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Oracle® ZFS Storage Appliance インストールガイド ZS3-x、7x20 コントローラ、および DE2-24、Sun Disk Shelf 用 |
シャーシには次のボードが設置されています。
PCIe ライザー - 各ライザーは、顧客が交換可能な 2 つの PCIe カードをサポートします。システムあたり 2 つのライザーがあり、それぞれマザーボードの後方に接続されます。
マザーボード - マザーボードは FRU で、CPU モジュール、18 個の DIMM 用スロット、メモリー制御サブシステム、およびサービスプロセッサ (SP) サブシステムが含まれています。SP サブシステムはホスト電源を制御し、ホストシステムのイベント (電源および環境) をモニターします。SP コントローラはホストの 3.3V スタンバイ電源レールから電力を供給します。このレールは、システムの電源がオフの場合でも、システムが AC 入力電力を受けているときは常に利用可能です。
配電盤 - 配電盤は FRU で、電源からの 12V 主電源をストレージコントローラのほかの部分に分配します。この配電盤はコネクタブレークアウトボードに直接接続され、バスバーとリボンケーブルを介してマザーボードに接続されます。また、上部カバーインターロック (キル) スイッチもサポートします。電源は配電盤に直接接続されます。
コネクタブレークアウトボード - コネクタブレークアウトボードは FRU で、配電盤と、ファン電源ボード、ストレージドライブバックプレーン、および I/O ボードとの間の相互接続として機能します。また、上部カバーインターロックの「キル」スイッチも組み込まれています。
ファン電源ボード - 2 つのファン電源ボードは FRU で、システムのファンモジュールに電源を供給します。また、ファンモジュールステータス LED を搭載し、ファンモジュールの I2C データを転送します。
ストレージドライブバックプレーン - ストレージドライブバックプレーンは FRU で、ストレージドライブ用のコネクタのほかに、I/O ボード、電源ボタンとロケータボタン、およびシステムとコンポーネントのステータス LED への相互接続が搭載されています。システムには 12 台のディスク用のバックプレーンがあります。各ドライブには、電源およびアクティビティー用、障害用、および位置特定用の LED インジケータがあります。
次の図と番号は、 7120 システムの I/O コンポーネントを示しています。
Figure 1-29 7120 コントローラ I/O コンポーネント
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次の図と番号はストレージコントローラの内部ケーブルを示しています。
Figure 1-30 7120 コントローラの内部ケーブル
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Figure 1-31 7120 コントローラ PDB リボンケーブル
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7120 のマザーボードには、業界標準の DDR3 DIMM を装着する 18 個のスロットが 2 つのグループに分かれて搭載されています。標準のメモリー構成は、48G バイト (6 x 8G バイト DDR-1333 低電圧 (LV) DIMM) です。
次に、 7120 システムの交換可能な CPU およびメモリーコンポーネントを示します。
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すべてのソケットに、フィラーまたは DDR3 DIMM のいずれかを装着しておく必要があります。DDR3 DIMM はすべて同一のものである必要があります。DIMM は、P0 のスロット D1、D2、D4、D5、D7、および D8 にあらかじめ設置されています。
Figure 1-32 メモリースロット
次の図に、ファンモジュールと LED を示します。
Figure 1-33 ファンモジュールおよび LED
次の図と番号は配電と関連コンポーネントを示しています。
Figure 1-34 配電コンポーネント
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