/esusers ファイルに一覧表示されます。
ログインに成功すると、メインコンソールページに「デフォルトドメイン」が表示されます。
Web コンソールのポップアップウィンドウは、12–ピクセルフォントで表示するように設計されています。ただし、Web コンソールはご使用の Web ブラウザで動作するため、フォントサイズを変更することが可能です。指定したフォントが大きすぎてポップアップウィンドウに内容を正しく表示できない場合は、ウィンドウを拡大してください。
ページと全フレームを再読み込みするには、Web ブラウザの「再表示」ボタンをクリックします。
Web コンソールのトポロジ表示は、メインコンソールページの左側に表示されます。
必要に応じて、「ドメイン」メニューからドメインを選択します。
Web コンソールページを最初に開くと、デフォルトドメインが表示されます。
管理オブジェクトの情報を展開するには、そのオブジェクトの隣にある右向きの三角をクリックします。
トポロジ表示が開いて全ての子オブジェクトが表示され、三角が逆さまになります。
トポロジが完全に開くと、詳細情報を表示できる管理オブジェクトが一覧表示されます。詳細については、ホストの詳細を表示するを参照してください。
管理オブジェクトの情報を閉じるには、そのオブジェクトの隣にある逆三角をクリックします。
トポロジ表示が閉じて、三角が右向きに変わります。
必要に応じて、「ドメイン」メニューからドメインを選択します。
Web コンソールページを最初に開くと、デフォルトドメインが表示されます。
必要に応じて、階層を開いて該当オブジェクトを表示します。
三角をクリックして、オブジェクトの子ノードを表示します。
詳細を表示したいホスト名をクリックします。
ページの右側に、選択した管理オブジェクトの一般情報とシステム状態が表示されます。
「詳細へ」リンクをクリックします。
デフォルトでは、メインコンソールウィンドウが「ホスト詳細」ページ に切り替わります。
多くの Web ブラウザでは、現在のページを切り替える代わりに新規ウィンドウを開きます。例えば、Netscape Navigator の場合は、リンク上でマウスボタン 3 を押してポップアップメニューから「新しいウィンドウでリンクを開く」を指定します。
Sun Management Center エージェントをインストールした管理オブジェクトの場合、デフォルトの「詳細」表示はモジュールの「ブラウザ」表示になります。また、ページの最上部に「情報」、「ブラウザ」 (表示中は選択不可)、「アラーム」、「モジュール」、「ログ」の各リンクが表示されます。その他の管理オブジェクトの場合、デフォルトの「詳細」表示は「情報」表示になります。これらのタブの基本機能は、Java コンソールの「詳細」ウィンドウと同じです。詳細は、第 6 章「管理オブジェクトの詳細表示」を参照してください。
「ホスト詳細」ページの最上部の「情報」リンクをクリックします。
「情報」ページは、オブジェクトの一般情報 (IP アドレス、オペレーティングシステムなど) を表示します。「情報」ページが提供する情報は、Java コンソールの「詳細情報」ウィンドウと同じです。詳細は、「情報」タブを参照してください。
「ホスト詳細」ページの最上部の「アラーム」リンクをクリックします。
「ホスト詳細:アラーム」ページは Java コンソールと同様の機能性を備えています。詳細は、第 12 章「アラームの管理」を参照してください。「アラーム」ページでは次のタスクを実行できます。詳細は、第 16 章「Web コンソールを使用したアラームの管理」を参照してください。
選択したホストの現在のアラームを表示する。
現在のホストの開状態のアラームに肯定応答する。
アラームに対する処理を定義、実行する。
特定アラームや全ての閉状態のアラームを削除する。
アラームにノードや推奨処置を追加する。
アラームの追加情報を表示する。
「ホスト詳細」ページの「モジュール」リンクをクリックします。
「モジュール」ページが表示されます。このページでは、以下のタスクを実行できます。
新規のモジュールを読み込む。
読み込み済みで使用不可のモジュールを使用可能にする。
現在使用可能なモジュールを使用不可にする。
モジュールを読み込み解除する。
モジュールを読み込むには、「読み込み可能なモジュール」テーブルの「処理」カラムで該当する「読み込み」リンクをクリックします。
「モジュールローダ」ダイアログボックスが表示されます。
「了解」をクリックして選択したモジュールを読み込みます。
Sun Management Center 製品は各種のログファイルを保持します。