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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイド
11g リリース1(11.1.1.7.0)
B72923-01
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5 グローバル・デフォルトの構成

Spacesアプリケーションは、様々なデフォルト設定であらかじめ構成されています。Spaces管理者は、組織のニーズに合わせてこれらの設定を変更できます。

この章の内容は次のとおりです。

第6章「サービス、ポートレット・プロデューサおよび外部アプリケーションの構成」も参照してください。

対象読者

この章は、Manage Configuration権限を持つSpaces管理者を対象としています。

5.1 名前とロゴのカスタマイズ

デフォルトでは、オラクル社のロゴとアプリケーション名WebCenter Portal: Spacesがすべてのスペースのバナーに表示されます(図5-1)。ロゴと名前の両方を、対象者により適したものに変更できます。たとえば、会社名や社内の部門名をここに表示できます。

指定したロゴのサイズは、アプリケーションのページ・テンプレートに従って変更されます。ロゴのサイズを調整するには、ページ・テンプレートを変更します。第13.3項「ページ・テンプレートの編集」を参照してください。

必要に応じて、EL式でアプリケーション名およびロゴを参照できます。詳細は、第B.4.2項「Spacesアプリケーションに関連したEL式」を参照してください。

図5-1 スペースのロゴと名前

スペースのロゴと名前

Spacesアプリケーションの名前またはロゴを変更する手順は、次のとおりです。

  1. 「スペース管理」を開きます。

    詳細は、第4章「「スペース管理」ページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「構成」タブ、「一般」サブタブの順にクリックします。

  3. 「アプリケーション名」フィールドに、新しい名前を入力します。

    英数字、スペース、アンダースコア(_)およびダッシュ(-)を使用できます。たとえば、Finance Department - My Corporationのように入力します。

  4. ロゴを変更するには、「アプリケーション・ロゴ」フィールドの横にある「参照」をクリックします。

  5. 「ファイルのアップロード」ダイアログで、使用するロゴに移動します。

    ロゴ・イメージ・ファイルの最大サイズは1 MBです。サポートされているファイル形式は、.gifまたは.GIF.pngまたは.PNG、および.jpgまたは.JPGです。

    ロゴはアプリケーションのイメージ・ディレクトリ(/webcenter/images)にアップロードされ、新しいロゴがすぐにアプリケーション・バナーの左上隅に表示されます。

  6. 「適用」をクリックします。

5.2 デフォルト表示言語の選択

Spacesアプリケーションは、27の言語および100のロケールをデフォルトでサポートします。Spacesアプリケーションのデフォルトのアプリケーション表示言語を選択するのは、管理者の役割です。デフォルト言語を選択する際には、アプリケーションを使用する大部分のユーザーにどの言語が適しているかを検討してください。または、特定の条件に基づいてデフォルト言語を動的に決定するEL式を入力します。たとえば、ログインしたユーザーの場所や組織に応じてデフォルト表示言語を変更できます。

ユーザーが最初にSpacesにログインしたときにはデフォルト言語が表示されますが、ユーザー・プリファレンスで個々に表示言語をパーソナライズできます。第38.2項「優先表示言語の選択」を参照してください。

デフォルト表示言語が適用されるのは、ユーザーがSpacesにログインした場合のみです。ようこそページやログイン・ページなどのパブリック・ページは、ブラウザの言語で表示されます。デフォルト言語を指定しなかった場合、ブラウザの言語が使用されます。第27.1.1項「表示言語の優先順位」も参照してください。


注意:

モデレータは、特定のスペースの表示言語を指定できます。モデレータによって定義されたスペースの言語は、デフォルト言語およびユーザーがプリファレンスで選択した言語よりも優先されます。第53.4.15項「スペースの表示言語の設定」を参照してください。


Spacesアプリケーションのデフォルト表示言語を選択する手順は、次のとおりです。

  1. 「スペース管理」を開きます。

    詳細は、第4章「「スペース管理」ページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「構成」タブ、「一般」サブタブの順にクリックします。

