Oracle Shipping Executionユーザーズ・ガイド リリース12.1 B62703-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この章では、次のトピックを説明します。
出荷確認は、品目が出荷されたことを確認する処理です。搬送の出荷確認時に、Shipping Executionでは搬送に関連付けられている搬送明細の出荷を確認します。
「搬送の確認」ウィンドウを使用して、出荷確認オプションを手動で選択するか選択を解除します。「搬送の確認」ウィンドウのオプションでは、多数の搬送明細を持つ搬送の処理に関連する様々なタスクを柔軟に自動化できます。たとえば、出荷確認時に「入力数量の出荷」および「未指定の数量」で「出荷」を選択すると、出荷金額は自動的に処理され、出荷数量の値がない各搬送明細も全出荷済として記録されます。これにより、各品目を全出荷済として手動で入力する必要がなくなります。
注意: Oracle Shipping Executionでは、ショップ型在庫組織で作成される受注数量が小数点以下5桁までサポートされます。出荷確認処理のエラーを回避するために、出荷確認時には小数点以下5桁を超える既存の受注数量を入力しないでください。
出荷確認時に、トリップと関連ストップを、トリップに未割当の搬送に対して自動的に作成できます。
注意: 再計算が行われる処理のリストは、「運送レートの再計算処理」を参照してください。
出荷確認時、実績出発日の検証が次のカレンダに対して実行されます。
組織の事業所に関連付けられている出荷カレンダ
組織の事業所に出荷カレンダが割り当てられていない場合に、組織レベルに割当て(出荷カレンダ)が存在する場合は、組織レベルの割当ての出荷カレンダがデフォルトで設定され、このカレンダに対する検証が実行されます。
顧客の受入カレンダ
顧客の事業所に受入カレンダが割り当てられている場合は、検証時にこのカレンダが考慮されます。割り当てられていない場合は、顧客レベルのカレンダがデフォルトで設定されます(存在する場合)。
運送業者カレンダ
組織の事業所または顧客の事業所に割当てが存在する場合は、それらのカレンダが考慮されます。割当てが存在しない場合は、組織レベルで定義されている(個別の運送業者の)カレンダ、および顧客レベルで定義されているカレンダ(存在する場合)が考慮されます。
割り当てた資材をすぐに出荷しないと生産ラインが停止すると顧客が判断するときに、一部バックオーダーを選択できます。対象となる顧客に一部数量を出荷し、残数量をバックオーダーとして扱うと、生産ラインが停止した状況に対応できます。バックオーダー搬送明細に対してピック・リリースを実行し、生産ラインが停止した顧客にこれを割り当てます。
出荷確認時にバックオーダーを行う場合は、次の出荷確認オプションのいずれかを使用します。
入力数量の出荷、未指定数量のバックオーダー: 出荷確認処理により、搬送明細は次のように分割されます。
当初明細数量が詳細数量となります。リリース済ステータスは、「倉庫へのリリース」が「ステージング/ピック確認済」になり、「ステージング/ピック確認済」が「出荷済」になります。
要求数量と詳細数量との差異が新規明細数量となり、明細ステータスはバックオーダーとなります。移動オーダー明細の参照はなく、ピック・リリース後に発生します。
全てバックオーダー: 出荷確認処理により、搬送明細がバックオーダーに入れられます。
いずれのオプションでも、搬送詳細が「内容確定」ステータスのトリップに割り当てられた場合、出荷確認処理により搬送割当およびコンテナ割当が保持されます。トリップが確定されていない場合、出荷確認処理により梱包済コンテナが開梱されます。
出荷確認時にバックオーダー処理を行う場合、在庫はステージング事業所に表示されます。バックオーダー資材を移動する場合は保管場所移動取引を実行し、資材を元の事業所に戻す必要がある場合はこの移動を記録します。
受注組立(ATO)品目がバックオーダーになる場合、受注明細が分割され(明細の一部に出荷済数量が含まれ、他の部分にバックオーダー数量が含まれます)、品目の予約が失われます。品目を再度予約する必要があります。ただし、プロファイル・オプション「WSH: ATO予約の保持」を「Yes」に設定すると、品目の再予約に伴う冗長性を回避できます。在庫システムでは予約が保持され、予約ステータスは「ステージング」から「未ステージング」に変更されますが、搬送明細ステータスは「バックオーダー済」に変更されます。
バックオーダーとなった搬送詳細の混載は、ピック・リリース、循環棚卸または出荷確認時に行われます。バックオーダーが発生すると、Oracle Shipping Executionはデータベース内で特定のソース明細に対する既存の搬送詳細のバックオーダーを検索します。既存のバックオーダーが見つかると、現行のバックオーダー搬送詳細が既存のバックオーダー搬送詳細と混載されます。
たとえばソース明細が、それぞれの要求数量が5個である、2つの搬送詳細DD1およびDD2に分割されるとします。引当可能数量は3のみです。まずDD1に対してピック・リリースを実行すると、分割は次の表のように処理されます。
搬送詳細 | 受注数量 | ステータス |
