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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築
11gリリース1 (11.1.1.8.3)
E50013-03
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22 ポータル・ナビゲーションの使用

この章では、ポータルのナビゲーション・モデルの定義方法について説明します。

この章の内容は、次のとおりです。


権限:

共有ナビゲーション・モデルでこの章のタスクを実行するには、アプリケーション・レベルのCreate, Edit, and Delete Navigations権限が必要です。Application Specialistロールを持つユーザーには、この権限がデフォルトで付与されます。アプリケーション・レベルの権限の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理のアプリケーションのロールと権限の理解に関する項を参照してください。

ポータル・レベルのナビゲーション・モデルでこの章のタスクを実行するには、ポータル・レベルの権限Create, Edit, and Delete Assets (標準権限)またはCreate, Edit, and Delete Navigations (アドバンスト権限)が必要です。ポータル・レベルの権限の詳細は、第29.1項「ポータルのロールと権限について」を参照してください。


ページ・テンプレート内でナビゲーション・モデルを視覚化する方法の詳細は、第21.8項「ページ・テンプレートへのナビゲーションの追加」を参照してください。

22.1 ポータル・ナビゲーションについて

ナビゲーションは、ポータルの基礎的な外観です。ユーザーは、ポータル内で使用可能なものを表示したり、ポータル内で移動したり、ポータル内での位置を確認できる必要があります。

ナビゲーションは、基本的にはポータル内のページを指すリンクのセットですが、他のポータルのコンテンツや外部リソースを指す場合もあります。ナビゲーションの例には、次のようなものがあります。

WebCenter Portalでは、ポータル・ナビゲーションを2つの主要な概念に分類できます。

22.1.1 ナビゲーション・モデルについて

基本的に、ナビゲーション・モデルはポータル内のページへのリンクで構成されています。ナビゲーション・モデルには、ポータルのコンテンツ・リポジトリのドキュメントや外部Webページへのリンクなど、他のリソースも含めることが可能です。ナビゲーション・モデルは、フォルダとセパレータを使用して構造化されています。ナビゲーション・モデルを相互にネストすることにより、既存のナビゲーションを活用したり、ナビゲーション内の別のリソースへのアクセスを制御したりすることが可能です。

ナビゲーション・モデルには、次のリソースを含めることができます。

  • ページ(個々のページおよびページのコレクション)

  • 外部リンク

  • コンテンツ(個々のコンテンツ・アイテムまたはコンテンツ問合せの結果)

  • 他のナビゲーション・モデル

  • ポートレット、タスク・フローおよび外部アプリケーション

ナビゲーション・モデルでは、ナビゲーション・モデルで制御するリソースに適用されているセキュリティ・ポリシーを認識します。たとえば、現在のユーザーに特定のページを表示する権限がない場合、ナビゲーション・モデルは、そのページへのナビゲーション・リンクをいっさい表示しません。ナビゲーション・モデルのメタデータは、EL式を使用してコンテキストに応じて決定することもできます。これらの式は実行時に評価されて、ナビゲーションの視覚化でレンダリングされるナビゲーション・モデルの正確な部分とその対象者を決定します。

ポータルを作成すると、Portal Default Navigation Modelというナビゲーション・モデルがそのポータルに作成されます。ポータル・エディタでポータルにページを追加すると、そのページはポータルのナビゲーション・モデルに自動的に追加されます。これにより、このナビゲーション・モデルを編集しなくても、ナビゲーション・モデルとポータルの構造の同期を保つことができます。また、ポータル・エディタを使用して、コンテンツや外部リンクなど、その他のリソースをポータルのナビゲーション・モデルに追加することもできます。


注意:

1つのポータルに異なるナビゲーション・モデルを割り当てることはできませんが、Portal Default Navigation Modelを編集することにより、別のナビゲーション・モデルへの参照を含む別のリソースを追加できます。


22.1.2 ナビゲーションの視覚化について

ナビゲーション視覚化によって、ポータル内でのナビゲーション・モデルの表示方法が決まります。たとえば、ポータル・ナビゲーションは、各ページの上部の一連のタブとして、または場合によってはページの横側のツリー形式の構造として提供できます。

ナビゲーションの視覚化は、ページ・テンプレートに組み込まれます。ポータル・ナビゲーションの表示方法を変更するには、まず、別のページ・テンプレートの選択を検討します。

ポータル・ナビゲーションの要件に合うページ・テンプレートが見つからない場合は、新しいページ・テンプレートを作成して、より要望に合うナビゲーションの視覚化を設計できます。

ナビゲーションの視覚化の詳細は、第21.8項「ページ・テンプレートへのナビゲーションの追加」を参照してください。

22.2 ナビゲーション・モデルの編集

ポータル・エディタで新規ページや他のリソースを追加すると、それらは自動的にポータルのナビゲーション・モデル(Portal Default Navigation Model)に追加されます。これらのリソースにより、そのモデルがポータルに表示される際にユーザーが移動できる対象が決まります。


