このセクションでは、Universal HBA の SFP+ ケージに SFP+ 光トランシーバモジュールを取り付ける方法、およびケージから取り外す方法について説明します。Universal HBA 上の PCI 固定部品を交換する場合 (To Replace the PCI Bracketを参照)、または Universal HBA の構成を変更する場合 (Universal HBA Features and Specificationsおよび Determining and Changing the Current Operating Protocol Modeを参照)、これらの手順の実行が必要になることがあります。これらの変更を行なったあとは、To Install the Universal HBAで説明するように、ハードウェアをシステムに取り付けることができます。
このセクションには、次のトピックが含まれています。
Universal HBA の構成を変更するには、最初に Universal HBA の SFP+ ケージの 1 つに SFP+ 光トランシーバモジュールを接続します。Universal HBA の機能は、取り付ける光トランシーバモジュールおよび手動構成によって異なります (後半の章で説明)。サポートされているトランシーバモジュールは次のとおりです。
16 Gb FC SFP+ SW 光モジュール、QLogic (Oracle パーツ番号: 7101676) – 16 Gb FC HBA 機能を有効にします。
10 GbE FCoE SR XCVR モジュール、QLogic (Oracle パーツ番号: 7101678) – 10 GbE FCoE コンバージドネットワークアダプタ機能を有効にします。
Sun Storage 16 Gb FC SFP+ LW 光モジュール、QLogic (Oracle パーツ番号: 7101680) – 16 Gb FC HBA 機能を有効にします。
SFP+ モジュールの取り付けと取り外しの際は、必ず次のガイドラインに従ってください。
ケーブルを接続する準備ができるまで、モジュールからダストプラグを外したり、光ファイバケーブルからゴムキャップを外したりしないでください。プラグおよびキャップは、モジュールポートやケーブルを汚れや環境光から保護します。
SFP+ モジュールを取り外して取り付けなおすと、耐用年数が短くなる可能性があります。絶対に必要な場合以外は、モジュールを頻繁に取り外したり挿入したりしないでください。
ESD による損傷を防ぐには、Observing ESD and Handling Precautionsに示されたガイドラインに従ってください。
Universal HBA 上の SFP+ ケージに空きがない場合は、To Remove an SFP+ Optical Transceiver Module で Universal HBA からモジュールまたは銅ケーブルを取り外す手順を参照してください。次の手順に従って、Universal HBA に各光モジュールを取り付けます。
モジュールがスロットにしっかり固定されると、カチッと音がします。
すぐにケーブルを接続する予定ではない場合は、ダストカバーまたはキャップを元に戻します。