---|---|---|
DD1 | 3 | ステージング |
DD2 | 5 | リリース準備 |
DD3 | 2 | バックオーダー |
次に、DD2に対してピック・リリースが実行されますが、Oracle Inventoryではリリースに十分な数量が見つからないため、その数量がOracle Shipping Executionでバックオーダーとなります。これにより、Oracle Shipping ExecutionではDD2がDD3と混載され、次の表に示すように明細が1つ削除されます。
搬送詳細 | 受注数量 | ステータス |
---|---|---|
DD1 | 3 | ステージング |
DD3 | 7 | バックオーダー |
組織がバックオーダーを混載するかどうかは、「グローバル・パラメータ」ウィンドウの「バックオーダー明細の混載」パラメータを選択して決定します。
注意: 混載されるのは、未割当かつ未梱包のバックオーダー搬送詳細のみです。また、フレックスフィールド情報が更新されているバックオーダー搬送詳細、または例外や添付を含むバックオーダー搬送詳細の場合は、フレックスフィールド、例外および添付情報は失われます。梱包指示と出荷指示は、ソース明細から継承されます。
在庫引当不可品目の場合、出荷確認時に品目のピック元となる保管場所と保管棚を指定する必要があります。該当する場合は、出荷確認時にロット、シリアルおよび改訂も指定します。また、「品目取引デフォルト」フォームを使用して、品目のピック元となる保管場所および保管棚を指定できます。この方法を使用する場合は、必要に応じて出荷確認時にロット、シリアルおよび改訂も指定する必要があります。
モデルは、比率に関係なく出荷できます。たとえば、次のようなことが考えられます。
コンポーネントのすべてを出荷しますが、正しい比率では出荷しません。
コンポーネントのすべてを出荷しません。
この方法でモデルを出荷する場合、Oracle Order Managementによってモデルが分割され、各オーダー明細が個別明細として扱われます。出荷不可明細が履行され、請求対象となります。これを防ぐには、次のいずれかを実行します。
PTOモデルを履行セットに配置します。明細がすべて履行されるまで、個別明細は履行より先のステータスになりません。
ヘッダー・レベル請求を使用します。明細すべてが請求対象となるまで、個別明細は請求対象になりません。
メッセージ設定を使用すると、特定の出荷確認制約メッセージを、デフォルトの「警告」から「エラー」に変更できます。この制約メッセージは、出荷確認を実行するときに表示されます(「警告」または「エラー」)。
適用可能な出荷確認メッセージは、次のとおりです。
出荷セットの分割: たとえば、顧客が部分出荷セットを送付しないように要求したとします。このメッセージを「エラー」に設定すると、出荷確認時に「エラー」が表示され、部分出荷セットの送付を回避できます。
在庫管理なし: たとえば、在庫管理(シリアル番号、ロット番号など)がない搬送明細が搬送に含まれる場合、出荷確認時にエラーが表示されます。
出荷モデルの比例分割が完了します: たとえば、顧客が特定の割合の受注の出荷を完了するように要求した場合、受注の比率が出荷完了していないと、出荷確認時にエラーが表示されます。
メッセージ設定は、「出荷実行役割定義」ウィンドウで定義されます。メッセージ設定の定義の詳細は、『Oracle Order Managementインプリメンテーション・マニュアル』の「Shipping Executionの設定」を参照してください。
次のシナリオは、以下の出荷確認処理について警告およびエラー・メッセージが表示される状況を説明します。
出荷セットの破損
出荷モデル完了の破損
在庫管理なし
次のシナリオは、システムに第三者倉庫機能が設定されている場合に適用されます。
シナリオ1: 仕入先サイトで出荷確認中に警告メッセージが表示されます。
出荷要求を送信する場合に、システムは次の条件に対して警告メッセージを表示します。
出荷セットの破損
出荷モデル完了の破損
在庫管理なし
警告メッセージを無視して出荷要求を送信し続けると、出荷確認プロセスは正常に完了し、取引は仕入先に返されます。これらのシナリオは警告(仕入先側)として設定されているため、第三者倉庫から出荷取引を受信すると、出荷確認プロセスは正常に完了します。
シナリオ2: 仕入先サイトで出荷確認中にエラー・メッセージが表示されます。
出荷要求を送信する場合に、システムは次の条件に対して警告メッセージを表示します。
出荷セットの破損
出荷モデル完了の破損
在庫管理なし
警告メッセージを無視して出荷要求を送信し続けると、出荷確認プロセスは正常に継続され、出荷通知取引が仕入先に返されます。これらのメッセージは仕入先側でエラーとして設定されているため、第三者倉庫から出荷通知を受信すると出荷確認プロセスは失敗します。出荷確認プロセスを完了するには、メッセージを警告メッセージとして設定し(メッセージ設定は役割レベルで行います)、仕入先側で搬送を出荷確認できます。
次のシナリオは、運送業者積荷目録作成中に適用されます。
シナリオ1: 出荷確認中に警告メッセージが表示されます。
運送業者積荷目録作成(出荷通知940の送信)中に、システムが次の条件に対して警告メッセージを表示します。