注意:

別のナビゲーション・モデルを作成する場合は、「アセット」ページ(ポータル・レベル・ナビゲーション・モデルの場合)または「共有アセット」ページ(アプリケーション・レベル・ナビゲーション・モデルの場合)で編集できます。ただし、これはPortal Default Navigation Modelを編集する際にはお薦めしない方法です。


この項には次のトピックが含まれます:

22.2.1 ポータル・エディタでのPortal Default Navigation Modelの編集

Portal Default Navigation Modelをポータル・エディタで編集するには、次の手順を実行します。

  1. ポータル・エディタ(第6.1項「ポータル・エディタを開く」を参照)で、「ページ」タブをクリックします。

  2. ナビゲーション・モデルにリソースを追加するには、「追加」アイコンをクリックし、追加するリソースのタイプを選択します。

    既存のページの追加の詳細は、第13.2項「ポータル・ナビゲーションへの既存ページの追加」を参照してください。

    新規ページ、サブページまたはページ・バリアント(デバイス・グループの場合)の作成および追加の詳細は、第12.2項「ポータルでのページまたはサブページの作成」および第12.3項「デバイス・グループのページ・バリアントの作成」を参照してください。

    その他のタイプのリソースの追加の詳細は、第22.2.3項「ナビゲーション・モデルへのリソースの追加」を参照してください。

  3. 既存のリソースを編集するには、次の手順を実行します。

    1. ビュー・スイッチャをクリックしてポータル・エディタのビュー・スイッチャに設定します。

    2. 編集するリソースを選択します。

    3. ページの場合は、「詳細設定」タブをクリックします。

    4. 必要に応じてプロパティを編集します。

      詳細は、第22.2.4項「ナビゲーション・モデルのリソースへのプロパティの設定」を参照してください。

    5. 「保存」をクリックします。

  4. ナビゲーション・モデル内の既存のリソースを移動するには、リソースを選択し、「移動」アイコンをクリックしてから、「上へ移動」または「下へ移動」アイコンを選択します。リソースが目的の場所に移動するまで、必要に応じて繰り返します。


    ヒント:

    リソースは、選択してから目的の場所にドラッグして移動することもできます。


  5. リソースを別のリソースの下にインデントするには、子リソースを親リソースのすぐ下に移動して、「移動」アイコンをクリックしてから、「インデント」を選択します。


    注意:

    リソースを別のリソースの下にインデントすると、親リソースは移動できなくなります。


    インデント済のリソースを、別のリソースの下でのインデントを解除して移動するには、そのリソースを選択して「移動」アイコンをクリックしてから、「アウトデント」を選択します。

  6. 既存のリソースをコピーするには、そのリソースを右クリックしてから「コピー」を選択します。

    リソースのコピーは、選択したリソースのすぐ下に配置されます。新規リソースの編集およびそのプロパティの変更は、第22.2.4項「ナビゲーション・モデルのリソースへのプロパティの設定」の説明に従って実行できます。

  7. 既存のリソースをナビゲーション・モデルから削除するには、そのリソースを右クリックしてから「削除」を選択します。

    「削除」ダイアログで「削除」をクリックして、リソースをナビゲーション・モデルから削除することを確認します。


    注意:

    ポータル・エディタでリソースをナビゲーション・モデルから削除すると、リソース自体も削除されます。


22.2.2 「アセット」または「共有アセット」ページでのナビゲーション・モデルの編集

Portal Default Navigation Modelを編集する場合は、第22.2.1項「ポータル・エディタでのPortal Default Navigation Modelの編集」の説明に従って、ポータル・エディタを使用することを強くお薦めします。

ただし、別のナビゲーション・モデルを作成する場合(第22.3項「ナビゲーション・モデルの作成」参照)、「アセット」ページ(ポータル・レベル・ナビゲーション・モデルの場合)または「共有アセット」ページ(アプリケーション・レベル・ナビゲーション・モデルの場合)で編集できます。たとえば、複数のポータルで使用したいリソースがいくつかある場合、それらすべてのリソースを含むアプリケーション・レベルのナビゲーション・モデルを作成してから、各ポータルのPortal Default Navigation Model内でそのアプリケーション・レベルのナビゲーション・モデルを参照できます。

ナビゲーション・モデルを「アセット」または「共有アセット」ページで編集するには、次の手順を実行します。

  1. 次のいずれかに移動します。

  2. 左側のパネルで、「構造」の下の「ナビゲーション」をクリックします。

  3. 編集するナビゲーション・モデルの行で「編集」クイック・リンクをクリックします。

  4. ナビゲーション・モデルにリソースを追加するには、「追加」アイコンをクリックし、追加するリソースのタイプを選択します。詳細は、第22.2項「ナビゲーション・モデルの編集」を参照してください。