  3. 次のいずれかを実行します。

    • 表示されるリストからデフォルト言語を選択します。

      目的の言語がドロップダウン・リストに表示されない場合は、「カスタマイズ」をクリックし、目的の言語のチェック・ボックスを選択して、「保存」をクリックします。

      まったく新しい言語を追加するには、ローカライゼーション・チームがWebCenter Spacesのリソース・バンドルを新しい言語に翻訳し、Spacesアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーにそれらの翻訳をデプロイする必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』の新しい言語のサポートの追加に関する項を参照してください。

    • 「拡張編集オプション」アイコンをクリックし、「式ビルダー」を選択して、特定の条件に基づいてデフォルト言語を動的に決定するEL式を入力します。

  4. 「適用」をクリックします。

ここで選択可能な表示言語は、ユーザー・プリファレンスによってユーザーおよびスペース・モデレータにも提供されます。管理者は、ユーザーが選択可能な言語の範囲を限定できます。詳細は、第5.3項「言語リストのカスタマイズ」を参照してください。

5.3 言語リストのカスタマイズ

Spacesアプリケーションでは、27の言語と100のロケールがデフォルトで提供されます。デフォルトでは、ユーザーはこれらのすべての言語を使用可能です。管理者は、対象者に合わせて提供される言語を調整できます。たとえば、地域の言語バリアントをすべて削除して、言語リストを簡素化できます。また、ポータルがヨーロッパのユーザーのみを対象とする場合は、ヨーロッパ言語のみを提供することができます。

ユーザーが使用できる言語をカスタマイズする手順は、次のとおりです。

  1. 「スペース管理」を開きます。

    詳細は、第4章「「スペース管理」ページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「構成」タブ、「一般」サブタブの順にクリックします。

  3. 「カスタマイズ」(「デフォルト言語」の下)をクリックします。

  4. 各言語のチェック・ボックスを選択(または選択解除)して、提供する言語を選択します。

    図5-2 使用可能な言語の選択

    使用可能な言語の選択
  5. 「保存」をクリックします。

5.4 デフォルト・スキンの選択

管理者は、デフォルト・スキンを変更することによって、すべてのユーザーに対するSpacesアプリケーションのデフォルトの外観をカスタマイズできます。スキンによってユーザー・インタフェースの外観が変わりますが、アプリケーションの動作が変わることはありません。第14.5.1項「Spacesアプリケーションへのスキンの適用」を参照してください。

必要に応じて、EL式でデフォルト・スキンを参照できます。詳細は、第B.4.2項「Spacesアプリケーションに関連したEL式」を参照してください。

各ユーザーは、管理者が指定したデフォルト・スキンが気に入らない場合、ホーム・スペース・ビューに適用されているスキンをユーザー・プリファレンスで変更できます。第14.5.3項「ホーム・スペースへのスキンの適用」を参照してください。

5.5 著作権およびプライバシ情報のカスタマイズ

管理者は、Spacesアプリケーションの著作権およびプライバシ情報をカスタマイズしたり、非表示にすることができます。

デフォルトのページ・テンプレートでは、著作権とプライバシURLはアプリケーションのページ・フッターに表示されます(図5-3)。

必要に応じて、EL式で著作権メッセージおよびプライバシ・ドキュメントを参照できます。詳細は、第B.4.2項「Spacesアプリケーションに関連したEL式」を参照してください。

図5-3 ページ・フッターの著作権およびプライバシ情報

ページ・フッターの著作権およびプライバシ情報

スペースごとに独自の著作権およびプライバシ情報を表示できます。詳細は、第53.4.14項「著作権情報およびプライバシURLのカスタマイズ」を参照してください。

著作権およびプライバシ情報をカスタマイズまたは非表示にする手順は、次のとおりです。

  1. 「スペース管理」を開きます。

    詳細は、第4章「「スペース管理」ページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「構成」タブ、「一般」サブタブの順にクリックします。