出荷セットの破損
出荷モデル完了の破損
在庫管理なし
警告メッセージを無視して出荷通知を送信すると、出荷通知は正常に処理されます。前述の条件が発生した場合でも、積荷目録が正常に作成され、運送業者積荷目録は出荷通知(945)取引を返します。出荷確認中にこの条件(出荷セットの破損など)が発生していることが再度警告され、出荷確認プロセスの続行またはキャンセルを選択できます。
シナリオ2: 出荷確認中にエラーメッセージが表示されます。
運送業者積荷目録作成(出荷通知の送信)中に、システムが次の条件に対して警告メッセージを表示します。
出荷セットの破損
出荷モデル完了の破損
在庫管理なし
警告メッセージを無視して出荷通知を送信すると、出荷通知(940)は正常に処理されます。運送業者積荷目録システムは、前述の条件が発生した場合でも、積荷目録を正常に作成し、出荷通知(945)取引を返します。
出荷確認中、これらの条件が発生している場合は、エラーメッセージが表示され、メッセージがエラーとして設定されているため出荷確認を完了できません。出荷確認プロセスを完了するには、メッセージを警告として設定している役割を使用できます。(メッセージ設定はユーザー役割レベルで設定できます。)
出荷確認を正常に実行するには、次の前提条件が必須です。
搬送明細のステータスが「ステージング/ピック確認済」に設定されている必要があります。
搬送がオープンである必要があります。
搬送に1つ以上の搬送明細が割り当てられている必要があります。
Oracle Warehouse Managementを使用している組織では、品目が予約不可または取引不可でない限り、出荷数量は無効になっています。
「手持資材ステータス機能」(Oracle Inventory内)での考慮事項
明細がステージング/ピック確認済でない場合、または在庫管理の要件を満たしていない場合は警告が表示され、その明細は出荷確認時に搬送から割当解除されます。
有効な資材ステータスのある在庫管理(保管場所、保管棚、ロットおよびシリアル番号)のみを入力できます。搬送詳細在庫管理に出荷確認を許可しない資材ステータスがある場合は、出荷確認できません。在庫管理開始時、および出荷確認中は次の取引タイプが評価されます。
取引タイプ | 説明 |
---|---|
受注出庫 | 外部受注の出荷確認。 |
社内受注出庫 | 社内受注出庫の出荷確認。 |
社内受注転送 | 社内オーダーによる保管場所の転送。 |
社内発注社内出荷 | 社内発注による移動中。 |
社内発注直接出荷 | 社内発注に基づく2組織間の直接転送。 |
その他出庫 | 資材のその他出庫の実行。 |
プロジェクト契約出庫 | プロジェクト契約の出庫。 |
出荷搬送: 搬送の出荷確認が行われている場合、その搬送の搬送詳細すべての資材ステータスが検証されます。検証プロセスにより、SKUにおいて適切な在庫取引の可能な資材ステータスであることを確認します。搬送詳細のどれかについて資材ステータス・チェックに失敗した場合は、次の処理が行われます。
出荷確認メッセージの「無効な資材ステータスです」の役割定義設定が「警告」になっている場合は、その搬送詳細はその搬送へは未割当となり、「ステージング」ステータスのままとなります。
出荷確認メッセージの「無効な資材ステータスです」の役割定義設定が「エラー」になっている場合は、搬送は出荷確認されません。
「クエリー・マネージャ」ウィンドウにナビゲートし、搬送を検索します。
「処理」メニューから「出荷確認」を選択し、「搬送の確認」ウィンドウを表示します。
「搬送の確認」ウィンドウ
オプションで出荷確認ルールを選択します。
注意: 出荷確認ルールは、組織の出荷パラメータまたはクライアントのクライアント・パラメータからデフォルト設定されます。クライアントの設定については、『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』を参照してください。
出荷確認ルールにより、出荷オプションを自動的にデフォルト設定できます。このため、出荷オプションを個別に選択するタスクが不要になります。ビジネス要件を満たす出荷確認ルールを選択した場合は、残りの手順をスキップして「OK」をクリックします。
「出荷オプション」リージョンで、次の出荷確認オプションの1つを選択します。
「入力数量の出荷」および「未指定の数量」で「出荷」: 「出荷数量」フィールドで指定した品目数量を出荷確認し、ブランクの値を全数量(出荷数量 = 要求数量)として処理します。たとえば、要求数量が10、「出荷数量」フィールドがブランク(入力値なし)の場合は、その全数量(10)が出荷され、「出荷数量」フィールドに表示されます。
「入力数量の出荷」および「未指定の数量」で「例外」: 「出荷数量」フィールドで指定した品目数量を出荷確認し、ブランクの数量を全バックオーダー(バックオーダー数量=要求数量)として処理します。たとえば、要求数量が10、「出荷数量」フィールドがブランク(値なし)の場合は、その全数量(10)がバックオーダーとなり、「バックオーダー数量」フィールドに表示されます。