  5. 既存のリソースを編集するには、次の手順を実行します。

    1. リソースを選択して、「編集」アイコンをクリックします。

    2. 必要に応じてプロパティを編集します。詳細は、第22.2.4項「ナビゲーション・モデルのリソースへのプロパティの設定」を参照してください。

    3. 「OK」をクリックします。

  6. ナビゲーション・モデル内で既存のリソースを移動するには、リソースを選択し、リソースが目的の場所にくるまで、必要に応じて何度でも、「上へ移動」または「下へ移動」アイコンをクリックします。


    ヒント:

    リソースは、選択してから目的の場所にドラッグして移動することもできます。


  7. リソースを別のリソースの下にインデントするには、子リソースを親リソースのすぐ下に移動して、「インデント」アイコンをクリックします。

    インデント済のリソースを、別のリソースの下でのインデントを解除して移動するには、インデント済のリソースを選択して「アウトデント」アイコンをクリックします。

  8. 既存のリソースをコピーするには、そのリソースを選択し、「コピー」アイコンをクリックします。

    リソースのコピーは、選択したリソースのすぐ下に配置されます。新規リソースの編集およびそのプロパティの変更は、第22.2.4項「ナビゲーション・モデルのリソースへのプロパティの設定」の説明に従って実行できます。

  9. 既存のリソースをナビゲーション・モデルから削除するには、そのリソースを選択し、「削除」アイコンをクリックします。

    「削除」ダイアログで「削除」をクリックして、リソースをナビゲーション・モデルから削除することを確認します。

  10. 「保存して閉じる」をクリックします。

22.2.3 ナビゲーション・モデルへのリソースの追加

ナビゲーション・モデルには、様々なタイプのリソースを追加できます。多くの場合、ナビゲーション・モデルはポータル・ページへのリンクを提示しますが、ドキュメント、外部Webサイト、ポートレット、タスク・フローなども含めることができます。


注意:

多くのノードを含むナビゲーション・モデルでは、ポータルに使用するページ・テンプレートによっては、ページでナビゲーション・モデルをレンダリングする際にすべてのノードにアクセスできない場合があります。ノードの数がナビゲーションで使用するページ・テンプレートの領域に合う数より多い場合は、>>アイコンを使用して、ドロップダウン・リストで残りのノードにアクセスします。ただし、このドロップダウン・リストが表示可能な画面サイズより長くなると、リストの末尾にあるノードにアクセスできなくなります。たとえば、ページの上部のバーにナビゲーションが表示されるページ・テンプレートを使用している場合は、この状況が発生する可能性があります。

この問題を回避するには、別のページ・テンプレートを使用してナビゲーションをページ横に表示することを検討します。または、ナビゲーション・モデルでフォルダを使用し、類似するノードをまとめてグループ化して、ナビゲーション・モデルの1つのレベルで表示されるノードの数を減らすこともできます。


Portal Default Navigation Modelにリソースを追加するには、次の手順を実行します。

  1. ナビゲーション・モデルを編集します。詳細は、次のいずれかを参照してください。

  2. 「追加」アイコンをクリックして、追加するリソースのタイプを選択します。

    • (ポータル・エディタのみ) 「新規ページ」「新規サブページ」「新しいページ変数」は、新規ページ、サブページまたはページ変数(デバイス・グループの場合)の追加に使用します。(第12.2項「ポータルでのページまたはサブページの作成」および第12.3項「デバイス・グループのページ・バリアントの作成」を参照)

    • (ポータル・エディタのみ) 「ページ・リンク」は、既存のページの追加に使用します。(第13.2項「ポータル・ナビゲーションへの既存のページの追加」を参照)

    • 「コンテンツ・アイテム」は、ドキュメントの追加に使用します。

    • 「コンテンツ問合せ」は、特定の問合せ条件に合うドキュメントのコレクションの追加に使用します。

    • 「リンク」は、Webページ、ポータル・ページ、ポートレット、タスク・フローまたは外部アプリケーションへのリンクの追加に使用します。

    • 「ページ問合せ」は、ページのリストの追加に使用します。

    • 「ポータル問合せ」は、サブポータルのリストの追加に使用します。

    • 「ナビゲーション参照」は、別のナビゲーション・モデルの埋込みに使用します。

    • 「フォルダ」は、ポータル・ナビゲーションへのフォルダの追加に使用します。

    • 「セパレータ」は、ポータル・ナビゲーションへのセパレータの追加に使用します。


    ヒント:

    フォルダ内にリソースを追加するには、最初にフォルダを選択してから、「追加」をクリックします。


  3. 「ターゲット」タブで、リソースについての情報を指定します。表22-1に、様々なリソース・タイプのすべてで使用できるフィールドを示します。


    ヒント:

    「編集」ダイアログのすべてのフィールドで、EL式を使用できます。EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。


    表22-1 特定のナビゲーション・モデル・リソースのフィールド

    フィールド 適用対象 説明

    ID

    すべてのリソース・タイプ

    リソースの一意のIDを入力します。

    このフィールドには、たとえばnewcontentlinkなど、生成されたIDが自動的に移入されます。ただし、このIDはナビゲーション・モデルのノードにアクセスするURLの作成に使用されるので、よりわかりやすいものに変更する必要がある場合があります。

