目録は、次に示す方法のいずれかでカスタマイズできます。
サブツリーを指定する
個々のサブツリーの指定は、選択された重要なファイル (/etc ディレクトリ内のすべてのファイルなど) への変更をモニターするための効率的な方法です。
ファイル名を指定する
ファイル名の指定は、特に重要なファイル (データベースアプリケーションを構成および実行するファイルなど) をモニターするための効率的な方法です。
規則ファイルを使用する
規則ファイルを使用して目録の作成と比較を行うと、複数のファイルまたはサブツリーの複数の属性を指定するという柔軟性が得られます。コマンド行からは、目録またはレポート内のすべてのファイルに適用されるグローバルな属性定義を指定できます。規則ファイルからは、グローバルには適用されない属性を指定できます。
始める前に
root 役割になる必要があります。詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
サブツリーを指定する。
# bart create -R subtree
ファイル名 (1 つまたは複数) を指定する。
# bart create -I filename...
例:
# bart create -I /etc/system /etc/passwd /etc/shadow
規則ファイルを使用する。
# bart create -r rules-file
例については、Step 3の制御目録を作成する方法 を参照してください。