「入力数量の出荷」および「未指定の数量」で「ステージ」: 未指定の搬送明細数量をステージングとして残し、搬送から削除します。たとえば、要求数量が10、「出荷数量」フィールドがブランク(値なし)の場合は、その全数量(10)が「ステージング数量」フィールドに残り、明細と搬送との関連付けは解除されます。
注意: 明細上にゼロ(0)以外のステージ数量がある場合、その数量は明細から分割され、搬送から割当解除されます。「ステージング数量の搬送の作成」が有効な場合、ステージング搬送明細は新規搬送内にグループ化されます。
「入力数量の出荷」および「未指定の数量」で「循環棚卸」: 「出荷数量」フィールドで指定した品目数量を出荷確認し、ブランクの数量を全バックオーダー(バックオーダー数量=要求数量)として処理し、バックオーダー予約を循環棚卸に転送します。たとえば、要求数量が10、「出荷数量」フィールドがブランク(値なし)の場合は、その全数量(10)がバックオーダーとなり、数量10の予約が循環棚卸に転送されます。また、出荷確認の前に「出荷取引」フォームで処理「循環棚卸」を使用すると、搬送数量を循環棚卸に転送できます。予約数量を循環棚卸に転送すると、品目のこの数量は次回のピック・リリース時に選択対象とみなされなくなります。
全て出荷: 「出荷数量」フィールドに入力された値にかかわらず、全数量を出荷確認します(出荷数量 = 要求数量)。たとえば、要求数量が10、「出荷数量」フィールドの値が5の場合、全要求数量(10)が出荷され、「出荷数量」フィールドに表示されます。
全てバックオーダー: 入力された値にかかわらず全数量をバックオーダーにします(出荷数量 = 0、バックオーダー数量 = 要求数量)。
注意: 搬送ステータスが「クローズ」の場合、搬送はすべてのトリップから割当解除され、全明細が搬送から割当解除されます。
全て循環棚卸: 入力された値にかかわらず全数量をバックオーダーにし(出荷数量 = 0、バックオーダー数量 = 要求数量)、バックオーダー予約を循環棚卸に転送します。出荷確認の前に「出荷取引」フォームで「循環棚卸」処理を使用すると、搬送数量を循環棚卸に転送できます。
全ステージング搬送明細を新規搬送内にグループ化する場合は、「ステージング数量の搬送の作成」ボックスを有効(デフォルト設定)にします。
搬送に対してトリップを作成しない場合は、「実行」をクリックして作業内容を保存します。
注意: 選択した搬送がすでにトリップに割当済みの場合は、「トリップの自動作成」オプションが淡色表示されます。
「トリップ・オプション」リージョンで、「出荷方法」と「実績出発日」を選択または更新します。
これにより、Oracle Order ManagementとOracle Inventoryのインタフェースが発生するストップの出発日を指定できます。
1つ以上の搬送を出荷確認するには、「搬送の確認」ウィンドウの「搬送を移動中に設定」および「トリップのクローズ」フィールドを使用可能にする方法があります。
搬送を移動中に設定: 搬送に対してトリップとストップを作成します。搬送の最初のストップはクローズしますが、2番目のストップはオープン状態のままにします。搬送ステータスを「移動中」に設定し、Order Management(OM)とInventoryのインタフェースを開始します。
トリップのクローズ: 搬送に対してトリップとストップを作成します。トリップ、全ストップおよびその搬送をクローズします。
「実績出発日」のデフォルトは現在の日時ですが、日時は他の日時に変更することもできます。
注意: (「グローバル・パラメータ」ウィンドウで)「未来出荷日の指定可能」が選択されていない場合、未来日を入力するとエラーが発生します。出荷確認時に未来出荷日を入力する場合は、「未来出荷日の指定可能」を有効にする必要があります。
グローバル・パラメータの「未来出荷日の指定可能」パラメータを「Yes」に設定して、実績出発日に未来の日付を入力し、在庫に対してレコードをインタフェース接続しても、在庫インタフェースでは、未来の出荷日を持つ搬送明細レコードは処理されません。そのかわり、プログラムは警告で終了します。
荷受証を作成する場合は、「荷受証の作成」ボックスを有効にします。これにより荷受証番号が生成されます。荷受証番号が文書セットの一部になっている場合は、その番号が印刷されます。
次の処理の1つを選択します。
「インタフェースの遅延」ボックスを無効にして出荷確認を実行する場合、在庫が減少され、受注明細が出荷数量で更新されます。
「インタフェースの遅延」ボックスを有効にして出荷確認を実行する場合、「トリップ/ストップのインタフェース - SRS」のコンカレント要求を実行して、在庫および受注明細ステータスを更新する必要があります。「インタフェースの遅延」ボックスを有効にした場合、要求はトリップ/ストップをインタフェースするためには自動的に発行されません。
注意: 出荷パラメータ設定により「インタフェースの遅延」がデフォルトになります。
オプションで搬送に対して印刷する文書セットを選択し、「OK」をクリックします。
作業内容を保存します。
注意: 搬送が「確認済」ステータスの場合は、荷積するストップを手動でクローズして、Inventory/Order Management(OM)を更新する必要があります。搬送が「確認済」ステータスであるかぎり、いつでも再オープンして変更できます。