    IDはナビゲーション・モデル内で一意である必要があります。先頭の文字は、大文字、小文字またはアンダースコア(_)である必要があります。その後の文字は、任意の英数字、ダッシュ(-)、ピリオド(.)またはアンダースコア(_)を指定できます。

    リソースがナビゲーション・モデルの最上位にある場合、wc_navtitleまたはwcnav_externalIdというIDは指定しないでください。これらのIDは予約されています。

    名前

    すべてのリソース・タイプ

    ナビゲーション・モデルでこのリソースに対して表示する名前を入力します。

    説明

    すべてのリソース・タイプ

    リソースの短い説明を入力します。

    表示

    すべてのリソース・タイプ

    選択すると、ナビゲーション・モデルがページに表示される際、このリソースのノードが表示されます。

    または、リソースがナビゲーションに含まれる条件を判断するEL式を指定できます。たとえば、Moderatorロールのユーザーにのみリソースを表示することを指定するには、次のEL式を使用します。

    #{WCSecurityContext.userInScopedRole['Moderator']}
    

    EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。

    パス

    コンテンツ・アイテム

    リンク

    リソースの場所を入力します。場所が不明な場合は、「選択」アイコンをクリックして、使用可能なリソースを参照します。

    注意: 「選択」ダイアログで「選択」ボタンがアクティブなのは、ナビゲーション・モデルに含めることができるリソースを選択する場合のみです。たとえば、「ポートレット」ノードを開き、ポートレット・プロデューサを選択すると、「選択」ボタンは無効になります。ポートレット・プロデューサを開いてポートレットを選択すると、「選択」ボタンが有効になります。

    コンテンツ・プレゼンタ・テンプレート

    コンテンツ・アイテム

    「コンテンツ・プレゼンタ」を選択すると、ドキュメントがナビゲーションで選択されたとき、そのドキュメントのレンダリングに使用されるテンプレートが表示されます。

    コンテンツ・プレゼンタの詳細は、第33章「コンテンツ・プレゼンタを使用したコンテンツの公開」を参照してください。

    最上位レベルのフォルダの非表示

    コンテンツ問合せ

    ページ問合せ

    ポータル問合せ

    ナビゲーション参照

    選択すると、問合せまたは参照の結果が、フォルダの下ではなく、直接表示されます。

    ページ・テンプレート

    コンテンツ・アイテム

    リンク

    ページ問合せ

    リソースがナビゲーションで選択されたときに、そのリソースの表示に使用するページ・テンプレートを選択します。

    ポータルまたはアプリケーションのデフォルト・ページ・テンプレートを使用するには、「[システム・デフォルト]」を選択します。

    問合せ文字列

    コンテンツ問合せ

    ナビゲーション・モデルに含めるコンテンツを特定する問合せ基準を入力します。例:

    SELECT * FROM cmis:document
    WHERE cmis:name LIKE 'Foo%'
    

    問合せ形式の詳細および例については、Oracle Fusion Middlewareコンテンツ管理RESTサービス開発者ガイドを参照してください。

    ページの検索場所

    ページ問合せ

    次を選択します。

    • 「ホーム・ポータル」: 現在のユーザーのホーム・ポータルとそのすべてのページをナビゲーション・モデルに追加します。

    • 「ポータル」: 特定のポータルのホーム・ページとその他のすべてのページをナビゲーション・モデルに追加します。

      ポータルの名前を入力するか、「ポータルの選択」アイコンをクリックして、使用可能なすべてのポータルから選択します。「ポータルの選択」ダイアログでは、ポータルのリストを、参加したもの、モデレート対象のもの、または公開されているものにフィルタ処理します。

    • 「パス」: 特定のページをナビゲーション・モデルに追加します。

      ページのパスを入力するか、「ページの選択」アイコンをクリックして、使用可能なすべてのページから選択します。

    ページ・スタイル

    ページ問合せ

    ナビゲーション・モデルに含めるページのスタイルを選択します。たとえば、「Wiki」を選択すると、Wikiページ・スタイルを使用するページのみがナビゲーション・モデルに含まれます。

    「[システム・デフォルト]」を選択すると、スタイルにかかわらずすべてのページが表示されます。

    除外するページ・スタイル

    ページ問合せ

    ページ・スタイルのパスのカンマ区切りリストを入力して、そのスタイルを使用するページをナビゲーション・モデルから除外します。例:

    /oracle/webcenter/siteresources/scopedMD/s8bba98ff_4cbb_40b8_beee_296c916a23ed/
    pageStyle/gsr1b60e8a7_2e23_48ff_9571_31ede592de1a/TemplateWiki.jspx, 
    /oracle/webcenter/siteresources/scopedMD/s8bba98ff_4cbb_40b8_beee_296c916a23ed/
    pageStyle/gsr1b60e8a7_2e23_48ff_9571_31ede592de1b/TemplateBlog.jspx
    