  3. 必要に応じて法律上の注意点を変更します(図5-4)。

    図5-4 著作権およびプライバシURLのカスタマイズ

    著作権およびプライバシURLのカスタマイズ
    • 著作権: Spacesアプリケーションに関する適切な著作権情報を入力します。著作権情報が不要な場合は、このフィールドを空白のままにします。

    • プライバシURL: アプリケーションのプライバシ・ポリシーの場所を指定します。完全修飾URLを入力してください。プライバシ情報が不要な場合は、このフィールドを空白のままにします。

  4. 「ページ・フッターの表示」を選択または選択解除して、ページ・フッターにおける著作権およびプライバシ情報の表示/非表示を切り替えます。

  5. 「適用」をクリックし、設定を保存します。

5.6 オンライン・ヘルプ・リンクのカスタマイズ

アプリケーションの「ヘルプ」リンクをクリックすると、Spacesのオンライン・ヘルプが表示されます。デフォルトでは、この「ヘルプ」リンクをクリックすると、オラクル社の組込みヘルプが開きます。エンド・ユーザー向けのオンライン・ヘルプを特別に作成し、「ヘルプ」リンクを別のヘルプの場所にリダイレクトすることもできます。

必要に応じて、EL式でヘルプの場所を参照できます。詳細は、第B.4.2項「Spacesアプリケーションに関連したEL式」を参照してください。

「ヘルプ」リンクをカスタマイズしても、ヘルプ・ボタン、ヘルプ・アイコンなどからSpacesの組込みヘルプを表示できます。

メインの「ヘルプ」リンクをカスタマイズする手順は、次のとおりです。

  1. 「スペース管理」を開きます。

    詳細は、第4章「「スペース管理」ページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「構成」タブ、「一般」サブタブの順にクリックします。

  3. 「グローバル・ヘルプURL」フィールドに、ヘルプの場所を入力します。

    必ず、次の形式の完全修飾URLを入力してください。

    http://host:port/helplocation 

    例:

    http://myhost:8888/myhelp 

    デフォルトのグローバル・ヘルプURLは、/webcenterhelp/spaces?topic=welcome_mainです。このURLでは、Oracle Help for the Web (OHW)が開き、Spacesに関するオラクル社の組込みヘルプが表示されます。デフォルトの設定に戻す場合は、このURLを入力してください。


    注意:

    「グローバル・ヘルプURL」フィールドを空白のままにした場合、「ヘルプ」リンクは表示されません。


  4. 「適用」をクリックします。

アプリケーションで「ヘルプ」をクリックして、カスタム・ヘルプが正しく開くかどうかを確認します。

5.7 デフォルトの開始(ランディング)ページの選択

デフォルトでは、ユーザーがログインすると、ホーム・スペースが表示されます。ただし、最初のランディング・ページを特定のスペースまたはページに構成できます。

Spacesのランディング・ページを選択する手順は、次のとおりです。

  1. 「スペース管理」を開きます。

    詳細は、第4章「「スペース管理」ページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「構成」タブ、「一般」サブタブの順にクリックします。

  3. 「ログイン」セクションで、ユーザーがログインしたときに最初に表示されるページ(ホーム・スペース、または特定のスペースやページ)を選択します(図5-5)。

    図5-5 デフォルトの開始ページの選択

    デフォルトの開始ページの選択
    • 特定のスペースを開く: 特定のスペースが表示されるように指定する場合に選択します。スペース名を入力するか、「参照」をクリックしてスペースのリストから選択します。

    • 特定のページURLを開く: 特定のページが表示されるように指定する場合に選択します。ページの場所を入力します。

      通常、これは内部ページです。次の例のように、ページの完全なURLまたは相対URLを入力できます。

      http://mywebcenter.com:8888/webcenter/spaces/page/landingpage

      http://mywebcenter.com:8888/webcenter/spaces/myspace/page/landingpage

      /spaces/myspace/page/landingpage

      外部ページを指定する場合は必ず、完全なURLを指定してください。

  4. 「適用」をクリックします。

5.8 セッション・タイムアウトの設定の指定

Spacesアプリケーション・セッションで長時間アクティビティが発生しなかった場合、タイムアウトします。デフォルトでは、Spacesのセッション・タイムアウトは45分です。セッションがタイムアウトするまでのデフォルトの経過時間(分単位)を変更し、セッション・タイムアウト時に何を表示するかを選択できます。