注意: Oracle Project Contractsを使用しており、搬送または搬送明細の検査が(Oracle Project Contractsにより)必要な場合は、「LPN」ウィンドウの「出荷」タブにある「検査ステータス」フィールドに「必要」と表示されます。Oracle Shipping Executionで搬送を出荷確認する前に、このステータスを「検査済」に変更する必要があります。この場合、出荷確認時に警告メッセージが表示されます。
「クイック出荷」ウィンドウからも出荷確認を実行できます。関連項目: 「「クイック出荷」ウィンドウ」
自動出荷確認を使用すると、全明細のステータスがステージングである搬送すべてを自動的に出荷確認できます。自動出荷確認は、コンカレント・プログラム(特定の間隔で実行するように設定)として実行する方法と、手動で起動する方法があります。
自動出荷確認の実行方法には、それぞれにメリットがあります。ビジネス要件に応じて一方または両方を使用できます。
コンカレント発行: 「出荷確認SRS」プログラム内で出荷確認ルールを使用し、このコンカレント・プログラムを定期的に実行するように計画すると、各搬送を手動で出荷確認する必要がなくなります。このプログラムは、パラメータの範囲に基づいて搬送を選択することをサポートするように設計されています。
アドホック(または一時)発行: 「出荷確認SRS」プログラムを一時的に発行すると、出荷確認プロセスを手動で起動することで各出荷確認プロセスの実行時期を制御できます。
「搬送」タブで「自動出荷確認使用可能」フラグを使用すると、任意の搬送に対する「自動出荷確認」を使用不可にできます。このチェックボックスを選択すると、搬送は自動出荷確認の対象とみなされます。このチェックボックスを選択解除すると、搬送は対象とみなされません。
「クエリー・マネージャ」ウィンドウで搬送を検索すると、自動出荷確認バッチに含まれる搬送を表示できます。「出荷確認バッチ」フィールドの値リストからバッチ番号を検索します。
注意: 自動的に出荷確認できるのは、手動入力やユーザーの介入を必要としない搬送のみです。
「自動出荷確認」パラメータでは、「出荷確認ルール」ウィンドウで事前に定義した出荷確認ルールを選択する必要があります。「出荷確認ルール」ウィンドウを使用すると、ビジネス要件に応じて必要な数のルールを定義できます。
自動出荷確認レポートは、自動出荷確認の終了時に自動的に発行されます。
関連項目
自動出荷確認処理の実行プロセスには、次が含まれます。
出荷確認ルールは「出荷確認ルール」ウィンドウで定義します。
出荷確認ルールを定義する手順は、次のとおりです。
「出荷確認ルール」ウィンドウにナビゲートします。
「出荷確認ルール」フィールドに一意のルール名を入力します。
オプションで「有効日」を選択します。
注意: デフォルトの有効日は現在の日付です。この日付は、ビジネス要件にあわせて変更できます。また、必要に応じ、失効日を入力してルールを使用不可にすることができます。
「出荷オプション」リージョンで、「処理」の値リストから次のオプションを1つ選択します。
入力数量の出荷: 入力した数量を出荷する場合に選択します。
全て出荷: すべてを出荷する場合に選択します。
全てバックオーダー: すべてをバックオーダーにする場合に選択します。
全て循環棚卸: すべてを循環棚卸に転送する場合に選択します。
注意: 定義したルールを「出荷パラメータ」ウィンドウのデフォルト・ルールとして適格にする場合は、「全て出荷」オプションを選択する必要があります。
「出荷オプション」リージョンでは、未指定数量を使用して実行する処理も指定できます。次のオプションを1つ選択します。
出荷
バックオーダー
ステージング
循環棚卸
ステージング数量の搬送を作成するかどうかを指定します。
このオプションを選択すると、ステージングかつ搬送に未割当である搬送明細の搬送がシステムで作成され、続いてこの出荷確認ルールにより定義されている他の操作が実行されます。このオプションを選択しない場合、搬送に対して未割当の搬送明細は、このルールを使用した出荷確認の対象とみなされません。
「出荷確認ルール」ウィンドウ
「トリップ・オプション」リージョンで、値リストを使用して「出荷方法」を選択します。
「トリップ・オプション」リージョンの他のオプションにも注意が必要です。次のオプションがあります。
搬送を移動中に設定
トリップのクローズ
インタフェースの遅延
荷受証の作成
注意: 「トリップのクローズ」が使用可能でない場合(「トリップのクローズ」チェックボックスが選択解除されている場合)、すべてのトリップを手動でクローズする必要があります。
オプションで、出荷とともに印刷する「文書セット」を選択します。
注意: これらの搬送の実績出発日には、現在のシステム日付が使用されます。
「受注をピッキング用にリリース」ウィンドウでは、自動出荷確認を手動で実行できます。
「受注をピッキング用にリリース」ウィンドウから、受注を個別に指定して自動出荷確認を実行できます。指定した受注に割り当てられた全搬送に対して自動出荷確認が実行されます。
「受注をピッキング用にリリース」ウィンドウから自動出荷確認処理を手動で実行する手順は、次のとおりです。