    ヒント: ページ・スタイルのパスは、「アセット」ページでページ・スタイルを選択し、「アクション」メニューから「プロパティの表示」を選択すると表示されます。

    可視性

    ページ問合せ

    次を選択します。

    • 「表示可能アイテムのみ表示」は、問合せ結果をフィルタ処理して、可視性プロパティが選択されているページのみ、ポータル・ナビゲーションに公開します。

    • 「すべてのアイテムを表示」は、可視性プロパティの設定にかかわらず、問合せ結果のすべてのページをポータル・ナビゲーションに公開します。

    • 「表示可能アイテム以外をすべて表示」は、問合せ結果をフィルタ処理して、可視性プロパティが選択解除されているページのみ、ポータル・ナビゲーションに公開します。

    第13.9項「ポータル・ナビゲーションでのページの表示と非表示の切替え」も参照してください。

    ポータル

    ポータル問合せ

    サブポータルを表示するポータルの名前を入力するか、「ポータルの選択」アイコンをクリックして、使用可能なすべてのポータルから選択します。

    このフィールドを空白のままにした場合、現在のポータルが使用されます。

    サブポータル・ページの表示

    ポータル問合せ

    選択すると、サブポータル内のページもナビゲーション・モデルに含まれます。

    拡張問合せ

    ポータル問合せ

    ナビゲーション・モデルに含めるサブポータルのリストをさらに絞り込むための、EL式を入力します。

    EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。

    ナビゲーションを含める

    ナビゲーション参照

    現在のナビゲーション・モデルにネストするナビゲーション・モデルを選択します。


  4. 「オプション」タブで、リソースのナビゲーション・モデルの表示オプションを設定します。詳細は、第22.2.4項「ナビゲーション・モデルのリソースへのプロパティの設定」を参照してください。

  5. 「パラメータ」タブで、リソースまたは選択したページ・テンプレートがサポートするパラメータの値を入力します。

    カスタム・パラメータも追加できます。

  6. 「OK」をクリックして、リソースをナビゲーション・モデルに追加します。

22.2.4 ナビゲーション・モデルのリソースへのプロパティの設定

ナビゲーション・モデルでリソース用の様々なプロパティや表示オプションを指定して、ナビゲーション・モデルがページ上でレンダリングされる際の外観と動作を決定できます。使用可能なオプションは、リソースのタイプによって異なります。

ナビゲーション・モデルでリソース用のプロパティを設定するには、次の手順を実行します。

  1. プロパティを設定するリソースを編集します。詳細は、次のいずれかを参照してください。

  2. 「ターゲット」タブのプロパティの詳細は、表22-1を参照してください。

  3. 「オプション」タブをクリックします。

  4. 表22-2の説明に従って、様々な表示オプションを設定します。

    表22-2 ナビゲーション・モデル・リソースの表示オプション

    オプション 説明

    アクセス・キー

    マウスを使用せずにナビゲーション・リソースにアクセスする際に使用できるキー・ニーモニック(単一文字)を入力します。

    アイコンURI

    ナビゲーション・モデルでリソースの表示に使用するイメージのパスおよびファイル名を入力します。

    検索キーワード

    リソースの検索を容易にするキーワードを入力します。

    ツールチップ

    ナビゲーション・モデルでユーザーがリソースの上にマウスを置いたときに表示される、簡単な説明文を入力します。

    外部ID

    ページの静的リンクからリソースを直接参照できるIDを入力します。

    この属性が定義されているアプリケーションのデフォルト・ナビゲーション・モデル内のナビゲーション・リソースには、ページ内のaf:goLink componentから/faces/wcnav_externalId/externalIdを使用して、またはナビゲーション・モデル内の「外部リンク」ナビゲーション・リソースから/wcnav_externalId/externalIdを使用してアクセスできます。それ以外に、その階層を使用してノードにアクセスする方法があり、この方が速くアクセスできますが、アプリケーションの開発につれて変更される可能性があります。

    ヒント: 特定のポータルのデフォルト・ナビゲーション・モデル内のノードに直接アクセスするには、wc.contextURLパラメータを設定することによってポータルを指定する必要があります。例:

    /faces/wcnav_externalId/myNavigationItem?wc_contextURL=/spaces/myProjectSpace
    

    デフォルト以外のナビゲーション・モデル内のノードに直接アクセスするには、wcnav.modelPath URLパラメータを設定することによってナビゲーション・モデルのパスを指定する必要があります。例:

    /faces/wcnav_externalId/myNavigationItem?wcnav.model=
    /oracle/webcenter/siteresources/scopedMD/
    s7f446cab_f622_4b68_a83e_b7eaf28b52ec/navigation/
    gsr0271c712_721a_4565_9f0e_755784a7093b/myNavigation.xml
    

    リンクを使用している場所によっては、URLパラメータのエンコードが必要な場合があります。たとえば、%2Fspaces%2FmyProjectSpaceなど、「外部ID」にスペースや特殊文字が含まれている場合です。