Spacesアプリケーションのセッション・タイムアウトの設定を変更する手順は、次のとおりです。

  1. 「スペース管理」を開きます。

    詳細は、第4章「「スペース管理」ページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「構成」タブ、「一般」サブタブの順にクリックします。

  3. 「ログイン」セクションで、Spacesアプリケーションがタイムアウトしたときの動作を選択します(図5-6)。

    図5-6 セッション・タイムアウトの設定

    セッション・タイムアウトの設定
    • タイムアウト・ページの表示: Spacesのタイムアウト・ページをブラウザに表示する場合に選択します(図5-7)。タイムアウト・ページでは、表示されるリンクをクリックして再度ログインし、デフォルトの開始ページ(第5.7項「デフォルトの開始(ランディング)ページの選択」を参照)で再開することができます。

      図5-7 タイムアウト・ページ

      タイムアウト・ページ
    • タイムアウトのポップアップ表示: 「セッション・タイムアウト」の値に達したときに期限切れ警告の通知ポップアップ(図5-8)を表示する場合に選択します。通知ポップアップでは、2分以内に「OK」をクリックすると、タイムアウトを回避できます。ユーザーが2分以内に期限切れ警告に応答しなかった場合、セッションはタイムアウトします。タイムアウトの通知ポップアップ(図5-9)では、「OK」をクリックして再度ログインし、セッションが期限切れになったときにアクティブだったページで再開することができます。

      図5-8 期限切れ警告の通知(セッション・タイムアウト時に表示)

      期限切れ警告の通知

      図5-9 タイムアウトの通知(セッション・タイムアウトの2分後に表示)

      タイムアウトの通知
  4. (オプション)「セッション・タイムアウト(分)」フィールドに、新しい値を入力します。デフォルト値は45、最小値は5、最大値は1440 (24時間)です。このフィールドを空白のままにした場合、デフォルト値(45)が適用されます。


    注意:

    シングル・サインオン(SSO)を使用するようにSpacesアプリケーションが構成されている場合、ここで設定する「セッション・タイムアウト」の値をSSOのタイムアウト値より大きくしないようお薦めします。セッション・タイムアウトは、使用可能な物理メモリーとサポートする必要がある同時ユーザーの数の要因となります。「セッション・タイムアウト」の値がSSOのセッション・タイムアウトより小さい場合、ここで指定した時間が経過すると、SpacesのHTTPセッションはタイムアウトしますが、SSOのタイムアウトに達しないかぎり、新しいSpacesセッションが自動的に作成されます。


  5. 「適用」をクリックします。

5.9 デフォルト・ページ・テンプレートの選択

Spacesアプリケーションでは、ページ・テンプレートによって、ユーザーの画面における個々のページやページ・グループの表示が定義されます。各ページはページ・テンプレート内に表示されます。管理者は、次のスペースでページの表示に使用するデフォルト・ページ・テンプレートを定義できます。

スペース・モデレータは自分のスペース内でデフォルトの選択を上書きできますが、ホーム・スペースに適用されているページ・テンプレートをユーザーが上書きすることはできません。

第13章「ページ・テンプレートの使用」を参照してください。

Spacesアプリケーション全体のデフォルト・ページ・テンプレートを選択する手順は、次のとおりです。

  1. 「スペース管理」を開きます。

    詳細は、第4章「「スペース管理」ページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「構成」タブ、「一般」サブタブの順にクリックします。