「受注をピッキング用にリリース」ウィンドウにナビゲートします。
特定の受注またはバッチ番号を問い合せます。
注意: ピック・リリースの実行と「受注をピッキング用にリリース」ウィンドウの詳細は、「受注をピッキング用にリリース」を参照してください。
オプションで出荷確認ルールを選択します。
注意: 出荷確認ルールは、組織の出荷パラメータまたはクライアントのクライアント・パラメータからデフォルト設定されます。クライアントの設定については、『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』を参照してください。
「出荷予定日」リージョンと「要求日」リージョンに表示される日付を削除します。これらの日付を削除しない場合はシステムはこれらの日付に含まれる出荷のみを検索します。受注番号がこれらの日付に含まれない場合は、明細はピックされません。
「在庫管理」タブで倉庫を選択します。
補充のプル: 補充のプルでは、補充の提示は受注リリースのプロセス中に不足が検出されるとすぐに自動的に作成されます。この補充は、フォワード・ピック・エリアにおいて一定した高い需要のある品目で役立ちます。
Yes: 補充のプルを有効にします。
No: 補充のプルを無効にします。
注意: 「割当方法」フィールドの値が「クロスドックのみ」または「在庫の優先付け」の場合は、補充のプルの値を選択できません。補充のプル機能は、Oracle Warehouse Managementを使用できる組織でのみ有効です。詳細は『Oracle Warehouse Management User's Guide』を参照してください。
「在庫管理」タブの「自動ピック確認」フィールドで「Yes」を選択します。
「出荷」タブの「自動出荷確認ルール」フィールドで、自動出荷確認に使用するルールを選択します。
「搬送の自動作成」フィールドの値リストから「Yes」を選択します。
「オンライン」を選択して要求を処理します。
注意: 「リリース・ルール」ウィンドウで出荷確認ルールを使用します。これは、「受注のリリース、SRS」コンカレント・プログラムで使用できます。
「出荷取引」フォームで、自動出荷確認を実行する搬送または搬送明細を選択できます。
「出荷取引」フォームから自動出荷確認処理を手動で実行する手順は、次のとおりです。
「クエリー・マネージャ」ウィンドウにナビゲートします。
搬送または受注を検索します。
注意: クエリー・マネージャの使用方法の詳細は、「クエリー・マネージャ」を参照してください。
出荷の搬送または搬送明細を選択します。
「処理」リージョンの値リストから、必要に応じて「ピックおよび出荷」または「ピック,梱包と出荷」を選択します。
注意: 組織がOracle Shipping Executionの梱包機能を使用している場合は、処理「ピック、梱包および出荷」が使用されます。梱包機能は、「出荷パラメータ」ウィンドウの「ピック・リリース」タブの「自動梱包搬送」フィールドで指定します。
「実行」を選択します。
「クイック出荷」ウィンドウから、出荷確認する搬送を選択できます。
「クイック出荷」ウィンドウから出荷確認する手順は、次のとおりです。
「クイック出荷」ウィンドウにナビゲートします。
搬送またはトリップを検索します。
「出荷確認」をクリックします。
「搬送の確認」ウィンドウで、出荷確認オプションを指定します。
「OK」をクリックします。
「出荷確認搬送SRS」ウィンドウを使用して、システムにより搬送を出荷確認します。
自動出荷確認処理を同時に実行する手順は、次のとおりです。
「出荷確認搬送SRS」ウィンドウにナビゲートします。
注意: 「パラメータ」ウィンドウが即時にアクティブになります。
オプションで、次のようなパラメータ・フィールドを移入します。
出荷確認ルール: 値リストから適切なルールを選択します。これは必須フィールドです。
実績出発日: システムのデフォルト日付を受け入れるか、出荷が施設を出発する実績日に変更します。たとえば、昨日の搬送を今日出荷確認することもできます。この場合は、デフォルトのシステム日付のかわりに昨日の日付を入力します。
出荷確認バッチ・プリフィクス: 要求を一意に識別するバッチ・プリフィクスを定義します。このフィールドは自由形式ですが必須です。
クライアント: 「WMS: 実行モード」プロファイル・オプションの値にLSPモードを設定した場合は、リストからクライアント名を選択します。クライアントの設定については、『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』を参照してください。
組織: オプションで出荷元組織を選択します。
ピック・リリース・バッチ: オプションで、出荷確認する搬送を含む「ピック・リリース・バッチ名」を選択します。
自動梱包バッチ: オプションで、出荷確認する搬送を含む「自動梱包バッチ名」を選択します。
搬送名 (下位): 搬送名の範囲に基づいて出荷確認を選択した場合、オプションで最下位の搬送名を選択します。
搬送名 (上位): 搬送名の範囲に基づいて出荷確認を選択した場合、オプションで最上位の搬送名を選択します。
荷受証 (下位): 荷受証の範囲に基づいて出荷確認を選択した場合、オプションで最下位の荷受証を選択します。