    リンクを次の場所で開く

    リソースが選択されたとき、どこに表示されるかを選択します。

    リダイレクト

    選択すると、そのリソースに指定されたURLをリダイレクトします。このオプションを選択しない場合、URLは現在のページ・テンプレート内のインライン・フレーム内にレンダリングされます。

    ヒント: この表示オプションは、「ナビゲーション参照」、「フォルダ」および「セパレータ」を除くすべてのリソースで使用できます。

    ビジネス・ロール・ページ(たとえば、「プロファイル」ページ)を指すリンク・リソースの場合、「リダイレクト」オプションには効果がありません。リンクをクリックしても、ページは常にホーム・ポータルに表示されます。

    異なるポータル内のページを指す「リンク」および「ページ・リンク」リソースには、ページが属するポータル内でページを開くために、「リダイレクト」を選択する必要があります。現在のポータルで別のポータルのページを表示することはできませんが、別のポータルにリダイレクトして、そこでそのページを表示することはできます。


  5. 「新規属性名」フィールドに、リソースに対して定義されているが、ダイアログで公開されていない属性の名前を入力します。ドロップダウン・リストから属性を選択することもできます。

    また、独自の属性を作成して、ページ・テンプレート内でその属性を参照し、リソースをレンダリングすることもできます。

  6. 「新規属性値」フィールドに、「新規属性名」フィールドで指定した属性の値を指定し、「追加」をクリックします。


    ヒント:

    属性の値を指定せずに「追加」をクリックできます。ダイアログにフィールドが表示された時点で、他の表示オプションとともに値を指定できます。ただし、属性の値を指定せずに「ナビゲーション・アイテムの編集」ダイアログを終了すると、属性は保存されません。


  7. 「パラメータ」タブをクリックして、リソースまたは選択したページ・テンプレートがサポートするパラメータの値を入力します。

    カスタム・パラメータも追加できます。

22.3 ナビゲーション・モデルの作成

ポータルを作成すると、Portal Default Navigation Modelというナビゲーション・モデルがそのポータルに作成されます。このナビゲーション・モデルを必要に応じて編集して、ポータルのナビゲーションを定義できます。詳細は、第22.2.1項「ポータル・エディタでのPortal Default Navigation Modelの編集」を参照してください。

多くの場合、必要なナビゲーション・モデルはこのPortal Default Navigation Modelのみとなりますが、場合によっては、追加のナビゲーション・モデルの作成が必要となることがあります。たとえば、複数のポータルで使用したいリソースがいくつかある場合、それらすべてのリソースを含むアプリケーション・レベルのナビゲーション・モデルを作成してから、各ポータルのPortal Default Navigation Model内でそのアプリケーション・レベルのナビゲーション・モデルを参照できます。

ナビゲーション・モデルの作成の際は、まったく新しいものを作成することも、既存のナビゲーション・モデルを開始点として使用することもできます。

ナビゲーション・モデルは、アプリケーション・レベルまたはポータル・レベルで作成できます。アプリケーション・レベルまたは共有のナビゲーション・モデルは、ポータルが特に除外されていないかぎり、すべてのポータルで使用できます。ポータル・レベルのナビゲーション・モデルは、作成元のポータルでのみ使用できます。


注意:

ポータル・ページはPortal Default Navigation Modelのみに自動的に追加されます。作成したナビゲーション・モデル内にポータルのページを含める場合は、自分でナビゲーション・モデルに追加するか、「ページ問合せ」リソースをナビゲーション・モデルに追加します。


ナビゲーション・モデルを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 次のいずれかに移動します。

  2. 「構造」の「ナビゲーション」をクリックします。

  3. ツールバーで、「作成」をクリックします。

  4. 「新規ナビゲーションの作成」ダイアログ(図22-4)で、「名前」フィールドに、ナビゲーション・モデルの名前を入力します。

    この名前は、「アセット」ページまたは「共有アセット」ページに、ナビゲーション・モデルの選択時にはリストに表示されます。名前は、できるだけわかりやすいものにする必要があります。

    図22-4 「新規ナビゲーションの作成」ダイアログ

    図22-4の説明が続きます
    「図22-4 「新規ナビゲーションの作成」ダイアログ」の説明

  5. 「説明」フィールドに、ナビゲーション・モデルの説明を入力します。

    この説明は、「アセット」または「共有アセット」ページ内で名前の下に、ナビゲーション・モデルの選択時にはツールチップとして表示されます。他のユーザーがこの特定のナビゲーション・モデルを使用するかどうかを判断する上で、この説明が役立つようにする必要があります。

  6. 必要に応じて、「コピー元」ドロップダウン・リストから、新しいナビゲーション・モデルの開始点として使用する既存のナビゲーション・モデルを選択します。空白のままにすると、空のナビゲーション・モデルが作成されます。


    ヒント:

    第20.5.4項「アセットのコピー」の説明に従って、既存のナビゲーション・モデルのコピーを作成することもできます。


  7. 「作成」をクリックします。

    新しく作成したナビゲーション・モデルが、「アセット」または「共有アセット」ページにリストされます。「使用可能」列のチェック・ボックスが空白の場合は、そのナビゲーション・モデルが未公開であり、他のユーザーは使用できないことを示します。ナビゲーション・モデルを公開するには、チェック・ボックスを選択します。詳細は、第20.5.3項「アセットの表示および非表示」を参照してください。

22.4 ナビゲーション・モデルの管理

次のオプションは、「アセット」ページまたは「共有アセット」ページに表示され、ナビゲーション・モデルの管理に使用できます。

22.5 ナビゲーション・モデルのレンダリング

組込みナビゲーション・タスク・フローの使用方法を含む、ポータルでのナビゲーション・モデルのレンダリング方法の詳細は、第21.8項「ページ・テンプレートへのナビゲーションの追加」を参照してください。

22.6 ユースケース例

表22-3では、一般的なナビゲーション・シナリオに対するソリューションを示し、必要な情報が記載されているドキュメントを参照します。

表22-3 一般的なナビゲーション・ユースケース


行う作業 理解して実行する必要がある項目

ナビゲーションの変更

ポータル・ナビゲーションに、ネストされた階層を作成する

次のいずれかの方法で、ポータル・ナビゲーションに2レベル階層を作成できます。


ポータル・ナビゲーションで、ポータル内の既存のページ(Wikiまたはブログ・ページを含む)にリンクを追加する

デフォルトでは、ポータル・ページは、作成時にポータル・ナビゲーションに自動的に追加されます(第12.2.2項「既存のポータルでのページまたはサブページの作成」を参照)。ただし、個人用ページシステム・ページおよびビジネス・ロール・ページは、ポータル・ナビゲーションに自動的には追加されません。WebCenter Portalの様々なタイプのページの詳細は、第1.3.7項「ページとは」を参照してください。

ポータル・ナビゲーションにポータル・ページが表示されない場合は、非表示にされている可能性があります。ページを表示するには、ページのプロパティを編集して、可視性プロパティを選択します。第13.9項「ポータル・ナビゲーションでのページの表示と非表示の切替え」を参照してください。

個人用ページ、システム・ページまたはビジネス・ロール・ページを公開するか、またはポータル・ナビゲーションの2番目の場所にポータル・ページを追加するには:

  • ポータルを編集して、「追加」アイコンをクリックし、「ページ・リンク」を選択します。

    「ページ・リンク」オプション

  • 使用できるページのいずれかを選択して、ナビゲーションに追加します。

    ページの選択

    ページがポータル・ナビゲーションに追加されます。

    新しく追加されたページ

第13.2項「ポータル・ナビゲーションへの既存ページの追加」も参照してください。


ポータル・ナビゲーションで、別のポータル内の既存のページ(Wikiまたはブログ・ページを含む)にリンクを追加し、ページを表示する際に、他のポータルのナビゲーションを表示するかまたは非表示にするかを選択する

ポータルの外部から、接続されているコンテンツ・リポジトリに存在するページヘのリンクを作成するには:

  • ポータルを編集するかまたはポータル管理で、「追加」アイコンをクリックし、「リンク」を選択します。

    「リンク」オプション

  • パス・プロパティをターゲット・ページのURLに設定します。

ブラウザのアドレス・フィールドに示されているように、ターゲット・ページのURLを入力すると、トップ・ナビゲーションを使用したこの例のように、ポータル内にターゲット・ページが表示されます。

メニューが公開されているターゲット・ページ

ターゲットのポータル・ナビゲーションを非表示にして、ターゲット・ページのみを表示するには、ターゲット・ページを編集して、パス・プロパティ(ページ・プロパティの「詳細設定」タブにあります)の値をナビゲーション・アイテムの「パス」フィールドにコピーします。ナビゲーション・アイテムをクリックすると、次に示すように、ポータルを囲まずにページが表示されます。

メニューがないターゲット・ページ


ポータル・ナビゲーションで、非ページ・ナビゲーション・アイテム(コンテンツ・アイテム、コンテンツ問合せ、ナビゲーション参照、フォルダ、セパレータなど)にリンクを追加する

第22.2.3項「ナビゲーション・モデルへのリソースの追加」を参照してください。

注意: ドキュメントやWikiへの「コンテンツ・アイテム」リンクを作成する場合、ターゲットは編集コントロールを公開しません。


ポータル・ナビゲーションで、関連するターゲットの場所を表示するために拡張できる、メニューまたはラベルを作成する

ポータルを編集するかまたはポータル管理で、「追加」アイコンをクリックし、「フォルダ」を選択します。フォルダに名前を付けてから、その下にナビゲーション・アイテム(ページ・リンク、リンク、定義したナビゲーション・モデルなど)を追加します(第22.3項「ナビゲーション・モデルの作成」を参照)。

