電源切断、リモート (Oracle ILOM Web インタフェース)
ロケータインジケータをリモートでオンにする (Oracle ILOM CLI)
コールド保守コンポーネントは、サーバーの電源が完全に切断されているときに保守する必要があります。コンポーネントの保守性の詳細は、コンポーネントの保守性を参照してください。
この手順では、次を実行できるように、サーバーの保守を準備する方法について説明します。
コールド保守可能コンポーネントを取り外し、交換、または装着します
内部コンポーネントを取り外し、交換、または装着します
マザーボードプロセッサおよび DIMM の障害検知回路を使用します
Before You Begin
重要: 取り外しおよび取り付けの手順を実行する前に、サーバーの『プロダクトノート』ドキュメントを参照してください。
トラブルシューティング情報については、サーバーのハードウェア障害のトラブルシューティングを参照してください。
Web ブラウザにサーバー SP の IP アドレスを入力し、root または管理者権限を持つユーザーとしてログインします。詳細は、Oracle X4 シリーズサーバー管理ガイド を参照してください。
このアクションはサーバーの電源を切断して、スタンバイ電源モードにします。電源切断オプションについては、サーバーの電源切断を参照してください。
このアクションは、サーバーのフロントパネルにあるロケータインジケータをアクティブにします。ロケータインジケータの管理オプションの詳細は、ロケータインジケータの管理を参照してください。
![]() | Caution ‐ データ損失が発生します。サーバーが全電力モードの時に電源コードを取り外すと、サーバーは即時シャットダウンします。サーバーが全電力モードのときには電源コードを取り外さないでください。 |
ほとんどのコンポーネント保守手順は、ラックからサーバーを完全に取り外さなくても実行できます。代わりに、ラック内のサーバーを支持レール上でスライドさせ、保守位置と呼ばれるロック位置まで引き出します。
サーバー付属のケーブル管理アーム (CMA) には蝶番が使用されており、サーバーを簡単に保守位置まで引き出せるようになっています。ただし、ケーブルによってスライド移動が妨げられたり、ケーブルの損傷が発生することがないことを確認する必要があります。必要であれば、ケーブルにラベルを付けてサーバーの背面から取り外します。
ロックされると、カチッと音がします。この時点でサーバーは保守位置に収まり、保守の準備が整ったことになります。
コンポーネントを設置するスペースを設定します。これは ESD 対策がなされたスペースである必要があります。静電放電の実行と静電気防止策を参照してください。
![]() | Caution ‐ コンポーネントが ESD による損傷を受けます。回路基板およびハードドライブには、静電気に非常に弱い電子部品が組み込まれています。正しく接地された静電気防止リストストラップを装着せずにコンポーネントに触らないでください。 |
Next Steps