  3. 次のいずれかを実行します。

    • 表示されるリストからデフォルト・ページ・テンプレートを選択します。

      このリストにページ・テンプレートを追加する方法の詳細は、第13.5.1項「ページ・テンプレートの表示および非表示」を参照してください。

    • 「拡張編集オプション」アイコンをクリックし、「式ビルダー」を選択して、特定の条件に基づいてデフォルト・ページ・テンプレートを動的に決定するEL式を入力します。

      たとえば、ログインしたユーザーが属する部門や組織に応じてデフォルト・ページ・テンプレートを変更できます。

  4. 「適用」をクリックします。

5.10 デフォルト・リソース・カタログの選択

Spacesアプリケーションでは、コンポーザでページまたはページ・テンプレートを編集しているときに、「コンテンツの追加」をクリックすると、一連のリソース・カタログが表示されます。各カタログは一連のフォルダおよびサブフォルダ内の使用可能なリソースを表し、現在使用可能なサービスと、ページまたはページ・テンプレートを編集しているユーザーの権限に応じて、提供されるコンテンツが動的に変更されます。使用可能なリソースには、タスク・フロー、ポートレットおよびページ・コンポーネント(イメージ、コンテンツ・ボックス、ハイパーリンクなど)があります。Spacesにはデフォルト・カタログがいくつか用意されていますが、新しいタスク・フローの追加やタスク・フローの削除を行ったり、対象者により適したフォルダ階層に再編成することができます。また、独自のまったく新しいカタログを作成することもできます。詳細は、第16章「リソース・カタログの使用」を参照してください。

管理者は、次の対象についてデフォルト・ページ・カタログを指定できます。

次の対象についてデフォルトのページ・テンプレート・カタログを指定することもできます。

シナリオごとに異なるカタログを指定するか、全体で同じカタログを使用するかを自由に決定できます。

アプリケーションのデフォルト・リソース・カタログを選択する手順は、次のとおりです。

  1. 「スペース管理」を開きます。

    詳細は、第4章「「スペース管理」ページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「構成」タブ、「一般」サブタブの順にクリックします。

  3. 次のデフォルト・リソース・カタログを選択します。

    • スペースのリソース・カタログ

    • ホーム・スペースのリソース・カタログ

    • ビジネス・ロール・ページのリソース・カタログ

    • スペースにあるページ・テンプレートのリソース・カタログ

    • ホーム・スペースにあるページ・テンプレートのリソース・カタログ

    このリストにリソース・カタログを追加する方法の詳細は、第16.4項「リソース・カタログの表示および非表示」を参照してください。

    「拡張編集オプション」アイコンをクリックし、「式ビルダー」を選択して、特定の条件に基づいてデフォルト・リソース・カタログを動的に決定するEL式を入力します。たとえば、ログインしたユーザーが属するロールに応じてデフォルト・リソース・カタログを変更できます。

  4. 「適用」をクリックします。

5.11 デフォルト・ナビゲーションの選択

Spacesアプリケーションでは、ナビゲーション・モデルによって迅速かつ容易に情報を表示したり、情報に移動することができます。管理者は、ホーム・スペースの情報を表示するために使用するナビゲーションを指定できます。

また、特定の条件に基づいてナビゲーションを動的に決定するEL式を入力することもできます。たとえば、ログインしたユーザーが属する部門や組織に応じて異なるナビゲーションを表示できます。

第12章「ナビゲーションの使用」も参照してください。

ホーム・スペースのナビゲーション・モデルを選択する手順は、次のとおりです。

  1. 「スペース管理」を開きます。

    詳細は、第4章「「スペース管理」ページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「構成」タブ、「一般」サブタブの順にクリックします。

  3. 次のいずれかを実行します。

    • 表示されるリストからホーム・スペースのナビゲーションを選択します。

      このリストにナビゲーションを追加する方法の詳細は、第11.4.3項「リソースの表示および非表示」を参照してください。

    • 「拡張編集オプション」アイコンをクリックし、「式ビルダー」を選択して、特定の条件に基づいてナビゲーションを動的に決定するEL式を入力します。

  4. 「適用」をクリックします。