フォルダの下に既存のナビゲーション・アイテムをドラッグ・アンド・ドロップすることもできます。

ページの「フォルダ」オプション

メニューがポータル・ナビゲーションに追加されます。

ナビゲーションでメニューがあるフォルダ

第22.2.3項「ナビゲーション・モデルへのリソースの追加」も参照してください。


ポータル・ナビゲーションで、ページを再配置する

第13.3項「ポータル・ナビゲーションでのページ順序およびページ階層の調整」を参照してください。


ポータル・ナビゲーションで、ページを削除する(ページ自体は削除しない)

ナビゲーションでページを非表示にするには、第13.9項「ポータル・ナビゲーションでのページの表示と非表示の切替え」を参照してください。

注意: ページを削除するには、第13.5項「ページの削除」を参照してください。


ポータル・ナビゲーションを横側から上部タブに変更する(逆の場合も同様)

上部タブおよび横側を変更するには、ポータルのページ・テンプレートを変更して、ポータルの作成に使用したポータル・テンプレートで確立されたページ・テンプレートをオーバーライドするだけです。第7.3.2項「ポータルのページ・テンプレートの変更」を参照してください。

第21.1.1項「WebCenter Portalの組込みページ・テンプレートについて」も参照してください。

Wikiおよびその他のドキュメントでの作業

ポータルに新しいWikiページを追加する(ページ全体をWikiにする)

次のいずれかの操作を行います。

  • 「Wiki」ページ・スタイルを使用して、新しいWikiページを作成します。第12.2.2項「既存のポータルでのページまたはサブページの作成」を参照してください。

    新しいWikiページ

  • または、Wikiドキュメントを作成してから、様々な方法でページに追加します。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』の新規Wikiドキュメント・アクションを使用したWikiドキュメントの作成に関する項を参照してください。

ヒント: Wikiで作業するには、ドキュメント・ツールを有効にします。第39.2項「ポータルで使用可能なツールとサービスの有効化および無効化」を参照してください。

第37章「ポータルへのWikiの追加」も参照してください。


ポータルのページに既存のドキュメントやWikiを表示する

ドキュメントを追加するページを編集します。ドキュメントを、その他のコンポーネントを含む既存のページ上の領域に追加するか、または新しい空白ページに追加してドキュメントをページ全体に表示できます。リソース・カタログを使用して、ドキュメントをページに追加します。

  • すでにポータル内に存在する既存のドキュメントを表示するには、「コンテンツ管理」「ポータル・ドキュメント」を開いてドキュメントを選択し、「追加」をクリックします。

  • 接続されているコンテンツ・リポジトリで使用可能な既存のドキュメントを表示するには、「コンテンツ管理」「すべてのコンテンツ」を開きます。ドキュメントを検索して選択し、「追加」をクリックします。

既存のドキュメントの追加

ドキュメントは、リンク、イメージ、プレビュー、編集可能なビュー(ドキュメント・ビューア)、編集不可のビュー(コンテンツ・プレゼンタ)などの様々な方法で公開できます。第34.3項「選択したフォルダまたはファイルのページへの追加」およびこの表の次の2行を参照してください。


ポータルのページに既存のドキュメントやWikiを追加する(編集コントロールを含む)

ユーザーがドキュメントを編集できるようにするには、「ドキュメント・ビューア」タスク・フローでドキュメントを追加します。第34.3項「選択したフォルダまたはファイルのページへの追加」を参照してください。

「ドキュメント・ビューア」オプション

「ドキュメント・ビューア」タスク・フローのFeatures Offプロパティを使用して、公開されている編集コントロールをカスタマイズできます。表35-7 「「ドキュメント・ビューア」タスク・フローのパラメータ」を参照してください。


ポータルのページに既存のドキュメントやWikiを追加する(編集コントロールを含まない)

ドキュメントの編集コントロールをユーザーからは非表示にするには、「コンテンツ・プレゼンタ」タスク・フローでドキュメントを追加します。第34.3項「選択したフォルダまたはファイルのページへの追加」を参照してください。

「コンテンツ・プレゼンタ」オプション

注意: 「ページ・リンク」を使用して、ポータル・ナビゲーションにページを公開できます。ドキュメントやWikiを表示する際に、ポータル・ナビゲーションに公開する(編集コントロールを含まない)別の方法は、ドキュメントやWikiを「コンテンツ・アイテム」としてポータル・ナビゲーションに追加することです。第22.2.3項「ナビゲーション・モデルへのリソースの追加」を参照してください。

デフォルトのフォーカスの制御

フォーカスを、下部(「コメント」タブ)にあるデフォルトのフォーカスからターゲットのドキュメントやWikiの上部に移動して、下部にあるすべてのタブ付きペインを削除する

ページ・エディタ(コンポーザ)で、「ドキュメント・ビューア」または「コンテンツ・プレゼンタ」タスク・フローの「編集」アイコン(レンチ)アイコンをクリックして、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。

Features Offプロパティに追加します(sidebars)。