ここでは、Oracle WebCenter Sites 11gリリース1 (11.1.1.8.0)の新機能と変更された機能、およびこのガイドに記載されているその他の重要な変更について説明するほか、追加情報に対するポイントも記載しています。これには、WebCenter Sites Contributorインタフェース、WebCenter Sites: Communityアプリケーションのインタフェース、およびOracle WebCenter Sites: Gadgetsアプリケーションのインタフェースにおける変更点に関する情報が含まれています。
Oracle WebCenter Sites 11gリリース1 (11.1.1.8.0)には次の新機能が追加されています。
Oracle WebCenter Sites Contributorインタフェースの新機能は次のとおりです。
バニティURLをサポートしました。これには、Webサイトにパブリッシュされるすべてのアセットに対してバニティURLを定義および管理する機能が含まれています。第3.4項を参照してください。
アセットに対する一括コピー操作および一括共有操作をサポートしました。第3.1.3.2項および第3.2.3項を参照してください。
ContentQueryアセット・タイプを追加しました。これにより、検索条件をContentQueryタイプのアセットとして保存できます。第6.5.2項および第18.4項を参照してください。
タグ付け機能を追加しました。タグを追加してアセットを編成し、詳細検索を実行すると、同一内容のタグが付加されたすべてのアセットを検索できます。第6.6.2項を参照してください。
WebCenter Sites: CommunityおよびWebCenter Sites: GadgetsとContributorインタフェースとの統合をサポートしました。この統合により、Contributorインタフェースから直接、ウィジェットとガジェットのカスタマイズおよびデプロイができます。次を参照してください。
Oracle WebCenter Sitesの新しいモビリティ・コンポーネントにより、単一コンテンツの管理サイト内で様々なモバイル・デバイス(スマートフォンやタブレットなど)に対し複数のWebサイトを作成できます。第13章を参照してください。
「サイト・ツリー」からのサイト・プランとページ・アセットのパブリッシュを承認する機能が追加されました。第14.2.2項を参照してください。
Oracle WebCenter Sites: Communityインタフェースの新機能は次のとおりです。
「トピック別コメント」画面でコメントを管理する際に、管理者としてコメントに返答を投稿するオプションが追加されました。第25.2.2項を参照してください。
特定のトピック(Webページ)にデプロイされた「コメント」ウィジェットや「レビュー」ウィジェットを有効または無効にするオプションが追加されました。第25.2.2項および第26.2.2項を参照してください。
「ログイン・バー」ウィジェットに機能を追加しました。これにより、「ログイン・バー」設定画面においてOracle Access Managementとの統合が可能になるほか、Facebook、Twitter、Google+など、サード・パーティのソーシャル・ネットワークに対するコメントやレビューの共有を無効または有効にできます。詳細は、第28.2項を参照してください。
「キャッシュ・サマリー」画面に新しい列が2つ追加されました。
ディスク上の最大要素数
ディスクへのオーバーフロー
この2つの列の詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sites管理者ガイド』を参照してください。
Oracle WebCenter Sites Gadgetsアプリケーション・インタフェースの新機能は次のとおりです。
「ログイン・バー」ウィジェットを再構成し、デプロイする機能が追加されました。これは、Communityアプリケーションの「ログイン・バー」ウィジェットと同じものです。したがって、Gadgetsインタフェースの「ログイン・バー」ウィジェットに対する変更は、Communityインタフェースの「ログイン・バー」ウィジェットにも適用され、その逆も同様に適用されます。「ログイン・バー」ウィジェットの再構成の詳細は、第28.2項および第35.2項を参照してください。
Site Gadget Catalogインタフェースに「言語」オプション(「設定」メニューの下)が追加されました。「言語」画面では、デプロイされたガジェットの言語の設定を構成できます。詳細は、第35.5項を参照してください。
Oracle WebCenter Sites 11gリリース1 (11.1.1.8.0)では次の機能が変更されました。
Oracle WebCenter Sites Contributorインタフェースで変更された機能は次のとおりです。
Oracle WebCenter Sites: Communityインタフェースで変更された機能は次のとおりです。
コミュニティのウィジェットとガジェットの両方にCSSタグをデプロイできるようになりました。ガジェットのCSSタグをデプロイする手順は、コミュニティ・ウィジェットのCSSタグをデプロイする手順に含まれています。
この情報は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sites開発者ガイド』に移動されました。
コミュニティ・ウィジェットのタグに関する情報を『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sites開発者ガイド』に移動しました。
SEOサポートに関する情報を『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sites開発者ガイド』に移動しました。
Oracle WebCenter Sites: Gadgetsアプリケーション・インタフェースで変更された機能は次のとおりです。
Global Gadget Catalogインタフェースに関する情報を『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sites管理者ガイド』に移動しました。
Gadgetsインタフェースの有効化に関する情報を『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sites管理者ガイド』に移動しました。
Global Gadget Catalogまたはサイト・ガジェット・カタログへのガジェットの登録に関する情報を『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sites管理者ガイド』に移動しました。
このリリースのOAuthサポートを削除しました。
Gadgets Userインタフェースに表示される次のメニュー・バーのオプションを変更しました。
「ガジェット」メニューの名前を「カタログ」に変更しました。また、ガジェットは、「カタログ」画面からデプロイされています。その結果、「デプロイメント」メニューがメニュー・バーから削除されました。
「ダッシュボード」メニューに「プレビュー」オプションと「デプロイ」オプションが含まれています。
「ログイン・バー」メニュー・オプションが追加されました。
「認可済ドメイン」、「外観」および「言語」の各オプションを含む「設定」メニューが追加されました。
「権限」メニューを削除しました。「認可済ドメイン」オプションは「設定」メニューの下にあります。
Gadgetsインタフェースのメニュー・オプションの詳細は、第33.2項を参照してください。
ガジェット用のCSSタグを追加しました。このリリースでは、ガジェット用のCSSタグとダッシュボードをデプロイできます。その手順は、コミュニティ・ウィジェット用のCSSタグをデプロイする手順と同じです。詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sites開発者ガイド』を参照してください。
このガイドには、以前に別のガイドで入手できたユーザーのドキュメントが統合されています。このガイドには、次のトピックが追加されました。
第II部「コミュニティ・アプリケーションの使用」では、ModeratorロールまたはDesignerロールを割り当てられたユーザーとしてOracle WebCenter Sites: Communityアプリケーションを使用する手順が示されています。
第III部「ブログ・コンテンツの作成」では、ブログのアセットやカタログを作成する手順のほか、ブログ作成者のアセットを変更する手順が示されています。
第IV部「ガジェット・アプリケーションの使用」では、Oracle WebCenter Sites: Gadgetsアプリケーションや、Gadgets Userインタフェースのユーザーに付与された権限について説明しています。
次の機能は、WebCenter Sites 11gリリース1 (11.1.1.8.0)では推奨されていません。
ミラー・パブリッシュ。この機能は、リアルタイム・パブリッシュに置き換わっています。
静的パブリッシュ
WebCenter Sites Desktop
WebCenter Sites DocLink