メンバー・マッピングの作成

メンバー・マッピングを定義するには:

1. 「ワークフロー」を選択し、「データ・ロード」で「データ・ロード・マッピング」を選択します。

2. 「データ・ロード・マッピング」で、「ロケーション」を選択します。

3. 「ディメンション」を選択します。

4. 「明示」タブ、「範囲」タブ、「マルチ・ディメンション」タブまたは「類似」タブのいずれかを選択して、マッピングのタイプを選択します。

   注意:	ディメンションにメタデータ・マッピングを定義した場合、FDMEEによって"Like"メンバー・マッピングが自動的に作成されます。メンバーの接頭辞を入力した場合、同じメンバーの接頭辞がメンバー・マッピング内のターゲット値として自動的に入力されます。システムによって生成されたマッピングのルール名および説明フィールドには、「DEFAULT」と表示されます。データが抽出されると、ユーザー定義のマッピングが最初に抽出されてから、システムによって生成されたマッピングが抽出されます。

   「タイプ」オプション:

   • 明示 - ソース値との完全一致がターゲット値に置き換えられます。たとえば、ソース値「ABC」がターゲット値「123」に置き換えられます。明示方式を使用したマッピングの作成を参照してください。

   • 範囲 - ソース値の範囲が1つのターゲット値に置き換えられます。たとえば、「001」から「010」までの範囲が1つの値「999」に置き換えられます。範囲方式を使用したマッピングの作成を参照してください。

   • 含む - 含むマッピングでは、非シーケンシャルなソース勘定科目のリストを1つのターゲット勘定科目にマッピングできます。この場合、複数の勘定科目が1つのルール内で1つの勘定科目にマッピングされ、明示マップでは必要な複数のルールを作成する必要がなくなります。たとえば、ソース勘定科目1503、1510および1515をターゲット勘定科目15000010にマッピングできます。

   • マルチ・ディメンション - 複数のセグメント / チャートフィールド値の指定した組合せにターゲット値が割り当てられます。多ディメンションを使用したマッピングの作成を参照してください。

     たとえば、ソース値がエンティティ-001、002 部署-ABC、XYZ 勘定科目-1222、1333の場合、このソース値の組合せで、勘定科目ディメンションに割り当てられるターゲット値は1200です。

   • 類似 - ソース値内の文字列との一致がターゲット値に置き換えられます。たとえば、ソース値「Department」がターゲット値「Cost CenterA」に置き換えられます。類似方式を使用したマッピングの作成を参照してください。

   変換用のソース値を処理する場合、特定のソース値に複数のマッピングが適用可能である場合があります。優先度の順位は、「明示」、「範囲」、「含む」「マルチ・ディメンション」、「類似」の順です。「範囲」タイプと「類似」タイプ間ではマッピングが重複する場合があります。

   マッピング・タイプ内の優先度は、ルール名により決定されます。ルールは、マッピング・タイプ内のルール名のアルファベット順に処理されます。「数字」も順序付けに使用できます。たとえば、新しいルールを既存ルールに簡単に挿入できるように、「数字」を使用して10または100ごとに番号を付けるのは適切な方法です。たとえば、ルールに10、20、30という番号が付いている場合、20と30の間にルールを追加する必要があるとします。このとき、25で始まる新しいルールを作成すれば、他のルールの名前を変更する必要がありません。

   ヒント:	「値のリフレッシュ」をクリックすると、ソース・システムのドロップダウン・リストに表示されるセグメント値またはチャートフィールド値のリストがリフレッシュされます。明示マッピングを作成する場合、この機能が特に役に立ちます。