「荷受証 (上位)」: 荷受証の範囲に基づいて出荷確認を選択した場合、オプションで最上位の荷受証を選択します。
確定ステータス: オプションで「Yes」または「No」を選択し、自動出荷確認が予定されている搬送のステータスとして「未確定」、「内容確定」または「経路および内容の確定」を指定します。
出荷元事業所: オプションで、出荷確認する出荷元事業所を選択します。
出荷先事業所: オプションで、出荷確認する出荷先事業所を選択します。
中間出荷先事業所: オプションで、出荷確認する中間出荷先事業所を選択します。
プール出荷先事業所: オプションで、出荷確認するプール出荷先事業所を選択します。
受取人/顧客名: オプションで、出荷確認する受取人名または顧客名を選択します。
出荷方法: オプションで、出荷確認する出荷方法を選択します。
FOB: オプションで、出荷確認するFOB条件を選択します。
運送条件: オプションで、出荷確認する運送条件を選択します。
荷積日 (下位): 荷積日の範囲を使用する場合、オプションで、出荷確認する最下位の荷積日を選択します。
荷積日 (上位): 荷積日の範囲を使用する場合、オプションで、出荷確認する最上位の荷積日を選択します。
荷降日 (下位): 荷降日の範囲を使用する場合、オプションで、出荷確認する最下位の荷降日を選択します。
荷降日 (上位): 荷降日の範囲を使用する場合、オプションで、出荷確認する最上位の荷降日を選択します。
ログ・レベル: オプションで今回の処理のログ・レベルを選択します。これにより、デバッグ・ファイルが作成されるかどうかが決定されます。デバッグ・ログを作成しない場合は0(ゼロ)、デバッグ・ログを作成する場合は1を選択します。
「出荷確認搬送SRS」ウィンドウ
「OK」を選択します。
「次の場合」リージョンで、「スケジュール」を使用して処理の実行頻度を指定します。
注意: 「出荷確認搬送SRS」では、部分的な出荷セットは出荷確認されません。出荷セット全体が出荷されるか、またはまったく出荷されません。
「トリップ/ストップのインタフェース - SRS」プロセスでは、Oracle Order Managementの受注明細を更新するインタフェースが実行され、出発出荷通知アウトバウンド(DSNO)の生成が開始されてOracle Inventoryを更新するプロセスがコールされます。このプロセスを実行するには、次の2つの方法があります。
自動: 搬送がトリップに割り当てられていないか、「インタフェースの遅延」チェックボックスが選択されていない場合は、出荷確認時に要求が実行されます。搬送がトリップに割り当てられている場合は、搬送先トリップ/ストップがクローズされると、「トリップ/ストップのインタフェース」コンカレント要求プログラムが自動的に実行されます。搬送がトリップに割り当てられておらず、出荷確認時に「インタフェースの遅延」がチェックされる場合は、搬送先トリップ/ストップのクローズ時に「トリップ/ストップのインタフェース」コンカレント要求が自動的に実行されます。
手動: このコンカレント要求を手動で実行するには、「出荷インタフェース」フォームにナビゲートして「名称」フィールドで「トリップ/ストップのインタフェース - SRS」を選択します。「パラメータ」ウィンドウが表示されます。
「トリップ/ストップのインタフェース - SRS」の「パラメータ」ウィンドウには、次のフィールドが含まれます。
モード: プロセスを実行するインタフェースを選択します。値リストには、次の選択肢が表示されます。
全て
在庫
OMおよびDSNO
トリップ/ストップ: プロセスを実行するトリップ/ストップを選択します。値リストには、すべてのオープン・トリップ/ストップが表示されます。
搬送: プロセスを実行する搬送を選択します。値リストには、すべてのオープン搬送が表示されます。
注意: 「トリップ/ストップ」フィールドでトリップ/ストップを選択する場合、「搬送」フィールドの値リストから選択すると、そのトリップ/ストップに関連付けられた搬送が「搬送」フィールドにデフォルト設定されます。
デバッグ・レベル: これは、エラー原因の識別時に使用されるデバッグ・ログ・レベルです。オフの場合はゼロ(0)、オンの場合は1を入力できます。
注意: デバッグ・ログ・レベルをオンにすると、将来の問題分析用にデバッグ・ファイルが生成されます。
組織: 組織を選択すると、その組織に対して適格なトリップ/ストップがすべて処理されます。このオプションを使用する場合は、「トリップ/ストップ」および「搬送」フィールドを空白にする必要があります。
下位プロセス数: パラレルに実行する必要のある下位コンカレント・プログラムの数。デフォルトで1に設定されます。この数が1より小さい場合は、「トリップ/ストップのインタフェース」で下位プロセスがパラレルに実行されず、「トリップ/ストップのインタフェース」プロセス自体によりプロセスが終了します。
バッチ当りのストップ: 下位要求ごとに処理する必要があるトリップ/ストップの数を指定します。デフォルトで1に設定されます。
注意: プロファイル「OM: 請求書採番方法」が「搬送名」に設定されている場合、「トリップ/ストップのインタフェース」コンカレント・プログラムの「バッチ当りのストップ」に1より大きい数値を指定しても、要求当りのストップは1つのみとして処理され、1ストップに対する「トリップ/ストップのインタフェース」が一度に実行されます。このプロファイルが「搬送名」に設定されていない場合は、「バッチ当りのストップ」に指定した値に応じて処理されます。
注意: 「トリップ/ストップのインタフェース」プログラムでは、「下位プロセス数」または「バッチ当りのストップ」フィールドは検証されません。
「トリップ/ストップのインタフェース」の実行時に、要求のステータスを表示できます。ステータスは「エラー」、「警告」または「成功」になります。すべての下位プロセスが正常に行われると、結果は「成功」になります。すべての下位プロセスでエラーが発生すると、結果は「エラー」になります。下位プロセスに「エラー」、「警告」または「成功」が混在する場合、結果は「警告」になります。
「明細/LPN」タブで、搬送明細品目に対するシリアル番号の割当を管理できます。要件に応じて、様々な品目に単独または連続のシリアル番号を割り当てることができます。
出荷確認時にシリアル番号を割り当てることができるように、Oracle Inventoryで品目を設定する必要があります。この設定は、Oracle Inventoryの「マスター品目」ウィンドウで行います(「在庫」タブ>「シリアル」セクション>「生成」>「受注出庫時」)。
ピック・リリースの実行後、出荷確認時にシリアル番号を入力する前に、「出荷取引」フォームで出荷数量を入力する必要があります。
ステージング搬送明細の「出荷取引」フォームに複数のシリアル番号を入力すると、「トリップ/ストップのインタフェース」コンカレント・プロセスにより、搬送明細は、シリアル番号範囲をそれぞれが持つ複数の搬送明細に展開されます。たとえば、数量10,000の搬送明細を出荷するとします。シリアル番号1000個の範囲を10として入力すると、「トリップ/ストップのインタフェース」コンカレント・プロセスにより搬送明細が10個に分割されます。搬送の下位および上位シリアル番号は、「出荷取引」フォームで表示できます。そのためには、「在庫インタフェース」コンカレント・プロセスの実行後に、次の操作を行います。
「明細/LPN」フォルダを問い合せます。
「明細/LPN」フォルダを問い合せて「詳細」をクリックし、「在庫詳細」タブ・リージョンを選択します。
搬送明細品目にシリアル番号を割り当てる手順は、次のとおりです。
「クエリー・マネージャ」ウィンドウにナビゲートし、受注を問い合せます。
受注が「出荷取引」フォームに表示されます。
「処理」メニューから「ピック・リリースの起動」を選択して受注をピック・リリースします。
「詳細」をクリックします。
「明細/LPN」タブ・リージョンを選択し、搬送明細のステータスが「ステージング/ピック確認済」であることを確認します。
「出荷数量」フィールドに、出荷数量を入力します。
カーソルを「出荷済」フィールドから移動すると、出荷数量が受け付けられます。
1品目の数量を出荷する場合:
該当する場合は、「シリアル番号」を入力します。
「完了」をクリックします。
注意: 出荷済数量が多いクローズ明細のシリアル番号を表示するには、「ツール」メニューから「シリアル番号」を選択する必要があります。
注意: シリアル番号が割り当てられたステージング搬送詳細を持つ「受注」ウィンドウから明細を部分的に取り消すことはできません。明細を部分的に取り消す前に、割当済のシリアル番号を削除する必要があります。
複数の品目を出荷する場合:
メニュー・バーで「ツール」>「シリアル番号」を選択します。
品目のシリアル番号を個別に入力するには、「シリアル番号の入力モード」領域で「個別」を選択し、シリアル番号を入力します。
品目のシリアル番号の範囲を入力するには、「範囲」が選択された状態でシリアル番号の範囲を入力します。範囲選択では、最初のシリアル番号で始まる一連の連続番号が入力されたものとみなされます。たとえば、出荷する品目が3個の場合、シリアル番号を345と入力すると、345、346および347という連続番号になります。
「完了」をクリックします。
注意: 出荷確認時にシリアル番号が割り当てられているステージング明細の数量を減らすと、すべてのシリアル番号のマークが解除されるという警告メッセージが表示されます。出荷される数量を減らす前に、「シリアル番号」ウィンドウからシリアル番号のマークを解除することをお薦めします。
注意: 出荷時にシリアル番号が割り当てられた明細の一部の数量を出荷し、残りをステージングする場合、搬送および割当済のシリアル番号を手動で分割してから、搬送をステージングする必要があります。
シリアル管理品目を含む明細は、ピック/出荷数量が1より大きい場合、ピック・リリース時または在庫インタフェース時に複数の搬送明細に自動分割されることはありません。表WSH_SERIAL_NUMBERSには、搬送明細のインタフェース後にシリアル番号が格納されます。ピック/出荷数量が1より大きい場合、搬送明細にシリアル番号は含まれません。
搬送明細の出荷数量が1の場合は、その搬送明細にシリアル番号が格納されます。
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